ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
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2018年。

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
3年ぶりに賀状を作りました。
イラストは長年の伝統(?)にのっとり、娘たちが担当。

今年は戌年。
犬のように邪気なく、目的に忠実に、きちんと吠える一年にしたいと思います。

ここを訪れてくださるみなさん、そして多くの人々にとって、2018年がなごやかで明るい一年になりますように。

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# by higurashizoshi | 2018-01-04 22:45 | 雑感 | Comments(0)

全日本選手権2017終了、年の瀬

気がつけば、今年もあと4日ですって!
全日本については、女子ショートが終わったところから書いてませんでしたが、男子!
羽生選手というトップスター不在といえども実にスリリングな攻防でした。
全体として疵のない演技がこのところできてない宇野昌磨選手、それでも優勝はしっかり手にしました。そして《第三の男》が誰になるかという争いは、フリーで田中刑事選手と無良崇人選手の一騎打ちに。

無良選手が一世一代ともいえる素晴らしいフリー「オペラ座の怪人」をノーミスで滑り切り、コーチである両親と涙で抱き合う光景にテレビ前でもらい泣き。そして、直後が田中刑事選手。
無良くんも刑事くんも共通するのは、気が優しく謙虚、シャイであるという点。この性格の美点はアスリートとしては時に欠点になり、ここぞというときにメンタル面で押せない、自滅してしまう、という場面が2人ともにこれまで何度も何度も見られました。
その無良くんがここまでやり切り、しかも高得点を叩き出したのを目の当たりにして、刑事くん、もしかしてまた… と思ったのは私の杞憂でした。いやー杞憂でよかった。
無良くんももちろん応援してきたし、最後の五輪のチャンスをなんとかつかんでほしいと思ってました。ただ、刑事くんは関西でずっと練習してきたことから、これまでジュニアのころから何度かチャリティーなどで演技を生で観て、演技後も少しだけお話しする機会があったり、西宮のリンクで偶然練習を間近に見たり、ということがあり。もともと彼のスケートが私はとても好きだったので、応援にも力が入っていたのですよね。特に最近は四回転含むジャンプの成功率が上がっているだけでなく、表現や身体の使い方が非常に洗練されてきて、本当に美しい。

今回、特にすばらしかったショートでの演技です。完璧ノーミスで90点越え!ここでの高得点の貯金が、結果的に無良くんの追撃をかわし、刑事くんをオリンピックに導いたともいえます。
最後のステップシークエンスのときの天井カメラが惜しい!もう少し寄って、表情や表現をよく見せてほしかったな~。




そしてフリー、無良くんのスケート人生を賭けた演技。もう涙なしでは見られません。




ああ、このまま無良くんをオリンピックに行かせてあげたい!ときっと多くの人が思った直後の、刑事くんのフリー。



刑事くんがフリーで鮮やかに決めた4回転トゥループ、この一本が明暗を分けました。

そして激闘のあとなのに、なんとなくほのぼのとする、全日本2017男子表彰台。無良くんの笑顔に胸が痛みつつ。

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無良くん、刑事くんの五輪3枠目争いが一番の注目でしたが、男子で忘れてはならないのは、ついに復活を果たした山本草太選手。
ジュニア時代から日本のトップになることは確実と言われ、平昌五輪出場を目指していた草太くんが相次ぐ大けがにより競技リンクから姿を消して、長い時がたちました。
復活の9月の中部選手権では、まだ一回転ジャンプしか跳べなかった草太くん。その後三回転まで徐々に跳べるようになり、この全日本では見事な演技を見せてくれました。
その滑らかで美しいスケーティングはさらに進化し、表現の奥行きが出て、すばらしい成長を感じました。まだ17歳!これでジャンプが戻ってきたら…本当に楽しみです。




女子に関しては、やはりケガからの復活シーズンだった宮原知子選手が勝ちとった優勝の意味の大きさ。そしてダークホース、坂本花織選手の快進撃と五輪切符奪取。
敗れた樋口新葉選手、三原舞依選手、本郷理華選手、そして本田真凛選手…。どうか気持ちを立て直して、次の派遣試合や来シーズンに新たに力を注いでほしいです。
そして3位に飛びこんだ紀平梨花選手のトリプルアクセル、ショートとフリー合わせて3本という、浅田真央選手以来の快挙。しかもまだ中学生。表現力も兼ね備えたバランスのいい選手で、これからが非常に楽しみです。

