ひぐらしだより
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カナダ選手権2014
全日本の振り返り、女子をちゃんと書いてないうちにアメリカとカナダのナショナルが始まってしまいました。
この時期はCSでジュニアのグランプリシリーズの放映もあるので、とにかく録画と視聴に明け暮れることに。
まずは、すべて終了したカナダ選手権から。
(この試合が同時にソチ五輪代表選考となります。今回の全日本とは違い、カナダはこの国内選手権の上位イコール五輪代表ということになる模様。)
ただし、今回カナダ選手権はライブストリーミング(ネット上での生中継)が見られなかったので、内容は後日CSで放映されるのを待つのです。Youtubeには上位選手の演技動画は上がってるはずだけと、全体の流れの中で観たいので、結果とプロトコル(得点表)だけ見て、演技の方はがまんして放映待ち。
カナダ選手権男子結果
1位 パトリック・チャン選手
2位 ケヴィン・レイノルズ選手
3位 リアム・フィリス選手
1位は当然のパトリックですが、どうやらけっこうジャンプにミスがあった模様。一番のピークはソチに持っていくということなのだろうか。
世間では、というかフィギュアに詳しい方の意見でも、ソチの金メダルはほぼパトリックか結弦くんのどちらか、ということになっているらしい。結弦くんがパトリックと張り合う金メダル候補にまで短期間でのぼりつめたのは、本当に驚異。
ファンとしてはもちろん大ちゃんに金を獲ってほしいけれど、痛んだ右足で調整する彼に、4回転×複数回の成功が必須の金メダルを狙えとは言えない…。心の中でただ祈るのみ。
にしても、パトリックが本当にソチで実力を発揮できれば、間違いなく彼が金メダルを手にする。彼がショートもフリーもノーミスなら、結弦くんであろうと誰であろうと、彼には勝てない。今のパトリック・チャンとは、そういう選手。
しかし、まさかの大ミスもけっこうある選手なので、もしソチでミスしたら、これはわからなくなる。
2位のケヴィンくん、スケート靴の調整がうまくいかずグランプリシリーズを丸々欠場してしまったので心配していたものの、なんとか2位に滑り込みました。やれやれ。
3位のフィリスくん(地味な選手なのですが、今回大躍進)までがソチ五輪の切符をほぼ確実にしました。
私のごひいきのジェレミー・テン選手は6位に終わってしまった。嗚呼…
カナダ選手権女子結果
1位 ケイトリン・オズモンド選手
2位 ガブリエル・デールマン選手
3位 アメリー・ラコステ選手
順当にオズモンド嬢が1位に。ケガもありましたがうまく調整して着実にソチの切符をつかみました。なんちゅうか、華があるというより花柄のゴムまりみたいなものすごいエネルギッシュな選手です。
カナダ女子は五輪枠が2つなので、国内ナンバー2だったラコステ選手は3位に終わってソチ行きをほぼ逃しました。泣いてるだろうな…と思うとつらい。
カナダ選手権ペア結果
1位 メーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード
2位 キルスティン・ムーア=タワーズ&デュラン・モスコビッチ
3位 ペイジ・ローレンス&ルディ・スウィガース
こちらはカナダペア3強が順当に入りました。国内でトップの座を争ってしのぎを削る2組のうち、今回頂点に立ったのはデュハメル&ラドフォード組。
高橋成美選手とペアを組んでいたマーヴィン・トラン選手は、新たな相手と組んで惜しくも4位。高橋成美&木原龍一組が繰り上がりでペアの個人戦にも五輪出場を決めた一方で、国籍問題でペア解消したマーヴィンが五輪に行けないという顛末… なんとも切ないです。
カナダ選手権アイスダンス結果
1位 テッサ・ヴァーチュー&スコット・モイア
2位 ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ
3位 アレクサンドラ・ポール&ミッチェル・イスラム
今回、何がうれしかったってこのアイスダンスの結果!
もちろんバンクーバー金メダリストのヴァーチュー&モイア組、後を追っているウィーバー&ポジェ組が1位と2位、というのはもう決まっていたようなもの。
カナダのアイスダンス、ソチ五輪の代表枠は3。
つまり、この国内選手権で3位に入ったカップルがソチに行けるということ。
その3位をめぐる熾烈な争いで勝利したのがポール&イスラム組!
このカップル、4年以上前に世界ジュニアで観たときに、ハートに「ずっきゅーん」と来て惚れ込み、ずっと追いかけてきたのだけどシニアに上がってからなかなか芽が出ず…。
肝心なときにミスをしてしまうことが多くて、こんな美しいスケーティングを持つ可憐でノーブルなカップルが、多くの人に知られずに日陰の花のごとくひっそり息づいてるなんて!…と、やきもきしながら見守っていた。
そしてこの大一番についに決めてくれました! これで彼らも大きく次のステージに上がることができる。本当によかった!
ただ、4位に終わったギルス&ポワリエ組も大好きなカップルで、しかも大阪の四大陸選手権を観に行ったときに廊下で偶然遭遇し、お話しして写真まで撮らせていただいたのがこの2人…
彼らもソチにどんなに行きたかったことか…と思うと切ない。
というわけで、次回は全米選手権について。
日本時間で今日(13日)の明け方には男子フリーがおこなわれ、決着がつきます。ショートで奇跡のようなパーフェクト演技で首位に立ったジェレミー・アボット選手が、フリーでも一位を守れるかどうか?
