ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
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カテゴリ:フィギュアスケート( 123 )

世界選手権2017目前

先月から仕事の種類が増えたことと、あちこち出かける予定も多くて、まるっきり書けないうちにもはや世界選手権が目の前に迫ってきました。
気づけばブログのデザインがまだ雪模様!4月になろうというのになんちゅうことでしょう。とりいそぎ春仕様に変えてみました。

この間、忙しい合間に名古屋の友だちのところへのプチ旅もあったり映画も何本か観たりライブ行ったりと、ここに書きたいことはいろいろあるのですが…
とりあえず、世界選手権のプレビュー動画にわくわくしたので貼っておきます。
今年のワールドの舞台はヘルシンキ。スペイン行くときにフィンランド経由で行ったので、ちょっとなつかしい。そしてこの動画、素敵なんですが、欠場になった宮原知子選手がまだいるのが切ない。
世界選手権、いよいよ29日から開幕します。
あ~しかし男子フリー生中継の4月1日、私は保養キャンプの子ども会議のために福島へ行ってるんですわ…なんとかして早く現地入りし、フジ系列の福島テレビで中継見られないかと画策中。
そしてカップル競技は関東では深夜に地上波で放映してくれるという快挙なのに、関西では放映がない…(暗転)
ともあれ、ついにワールド。くらいついて観ようと思います。



*****
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by higurashizoshi | 2017-03-27 23:19 | フィギュアスケート | Comments(1)

四大陸選手権2017 男女シングル

終わりました終わりました。四大陸選手権2017が終わりました。
最後の男子フリーがあまりにすさまじい、ほぼ宇宙レベルの戦いすぎて、そこまでの記憶が一時ぶっとぶほどの威力でした。もーあかん。最終グループ、ラスト3人こわすぎた。

昨日昼間たまたま家にいられたのでライストで観て、画質よくないしたまに切れるしで臨場感があるようなないような、の男子フリーでした。そしてそののち地上波の録画でじっくり再鑑賞。
いやあ、もう、なんちゅうか…男子のフィギュア界どうなっちゃうの。クワドをフリーで5回跳ぶ選手と1回も飛ばない選手がトップグループに混在して、同じ基準で得点つけるって。

気を取り直して、女子の結果からいきます。
カップル競技は今日明日CS放映があるので、それを観てから。


四大陸選手権2017 女子シングル結果

第1位 三原舞依(日本)200.85
第2位 ガブリエル・デールマン(カナダ)196.91
第3位 長洲未来(アメリカ)194.95
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第4位 ケイトリン・オズモンド(カナダ)184.17
第5位 ダビン・チョイ(韓国)182.41
第6位 マライア・ベル(アメリカ)177.10
第7位 ジジュン・リー(中国)177.05
第8位 エリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)176.65
第9位 樋口新葉(日本)172.05
第10位 本郷理華(日本)167.42


三原舞依選手、初出場初優勝おめでとう!
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うまいわ強いわ、舞依ちゃんいつの間にこんなところまで?
ドヤ!なところがなくてあまりに楚々としていて、たたずまいなんて今もジュニアっぽいのに… 滑りのストロングさ、ジャンプの正確かつ雄大さ、そして肝の太さ。しびれますわ。

ショートでは今季好調のケイトリン・オズモンド選手と、急速にあか抜けたジャンパーに成長したガブリエル・デールマン選手のカナダ2人娘がワンツー発進。しかしフリーでケイトリンが大崩れし脱落。次々にミスが出たトップ争いの中で、最後までノーミスで滑り切った舞依ちゃんが、ショート4位からの逆転優勝を遂げました。
もうひとりフリーでほぼノーミスだったのが長洲未来選手。うれしい表彰台でしたね~。

樋口新葉選手は、現地入りしてからもジャンプが不調で、不安なまま試合が始まり終わってしまった…という印象でした。ショートでもフリーでもキスクラで泣いている姿はつらかった。早くからシニアの世界で戦いはじめた彼女なので、山も谷もこうして経験しつつ大人の選手へと成長していくのだと思います。ワールドまでに仕切り直しができますように。

そして、宮原知子選手の欠場で急遽出場となった本郷理華選手。
彼女にとってはいったんシーズンを終えたあとの降ってわいた大舞台だったので、調整が大変だったでしょうね。今回の彼女を見ていて、逆に選手たちはいかにシーズン中は体を絞り、すべてを研ぎ澄ましているのかを思い知らされました。
それでもこの状況の中で精一杯健闘し、この経験を糧にしようというポジティブさが感じられました。理華ちゃん本当にお疲れさまでした。

そしてそして宮原知子選手の回復具合はどうなのでしょう。ワールドまで、あとひと月あまり。大事をとっての四大陸欠場のようではありますが…きっとケガを抱えてしまった知子ちゃん自身が一番プレッシャーを感じていると思う。どうか焦らず(といっても焦るよね…)治療してほしいです。


さて、女子はたたーっとすっとばしてしまうことをお許しあれ。
男子について早く書かないと時間が足りんのですよ。


四大陸選手権2017 男子シングル結果

第1位 ネイサン・チェン(アメリカ)307.46
第2位 羽生結弦(日本)303.71
第3位 宇野昌磨(日本)288.05
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第4位 パトリック・チャン(カナダ)267.98
第5位 ボーヤン・ジン(中国)267.51
第6位 ジェイソン・ブラウン(アメリカ)245.85
第7位 ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)239.41
第8位 ナム・ニューエン(カナダ)237.08
第9位 グラント・ホクスタイン(アメリカ)235.72
第10位 ハン・ヤン(中国)235.45
第11位 ブレンダン・ケリー(オーストラリア)227.39
第12位 ケヴィン・レイノルズ(カナダ)222.31
第13位 田中刑事(日本)220.18
第14位 マイケル・クリスチァン・マルティネス(フィリピン)214.15

ショートはネイサン・チェン選手、宇野昌磨選手がすばらしい出来。特にショーマはついに100点超えを果たし、今季最高のショートでした。羽生結弦選手はサルコウがダブルになる痛恨のミスで3位発進に。

そして迎えたフリー。
トップ3の滑走順は、ショーマ、結弦くん、ネイサンでした。

まずショーマ。
10回に1回しか成功してないけど絶対フリーでは入れる、と言っていた四回転ループを美麗きわまる大成功。興奮の滑り出しで続く四回転フリップも決め、ああこれはすごいことになったと思ってたらまさかのトリプルアクセルで転倒! しかも2回もだよ! でも四回転トゥ+ダブルトゥは入ったよ!

天国と地獄が交互に来る内容で、結局コンビネーションを1つしか跳べず。演技直後のこの表情がすべてを語っております。嗚呼。
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続く結弦くんは、仰天の展開に。
まず四回転ループ、鮮やかに決めてスタート。そして四回転サルコウも決めた!
しかしその後、ショートに続きまた四回転サルコウのコンボでダブルになるミス発生。
ここから羽生先生の頭脳がグイーンと高速で動きだし、ジャンプ構成をバッタバッタと変えながら計算しながら演技を続ける。まったくその場で考えながら跳んでいったというんだから、その頭と冷静さ少しください。
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絶対勝つために必要だから四回転トゥもあとから入れる、最後のジャンプはアクセルにできるじゃん?と気づいてトリプルルッツからトリプルアクセルにとっさに変更したそうな。
しかもちゃんと音楽を感じながら最後まで滑れたというのだから、まったくどうなってんでしょうこの方は。
そして総合300点超えを果たし、これで結弦くん勝ったか!?と思わせられ…
最終滑走ネイサン。


ネイサンがリンクインしたときは、結弦くんへのたくさんの花やプーさんが氷上に散乱して、会場は大興奮状態だったそう。
目の前でフリー200点超えの演技を観て、そんなリンクに入っていった17歳、しかもショート1位発進で最終滑走。ふつうなら気おされてしまってもおかしくない。
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でもネイサンはふつうじゃないんだな。ある種の宇宙人なんだな。
だって予定ジャンプ構成では4クワドだったのに。5つめのクワドさらりと入れて、全部降りて、スタミナ落ちなくて、滑りも美しくて、身のこなしもバレエのセオリーにならって綺麗でね。
全米が奇跡じゃなかったことを、こんなにするりと証明してしまった。
最終結果が出た瞬間も、うれしそうに笑ったけど、これはアルトゥニャンコーチに無理やり手を挙げさせられてる図。なんかこう、静かというか、落ち着いた人なんですよね。
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いったいワールドはどうなるんだろう…。楽しみで怖い。
今回の男子フリーの最終グループ6人の予定ジャンプ構成で、四回転ジャンプは全部合わせると23本だったそうです。
6人でクワド23本。
いつの間にこんなことになっちゃったの?