ペア優勝の須崎海羽&木原龍一組、アイスダンス優勝の村元哉中&クリス・リード組、それぞれに五輪経験者と初参加の組み合わせとなりました。ペアは須藤&ブードロ=オデ組が国籍問題で五輪出場がかなわないのが残念…。

しかしこの写真、ショーマと刑事くんが異様に可愛くありません?
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ロシアの国内選手権も終了し(CSで放映中)、年明けすぐには全米選手権が始まります。
わが身を振り返れば、仕事納めもして明日からついに!おせち大作戦開始。
喪が2年続いたために3年ぶりのおせち作りなので、何をどうするんだっけ?状態。まあとにかくやらねばです。
今年を振り返って、しばししみじみと何か書けたらと思ってます。


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# by higurashizoshi | 2017-12-28 01:47 | フィギュアスケート | Comments(0)

全日本選手権2017はじまる

おそるおそる確認するに、グランプリシリーズのスケートアメリカの前で更新止まってましたね…?
そのあとスケートアメリカ、グランプリファイナルがあり、そして今日は全日本選手権が開幕。
さっそく女子ショートは大変な展開になっております。たった2枠のオリンピック代表をめぐる、まさにアスリート人生を賭けた戦いがスタート。

個人的には今日一番の演技は本郷理華選手の「カルミナ・ブラーナ」でした。人知を超えた何かが降臨したような、いわゆる《ゾーン》の演技。冒頭から最後まで、ただ惹きこまれました。
演技後、はらはらと落涙する本郷選手を見ながら、テレビの前で涙目でスタオベしました。
出たぞ70点台。ついに回転不足取られず。



ケガで滑れなかった苦しい日々から立ちあがった宮原知子選手の、新たなオーラを放つ演技、まさかのショート1位になった坂本花織選手、ショートでの失敗をどこまで挽回できるかと気がかりな樋口新葉選手と三原舞依選手、トリプルアクセルをこんなに安定して跳ぶ?と驚嘆の紀平梨花選手、などなど、フリーはいったいどうなるんだろう…?

明日は男子ショートです。
このところ(最近ずっとか…)とにかく忙しくて余裕がないのですが、明日はなんとか夕方から時間を空けることができて、家で第1グループからの生中継を観られる予定。

更新してない間にも、いろんなことがあり、福島行ったり、東京行ったり、仕事行ったり、バッハ歌ったり、第九を助っ人で歌ったり、映画観たり、人前で詩に関して話したり、ほかにもいろいろしました。
ここに書きたいなあと思うことがたくさんあるのに、なかなか書けないということが相変わらず続いてます。
全日本のこと、このあとも書きたいとは思っており… ただし実現するかは不明という感じ。
とりあえず男子はオリンピック3枠目が誰になるか、考えるだけで胸が痛い。

迫るクリスマスと年の瀬、そしてお正月。
私にとって、人のためになりたいと思いつつ孤島に逃げたいとも思う、一年でもっともアンビバレンツな季節。


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# by higurashizoshi | 2017-12-22 03:53 | フィギュアスケート | Comments(0)

グランプリシリーズ2017 NHK杯~フランス国際・トピック

タイトル書いててわれながら、あまりのザックリぶりに苦笑。
昨シーズンまでは忙しい中でも曲がりなりにもグランプリシリーズはひとつずつ追いかけて書けてたのに… もはや今季はとうてい追いつけないとすでに観念しました。
もちろん、なんとか競技は観てます。とはいっても数日遅れとか、場合によっては忙しすぎて地上波の録画予約を間違えてて朝イチで驚愕、あわててBSの方でなんとか予約し直したりとか…とてもリアルに楽しむなんて夢という状態。おまけにNHK杯のときなんて、原因不明でケーブルテレビが真っ暗になりBSでのカップル競技の録画がすべてできてなかった…という悲劇に見舞われました。タスケテー!
でもまあ、これまでが恵まれてたのですよね。土日に仕事の方たちは、毎週末のグランプリシリーズをリアルタイムでなんて見られないのが当たり前。私も今は週末の方が忙しい状況なので、ようやくそんなフィギュアファンの苦労がわかるようになりました。

