ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
by higurashizoshi
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東京・群馬への旅(その2)

私は子どものころから、自分の家の布団以外では眠れないというやっかいな癖をもっている。だから旅の2日目の朝も、ほとんど寝てない状態で起き上がることになった。ぼけぼけのまま荷物の整理。昔住んでいた近くなのでとっても懐かしい下北沢の街に出て、軽く食事して、さて今日の目的地は夢の島である。

夢の島で何があるかっていうと、わが家がもう何年も会員になっているホームシューレの全国合宿(くわしくはこの記事をどうぞ)があるのだ。これは日本各地にいる《学校に行かず家庭で育つ子どもとその親》が年に一度集まって、お泊りしながら交流しようという一大イベント。今年は100人以上が参加すると聞いていたので、なんだかすごいことになりそうだ。

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夢の島は夢とはほど遠いような妙にさびしい感じの場所だった。でも、宿泊もかねた文化スポーツ館の会場に入ると、いきなり熱気むんむん! 全国合宿には以前参加したことがあるとはいえ、長いブランクのあとなのでさすがにタタもミミもちょっと緊張ぎみだ。
私はネット上では親しくなっていてもまだ一度も会ったことのなかった何人もの人に、ここで一気に会いまくることとなり、おまけに何年ぶりかのなつかしい再会も多々あり、ふだん人慣れしてない私の頭はしだいにぼややんと…。その間、タタとミミは子どもコーナーに行って、ほかの子たちとひたすらイラスト描きをしていたらしい。

さて、初対面&再会の嵐もさることながら、会場で夕方から開かれる「子ども市」という自作品の展示・販売で、私は重要な任務があったのだ。ホームシューレ会員でうちの娘たちの地元の友だち・Sちゃんが作った絵本を展示するのである。Sちゃんは今回来られなかったので、この世界でたった一冊の手作り絵本を私が預かってきて展示することになったというわけ。責任重大で手が震えますがな…。どこかでなくしたら、汚したら、なんて考えると卒倒もの。とにかくちゃんとこの絵本をみんなに見てもらって、無事に本人の手に返すまでは気が抜けない!
ホームシューレには子ども会員の月刊交流誌があって、Sちゃんはそこで大変人気のあるイラスト&文章家。あのSちゃんの! ということで「子ども市」が始まるとじきに行列ができるほどで、絵本はたくさんの人に見てもらえた。d0153627_182848.jpg












で、その横でひっそりと(?)ミミは手縫いの人形服を展示していたのです。d0153627_1843973.jpg自分の世界をしっかり守っているタイプのミミが、ここで展示をしようと思い立ったのはかなりの変化。山ほどあるコレクションの中から比較的おとなしめの服を選んで、実にひかえめな展示だったけれど、いろんな人に声をかけてもらえて感想を聞かせてもらい、すごくいい経験になったと思う。例の《ジゼルのドレス》も展示したので、「やっと本物が見られた」って喜んでくれた親子さんがいて、びっくりやらうれしいやら…。
「子ども市」には個性あふれる手作りの品がたくさん並んでいて、たいへんなにぎわいだった。

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子どもは学校に行って育つもの、と思っている大多数の人たちには、こんな世界があるということはほとんど知られていない。ある意味「秘境」みたいなもの、なのかもしれない。学校に行かず、家庭をベースに育っている子どもとその親が100人以上も集まって、しかも深刻に悩み相談とかしてるんじゃなくて、親も子も遊びやおしゃべりに花を咲かせてあっちもこっちも笑いが絶えないなんて、多くの人には想像できないんじゃないだろうか。
もちろん、親同士の話し合いの中には、学校とのつきあい方に悩む人、この国の「学校至上主義」な社会通念からくるあつれきにしんどい思いをしている人の声はいろいろ出てくる。わが家もさんざんあれこれ経験してきたことだ。フリースクールの認知度は少しずつ上がってきたと思うけれど、学校にもフリースクールにも行かずにホームエデュケーション(ホームスクーリング)していますというと相手はポカーンとし、場合によってはパニックになってお決まりの「社会性」「集団生活」「学力」「将来」などなどの詰問オンパレードになりかねない。
学校以外の育ち方があっていいのだ、それが認められるようにというシンプルな願いは簡単には認知されないだろうけれど、元気をたもちながらいろんな人とつながりながら、多様さがうけいれられる世の中をめざしたいとあらためて思えた。

この日は《夜の部》(ビールあり)もあって、さらに宿泊の部屋で大人同士のおしゃべりも楽しみ、そしてやっぱり私はよその布団ではまったく眠れず(タタとミミはぐっすり!)、またまたぼけぼけの翌朝は登山家でありホームシューレ会員でもあるTさんのお話をみんなで聴いてから、名残惜しくみなさんと別れを告げた。
それから私たち3人は一路都心へ。次の予定は旧友との再会…。
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by higurashizoshi | 2009-12-15 18:27 | 不登校とホームスクーリング | Comments(2)
Commented by てんこ at 2009-12-18 06:40 x
ジゼルのドレス、本当に素敵でしたよ。

お話したのは少しだったけど、higurashizoshiさんにお会いできて
嬉しかったです^^
Commented by higurashizoshi at 2009-12-20 09:49
てんこさん
ありがとうございます!
もう少しお話しできたらよかったですね。
でも声かけてくださってすごくうれしかったです。
遠くにいるのにこういうふうにつながっているのってなんだか
不思議ですね~

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