ここでクワドなしの私の大好きな2人を紹介しておきます。
いや、別に四回転を否定する気はさらさらないんだけど、それを入れなくてもすばらしい演技を見せ、6位と8位に入った2人です。

6位、ジェイソン・ブラウン選手。
もうここでは再三好きだ好きだ言ってるのでみなさんご存じでしょうが、ジェイソンのスケートが好きなんですわ(しつこい)。
まだケガの影響で四回転回避、それでも高いPCSで高得点となったジェイソン。ミスはあれども、どこまでも見入ってしまう美しい演技でした。
コリ・エイドコーチとの、いつもながら愛に満ちたキスクラ。
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8位、ミーシャ・ジー選手。
完治不能の足首のケガを抱え、遠くない引退を示唆しているというミーシャ。
すでに振付師としても大活躍しているとはいえ、彼が氷上から去ると考えるとさびしくてたまりません。
今季、リストの「愛の夢」と「くるみ割り人形」というクラシカルなプログラムをそろえたのも、彼の思いが込められているのでしょう。
すべてのジャンプを降りて、ノーミスで滑り切ったフリー。まるでどこかから光が差すような、美しい演技でした。
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演技動画もリンクを貼りたかったのですが、今は時間切れ。
余裕があれば、あとから貼りますね。

さあ、時間を作ってカップル競技を観るぞ~。

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by higurashizoshi | 2017-02-20 18:05 | フィギュアスケート | Comments(2)

全米選手権2017 男子シングル

もはやヨーロッパ選手権も昨日終わってしまったのですが、マイペースに全米男子についてやっとこさ書くのでした。しかしユーロはユーロでほんとすごい戦いだったなあ。
全米男子、ネイサンの偉業達成については前回触れたので、今回は全体の結果とピンポイントでの演技紹介を。


全米選手権2017 男子シングル結果

1位 ネイサン・チェン 318.47
2位 ヴィンセント・ジョウ 263.03
3位 ジェイソン・ブラウン 254.23
4位 グラント・ホクスタイン 248.31
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5位 ロス・マイナー 240.34
6位 アレクサンダー・ジョンソン 233.39

ネイサンはショートとフリー合計で7本の四回転ジャンプを完全な形で成功させました。
もちろん人類未踏です。しかも彼のすごいとこは、ジャンプ偏重で演技が雑になることがなく、スケーティングはもとより表現力、フリーレッグの処理にいたる細かな点まで確実に向上し、美しい演技になってきていることです。あまりの急速な成長に、いまだ気持ちがついていけません。怖いのはケガだけ!
(ネイサンのフリー動画は前回記事でリンクしています)
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今回のサプライズは、2位に入ったヴィンセント・ジョウ選手。
まだ今季ジュニアからシニアに上がってきたばかりの16歳。とはいえ、小さなころからアメリカの最年少優勝記録を破り続けた天才少年です。
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ジュニア時代は大人びた表現力に大いに注目してましたが、今季は急にジャンプのレベルがうなぎ上りとなり、すでに4回転ジャンプ2種類を持ち、3種類目のルッツにも挑戦中というすごいことになってきました。

まだ体も小柄で華奢だし、スケーティングもまだまだジュニアっぽい。それでも今回はジャンプをしっかり入れ、ミスを少なく抑え、みごと表彰台に上りました。
フリーは冒頭クワドルッツ失敗でヒヤリとしたものの、あとはきちんとまとめたところ、ジュニア上がりとは思えない落ち着きぶりです。16歳ながらケガも多く経験して苦労してきたヴィンセントくん、これからどんな選手になっていくのか楽しみです。
(フリー演技動画こちらです)


そしてわれらがジェイソン!
腓骨骨折のため、全米開催直前にやっと練習再開できたばかりのジェイソン・ブラウン選手が3位に入りました。もう、ファンとしては涙なしでは見られない演技でした…。
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もちろん、まだまだ成功率の低い四回転ジャンプは封印。トリプルアクセルも跳べるかどうかという状態だったようですが、失敗のあったショートのあとのフリーでは卓越した集中力でアクセルもきっちり入れ、ジャンプでのミスはわずかにひとつ。最後まで持ち前の美しい演技で魅了してくれました。ジェイソン、心もほんとうに強い!

どんどん雑味がそぎ落とされ、滑らかにひとつながりの動きで進んでいく彼のスケートに、ひたすら息をつめて見ほれた幸せな時間でした。
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超特大のクマさんを抱いて、ほっとした表情。コリ・エイドコーチのチームはいつもほんとに和気あいあいとして素敵です。このクマさんも、いつもジェイソンがプレゼントを寄付するドナルドマクドナルドハウス(病児と家族をケアする施設)に行くのでしょうね~。

トップ選手の多くが四回転ジャンプを複数入れる《クワド戦国時代》にあって、トリプルジャンプだけで勝ち抜くジェイソンのような選手は貴重です。私には、これがフィギュアスケートだ、という美の感動を見せてくれるこうした選手を、心から応援したいという気持ちが強くあります。

(ジェイソン・ブラウン選手のショート演技動画。美しい!)
(こちらジェイソンのフリー演技動画です。必見です!)

4位には、グラント・ホクスタイン選手。
ジャンプミスで順位が沈むことも多いのですが、この2シーズンは全米と相性のいいグラントくん。今回はショート、フリーともとてもいい演技でしたね。彼は年々、滑りも流れもますます磨きがかかってきたなあと思います。
昨年も今年も4位。あと一歩という思いは強いでしょうね。その一歩がなんとも大きい。
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(グラント・ホクスタイン選手のフリー演技動画です)


ショートは完璧な演技で2位発進だったロス・マイナー選手。フリーでは力が入ってしまったのかなあ…最初の四回転サルコウに成功して、これはいけるか!と思ったものの、そのあと一転してジャンプミス、転倒もあり、総合5位まで順位を落としてしまいました。
がっくりくるロスを見るのはつらいです。前回全米もまったく同じようなパターンでした。
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(ロス・マイナー選手は、今回最高の演技だったショートの動画をご覧ください)


6位、アレクサンダー・ジョンソン選手。
毎年、全米で観るのをすごく楽しみにしてる選手です。
うまいです。美しいです。そして年々うまくなってます。国際試合に出る機会が少ないのがほんとにもったいないと、毎年クチビルを噛んで血が出そうになります。
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彼もクワドなしの選手で、やっぱり私はジャンプじゃなくてスケーティングと表現で見せるこういう選手が好きなんだなとつくづく思いますわ~。
ショートもすばらしかったですが、フリーの新プロ(『道』から『In Your Eyes』に変更したそうです)が、もう…素敵すぎて録画をリピリピ。この身体の使い方の美しさよ。

(しかしこの全米選手権の至宝ともいうべき、すでに7回出場の彼のことを、実況解説の岡部由起子さんが「初めて見たけど、すてきな選手ですね!」って言ってたのには心底おどろきましたです。ISUジャッジって全米見ないの?)
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アレクサンダー・ジョンソンさんも26歳。いつ引退してしまうかとビクビクものです。きっと来季の五輪シーズンまでは続けてくれると思うけど、そのあとは…。トップ選手なら引退後もショーに出てくれる希望も持てるけど、彼くらいの位置にいる選手の場合は、それもないのかなあ… 
実は全米で年々順位がジリジリと上がってきてて、前回6位まできたので、今年はそれ以上!と思ったんだけど同じ6位。来年の全米で奇跡が起きないかしら。

(アレクサンダー・ジョンソン選手のフリー演技動画はこちら)

ほかにも、ティモシー・ドレンスキー選手、ジョーダン・モーラー選手、そして今回最高の演技を見せてくれたショーン・ラビット選手(キスクラで発してくれた日本語もびっくりするくらい上手!)など、全米ならではのすばらしい選手たちがきらめく全米選手権男子でありました。
残念だったのは、全米王者の経験もあるマックス・アーロン選手が信じられないミス連発で今回下位に沈んだこと。再起を期待したいです。

世界選手権への派遣は、当初はネイサンとジョウくんかと思われたのですが、来年五輪の枠取りがかかるワールドでもあり、ジョウくんはジュニアの方に出場してジェイソンが入ることになりました。ジェイソン、よかったけど休めないねえ…

全米のペア・アイスダンスについては、2月に入ってからのCS放映を観てから書きたいと思います。
そしてすでに終了したユーロについては、なるべく早く。いやいやメドベちゃん、なんちゅう選手なんでしょうねえ。歴史に残りますね。



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by higurashizoshi | 2017-01-31 00:39 | フィギュアスケート | Comments(2)

全米選手権2017終了、ネイサン・チェン選手の大記録

全米選手権が、ネイサン・チェン選手の偉業を刻んで興奮のうちに終わりました。

アメリカ合衆国に、人種や障害、性別などへの差別と偏見をあらわにする前代未聞の大統領が誕生したのとちょうど同じ時期におこなわれた、この全米選手権。

男女シングルの優勝者は、中国と台湾にルーツをもつ17歳の、チェン(陳)という同じ苗字の少年と少女でした。移民排斥を声高に叫ぶ人々が、喝采をもって迎えた新しい大統領。一方でアメリカ各地で、新政権に対する抗議の動きが湧きおこる中での大会でした。

今日はひとまず、ネイサン・チェン選手がついに成し遂げた《フリー演技の中で5回の四回転を完璧に成功》という信じられないニュースを記しておきましょう。

四回転のルッツ(コンボ)、フリップ、トゥループ(コンボ)、トゥループ、そして最後にサルコウ。それら5つの四回転ジャンプのすべてに加点がついています。わずかな疵としては、後半の3回転のコンボで着氷詰まりがあったことくらい。あとはすべてにおいて安定した、端正な演技でした。

興奮していたのは観客とコーチ、テレビの前の私たち。(生中継実況の赤平アナと解説の岡部由起子さんも、あまりの興奮に若干壊れ気味でした!)

