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ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
by higurashizoshi
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世界選手権2017女子ショート終了

ついに始まりました、今年の世界選手権。
以前から画策して、競技時間に重なる時間帯にはできるかぎり仕事や用事を入れないように工夫していたので、女子ショートのあった今日は夕方には自宅でスタンバイ。パソコンでライブストリーミングを競技開始から見つめました。フジテレビ系列の生中継放映は20時からで、そこまでの第1グループからの各国の選手はずっとライストで観てました。

やっぱり印象的だったのは、第2グループで出場したカロリーナ・コストナー選手。
どんどん若年化していくフィギュアスケート界において、30歳での復帰シーズンを戦う彼女はもちろん異質な存在。
技術のみならず、音をつかみ、それを自分のものにして表出していくこと。エッジワークで感情のうねりすら表現すること。
今日のショートではスピンで珍しいミスがあったとはいえ、スケーターとしての美において、圧巻の存在でした。

終盤はノーミス、パーフェクトの演技が続出し、超ハイレベルな争いになった女子ショート。
逆にいえば、たったひとつのミスや疵でも上位争いからはじき飛ばされるということ。
今季目の覚めるような活躍をつづけた三原舞依選手が、今日は最後のフリップジャンプで魔物に呑まれました。
対比的に、今季ジャンプに苦しんできた樋口新葉選手と本郷理華選手がノーミスとそれに近い演技で、笑顔でショートを終了。それでもジャンプにミスのなかった樋口選手ですら9位発進。
世界選手権が初めての10代の選手2人と、出場経験はあれどケガでの不調をおして急遽出場になった1人。宮原選手欠場の中、その布陣でめっちゃがんばって、でもショートでは上に残れなかった。
世間は「13」の連呼で来年の五輪の枠取りを言うけれど、そんなん結果やからしゃーないやん、と私は思います。

あまりにも当たり前に思える演技(どうやって必ず襲われるだろう緊張を解いてリンクに乗るのかしら)で1位発進のメドベージェワ選手をはじめ、ショートで上位となった選手はほぼみんなパーフェクトで高点数を叩き出してのツワモノぞろい。そして点数が団子すぎてめまいがします。
54点台でやっとフリーに進めるなんて厳しすぎるよ、今季のワールド。

明後日、フリーではどうかそれぞれの選手が最良のときを刻めますように。


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by higurashizoshi | 2017-03-30 02:22 | フィギュアスケート

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