ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
by higurashizoshi
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グランプリシリーズ第2戦 スケートカナダ

グランプリシリーズが開幕すると、とにかく毎週大会があるのであっという間に日がたってしまう。
その間にも実家の小康状態を見すえながらタタと上京、最短コースでいろいろと人に会ったりして、戻ってきたと思ったらもう第2戦のスケートカナダ。ていうか、もう終わってしまいましたよ。
今回は女子は見ごたえあり、男子はかなりの自滅組が目立つ試合となりました。ペアの放映はCSでこれから、アイスダンスは例によって例のごとく、いまだ放映予定すらアップされてないという状況。カップル競技のこの扱いのひどさ、ほんとに何とかならないのだろうか。ああ、早くアイスダンスがまともな画質で観たい。


男子表彰台。
1位カナダのパトリック・チャン選手、2位羽生結弦選手、3位織田信成選手。
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結果としてはこうなった、という感じ。なにせ、今回の男子は非常に多くの選手にショート、フリー通してジャンプをはじめとするミスが頻発、得点としては世界王者パトリック・チャンにして、スケートアメリカでの町田選手を下回ったという。もちろん、それだけまっちーが高得点を出したということでもありますが。
パトチャン、それでもやっぱりスケーティングの質がまったく他選手と別次元。ソチに向けて用意したフリー『四季』も、オーソドックスながら気品のある、よくできたプログラムだった。
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羽生くんは、内容的にはよく2位にとどまったなと感じるほど、今回は空回りだった。
すべての試合を勝ちに行く、行けるはずだという強気が、彼の場合何かがうまくかみ合わなくなるとガタガタと演技が崩れる結果につながる。
何のストレスもなく跳べていたはずの4回転トーループも、ショートでは転倒、フリーでも着氷乱れで一度降りたのみ。
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ショートプログラムを昨シーズンから続行にしたのも、今のところマイナスに働いていると思う。二度も世界歴代最高得点を叩き出して人々に記憶されたプログラム『パリの散歩道』を再度滑るのだから、昨シーズン以上の出来でなければなかなか高評価は出てこないだろう。
しかし絶対に弱気にならないのがこの若者。悔しさのカタマリだった今回のリアクションを見ていると、おそらく次の試合からは調子を上げてくるだろうと思われる。


織田くんはジャンプミスもあったものの最小限に抑え、まずまずの滑りでグランプリシリーズをスタートできた。
高い能力を持ちながら、大きな試合になるとメンタルの部分でつまずき、なかなか結果を出せないことが多い彼。高橋選手と同様、織田選手も今季がラストシーズン。笑顔で終われるように(でも大ちゃんは蹴落とさないでくれ~!)
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ほかにも触れたい選手はいるのですが、とり急ぎ女子へ。
表彰台はこの3人。
1位ロシアのユリア・リプニツカヤ選手、2位鈴木明子選手、3位アメリカのグレイシー・ゴールド選手。
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出たーっ! と思わず叫んだのが1位に躍り出たリプニツカヤ選手。まだ15歳になったばかりで、とにかくすごいジャンプとすごい柔軟性、身体能力。しかも彼女、年齢制限ぎりぎりでソチ五輪に出場できるんですねえ。逆にわずかな年齢制限ぎりぎりでトリノ五輪に出られなかった浅田真央さんを思い出す。あの時期、ジャンプ無敵だった浅田選手がもしトリノに出場していたらどうなっていたかな、などと考えてしまう。

というくらい、今のリプちゃんの勢いはすごいです。昨シーズンはまだ正直《軟体少女》というイメージだったけど(真一文字になってしまうスピンとか、曲芸みたい)、今季は思いっきり五輪ねらってきたのがありありとわかる、表現面でも瞠目すべき成長ぶり。
とはいっても、まだまだ幼く、スケーティングも荒い。そこを補うのがプログラムの妙。
特にフリーのプログラム『シンドラーのリスト』は、こうきたか!と思わずうなるような作りです。

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映画を観た方はすぐにピンとくると思うのだけど、「シンドラーのリスト」でユダヤ人狩りがおこなわれるシーンに、何度か真っ赤なコートを着た少女が登場する。遠景で映し出されるだけだが、モノクロのシーンにその少女の赤いコートだけがカラーで、とても印象に残る。
リプちゃんのこの衣装、私にはそのコートを模した(つまり狩られる側だった少女を演じている)と思えてならない。ちょっと、あざといかな?と思うほど、これはヨーロッパを中心とする観客の、そしてジャッジの心もつかむ作戦ではないだろうか。終始憂いを秘めた表情で演じられるこのプロ、少女期の彼女にしか演じられないグッとくるものが詰まっている。


そして2位に入ったのが、あっこちゃん! よかった!
1位のリプちゃんと13歳の年齢差。これが大人のスケートだ!と見せつけられるような滑りに、思わず胸が熱くなりました。
ジャンプのミスが少しあったものの、非常に落ち着いて上手にリカバリーをおこない、しっかりと順位をたぐりよせたのは本当に立派。もちろん演技構成点は全選手中ダントツ一番です。

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ショートの「愛の讃歌」、フリーの「オペラ座の怪人」と、今季は比較的王道なプログラム。
昨シーズンの「キルビル」、そして特にフリーの「オー」の、彼女にしか出せない個性的なプロが大好きだった私としてはちょっと「どうかな?」という気持ちがあったのだけど…
集大成でもあり、最後の五輪シーズンでもある今季に、自分自身これがやりたいと思える音楽で、彼女の美点をよく知るマッシモ・スカリとパスカーレ・カメレンゴ振り付けで、どちらもとても素敵なプログラムが出来上がったと思う。
あっこちゃんにとってのグランプリシリーズ初戦、いいスタートが切れて本当によかった!

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そして休む間もなく、すぐに始まる第3戦の中国杯。
今度は時差がないから?CSで生放送してくれるのですが、予定がありほとんど生では見られないのが残念すぎる!
そしてスケート以外のことがなかなか書けないのが困ります…
[PR]
by higurashizoshi | 2013-10-30 01:36 | フィギュアスケート | Comments(0)
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