当のネイサンは、もちろんうれしそうでしたが、演技後も実に落ち着いたものでした。(キスクラでまったく息が上がってなかったのにもビックリ。スタミナ半端ない!)

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国内選手権ゆえ、得点は参考記録となりますが、今回ネイサンが叩き出した超高得点318.47は、羽生選手の持つ世界歴代1位の総合得点330.43に次ぐ世界歴代2位のスコアです。まだ17歳のネイサンがこのまま大きなケガなく順調に伸びていけば…。結弦くん、今ごろ心がメラメラ燃えているでしょうね~。

さて、この歴史的なフリー演技はこちらでご覧ください。↓
(なんかブログの様式が変わったので動画はこういう埋め込み?になったらしいです)
一番最初にチラッと、ネイサンの直前滑走だったジェイソンの顔が映ります(涙)


全米男子、ほかにもたくさんのすばらしい演技があり(もちろんジェイソン・ブラウン選手も!)、それらについては演技動画の紹介も含め、なるべく早く更新したいと思います。

でないと、欧州選手権が始まってしまうがな!


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by higurashizoshi | 2017-01-24 00:26 | フィギュアスケート | Comments(2)

全米選手権2017 女子シングル

全米選手権、今年はカナダ選手権とほぼ同時期開催。
以前はカナダナショナルもJsports4で放映してくれていたのですが、やらなくなっちゃいましたね。非常に残念です。
でも全米は男女シングルに限ってですが、全滑走生中継はうれしい。仕事で生では観られない部分もあり、そこは録画で追いかけて、今日女子の結果を見届けました。女子フリーは生で観ることができ、ハラハラでした。


全米選手権2017 女子シングル結果

1位 カレン・チェン 214.22
2位 アシュリー・ワグナー 211.78
3位 マライア・ベル 197.92
4位 長洲未来 194.90
5位 キャロライン・ジャン 182.82
6位 グレイシー・ゴールド 179.62
7位 アンジェラ・ワン 175.13


今日の今日なので、表彰台写真まだ見つからず。
今回の全米女子、サプライズはなんといっても17歳のカレン・チェン選手の優勝!
しかもショート、フリーともに1位、ショートは全米女子歴代最高得点、フリーも歴代3位という高得点で、まさに堂々の優勝を遂げたのです。これ、誰か予想した人いたかな?
ジュニアのときから注目され、実力も伸びしろもある選手で、ミスがなければ上位に食い込む可能性はあるとは思っていたものの… 昨年は全米12位だった彼女。いやはや、すごいことが起きてしまいました。

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カレン・チェン選手、記憶をたどると2年前の全米では、わずか15歳で3位に入っていたんですよね。ただ、そのあとはグランプリシリーズにも出場しつつも上位には入れず。ジャンプがダイナミックなだけに転倒なども多く、回転不足を取られることも多々ありました。
Jスポ実況の小林千鶴さんによると、このところ長らくスケート靴のトラブルが続いていたそうで、それが解決したのでしょうか。まずはショート、ノーミスだっただけではなく瞠目すべきすばらしい演技で、テレビの前で鳥肌が立ちましたですよ。
これが全米女子史上最高得点が出た瞬間。ガンビルコーチも大喜び。

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小さな体で、ルッツジャンプなんてどこかに飛んでいくのではと思うくらい豪快。滑りもしなやかで、表現力も濃密にして繊細と、今回のようにミスがなければ非常に強い選手です。
予想外のすごい得点の1位発進で「震えが止まらない」と言っていたそうなので、今日のフリーはもしかして崩れるのでは…とちょっと不安だったのですが、うーん強かった。大きなミスなく最後まで集中して滑り切ってみせました。本当にみごとでした。


2位にベテランのアシュリー・ワグナー選手。心の強さでつかみ取った銀メダルでした。
今季ショートもフリーもいいプログラムをそろえ、若干のジャンプミスや回転不足はありつつも、この全米で絶対に勝ってみせるという強い意志をひしひしと感じる滑り。
攻めのショートから一転して、フリーの「エクソジェネシス交響曲3」では、これまでにないほど情感に満ちた《静》の演技で、アシュリー姐さんの近年のドヤ演技に慣れていたこちらとしては思わずハッと引き込まれました。心に沁みてくるようなすばらしいフリーでした。
(最後のコンボのセカンドジャンプがシングルになってしまったのはほんとに惜しかった!あれがダブルであれば、カレンを抜いて優勝していたかも?)
演技後、いつもクールなアルトゥニアンコーチも思わず固いハグ。これも感動した!
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3位に入ったのは、大健闘のマライア・ベル選手。
全米ではおなじみの選手で、年々うまくなってるなあと思って見てたのですが、とにかく今回全滑走を見て改めて思ったのはアメリカ女子のレベルの高さ。シード以外の、地方からの勝ち上がりの選手も含め、フィギュア強豪国以外にもしいたら国際大会や、場合によれば五輪にだって楽に出られるようなレベルの選手がワンサカいるのですよね。
その中から頭ひとつ抜け出すことの難しさ、この国で本当のトップ選手になるためには実に強固な壁というか膜というか、そこを突き抜けなければならない。
今季、グランプリシリーズ(スケートアメリカ)に代打で初出場して無欲の銀メダルを獲ったこのマライア・ベル選手は、今まさにこの壁を抜けてトップの世界に行けるか行けないか?というところだと思います。そしてつかんだ全米3位、世界選手権への切符。このまま駆け上がっていけるか、どうか。
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ここまでがうれしいサプライズや納得の結果だとすると、このあとは残念ながら胸痛むレポートになります。
ショートではカレン・チェン選手に僅差で迫る、すばらしい演技を見せた長洲未来選手。
14歳で全米を制して世間をあっといわせた未来ちゃんも23歳。苦節を重ねて大人の美しい選手になりました。
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しかしフリーは重圧の最終滑走。最初はすばらしいフリップ+トゥのコンボから始まったものの、次のルッツで転倒したところから歯車が狂いました。時として彼女がおちいる、メンタル落ちに支配されてしまう展開となってしまいました。
演技後の悲しい表情を見るのがなんともつらい。そして結果は4位。あと少しミスが抑えられていれば世界選手権への切符を手にできたのですが…。考えたら未来ちゃん、去年の全米も4位でした。ああ、惜しい。本当に惜しい。


昨年優勝のグレイシー・ゴールド選手。
昨シーズンの世界選手権で崩れてメダルを逃して以来、今ひとつ立て直しがうまくいってないグレイシー。高い技術力を持ちながら、おそらく気持ちの中で何かが彼女を阻害しているのでしょう。ショートでリンクに向かうとき、キャロルコーチもしきりに気持ちを鼓舞する声かけをしてたようでした。そしてやはりどこか不安そうなグレイシー。
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ショートは単独のトリプルフリップが抜けてダブルになり、ジャンプひとつ分ノーカンになるミスで5位発進。迎えたフリー、途中から完全に跳べなくなってシングルアクセル、ダブル、ダブルと、なんともつらい展開となりました。
それでも最後の三連続のコンボは決め、総合6位にとどまったのは立派。この低迷を抜けてまた輝くような演技を見せる日を待ちたいです。


総合では10位となりましたが、今回初めて観て眼を奪われたのがこの選手。
テッサ・ホン選手、14歳。もちろん全米は初出場です。
写真が小さくてわかりにくいのですが、まだほんとに身体も華奢ながら、とにかく表現力、指先足先まで使った身体の線や身のこなしの美しさは群を抜いていました。ジャンプもスピンも端正でとても綺麗です。
名前がテッサだけに身のこなしが美しいのか?などと思ってしまうアイスダンス好きの私。あまりにショートの出来がよかったため、おそらく本人も予想もしなかった4位発進となり、きっとフリーはすさまじい緊張感に押されてしまったのでは…。フリーではほぼまったくジャンプを跳ぶことができず、14位に沈みました。まさに天国と地獄。これをいい経験としてすばらしい選手に育ってくれることを期待しています。
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フリーの構成が、すべてのジャンプを後半にかためているところを見ると(今回はそれが完全に裏目に出たわけですが)、今後世界のトップへと攻めていける選手としてコーチ陣も狙って育てているんだろうなあと感じました。そしてキスクラでの落ち着きぶりがまた半端ないテッサ・ホンさん。とても14歳には見えません。
ちなみに彼女、年齢的に平昌五輪に出場可能だそうです! 来季どうなっているか注目です。


さて明日は明け方から男子フリーの生中継。
ああ、私が心配なのはネイサンがいくつクワドを跳ぶかじゃなくて、大好きなジェイソンが腓骨骨折から回復途上で迎えた全米で、どれだけの演技ができるかですわ。
いや、もちろんショートでのネイサンは本当にミラクルでしたけどね! でもジェイソン・ブラウンほど美しい演技をする選手はほかにはいないと改めて確認したショートでした(リッポンくんは欠場だしね…)。