さて。
どんどこどんどこ日は過ぎて、もうグランプリシリーズ、残りはスケートアメリカの一戦を残すのみとなりました(ていうか、もう公式練習始まってますよ!)。
ああー、それにしてもNHK杯、ちゃんと観たかったなあ…(涙)主な演技はNHKのアーカイブスで観られたとはいえ…。
あ、でも男子シングルはちゃんと観られたんですよ。この3戦(中国杯、NHK杯、フランス国際)の中で非常に印象的だったのは、このクワド・クワド・クワド&若さ・若さ・若さ全盛の今のフィギュア界において特筆すべき、NHK杯の男子表彰台。
羽生結弦選手が公式練習中にケガをして棄権、という非常にショッキングな出来事が、試合の流れを大きく変えたといえるでしょう。まったく予想をくつがえす結果となりました。

30歳にしてグランプリシリーズ初優勝を飾ったセルゲイ・ヴォロノフ選手。
ずっと応援してきたヴォロさんがついにグランプリで表彰台の真ん中に…!もう男泣き(私が)。
そして2位に入ったのは、この日28歳の誕生日を迎えたアダム・リッポン選手。
素晴らしいプログラムを昨季から持ちこし、さらにブラッシュアップして完璧に近い演技!
3位には、29歳のアレクセイ・ビシェンコ選手。なんと28~30歳で男子表彰台が占められるという記念すべきNHK杯となりました。

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ヴォロノフ選手は、これまで相次ぐケガもあり、コーチを転々とし、ロシアのスケート連盟から正直冷遇された時期もあり、多くの苦労をしつつも常にモチベーションを保ち、技を磨いてきた選手。そしてシャイで温かい性格が多くの選手から愛されているのです。…男泣き(私がね)。
この3人の笑顔はほんといいですね~。

記念すべきヴォロさんのNHK杯でのほぼパーフェクト!なフリー演技、ご覧ください。
冒頭の鮮やかな飛翔・4回転トゥループ+3回転トゥループはじめ、ジャンプの切れ、おそるべしです。




そして2位のリッポン選手の感動的なフリー演技もぜひ。
このプログラムは彼の代表作となるでしょう。




羽生選手のケガについては、すでにトロントに帰って治療しているという話は聞こえてきましたが、くわしいことはわかりません。全日本まであとひと月。快癒を祈るばかりです。


さて、中国杯ではアイスダンスでついに世界初、総合200点超えの記録が成しとげられました。
そう!私の愛してやまないガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン組が、ついにやりました!
…とはいえ、もちろんライストは観られてない、動画を単独で観るのはがまんして、4日後のCSでの中国杯アイスダンス放映を待っている状態の私。早く観たいなー。

昨シーズンの成績からいって、五輪を制するのはバーチュー&モイア組かと思っていたのだけど、今季いきなり形勢変わってきてますね。一体どうなるのだろう。

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先週末のフランス国際(今季からグランプリシリーズフランス大会は、こういう名称になったんだそうです)では、男子3位に入ったミーシャ・ジー選手の演技に心から感動しました。
ああ、ミーシャ、昨シーズンで予定通りに引退しなくてよかった! こうしてグランプリシリーズの初めての表彰台というすばらしい成果が待っていたのだし、ここまで人の心深くに触れるような美しい《作品》を体現することができたのだから。
宇野昌磨選手は不調ながらもあそこまで持ちこたえたのは、とても貴重な経験になったのではと思います。ハビエル・フェルナンデス選手が、ようやく本領を発揮できてすばらしかった。

心洗われるようなミーシャのフランス国際・フリー演技を振り返ります。




女子では恐るべきザギトワ選手、大器ツルスカヤ選手など、隙間なくジュニアから上がってきた選手たちが列をなしていて、ロシアすごいとしか言いようがないのですが、そのてっぺんにいるメドベージェワ選手が右足の甲を骨折していることが判明、しかもロシア選手がもしかすると平昌五輪に出場できないかもしれないという…。
もちろんドーピング問題はきちんと解明されるべきですが、他国の選手と同様に五輪を目指してがんばってきたロシアの選手たちを軒並みシャットアウトするような決定はしてはいけないと思います。もし本当にそんなことになったら、五輪のフィギュアスケートはどうなるのだろう…?

