ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
by higurashizoshi
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世界選手権2015 女子シングル

世界選手権の女子については、ショート終了時にちょっと書きましたが、最終結果を振り返っておきます。

◆世界選手権2015 女子シングル結果◆

表彰台はこのようになりました。
1位 エリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)
2位 宮原知子(日本)
3位 エレーナ・ラジオノワ(ロシア)

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初の世界女王に輝いたトゥクタミシェワ選手、おめでとう!
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トゥクタミちゃん、ただただ強かった。圧倒的な自信、オーラ。
シニアに上がってから体形変化もあってジャンプが不調になり、ソチ五輪の出場も逃し、それでもひたすらコツコツとミーシンコーチのもとで努力を続けてきた成果が、今シーズン一気に花開きました。
総合得点は210.36。フリーが完璧なら自己ベスト更新でしたが、それでもヨーロッパ選手権に続きこれほどの高得点をそろえてこられるのは、彼女の力が今季いかに安定しているかの証。
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まだ18歳ですが、この落ち着いたたたずまい、アダルトな色香も含め、もはやベテランのごとき貫禄。
故郷ウドムルト共和国からサンクトペテルブルクへ。プライベートでもさまざまな苦労があったというトゥクタミちゃん。その積み重ねが、彼女をこれほどまで大人にしたのかな。

今季はロシア女子の中で抜きん出た彼女、来季はソトニコワ選手もおそらく復帰し、ラジオノワ、ポゴリラヤ、リプニツカヤなど実力の拮抗する選手たちがひしめくところにジュニアから上がってくる選手もいそうなので、今後の勢力図がどうなっていくのか…楽しみというか怖いというか。
そして、今後トリプルアクセルに挑戦する女子選手が他国も含めさらに出てくるか、そこにも注目です。




宮原知子選手、銀メダル!
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ショート、フリーとも崩れることなく、いつもの自分のスケートを保って、しかも課題だった表現面もしっかりアピールできてました。
誰もが認める努力のカタマリの知子ちゃん。ジャンプの低さから回転不足を取られることがしばしばあったのをコツコツと修正してきました。そして今季は途中から濱田コーチの秘策によりフリーでのジャンプ構成を変更、後半のコンビネーションで高得点を稼ぎ出す作戦がヒット。これも、小柄ながらスタミナに自信をもつ知子ちゃんだからできること。
ミスがなければ表彰台の可能性はある、かも…?と思ってましたが、全日本女王に続きワールド銀メダルというすごい結果をつかみとりました。本当におめでとう!

これからどんな大人の選手に成長していくのかな。彼女のまだまだ固い殻がやわらかく開いて、さらに美しい表現力を身につけていく姿を夢想してます。




3位、エレーナ・ラジオノワ選手。
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今回、高熱の中で試合にのぞむという不運にみまわれた彼女。青白い顔で果敢にプログラムをこなしていく様子が痛々しかったです。
体調万全であったら、順位はともかく、得点はもちろんもっと伸びていたはず。それでも、どんな状況でも絶対に攻めるというラジ子ちゃんの強さ、激しいまでの勝負心、あっぱれです。
妖精さんみたいな容姿にだまされてはいけませんよ。ラジ子ちゃんの愛くるしい女優然とした表現力の陰には、強靭なアスリート魂が脈打っているのだ。そう感じられてなりません。

16歳になったばかりで、まだまだジュニアっぽい体格の彼女。このあと体形変化の波がくるのか、このまま細ーいモデル美女みたくなるのか、そのあたりも来季以降の成長に影響しそう。
技術、容姿、すべてに恵まれた天才少女も、ロシアにあってはてっぺんに立つのはほんとうに大変なのだなあ…




4位には、アメリカのグレイシー・ゴールド選手が入りました。
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調べてみると、グレイシーはこのワールド、昨々シーズン6位、昨シーズン5位、そして今回4位…とほんとにひとつずつ階段を上がってきてるんですね。
今季は四大陸でも4位。本人としてはあともう少しのところなのに!という気持ちが強いでしょう。ジャンプがじっかり入っていけば、PCSも伸びてきてるので、さらにトップに立てる力あり。今回もフリーは特にパワフルな攻めの演技で、勝ちにいったる!という意志を感じました。
欲をいえば、そうだなあ… 曲想表現とか、情感とか、観ている側をハッとさせる何かがあればと。これだけ華やかな選手なだけに、ついそこまで求めてしまいます。




5位、アメリカのアシュリー・ワグナー選手。
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こちらも攻めの演技でしたが、今回も本人の自覚しないところでも回転不足を取られ、思うようには点が伸びず。それでも、守りに入らず常にアグレッシブにいく姿勢はさすがアシュリー姐さんです。
どんどん十代の選手が台頭している中で、円熟味のある大人のスケートを見せてくれる、いまや貴重な存在。ちょっと最近、表現がわりと同じ傾向で《いつものアシュリー》になっちゃってる感じがするので、来季はガラッと変わったプログラムも見てみたい。まだまだ活躍して、少女たちの前に艶然と立ちふさがってほしいです。




6位には、日本の本郷理華選手が入りました。
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リンクの上では情熱の美女カルメン、リンクを降りると村娘、というもはやギャップ萌えすら誘うようになった理華さん。
鈴木明子大先輩の熱烈指導の成果あって、今季は懸案だった身体のラインの出し方、曲想表現が眼を見張るほど変化。もともと強かったメンタルもさらに鍛えられて、短期間でトップ選手のレベルまで成長してきました。こんなに変わるものなんだなあ…と感動しきりです。

さすがにワールドの大舞台(もちろん初出場)、ジャンプにミスが出ても不思議じゃないと思ってたのですが、強い。度胸あります。ミスらないです。
フリーではいくつか回転不足を取られてしまったものの、破綻なく、しかも勢いを最後までたもったままフィニッシュ。大喝采!
で、カルメンの魔法がとけたらやっぱり村娘。キスクラ&インタビューでいつも夢からさめる私。もう、これも魅力と思おう。





村上佳菜子選手は7位。
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ショートはジャンプも決まり、情感ゆたかにクリスティーヌを演じ切りました。今季一番すばらしいショートでした。ここで4位発進となり、できることならもっと上へ…と願ったけれど、うーん。フリーではジャンプの抜けが本当に残念。
でも、フリーのファントムもとても思いがこめられた滑りでした。順位決定後、心に決めていることがある、とインタビューで語っていたのが気がかり。全日本での失意からはい上がり、回転不足を取られないジャンプを必死に模索してきた果ての今回の結果なので…

すばらしいスケーター、しかも、まだたった20歳。これからだよと誰もが言うだろうけど、自分の道を決めるのは彼女自身。もちろん、できることならもう一度リセットして、もっと高みを目指してほしい。そう思います。


ほかにも紹介したい選手はあれど、時間切れ…
世界選手権のペアとアイスダンスについては、4月に入ってCS放映を観てから、できればくわしく書きたいです。
そういえば、今日は国別対抗戦出場選手の発表。どうなったのか、あとで確認してみよう。
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by higurashizoshi | 2015-03-31 15:42 | フィギュアスケート | Comments(0)
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