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by higurashizoshi | 2017-01-22 23:23 | フィギュアスケート | Comments(2)

全日本選手権2016 ペア・アイスダンス・男子シングル

熱いクリスマスが終わりました。
今年の全日本選手権は、羽生結弦選手のインフルエンザによる欠場発表という予期せぬ事態から始まりました。誰しもが、それならば男子の優勝は宇野昌磨選手、そして女子の優勝は盤石の宮原知子選手、と思ったはず。
そして結果はその通りだったわけですが、そこは全日本。記憶に深く残るさまざまな出来事が相次ぎ、ここで勝ち抜くことの過酷さ、その果ての栄光の重さを私たちに教えてくれました。

さて、ひぐらし的こだわりとして、まずはなかなかスポットが当たらず、関西では放映すらなかったカップル競技の結果から。



全日本選手権2016 ペア結果

第1位 須藤澄玲&フランシス・ブードロー=オデ  160.25
第2位 須崎海羽&木原龍一  146.25
第3位 小野眞琳&ウェスリー・キリング゙  136.06
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第4位 髙橋成美&柴田嶺  122.38
(ジュニアペア結果)
第1位 三浦璃来&市橋翔哉 111.68


演技は年末ぎりぎりのCS放映を待つしかないのですが、当然のごとく須藤&ブードロー=オデ組が優勝。ユニゾンもよくなり、徐々にペアとしての形ができつつある二人。なんといってもすみれちゃんとフランシスくんの、慎ましくほのぼのとした雰囲気がたまりません。ワールド、今季こそフリー進出を願ってます。
木原龍一、高橋成美という元ペアが別々のパートナーとともに全日本出場。ここまでには、それぞれ言葉につくせぬ苦労があったはず。その努力を思うだけでまずは感動です。CS放映を楽しみに待とう。ジュニアペアも見せてくれますように。



全日本選手権2016 アイスダンス結果

第1位 村元哉中&クリス・リード  158.36
第2位 平井絵己&マリオン・デ・ラ・アソンション  140.97
第3位 小松原美里&ティモシー・コレト 125.12
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第4位 森衣吹&鈴木健太郎  122.59
第5位 高橋ニコル&奥田聡彦  81.60


村元&リード組が、国内参考記録ながら160点に近い得点をマークして優勝。この二人の演技だけyoutubeで観ましたが、いや~すばらしかった。哉中ちゃんのパワーにクリスがどんどん引っぱられて、さらにすごい勢いで成長してる感じです。優勝後のインタビューではワールドで10位以内を目指す、と力強く宣言していた哉中ちゃん。なんと頼もしいんだ。長くがんばってる平井&アソンション組の努力も讃えたい。そして全日本のアイスダンスに5組も出場してることがすばらしい。

哉中ちゃん&クリスのフリーダンス。美しいです。
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全日本選手権2016 男子シングル結果

第1位 宇野昌磨  280.41
第2位 田中刑事  249.38
第3位 無良崇人  242.11
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第4位 日野龍樹  230.31
第5位 友野一希  216.55
第6位 中村優 202.16
第7位 島田高志郎  200.18
第8位 佐藤洸彬  192.70
第9位 三宅星南  188.46
第10位 壷井達也 187.03
第11位 川原星  180.69
第12位 本田太一  179.84
第13位 須本光希 178.60
第14位 鈴木潤 177.54
第15位 小田尚輝 177.02
第16位 木科雄登  175.94
第17位 中野耀司 175.29
第18位 佐上凌 173.69
第19位 鎌田英嗣  159.07
第20位 吉野晃平  157.32
第21位 中村智  157.24
第22位 時國隼輔 151.99
第23位 笹原景一朗  151.29
第24位 中野紘輔  140.77


地上波での放映があったのは全選手中の半分くらい。激戦を勝ち抜いて全日本の舞台に立てた選手たち、もっと見せてくれ~といつも思います。それでも今回は、いわゆる煽り映像もほとんどなく、不在の結弦くんの過去演技を見せつけるでもなく、これまでになくシンプルで良い地上波放映でしたね~。
そして画期的だったのが、テレビ画面左上に登場した技術点のカウンター。海外の放映では常識になりつつあったけど、これはスケオタ増加現象に応えるサービスかしら?

宇野昌磨選手、苦しみを超えての初優勝となりました。
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まずはショート。今季成功したばかりの四回転フリップに、さらに三回転トゥループをつけたコンビネーションを最初に跳ぶという、実に挑戦的な構成で臨みました。もちろん、フリップがコンボにならなければ次の四回転トゥをコンボにするというリカバリーを予定しての挑戦。
しかし、練習では成功していた最初のコンボがまず失敗。四回転フリップは回り切ったものの着氷乱れ。そして次の四回転トゥでまさかの転倒でコンボなしに。無良選手に首位に立たれて予想外の2位発進となりました。やはり、追うよりも追われる方が苦しい。まだ追うことにしか慣れていないショーマにとって、今回の結弦くんの突然の不在は大きかったということか。
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そしてフリー。ここでもショーマは苦しみました。四回転フリップ、四回転トゥ、またも着氷安定せずコンボつけられず。どうなることかと見守っていたら、後半えらいことをやってくれましたショーマさん。これまで試合で一度も跳んでないコンボをリカバリー、最後は三回転サルコウに三回転トゥをつけてもた!なんちう力技!

あとでインタビュー聞いたら、最後のサルコウのときに樋口コーチが「行け!」と叫ぶ声が聞こえたので、必死でトゥループをつけたとのこと。そこでつけられちゃうのが凄すぎるけどね。ひたすらコンボのリカバリーの練習をしていたのが生きたということだそうです。
演技終了後の涙、コーチのもとにまっすぐに駆け寄り、抱きとめられるヒナ鳥のようなショーマさんには、全国の母ゴコロがわしづかみにされたことでしょう。
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今回ショーマにかかった重圧を目の当たりにして、全日本という舞台で頂点に立つのがいかに過酷かをあらためて思いました。そこを乗り越えて優勝したショーマ、この経験はとてもとても大きかったことでしょう。
本当におめでとう! 次はワールドで結弦くんと真っ向勝負ですね。



田中刑事選手が2位。全日本で2位!あらためてその事実に震撼。ついにこんなとこまで来ました、刑事くん。
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まずはショートがすばらしかったですね。最初の四回転サルコウはステップアウトになったものの回転は大丈夫。そのあとが、以前は少しでもミスがあると崩れていきがちだったのと違い、非常に落ち着いて確実にジャンプを決め、そしてステップが絶品でした! 細やかでありながら空間を大きく使い、深いエッジで音楽によく乗って、観るものを吸引する吸引する。演技が終わったとたん、思わずテレビの前で拍手しちゃいました。
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ショート3位発進となり、これまでの刑事くんを考えると、こうなるとフリーで崩れるのではという心配をついつい…。しかしそうはなりませんでしたね。フリー、四回転2つは入らなかったけど、とにかく失敗を引きずってしまう悪い癖は払拭されて最後まで集中を切らすことなく駆け抜けました。立派でした。



無良崇人選手は3位。
ショートはまさに無良くん史上最高の演技と言っていいでしょう。四回転をコンボにできなかったとはいえ、ジャンプもステップもすべてにおいてすばらしかった。
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けれど、おそらく本人も予想外のショート1位発進となったことで、フリーに向けてメンタルの調整はすごく難しかったと思います。結果、一転してフリーの演技には彼の弱点があちこちに出てしまいました。後半の崩れが痛々しかった…。どんなに勝ちたかったことかと思うと何ともいえません。
ワールドも四大陸も逃すこととなり、冬季アジア大会が次の試合となりました。そこで力を出し切ってほしいです。


以下は個人的なチョイスなので、取り上げない選手についてはご容赦を。

4位、日野龍樹選手。
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結弦くん不在の全日本で、同級生3人組のうち2人が気を吐きました。山本草太選手の欠場を受けてのNHK杯出場が、日野選手にとっては非常に大きな転機になったのかもしれません。N杯に続き、ショートもフリーもすばらしい出来で4位を守りました。
特にショートでは、ジャッジ席前で微笑んで見せたのが衝撃的。リュージュがアピールして笑ってる!これは事件ですよ。視線が上がっただけじゃない、笑顔だ笑顔!
話題の《逃げちゃダメだ》タオルも、ちゃんとキスクラで見せてくれたよね。ほんとに逃げないリュージュになりました。そんなあなたに勇気をもらった人がたくさんいるはず。



5位、友野一希選手。
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細っこくて小さなノービスのころから見てきた友野くん。神戸のチャリティーではバナナの皮ですべってみせてた友野くん。いつの間にか18歳になって、体格もしっかりして、なんと四回転サルコウを手に入れて、そして全日本で5位! もうおばちゃんビックリやわ。としか言いようがない。
ジャンプもさることながら、スケーティングの質がものすごく向上し、表現力も広がり、本当にこれからが楽しみな選手になりました。



島田高志郎選手、7位と大健闘。
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まだ15歳ながら、表現者であろうとする意思の力を強く感じさせる高志郎くん。これから身体が出来てジャンプも向上して、さてどんな選手に育っていくのかと考えるとニンマリしますね。今回は落ち着いていてショートもフリーもよくまとまってました。
そして手足の長さが、結弦くんを超えてる感じでほとんどSF。どうなってるんだこれ。