さてスケートアメリカ、日本からは無良崇人選手、宮原知子選手、坂本花織選手が出場するというのに、なんと関東ローカルでしか地上波放映がない! ということをさっき知りました。なんじゃそりゃあ!?あんまりじゃありませんか…
ともかくBS朝日での放映を録画して、週明けに時間を作って観ることにします。
来週入ったらまた東京に数日行くので、スケアメについて書けるのは、たぶんかなり先になりそう。
ゆるゆる更新ですが、気長にお待ちいただければ。


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# by higurashizoshi | 2017-11-25 01:13 | フィギュアスケート | Comments(0)

2年と5年

以前から予定を入れずにいた日。
昨日は父の2度目の命日であり、大切な友の5度目の命日でもあった。
不思議な偶然で2人が旅立った日が重なり、あまりにも特別な日になったがゆえに、どんな思いで、どんな姿勢でこの日を迎えるか、考え考えしつつも今年もぐんぐんその日は近づいてきた。

前夜、夢を見た。
霧のような靄のようなものが白く立ちこめた湖の上を私は歩いている。
水の上を歩いているのに沈みもせず何の抵抗もない。
歩いていく先の向こう岸に、誰かがいるように思える。
その姿は白い靄にかくれて、輪郭すらさだかではない。
けれど、そこに誰かが立っているという確信が私の中にある。

どれだけ歩けば向こう岸に着けるのかはわからない。
歩いても歩いても、先に進んでいる実感がないまま、息をしずかに吐きつつ、私は歩いていく。
不安なく、かといって幸福感もなく、ただ胸の中にしんしんとしたかすかな痛みがあった。

目が覚めた。
ああ父と友の命日だと思い、身体はまだ湖の上を歩いている感覚のままでいた。
そのとき、ごく自然に心の中で父に話しかけた。ねえ、これって何だったのと。
そしてしばらくしてから、父が亡くなって以来2年間、私は一度も心の中で父に呼びかけたことがなかったと気づいた。そして今初めてそれをしたと。
友には亡くなってから何度となく心で話しかけてきた。でも父にはそれができずにきたことすら、気がついていなかった。

自分の中で何かがほんの少し、開いたのだと思った。これまで、私は父に心を閉ざしていたのだ。
同じように父を急に亡くした経験のある友人が言っていた。
「亡くなって2年くらいは思い出すのもつらかった。でもその後、話したいときにはいつでも話せる、会いたいときにはいつでも会えるようになった。ただ父のいる場所が、この世から私の心の中に移っただけなのよ」と。

午後、海へ行った。
「どこに行きたい?」と聞くと必ず、
「海が見たいな」と言った父。
車で40分かけてこの海まで何度も連れてきた。
父は最後のころは車椅子の上から、じっと海と空を見つめていた。
昨日、その海は静かだった。雲から太陽の光芒が空へとひろがって美しかった。

父のいなくなった世界で2年。そして友のいなくなった世界で5年も生きた。
世界はこんなにも美しく、人は人を相変わらず傷つけ、同時に救い、支えもする。
海を見ながらふと気がついた。夢の中で感じた胸の中のかすかな痛みについて。
あれは《悲しみ》だったんだと。

泣き叫ぶような激しい悲しみではなく、しずかで呼吸のようなやわらかな悲しみ。けれど決して消えることのない悲しみ。
私はそれに気づいて、深く安堵した。
もうこれからは、父に話しかけることができる。そう思った。

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# by higurashizoshi | 2017-11-16 12:09 | 雑感 | Comments(0)
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