全米、ほかはすでに終わっているけど、いやすごかった。女子が特に。
すぐに書けないかもしれませんが、しばしお待ちください。
この時期はCSでジュニアのグランプリシリーズの放映もあるので、とにかく録画と視聴に明け暮れることに。
まずは、すべて終了したカナダ選手権から。
(この試合が同時にソチ五輪代表選考となります。今回の全日本とは違い、カナダはこの国内選手権の上位イコール五輪代表ということになる模様。)
ただし、今回カナダ選手権はライブストリーミング(ネット上での生中継)が見られなかったので、内容は後日CSで放映されるのを待つのです。Youtubeには上位選手の演技動画は上がってるはずだけと、全体の流れの中で観たいので、結果とプロトコル(得点表)だけ見て、演技の方はがまんして放映待ち。
カナダ選手権男子結果
1位 パトリック・チャン選手
2位 ケヴィン・レイノルズ選手
3位 リアム・フィリス選手
1位は当然のパトリックですが、どうやらけっこうジャンプにミスがあった模様。一番のピークはソチに持っていくということなのだろうか。
世間では、というかフィギュアに詳しい方の意見でも、ソチの金メダルはほぼパトリックか結弦くんのどちらか、ということになっているらしい。結弦くんがパトリックと張り合う金メダル候補にまで短期間でのぼりつめたのは、本当に驚異。
ファンとしてはもちろん大ちゃんに金を獲ってほしいけれど、痛んだ右足で調整する彼に、4回転×複数回の成功が必須の金メダルを狙えとは言えない…。心の中でただ祈るのみ。
にしても、パトリックが本当にソチで実力を発揮できれば、間違いなく彼が金メダルを手にする。彼がショートもフリーもノーミスなら、結弦くんであろうと誰であろうと、彼には勝てない。今のパトリック・チャンとは、そういう選手。
しかし、まさかの大ミスもけっこうある選手なので、もしソチでミスしたら、これはわからなくなる。
2位のケヴィンくん、スケート靴の調整がうまくいかずグランプリシリーズを丸々欠場してしまったので心配していたものの、なんとか2位に滑り込みました。やれやれ。
3位のフィリスくん(地味な選手なのですが、今回大躍進)までがソチ五輪の切符をほぼ確実にしました。
私のごひいきのジェレミー・テン選手は6位に終わってしまった。嗚呼…
カナダ選手権女子結果
1位 ケイトリン・オズモンド選手
2位 ガブリエル・デールマン選手
3位 アメリー・ラコステ選手
順当にオズモンド嬢が1位に。ケガもありましたがうまく調整して着実にソチの切符をつかみました。なんちゅうか、華があるというより花柄のゴムまりみたいなものすごいエネルギッシュな選手です。
カナダ女子は五輪枠が2つなので、国内ナンバー2だったラコステ選手は3位に終わってソチ行きをほぼ逃しました。泣いてるだろうな…と思うとつらい。
カナダ選手権ペア結果
1位 メーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード
2位 キルスティン・ムーア=タワーズ&デュラン・モスコビッチ
3位 ペイジ・ローレンス&ルディ・スウィガース
こちらはカナダペア3強が順当に入りました。国内でトップの座を争ってしのぎを削る2組のうち、今回頂点に立ったのはデュハメル&ラドフォード組。
高橋成美選手とペアを組んでいたマーヴィン・トラン選手は、新たな相手と組んで惜しくも4位。高橋成美&木原龍一組が繰り上がりでペアの個人戦にも五輪出場を決めた一方で、国籍問題でペア解消したマーヴィンが五輪に行けないという顛末… なんとも切ないです。
カナダ選手権アイスダンス結果
1位 テッサ・ヴァーチュー&スコット・モイア
2位 ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ
3位 アレクサンドラ・ポール&ミッチェル・イスラム
今回、何がうれしかったってこのアイスダンスの結果!
もちろんバンクーバー金メダリストのヴァーチュー&モイア組、後を追っているウィーバー&ポジェ組が1位と2位、というのはもう決まっていたようなもの。
カナダのアイスダンス、ソチ五輪の代表枠は3。
つまり、この国内選手権で3位に入ったカップルがソチに行けるということ。
その3位をめぐる熾烈な争いで勝利したのがポール&イスラム組!
このカップル、4年以上前に世界ジュニアで観たときに、ハートに「ずっきゅーん」と来て惚れ込み、ずっと追いかけてきたのだけどシニアに上がってからなかなか芽が出ず…。
肝心なときにミスをしてしまうことが多くて、こんな美しいスケーティングを持つ可憐でノーブルなカップルが、多くの人に知られずに日陰の花のごとくひっそり息づいてるなんて!…と、やきもきしながら見守っていた。
そしてこの大一番についに決めてくれました! これで彼らも大きく次のステージに上がることができる。本当によかった!
ただ、4位に終わったギルス&ポワリエ組も大好きなカップルで、しかも大阪の四大陸選手権を観に行ったときに廊下で偶然遭遇し、お話しして写真まで撮らせていただいたのがこの2人…
彼らもソチにどんなに行きたかったことか…と思うと切ない。
というわけで、次回は全米選手権について。
日本時間で今日(13日)の明け方には男子フリーがおこなわれ、決着がつきます。ショートで奇跡のようなパーフェクト演技で首位に立ったジェレミー・アボット選手が、フリーでも一位を守れるかどうか?
全米、ほかはすでに終わっているけど、いやすごかった。女子が特に。
すぐに書けないかもしれませんが、しばしお待ちください。
by higurashizoshi
| 2014-01-13 01:35
| フィギュアスケート