今回、特に個性が光った佐藤洸彬選手は8位。
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以前から、柔らかな身体を使った独特の表現力で楽しませてくれていた佐藤選手。今回は特にショートの演技がすばらしかった。彼にしかできないプログラム、彼にしかできない表現。スケートって楽しい、自由だ、と思わせてくれる選手です。岩手の地でこれからも個性を大切にがんばってほしい。



三宅星南選手。14歳にして初の全日本出場で9位。
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大ちゃんに憧れる小さなスケーターとして、ファンの間では昔から有名だった星南くん。バランスのとれた逸材感あふれる彼が、予想通り全日本の舞台にあざやかにデビューしました。ずいぶん大人っぽくなって、トリプルアクセルも挑戦中なんだね。将来が楽しみすぎます。しかしフリー演技をなぜに放映してくれなんだのか。



感動的な復活を見せてくれた本田太一選手。ついに妹・本田真凛選手とそろっての全日本出場となりました。
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ケガに苦しみ、ジャンプが思うにまかせず、つらい時期が続いた太一くん。今回、久々の全日本出場を果たしただけでなく、ショートではすべてのジャンプをクリーンに成功させてスタオベ!胸が熱くなりました。フリーでは残念ながら順位を下げてしまったけれど、きっとこれからの自信につながったはず。お兄ちゃんこれからも応援してます。


コメントできなかった選手も含めすべての選手に、お疲れさま、ありがとう。
全日本女子については次回。なるべく早く更新したいです~。




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by higurashizoshi | 2016-12-27 00:30 | フィギュアスケート | Comments(2)

グランプリファイナル2016 男女シングル

さあ、首をぐるっと回して、目をこらして振り返りましょう。
遠くて見えないって?
ははは、気のせいでしょう。グランプリファイナルなんて、ついこの前のことじゃないですか。つい… えっと… 7日前?

てなわけで、すっかりほとぼりが冷めたくらいのところで振り返るのも乙なもの。
おつきあいくださいね。
今日は男女シングルです。まずは女子から。



グランプリファイナル2016 女子シングル結果

第1位 エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)227.66
第2位 宮原知子(日本)218.33
第3位 アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)216.47
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第4位 ケイトリン・オズモンド(カナダ)212.45
第5位 マリア・ソツコワ(ロシア)198.79
第6位 エレーナ・ラジオノワ(ロシア)188.81


4位まですべての選手が総合点でパーソナルベストを出し、さすがはファイナル!といえるハイレベルな試合となりました。
しかし、ファイナルに残った6強のうち、5人がティーンエイジャー。オズモンド選手が唯一21歳で最年長というのは、ますますジャンプ重視の昨今としては致し方ないとはいえ、さすがに偏ってるなあと思います。まあ、その5人のうち4人はロシア勢なんですけどね。つまりロシアのティーンがすごすぎるのか。

その、すごすぎるロシアのティーンの頂上に君臨する彼女。
エフゲニア・メドベージェワ選手が、やはり、やはりの優勝でした。
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フリー冒頭のコンビネーション最初の3回転フリップで着氷が乱れるという珍しいミスがありましたが、考えるとこんなのを《珍しいミス》と言えるほど、メドベちゃんって常にすさまじく盤石なんですよね。
フリー演技の最後、恋人の死を電話で知る悲しみのきわまるシーンの直後に見せた
「はあ?あたし何ちゅう失敗したん?ありえん!」
という表情の豹変がすごかった。だってだって、後半コンビネーションを実にうまくリカバリーして点を稼ぎまくるというクレバーぶりで、ミスはほかに皆無といってよかったのに! いかに彼女が常に強気で、絶対の自信を持って演技にのぞんでいるかを、あの演技直後の表情があらわしていました。ショートで世界最高得点を出していたので、ここでフリーもそろえたいという意識は当然あったんでしょうね。

メドベちゃんは、まだ17歳になったばかりというのに、精神的な安定ぶりが半端ない。これは圧倒的に高い技術力に加えて、まさに彼女の武器だと思います。
(メドベージェワ選手の世界最高得点を出したショート演技はこちら。フリー演技はこちらです)



2位、宮原知子選手。
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ショートからひとつ上へ。とにかく圧巻のフリーでした。
現在、メドベージェワ選手とならんで《ノーミス2強》と言っていい宮原選手。まずはショートをパーフェクトに決めると、フリーでは大きなミスがないだけでなく、これまでで最もパワフルな演技を見せつけてくれました。
壮大な曲想に乗せて、強く、人々を魅了し率いていくような女性を演じる…という、かつての知子ちゃんでは想像できなかったイメージを、今回はさらにくっきりと形にしていましたね。一見つつましくおとなしい彼女の中の、秘められたパワーや特性が氷の上で次々と開いていってるようにも感じられて、観ていてどきどきしました。
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最後のガッツポーズにこちらも「おっしゃー!」となったんですが、インタビューのときに「先生(コーチ)にやったほうがいいんじゃない?と言われたので…」と相変わらず恥ずかしそうに話していて、カクッとなると同時に知子ちゃんらしいなあ~と笑っちゃいました。
しかしほんとに進化いちじるしいですね~。まずは全日本、そしてワールドと、さらに進化してどきどきさせてくれそうです。
(宮原選手のフリー演技はこちら



3位、アンナ・ポゴリラヤ選手。
個人的に、絶賛応援アンナちゃん。今季みちがえるほどミスのない自信に満ちた美しい演技が続いてたので、心配性な私としては「次はどうなの…」と内心びくつきながらのファイナルでした。
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ショートは演技前、リンク中央に向かうときに氷につまづいて腰を痛めたか?という心配な状況から始まりました。はらはらしましたが、始まってみれば二つ目のジャンプの着氷が乱れた小さなミスはあったものの、あとは安定の演技。特に後半のステップは魅惑的でした。
しかしリンクサイドに帰ってきたアンナちゃんを迎えるコーチがスマホを見てたのにはボー然。おかえりってハグしてあげてよ、せめて顔を合わせて笑顔とか!
このコーチ、ツァレバさんという方だそうですが、とにかくいつも仏頂面で厳しそう。こういう方針なのかな~、お互いそれで慣れてるんだろうなとは思いつつ、昨シーズンまでのアンナちゃんに時々あったどん底演技のときのキスクラときたら、泣いてるアンナちゃん+南極の氷のような表情のコーチ、こちらの心まで凍りつきそうでございました。
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そのツァレバコーチが笑った!
フリー演技のすばらしかったこと、途中フリップのエッジで少し引かれた以外はジャンプもすべて万全、多くは加点のつく質のいいものばかり。何より、その集中力がすばらしかった。彼女の作りだす情感が胸に迫り、まるで舞台を観ているような感覚でした。
パーソナルベストの高得点となり、アンナちゃん涙ぐむ。仏頂面ツァレバコーチも満面の笑顔!アンナちゃんの手、握ってるし! お願いだから今後もこんなふうに笑ってね。スマホ見るのはやめてね~

ロシア女子、このファイナルに出ている4人に加え、トゥクタミシェワ選手やジュニア上がりの選手も含め、とにかく層が厚いという言葉では足りないくらい。その中でみんなしのぎを削っているわけですが、今季今までのところではメドベちゃんのひとり勝ちの次をアンナちゃんが追いかけている感じですね。ロシアナショナルがどうなるか?
(ポゴリラヤ選手の今回フリー演技はこちら


4位、ケイトリン・オズモンド選手。
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ショートは自己ベスト大幅更新で2位発進でしたが、フリーで順位を下げてしまいました。このハイクオリティな戦いの中で、3回転ジャンプが2回転になるミスが二つあり、ここが分かれ目でしたね。
とはいえ、ダイナミックに跳んでダイナミックに転倒、というパターンも多かったオズモンド選手が、今季これほど安定しているのは本当にすごいことです。相次ぐケガと不調に苦しんだのち、高く美しいジャンプと華やかな表現力を武器に、今季みごとにファイナル進出。プログラムにも恵まれ、シーズン後半どう活躍するのか楽しみです。



5位は、マリア・ソツコワ選手。
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ファイナル進出の中で最年少の16歳。今季シニアに上がったばかりですが、ジャンプも演技全体もジュニア時代よりはるかに安定感が増して、いい選手に育ってきたなあと思います。前にも書きましたが、目立った個性、ぐっと観るものを引きつける力が今のところ希薄なので、そのあたりはまだまだこれからかなと。そしてジャンプの回転不足も、まだまだこれから改善していけるはず。


6位、エレーナ・ラジオノワ選手。
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妖精のごとく軽々とジャンプを跳び、女優のごとくオーラを氷上に撒いていたラジ子ちゃん。この2年近くで身長がどんどん伸び、体型も変化し、今は大人の選手になりきるまでの過渡期なのかなと思います。ジャンプに苦しみつつも常に前向きの努力を続けて、変わらぬオーラを放っている彼女、まだ17歳なのに風情はすっかりベテランの女優さんみたいで、もう少し年相応でもいいのに…と少々切なくなります。
今回はフリーで冒頭の3回転ルッツの転倒があった時点で、上位は難しいということは本人も感じていたかもしれません。ファイナル最下位はもちろん不本意だと思うけれど、今は我慢の時期なのかも。今後どんなふうにほんものの大人に育っていくのか見守りたいです。




