ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
by higurashizoshi
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ソチ五輪ペア フリー

ソチ五輪ペアの競技が昨夜、というか今日明け方に終了しました。
フリーの戦いは予想通りの展開あり、予想外の波乱もあり、最後は涙、涙…。やっぱりオリンピックはオリンピック。あまりにも特別の舞台。


ペアフリー、NHK総合で全部生中継の予定が、女子モーグルで日本人選手が決勝に残ったことで(たぶん)いきなり放送予定が変わってしまい、最初のグループの滑走だけ中継して突如ブツ切れに。
それに関する中継スタジオからのフォローもなく、いったいどこで見られるの!?とツイッター上でもフィギュアファンがパニックに。
私も大あわてでネットでライブストリーミングを探し、米NBCのストリーミングであやうく続きを生で観ることができました。そしたら解説がジョニー・ウイアーとタラ・リピンスキー! 
画質は悪いしカックンカックンしてたけど、ともかくライブで観られたし、ジョニーの解説も聴けたので(ていったって英語だから雰囲気しかわかりませんが)まだしもラッキーでした。

にしてもNHK、あとになって明け方の3時半から最終グループだけ録画で見せてお茶をにごすっていうのは…あんまりじゃないかい? 高橋&木原ペアがショートで敗退して、日本人選手が出てないから、とりあえず金メダルのヴォロソジャール&トランコフだけ見せといたらよかろう、ということなんだろうか。
放映予定を信じて、深夜まで起きて全競技を観ようとしてたフィギュアファンにとっては思いもよらない仕打ちで、ストリーミングを見つけられなかった人の多くはあきらめてしまったらしい…。



さて、ソチ五輪ペア・フリーの結果です。

金メダル、タチアナ・ヴォロソジャール&マキシム・トランコフ。
どう転んでも金、というくらい絶対視されている中、ロシア自国開催のものすごい重圧と戦い、おそらくは不安と戦い、ついにそれに打ちかった二人。
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演技終了直後に顔を両手でおおい慟哭したタチアナさんと、氷につっぷして動けなかったトランコフくん。
ここまで金メダル確実といわれていたゆえの、長い長い道のりの果てがこの場所なのだと、ここに勝者として立てることの奇跡を痛感した瞬間でした。
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最初のスロージャンプで珍しくタチアナさんが手をついた以外、目立ったミスはなし。おそらく慎重になっているゆえのスピードのなさ、全体のキレの緩さはあったものの、確実に金メダルをつかみ取るための演技としては十分でした。
いやもう、ミスがないことを祈りながら息をとめて観てました。ああしんど。でもよかったわあ。本当におめでとう!
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銀メダル、ロシアのクセニア・ストルボワ&フョードル・クリモフ。
なぜかNHKのアナもスタジオ解説も「キリモフ」って言ってたんですけど、クリモフくんですから。まあ、間違えられてしまう程度の知名度だってことなんでしょう。だのに銀メダル。まさか銀メダル。こんなことってあっていいの?
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サフチェンコ&ゾルコビーが、そしてパン&トンがミスをしなければ順位は変わっていたはず… とはいえ、ストクリがここまで完璧でしかもアグレッシブな演技をしなければ、もちろんメダルは獲れなかった。
ショートに続いてすべてのエレメンツでノーミスだっただけでなく、とにかくすべての演技の流れに切れ目がなく、勢いにみちていて。そして最後までそれがまったく衰えることがなかった。
「アダムス・ファミリー」なんていうベタな選曲で、どう考えてもシーズンオフの段階では五輪メダル狙う想定じゃなかったよね…この二人に合ってるプロとも思えないし。でもそれなのに、それなのに、これで銀メダル獲っちゃったよ!?
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以前からのファンだからもちろんうれしいけど、この大番狂わせにいまだ戸惑ってます。
正直にいえば、現役最後のパン&トンにメダルを獲ってほしかった!





銅メダル、ドイツのアリョーナ・サフチェンコ&ロビン・ゾルコビー。
嗚呼。バンクーバーと同じメダルの色になりました。彼らはこの演技をもって現役を引退します。
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これまで、ほぼ常に手堅く高度なエレメンツを決めてきたサフゾルに、この最後の最後の演技で、彼ららしくない大きなミスが二つ出ました。
ソロジャンプでゾルコビーくんが転倒。非常にめずらしいミスです。
そして最後のスロージャンプでサフチェンコさんが転倒。ここが決まっていたら、メダルの色は銀になっていたかもしれない。
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ウクライナからドイツに国籍変更して世界のトップへ向かったサフチェンコさんと、タンザニア人の父とドイツ人の母から生まれ、シングルからペアに移ったゾルコビーくん。欧米ではめずらしくないこととはいえ、まったく異なる出自の二人はお互い別のパートナーを経たのちに固いタッグを組み、度重なるケガや手術を乗り越えて世界選手権で4度の金メダル、オリンピック銅メダルという輝かしい成果をおさめてきました。
いつも新しいジャンルのプログラムにチャレンジする彼らに楽しませ、感動させてもらってきたこと。今はただ、心から感謝したいです。





4位、中国のチン・パン&ジャン・トン。
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メダルには届きませんでした。
でも彼らもおそらく現役最後の演技である「夢やぶれて」、万感をこめた演技に最後の方は涙が止まらず。トンさん、何度も復帰があやぶまれてきた腰の状態をどう調整してこのラストシーズン、五輪まで来たのだろう。

このプログラムも、この二人にしかできないしっとりとした情感あふれるプロでした。度肝を抜くような力技が目立つ中国ペアの中にあって、高い技術とともに美しく気品のある表現力をたもち続けたパン&トン。
二人とも34歳までこうして第一線で戦い続け、長い競技生活の中には栄光と苦しみがたくさん詰まっていたことでしょう。現役を退いたあとは、やっとふつうの夫婦としての休息の日々が待っているのかな。でも、できればアイスショーには出てほしいし、いずれぜひコーチとしてリンクサイドでお顔を見たいです。
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このあとのペアもひとつひとつコメント書きたいところですが、またも時間がなく、しかも今夜の男子ショートを思うと完全に地に足がついてない。ということで5位以下、写真のみご紹介。


5位がカナダのクリスティン・ムーア=タワーズ&ディラン・モスコビッチ。
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6位、ロシアのヴェラ・バザロア&ユーリ・ラリオノフ。
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7位、カナダのミーガン・ディハメル&エリック・ラドフォード。
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8位、中国のチェン・ペン&ハオ・ジャン。
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9位、アメリカのマリッサ・キャステリ&サイモン・シュナピア。
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10位イタリアのステファニア・ベルトン&オンドレイ・ホタレック。
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渾身の戦いを見せてくれたペア出場選手のみなさん、本当にお疲れさまでした!
そして…
あと5時間あまりで男子ショートプログラムがはじまります。
ずっとずっと先のことだと思っていたのに、その日ってやっぱり来るもんなんですね。
覚悟は重々していたつもりだったけど、今から、心臓を体内にたもっておける自信がありませんです。はっきりいって観るのがこわい。
ただただ、ショートもフリーもみんな力を出し切れますように。
そして大ちゃんの右ひざが、どうかあと2度のプログラムを持ちこたえることができますように。
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by higurashizoshi | 2014-02-13 20:08 | フィギュアスケート | Comments(0)

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