ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
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グランプリシリーズ開幕 スケートアメリカ男子

いや~終わりました、スケートアメリカ。
グランプリシリーズとうとう開幕!と武者ぶるいしていたところ、フタを開けてみると男子は予想をくつがえす結果。
いやもう、正直めげました。全世界で多くの高橋大輔ファンが、今なんともいえない、こう不安を打ち消したくて頭ぐらぐらするような気持ちで過ごしていることでしょう。


まずは男子の表彰台から。
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優勝は町田樹選手。2位はアメリカのアダム・リッポン選手、3位は同じくアメリカのマックス・アーロン選手でした。

これ、おそらく大方の誰もが予想しなかったラインナップだと思う。
アーロンくんは四回転ぶっとび男なのでメダルの可能性はありだったけれど、あとの2人はまさに、ダークホース。


まずはまっちー。
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ぶっちぎりました。しょっぱなから見事にショートプログラムとフリー、ぶっちぎりでそろえてきました。
四回転スムーズに跳べるようになってるらしいとは聞いてはいたものの、ここまで安定して涼しい顔で複数回跳べるようになってるとは、ほんとうに驚き。昨シーズンのまっちーとは別人のようです。
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自己ベストをめちゃくちゃに更新して、初戦でいきなり高みに立ち、ソチ行き切符の一枚は僕がもらいますと公言するまでに。自己の哲学を織りまぜた饒舌インタビューにも、気負いとプライドがにじんで初々しいぞ!
さてシーズンが進んでいく中で、まっちーはこの絶好調を維持できるか否か。


2位のアダム・リッポン選手。
実は以前から好きでした(告白)。スケーティング技術やジャンプはこれまでそれほど安定していなかったものの、とにかくこの人は滑る姿が美しい。高貴です。
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この数年は迷走もあり、「リッポンくんなぁー」と思っていたのだけど、今回はひさびさに会心の《高貴なるアダム・リッポン》が帰ってきただけでなく、強靭さもプラスされてかっこよかった! 久々のグランプリシリーズのメダルおめでとう!


5位に入ったジェイソン・ブラウン選手。
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実はこの人も好きなんです(告白)。今季ジュニアからシニアに上がってきた18歳。高い柔軟性を生かしたしなやかさ、そして音のとらえ方がすごく上手。観ていて快感です。
ジャンプはまだ四回転を入れてない構成ながら、今後大きな成長を予感させるスケールの選手。しかも彼、オンアイスではかっこいいのに、氷から上がると…乙女ちゃんなんです。

「きゃっ!すごい点でちゃった!」
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「らぶー!」
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いつもキスクラではコーチにこうやってしなだれかかる乙女ちゃん。
この素直さ、もう目が離せません。



小塚崇彦選手は、けして調子は悪くなかったと思うのに、惜しいところのジャンプミスが重なって点が伸びず、思いがけない6位という順位に終わった。
昨シーズン後半の悔しさを晴らし、ソチに行きたい思いは彼ももちろん強いはず。挽回を祈ります。
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そして、高橋大輔選手は4位。
かろうじてこの位置に踏みとどまった、といわざるをえないのがなんともつらい。
でもこれが今回の、現実。

体調なのか、靴なのか、メンタルか、不調の原因はいろいろ考えられる。それは本人と周りのスタッフが一番よくわかっていること。
仕上がりが早いといわれていたショートプログラムですら、氷上に出てきたときから精気が感じられなかった。「ヴァイオリンのためのソナチネ」の最初の一音が鳴り始めたときに、いつもなら憑依するはずの何かが、まるでどこかに行ってしまってるような。
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フリーの「ビートルズメドレー」も、幸福感を振りまく余裕はまったくなく、なんとか曲についていくだけのハラハラ具合。
いや、もちろんステップ、身体の使い方、あらゆるスケーティングにおいて、ほかのどんな選手にもできない凄いことの連続ではあるのだけれど。
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四回転が決まらないことは、現状としてしかたがない。
それ以外のジャンプが崩れていくことも、ここまでとは思っていなかったにしても、ありうることではある。
気になるのは演技後のキスクラやインタビューでの彼の表情や態度。
ひさびさにトリノ五輪あたりまでの、演技での失態後お決まりだった、投げやりに自嘲してはしゃいでみせる小僧時代を思い出してしまった。
長らく見なかった、高橋大輔のこんな自虐の顔。
今回、ジャンプの失敗よりも、演技の不首尾よりも、このことが一番心に痛かった。

と同時に、ここからなのかも、とも思った。
ベテランの風格を捨て去った、生の顔。悔しくて、情けなくて、不安で、全然かっこよくない高橋大輔。ここからまた這い上がって、彼がどこまで行けるのかを見届ける。
いきなり切り立った山が目の前に、いや断崖絶壁? 大ちゃんファンは最後の競技シーズンも翻弄されまくることになるんだなあ。きっときっと、彼ならできると信じて。
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by higurashizoshi | 2013-10-22 01:28 | フィギュアスケート | Comments(2)
Commented by きのこ at 2013-10-22 17:01 x
コラコラ気が多いぞ
しかしお互い「デリケートな想い人」にハラハラドキドキさせられますなぁ
まっ、そんなこんなすべてひっくるめて好きなんですけどね~ねっ
Commented by higurashizoshi at 2013-10-24 00:38
きのこさん
へへへへ…好きといっても淡いのから濃いのまでいろいろありますよね~

想いがなければ、こんなに心が乱れることもないんだけど…
この秋から冬は心臓に毛を生やさないとやっていけない感じです~

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