グランプリファイナル2016 男子シングル結果

第1位 羽生結弦(日本)293.90
第2位 ネイサン・チェン(アメリカ)282.85
第3位 宇野昌磨(日本)282.51
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第4位 ハビエル・フェルナンデス(スペイン)268.77
第5位 パトリック・チャン(カナダ)266.75
第6位 アダム・リッポン(アメリカ)233.10



羽生結弦選手。史上初のグランプリファイナル4連覇達成。
前人未到、という言葉を旗印に、ケガという荷も背中に負って、倒れてもまた起き上がり、果てなきばく進を続ける羽生結弦22歳(誕生日おめでとうございました)。あーこの人はほんとにすさまじいわ、と今回あらためて思い入りました。
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まずはショートのクレイジーぶり。曲名どおりまさにクレイジー。冒頭4回転ループこそなんとかこらえた着氷になってしまったものの、その後は空間を自在にあやつり、観客をあおり、興奮の巨大渦巻きを作りだしてしまいました。ひえー。
特に鮮やかなトリプルアクセル直後の足さばき、軌道のかっこいいこと。ここで会場の女性の99.5%の心をわしづかみにしましたね。「俺俺俺俺俺俺!」くらいの俺様感をこの超人的技術の上に乗っけられると、もはやお手上げですわ。ここでシーズンベストを叩き出しておいて、フリー。
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フリーの方は、ショートのようにクレイジーとはなりませんでした。両方をそろえるというのは本当に至難の業ですね。冒頭の4回転ループはショートよりよかったのですが、後半に入って転倒あり、パンクありとミスが重なり、フリーだけだと宇野選手に次ぐ3位に沈みました。
それでも総合得点では文句なしの1位。グランプリファイナル4連覇の偉業達成、インタビューではもちろん開口一番「悔しいです」。結弦くんの旅は続く…
(羽生選手のクレイジーなショート演技はこちら。フリーはこちらです)


2位、ネイサン・チェン選手。
現在もっとも難度の高いコンビネーションである4回転ルッツ+3回転トゥループ。ネイサンは調子が悪くなければこれを軽々と跳んでしまいます。もちろんそれだけじゃない、弱冠17歳の彼は4種類の4回転すべてを跳ぶことができる。つまり、絶好調でミスをおかさなかったら、ジャンプの得点だけに限れば世界中で誰も出せない得点が出せる選手だってことですね。
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で、今回ショートはジャンプがあまりうまくいかず、4回転ルッツ+3回転トゥも間にターンが入り、4回転フリップも転倒と、5位発進。これは上位は難しいかな…と思ったのですが。
フリーですよフリー。冒頭4回転ルッツ+3回転トゥをめちゃくちゃきれいに決めたあと、跳ぶわ跳ぶわ、降りるわ降りるわ。ちょっと待って、4つめのジャンプまでコンボもありで全部4回転だよ!きれいだよ! と叫ぶ間もなくさわやかにサクサクと後半のジャンプも決めていくネイサン。
結果、すべてのジャンプを成功させてクリーンプログラムを達成し、200点に迫る高得点で総合2位にのぼりつめました。もちろん今季シニアデビューしたばかりでPCSはまだまだとはいえ、今後さらに表現力がついてくれば結弦くんの強力なライバルになる可能性は大いにあり。まずはこの調子のままで全米選手権に乗り込めばすごいことになりそうです。
(ネイサンのフリー演技はこちらです)


3位、宇野昌磨選手。
今回、時差の関係で体調がよくなかったらしく、ショートはコンビネーションをつけられない痛恨のミス。それでも86点台が出て4位発進はさすがでした。
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そしてフリーは、一日おいて実施されたために体調も回復したのか、冒頭の四回転フリップをきれいに決めると、若干のミスによるジャンプ構成の変更はありつつもほぼすべてのジャンプをクリーンに降りて、最後まで集中力を切らすことなく滑り切りました。
ショーマはいつも音楽に入りこむようにしてプログラムを滑るタイプですが、今回の集中の仕方はちょっと今までとは違っていたように見えました。ひさびさに途中歌いながら演技してましたしね。体調が戻り切っていないこともあったのかもしれませんが、何か常ならない、鬼気迫るものを感じました。
演技終了直後も、パーンと解凍してニコニコ少年に戻るいつものショーマではなく、しばらくは演技中の世界から解放されないような表情だったのが印象的でした。
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そして得点は自己ベストを叩き出して、総合3位。順位としては去年のファイナルと同じですが、五輪シーズンを前にさまざま入れ替わる勢力図の中で、この位置を続けて保てたのはすごいことです。
(宇野選手のショートはこちら。フリー演技はこちら


4位、ハビエル・フェルナンデス選手。
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今回はひさびさに、残念ハビーの悪い癖が出てしまった感がありましたね。ジャンプの抜けや転倒など、あまりこのところ見られなくなっていたミスがショートでもフリーでも散見しました。グランプリファイナルとは今のところ相性がよくないということなのかなあ。意欲を見せていただけに、とても悔しいだろうと思います。
悪くない部分ももちろんあったのですが、全体的に疲れやすい?疲れている?感じがして、もしかすると体調があまりすぐれなかったのかな…とも思いました。ナショナル、ユーロ、ワールドとまだまだチャンスはあるので、シーズン後半にまた期待です。


5位、パトリック・チャン選手。
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ショートはすばらしい出来で自己ベスト!このままフリーも…と思ったんですけどね。
今季から転倒に対する減点が厳しくなり、パトリックはこのフリー3回目の転倒で計4点を引かれることになりました。これほどジャンプが安定しないパトリック…ひさびさに見ました。その代わり、四回転サルコウをみごと降りてみせ、そこに関しては大拍手。でも結局ショート2位からフリーを経て総合では5位へとすべり落ちてしまいました。

パトリックは昨夏からコーチを変更して、マリナ・ズエワコーチについています。ズエワコーチはアイスダンス好きに知らない者はない有名なアイスダンスコーチであり振付師ですが、男子選手の、しかもパトリックのようなトップ選手のコーチになったということには驚きました。でもネイサンもズエワコーチのところに変わったんですよね。彼女自身元アイスダンサーだし、ジャンプの指導は別のコーチがいるのかな…。
いずれにしても、パトリックは新しいコーチのもとで心身ともにリセットした感じで、今回はいろいろ残念でしたが、今季前半としてはいい状態で来てると思います。カナダナショナルでは納得のいく演技ができますように。


6位、アダム・リッポン選手。
今回ファイナルに進んだ選手の中で、4回転をトゥループ一種類しか持っていないのはリッポンくんだけ。その時点でもちろん点数的に有利とはいえないわけですが、惜しくもファイナルに進めなかったジェイソン・ブラウン選手も同じく4回転は一種類。その成功確率もまだリッポンくんともども、あまり高いとはいえません。
それでも彼らがこうして世界のトップで戦えるのは、高いPCSがあるから。もちろん4回転以外のジャンプの取りこぼしがあってはいけないのは当然。今回、リッポンくんはこの部分でもミスが多発してしまい、最下位という結果になりました。
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ただ、今季のプログラム、ショートは今の彼らしく思い切りはじけて魅力たっぷりなナンバー、フリーは傷ついた鳥を演じるコンテンポラリーダンスの要素の濃い美しいプロで、どちらもとてもすばらしいのです。特にフリーは、五輪シーズンに取っときなよ、と言いたくなるほど質の高いプログラムだと思います。
まずはディフェンディングチャンピオンとしてのぞむ全米選手権、いい状態で演技ができますように。


さて、カップル競技についてはすでにyoutubeで内容を観たアイスダンスのことを次回できれば書きたいと思います。
何か別の話を書くことになるかもしれませんが。というか、全日本までに何度か更新できるんだろうか私? 書きたいことはたくさんあるんですけどね…



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by higurashizoshi | 2016-12-17 00:05 | フィギュアスケート | Comments(2)

グランプリシリーズ2016 第6戦・NHK杯

ここを訪れてくださる方の中には、チェックしては
「またひぐらしのやつ、NHK杯もまだ書いてないのか。えーかげんにしてください」
と思っておられた方がいらっしゃるやもしれません。もしそんな方がいたらすみません。
試合は終わると情報的にはどんどん鮮度は落ちていくので、検索して読みに来てくれる方も当然減るわけで、それを考えると残念ではあるんですが… まあ、このブログって別にフィギュアに特化してるわけでもなく、好きがこうじて試合を観ればフィギュアについて書いてるだけなので、ええやんか。のろのろマイペースで。と自分に言い聞かせております。
本来は2日くらい前にアップできるはずだったんですが、なぜか胃痛になりパソコンに向かえず、ようやく回復して書いてます。ああ、さらに遅なった。

