ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
by higurashizoshi
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ママ友ではなく友である

東京・群馬に行って友人たちに再会し、最後の2日間はホームシューレの全国合宿で、たぶんこれまでの合宿で一番充実して楽しかった。
ホームシューレはかつてタタとミミのために参加したのだけど、今は子どもたちより私自身がそこでの友人関係に支えられているかも。遠くにいてふだんはほとんど会えないし、考えてみれば顔を合わせてじっくり話したこともあまりなくて、メールのやりとりやホームシューレの親サイバーの書き込みで交流してる程度という人も多い。

子どもが学校に行かず育っている、そのことを積極的に「いい」と思っている。
共通点といえばそういうところ? でもいわば、みんなが電車で行くところを徒歩で、地図もなく行くという人生を選んで、それを楽しむというのは、なかなか渋い方たちではないか。そのあたりがウマが合うというか、信頼感がすーっと通うのだろうなと思う。

私自身は地元で「あそぼうかい」のつながりもあるし、「ホームスクーリングネットひめじ」でのつながりもあるし、そのそれぞれで少しずつカラーが違っていて、そしてこのホームシューレでもまた違う面白さがある。
「あそぼうかい」は多種多様な子どもと大人の交差点のような場所で、「ホームスクーリングネット」はまさにホームスクールを実践する家庭的なつながりの場。しっかりと家庭を守っている《お母さんらしいお母さん》が多い。
ホームシューレは会員も全国に散らばっていて、家庭のあり方もそれぞれで、専門職で働いている親も多く、個性的な人がたくさんいる。今回の合宿でも、元来《ママ友的社交》がものすごく苦手な私にとって、よけいな気づかいなくスッと話せる人が不思議とここには多いなぁと改めて思った。

世間一般(といっては変だけど)のお母さんたちと話すと、「そこまで自分の子どもを悪く言わんと社交できんのですか?」と言いたくなることがしばしばある。
何もできない、言うこときかない、成績悪い、それにくらべてお宅は(もしくはどこどこさんちは)いいわねー、これからが楽しみねー。
ほんとは自分の子どもなんだからかわいいだろうし愛してるだろうに、なんだかそんなこと言ったら村八分になってママ友界の座敷牢に閉じ込められちゃうかのようだ。と思うはしから身体がムズムズしてきて、早く家に帰りたくなる。

ホームスクーラーやホームエデュケーション(それにしても何か統一したいい訳語はないものか)を選択した親と話すと、こういうよけいなストレスがなくて大変気持ちがよろしいのである。
もちろん、ときにガッツのある母に出会い、子どもが学校行きつつとってもいい感じに個性的に育っていて、「おっ」とうれしくなることはある。要は自分の人生を自前で選んで自前で生きてるかどうかということなのだ。学校に行ってる/行ってないは表面にあらわれる形にすぎない。他人と比較して上か下かとやっている限り、「これでいいのだ」という平穏は得られない。

と、エラそうに言っているが私自身がこんなふうに考えるようになるのには高い高い授業料が要り、それこそ七転八倒、暗中模索、人生底なし、ディープリバーを溺れ泳ぎながら息つぎの仕方をようよう覚えて今に至るのである。
つまりそのくらいの経験をしてやっと、こんな簡単な真理にたどりつけた程度に、私は無自覚でおろかな親だったということ。
とりあえず「いい母」じゃなくても、ちゃんと「母」になれたと思えるようになったのも最近のことだ。

私の個人的にすごく親しい友だちは、独身だったり子どもがいない人がなぜか多くて、私自身そういう友と話すほうが楽だったりする。
とはいえ親として分かち合いたい感情とかもあるわけで、それだけどママ友苦手な私にとって、ホームシューレをはじめとする親同士の関係は稀有なもの。いずれ子どもたちがもっと大きくなってホームシューレを《卒業》したあとも、このつながりを続けたいね、と合宿の夜の大女子会(?)で語り合ったのがうれしかった。老後の楽しみが、またひとつ。


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by higurashizoshi | 2012-04-03 15:36 | 不登校とホームスクーリング | Comments(2)
Commented by かっぴょん at 2012-04-05 11:22 x
合宿で同じお部屋にお泊りまでできて、嬉しかったです。

higurashizoshiさんとは、タタちゃんと娘の年齢が近く、ホームシューレに参加したのも同じ頃からなので、ずっと一緒に育っている「同級生のおかあさん」的な親しい気持ちでいます。
でも、会って話すのは、やっと3回目なんですよね。

自分の子どもを悪く言う、おかあさん集団の会話、わたしも苦手です。
ああいう会話していて楽しいんだろうか?と、わたしはいつも疑問に思ってしまいます。

わたしは楽しくないなぁ~
なんか話していても実がないというか、うわべだけで会話してる感じで、早く帰りたくなります。

でも、今の子どもたち、学校からずっとこんな感じの会話なのかな?それで、大人になっても同じパターンで会話してるのかな?

ホームシューレのお母さん達は、基本的にシャイ(あるいは元シャイ)の人が多いと感じてます。
そういう似たもの同士だから、余計話がしやすいのかな~
Commented by higurashizoshi at 2012-04-06 10:39
かっぴょんさん
いや~、やっと同衾…じゃなかった同室できましたね~!
会って話すのは3回目? たったそれだけでしたっけ?
なんだか不思議な感じ…。

そう、自分の子どもを悪く言う、あと夫を…というパターンもあって、身内を低く見せるという謙譲の美徳?とも思うけど、なんだろうこれは…といつも疲れちゃいます。
自分の母親も昔そういう社交をしていて、たまにその場に遭遇するとめっちゃいたたまれなかったわ~

だから、素直にわが子のいいところ、好きなところを(別に自慢じゃなく自然に)話せる関係って、すごくいいと思うのです。
私、子どものいる友だちがほとんどいなかったので、子どもを持ってからけっこう親同士の関係に戸惑うことがあって。
でもその中でもタタの保育園時代にいい関係の親同士の友情ができたり、その後はホームシューレに出会ったりして恵まれてるな~と思います
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