さて、NHK杯。毎年、カップル競技もすべて生中継(BS含めて)してくれる、貴重なグランプリシリーズ日本大会。せっかくの生なのにみっちりお仕事で、ほぼ泣く泣く録画鑑賞でしたが(おまけに録画のとき画質設定を間違えていて、ようやく観られた男子フリー画面がもよもよになっていて、さらに泣く)、今回も見ごたえたっぷりの3日間でした。

まずは男女シングルから。


NHK杯2016 女子シングル結果

第1位 アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)210.86
第2位 宮原知子(日本)198.00
第3位 マリア・ソツコワ(ロシア)195.88
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第4位 樋口新葉(日本)185.39
第5位 長洲未来(アメリカ)180.33
第6位 カレン・チェン(アメリカ)178.45
第7位 松田悠良(日本)178.26
第8位 エリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)175.11
第9位 ダビン・チョイ(韓国)165.63
第10位 アレイン・チャートランド(カナダ)160.22
第11位 ニコール・ラジコワ(スロバキア)159.70


 
昨シーズンまでの不安定で不安げだったアンナ・ポゴリラヤさんは、どこにいってしまったんでしょう。
このNHK杯でもまったく他を寄せつけない強さで優勝、文句なくファイナル行きを手にしました。
ジャンプがここまで安定すると、深いグライドでの力強く伸びのある滑り、もともと持っている表現力や気品が際立ち、とても十代の選手とは思えません。
そして、この美しさ。いつもコスチュームも大変に美しい。
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そしてすばらしい得点と日本のお客さんのスタオベに感動して、キスクラではこんな無邪気な笑顔。このギャップ、アンナちゃんったら♡
昨シーズンのNHK杯は彼女にとって悪夢のようだったので、それを払拭するすばらしい演技とスタオベがほんとうにうれしかったんでしょうね。
ファイナルもどうかこの安定をたもってくれますように!
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宮原知子選手は、ショートからひとつ順位を上げての2位。
知子ちゃんもファイナル行き決定です。
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ショートでは、ルッツ×トゥの盤石のはずのコンボの最初で、まさかの転倒。本人も相当ショックだったろうと思いますが、フリーではきっちりと立て直してきました。スケカナで0点の判定を受けてしまったステップもしっかりレベル4獲得! 
ただ、フリーでもいくつか回転不足を取られていたのは残念。彼女のジャンプは跳躍が大きくないこともあり、どうしても判定が厳しくなる傾向がある気がします。


3位は、群雄(雄じゃないけど)割拠のロシア女子から今季また新たに躍り出たマリア・ソツコワ選手、16歳。
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ジュニアのころにくらべてぐんと身長が伸びて全体のボリュームが大きくなったにもかかわらず、ジャンプでの大きなミスがなくなってきたことが今回も台乗りにつながりました。フリーではかなり回転不足を取られてしまったけど、終始流れのある安定した演技でしたね。さらりとファイナル進出決定です。
彼女、演技中はなぜか悲しそうな困ったような顔をしてることが多いのですが、どうもこれは緊張とか集中のせいらしく、オフアイスでは明るく可愛らしい笑顔でなんかほっとしました。


樋口新葉選手は4位でした。
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表情や足先、指先までの表現を徹底して練習してきたんだなあと思わせられる今季の新葉ちゃん。これまでの、どっかーん行くぜい!ていう豪快ジャンプ中心の選手ではないのよもはや、というメッセージが強く感じられました。
今回はショートでのコンボで最初が着氷乱れ、結果3×2になってしまったのが痛かった。でもちゃんとリカバリーできるところはさすがです。フリーは相当緊張していたのでしょう、いつもの勢いがなくてジャンプのパンクもあり、得点を伸ばしきれず。でもまだまだほんとにこれからが楽しみです。

5位の長洲未来選手は、演技全体は美しかったものの、回転不足に泣かされました。全米選手権では未来ちゃんの心からの笑顔が見たいです。
6位のカレン・チェン選手、非常に表現力にたけて、すばらしいジャンパーでもあり、ミスさえなければぐんと上位に出てくる可能性をたくさん持った選手です。彼女も全米での演技に期待。

7位、松田悠良選手。
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今回も大きなミスのない、落ち着いて安定した演技でした。回転不足がここまで随所で取られなければなあ…。
繊細な表現も魅力的で、ほんとにあと一歩「私を見て!」的な野心が宿ればぐっと変化するのだろうけど、でもこのつつましさが悠良ちゃんらしいんだよなあ…と思いながら観てました。ともあれ初グランプリ2戦出場で堂々たる演技、すばらしかったです。


NHK杯2016 男子シングル結果


第1位 羽生結弦(日本)301.47
第2位 ネイサン・チェン(アメリカ)268.91
第3位 田中刑事(日本)248.44
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第4位 アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)229.87
第5位 ミハイル・コリヤダ(ロシア)225.69
第6位 デニス・ヴァシリエフス(ラトビア)223.73
第7位 ジェイソン・ブラウン(アメリカ)218.47
第8位 ナム・ニュエン(カナダ)212.43
第9位 日野龍樹(日本)207.15
第10位 エラジ・バルデ(カナダ)195.32
第11位 グラント・ホクステイン(アメリカ)191.40


さて、羽生結弦選手。
ショートでは冒頭のクワドループは大きく着氷が乱れ、本人おそらく「くっそー!」という思いで(想像です)残りのジャンプはクワドサルコウ×トリプルトゥ、トリプルアクセルとがっちり決めてみせました。特に最後のアクセルは結弦くんならではの鳥の飛翔のような超美ジャンプ。でもって確信犯的に観客を煽るこのポーズ!「パリの散歩道」の第二章といった感じでしょうか。軽く100点越えで首位に立ちました。
それにしても白→薄紫の衣装変化、ずいぶん話題になりましたねえ。ちょっと背の青いおさかなみたいだナーと思いながら観てましたが…
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フリーは観客の異様な熱気や吐息でカメラマンのレンズが曇ってしまったとか。そのくらい真駒内リンクはアツかったようです。フリーでのジャンプはミスもありつつも、スケカナにくらべて確実にプログラムが形になってきているのを感じました。総合300点越えでまったく他を寄せつけない優勝。
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今回、結弦くんを追い落とすか!?などと言われていたネイサン・チェン選手。それはさすがになかろうよ…と思ってましたが、結果的には30点以上の大差をつけられての2位となりました。
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えーっと、ネイサンはアクセルが苦手なんですね。クワドをここまでポンポン跳ぶのにトリプルアクセルが苦手、というのは素人にはどうゆうこっちゃと思うけどパトリックもそうですよね。今回アクセルは転倒しなかったけどショートもフリーも乱れてこらえました。
で、クワドをショート2回、フリー5回入れる予定の鬼構成の中で転倒などありつつも、クワドフリップ×トリプルトゥというコンボを成功させました。結局フリーで跳んだクワドは4回でしたが、この前宇野昌磨選手が世界初成功させたばかりのクワドフリップを、コンビネーションにして跳んでみせてしまったネイサン。しかもショートでもフリーでも。まさにまさに恐るべき17歳。


悲願達成!3位に入った田中刑事選手。
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ほんとに、よかったねえ…と、田舎のおっかさん的な感想ばかり出てきてしまった。ジュニアのときから生で観る機会が何度もあり、大ちゃんのあとを継いでくれ~と思いつつ、苦しい道のりが続くのを見てきましたもの。
関西の某リンクに行ったとき、偶然刑事くんの練習している姿を目の前で見たことがあり、美しいなあ…とため息をつくとともに、オーラはもちろんありつつ、存在感がつつましいなあ…とも感じたのでした。今回、結弦くん、龍樹くんと同期3人組がそろったことがメンタルに好影響を与えたのでしょうか。自滅パターンに入ることなく、堂々とショートとフリーを攻めきりました。本当におめでとう刑事くん。


6位入賞!ラトビアのデニス・ヴァシリエフス選手。以前から言っているように、ジュニア時代から絶賛応援中。
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この躍動感、このエッジさばき、柔軟性と音楽への親和、ほんとうに見ていると心地よくわくわくします。ランビエール先生との二人三脚で、これからどんどん進化していってほしい!
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大好きなジェイソン・ブラウン選手。念願のNHK杯出場でしたが、今回は思いがけないミスが続き7位と、予想もつかない順位に沈んでしまいました。
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ショートの前に日本語で、「いちばん好きな食べものを食べます!おにぎり!」なんてキュートこの上ないツイートをしていたジェイソン(日本語は家庭教師について勉強しているそうで、ほんとに上手です)。
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しかし、すべての動きがシームレスにつながっている極上の美しい演技はやはりすばらしい。全米では実力を発揮して、ワールドで今季プロの完成形を見せてほしいです。


日野龍樹選手は9位。
お疲れさまでした。自己ベストおめでとうございます。もう、田舎のおっかさん的涙目です。できることはすべてやれた!という思いがこの表情にあらわれているのでは。
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今回、こうしてNHK杯できちんと最後までやり抜けたこと、きっと大きな自信になったと思います。全日本楽しみにしてます、龍樹くん。

すっとばしてしまった選手のみなさん、申しわけない!
全部の選手について触れたいのですが、なかなか…。

そうこうしてるうちに、ファイナルが迫ってきてますね。
しかしまたも週末はテレビを観られないのであった…。ライストも無理なのであった…。録画観て、またあとからもそもそ書く、ていうパターンでお許しを。
NHK杯のカップル競技については、めっちゃ書きたいのですが、その余裕があるやいなや。というところです。

第6戦のNHK杯を終えていよいよ決定した、グランプリファイナル出場選手の顔ぶれです。(シングルのみ)

男子
1.ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
2.パトリック・チャン(カナダ)
3.羽生結弦(日本)
4.宇野昌磨(日本)
5.ネイサン・チェン(アメリカ)
6.アダム・リッポン(アメリカ)
次点補欠:ボーヤン・ジン(中国)


今からドキドキするラインナップ。
リッポンくんが入った!!

女子
1.エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)
2.アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)
3.エレーナ・ラジオノワ(ロシア)
4.ケイトリン・オズモンド(カナダ)
5.マリア・ソツコワ(ロシア)
6.宮原知子(日本)
次点補欠:アシュリー・ワグナー(アメリカ)


メドベちゃんのひとり勝ちなのか?それとも?
ロシア女子4人。強いなあ。アシュリー…(涙)
とにかく、いろいろ楽しみです。




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by higurashizoshi | 2016-12-04 19:08 | フィギュアスケート | Comments(2)

グランプリシリーズ2016 第5戦・中国杯

早送りの映像のように飛び去る一週間。
明日からNHK杯ですってば。そしてやっとこ、中国杯の結果を書こうとしている私。遅すぎる。遅すぎる上にまたも時間がなさすぎる。というわけで、中国杯についてはほんっとに結果だけです。

中国杯2016 アイスダンス結果

第1位 マイア・シブタニ&アレックス・シブタニ(アメリカ)111.90
第2位 ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ(カナダ)107.76
第3位 アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン(ロシア)105.32
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第4位 ヴィクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフ(ロシア)101.70
第5位 シーユエ・ワン& シンユー・リウ(中国)91.23
第6位 ナタリア・カリシェク&マクシム・スポディレフ(ポーランド)90.65
第7位 アナスタシア・カヌーシオ&コリン・マクマナス(アメリカ)87.74
第8位 リンシュー・ソン&ジュオミン・サン(中国)77.70
第9位 ホン・チェン&ヤン・ジャオ(中国)65.78


シブタニズ強し! そしてステパノワ&ブキン組が表彰台めでたい。
シブタニズは文句なしのファイナル決定です。今季のファイナルは銀メダル争いが過酷とみた。
しかし、ずっと応援しているカナダのポール&イスラム組が棄権というショック。彼ら、なかなか先に進めないなあこのところ…(涙)



中国杯2016 ペア結果

第1位 シャオユー・ユー&ハオ・ジャン(中国)203.76
第2位 チェン・ペン&ヤン・ジン(中国)197.96
第3位 リュボーフィ・イリシェチキナ&ディラン・モスコヴィッチ(カナダ)191.54
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第4位 シュエハン・ワン&レイ・ワン(中国)182.02
第5位 ニコル・デラ・モニカ& マッテオ・グアリーゼ(イタリア)176.38
第6位 川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ(ロシア)175.53
第7位 マリ・ヴァルトマン&ルーベン・ブロマールト(ドイツ)173.88
第8位 ジェシカ・ファンド&ジョシュア・サンティマン(アメリカ)142.41


あ、ちょっと、並びかた間違っとるよ。と言いたくなるほどまだ慣れない取り替えっこ中国ペア2組が、1位と2位。取り替えてもこの結果ってすごい。取り替えなくてもこの結果はありえたような気もするが。
フリーはミスが全体的に多かったようです。悠子さんはリフトからの落下があったそうで、ケガしなかったのだろうかと心配。


中国杯2016 女子シングル結果

第1位 エレーナ・ラジオノワ(ロシア)205.90
第2位 ケイトリン・オズモンド(カナダ)196.00
第3位 エリザヴェータ・トゥクタミシェワ(ロシア)192.57
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第4位 三原舞依(日本)190.92
第5位 本郷理華(日本)181.75
第6位 アシュリー・ワグナー(アメリカ)181.38
第7位 カレン・チェン(アメリカ)179.39
第8位 ジジュン・リー(中国)172.40
第9位 コートニー・ヒックス(アメリカ)163.64
第10位 シャンニン・リー(中国)157.27


ラジオノワ選手、オズモンド選手の強さが光った今回。特にオズモンド選手はこれまでの低迷を払拭する好調ぶりで、これで初めてのファイナル進出も決定!ラジ子ちゃんもファイナル決まりましたね。
三原選手は再び表彰台へ、そしてファイナルへ、という意識が強すぎたか。でもまだまだこれからです。ショートはスケアメよりよかった。
本郷選手は特にステップが出色の成長ぶり。ジャンプの回転不足を取られないようになってくればもっと上に行ける… にしても、ほんと今季のグランプリはテクニカルコントローラー厳しい。


中国杯2016 男子シングル結果

第1位 パトリック・チャン(カナダ)279.72
第2位 ボーヤン・ジン(中国)278.54
第3位 セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)243.76
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第4位 マックス・アーロン(アメリカ)242.74
第5位 ハン・ヤン(中国)230.19
第6位 アレクサンドル・ペトロフ(ロシア)228.44
第7位 マキシム・コフトゥン(ロシア)221.43
第8位 ダニエル・サモヒン(イスラエル)213.51
第9位 ロス・マイナー(アメリカ)213.34
第10位 ミハル・ブレジナ(チェコ)211.77


パトリック・チャン選手、すばらしい演技でした。フリーはクワドサルコウの転倒はあったものの、全体に落ち着いていて、美しい安定感がありました。こういうパトリックが見たいのよ。ファイナル決定おめでとうございます。
そしてボーヤン・ジン選手。演技を観ればみるほど、昨シーズンとは別人になってますよね。はあ。人ってこんなに変わるものなのかしら。ルッツ、サルコウ、トゥループ、トゥループコンボという4回転×4の鬼構成フリー、今回はトゥ1個転倒でした。ファイナルは残念だったけど、ワールドでクワド祭りの先頭切ってね。
そしてわれらが(私だけか)ヴォロさんが3位!表彰台!やんややんや。今季クワド含めジャンプの安定すごいですわ。プログラムもまともだし、じゃなかった、すごくいいプログラムだし。
ブレジナ選手が沈んだのがつらい。ロス・マイナー選手もこのところ、もがいてる感。


読んでくださってる方、まったくの駆け足どころか全速力ですみません。
これからお仕事兼私用で出かけ、帰りは深夜で明日はNHK杯。しかし土日はまた全部仕事なので、せっかくのNHK杯の生放送はまったく観られません… あとでめそめそ録画を観ます。


*****
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by higurashizoshi | 2016-11-24 15:02 | フィギュアスケート | Comments(2)

グランプリシリーズ2016 第4戦・フランス杯

週末が近づくと、やっとこさ前の週末のグランプリシリーズについて書く、というスローペースが続いております。スローペースといえば、フランス大会の名称が「エリック・ボンパール杯」じゃなくなってたこと、のんきにもまったく知りませなんだ…。あの素敵に統一されたブルーのリンクサイドは過去のものに。残念です。エリック・ボンパールってカシミアのブランドだそうですが、スポンサーを撤退したのは不況のせいなのかな…。今回からフランス大会の名称は「フランス杯」になりました。まんまやね。

まずはアイスダンス結果。いよいよあの方たちが満を持しての登場です。いやー待った待った。しかも今回もライストは涙を飲んで観られず、youtubeでぶつ切りで観る気にはなれず、じりじりとCS放映を待っている、という過酷な状況にある私です。
ジュニア時代から偏愛し追いかけてきたパパダキス&シゼロン組がこれほど急激に世界のトップに駆け上がり、しかもどんどん他の追随をゆるさない高みへとさらにのぼっている…こんなことになるとはね。今季のプログラムはまたすさまじいという評判だけを耳にして、さらにじりじりしてます。


フランス杯2016 アイスダンス結果

第1位 ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン(フランス)193.50
第2位 マディソン・ハベル&ザカリー・ドノヒュー(アメリカ)174.58
第3位 パイパー・ギルス&ポール・ポワリエ(カナダ)170.78

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パパシゼ、2位のハベドノに20点近い大差をつけての優勝。今回の得点193.50は、昨年ワールドで彼らが優勝したときの得点(世界歴代2位)にあと1点あまりに迫る高次元。グランプリ1戦目でこの得点!いったいどこまでいくのでしょう。
3位のギルス&ポワリエ組はハベドノに迫る勢い。とはいえスケートカナダのときにくらべるとかなり得点は抑えられてます。

第4位 エレーナ・イリニフ&ルスラン・ジガンシン(ロシア)167.40
第5位 イザベラ・トビアス&イリヤ・トカチェンコ(イスラエル)158.86
第6位 マリー=ジャード・ローリオ&ロマン・ルギャック(フランス)150.07
第7位 アレクサンドラ・ナザロワ&マキシム・ニキツィン(ウクライナ)145.39
第8位 コートニー・マンスール&ミハル・チェシカ(チェコ)140.92
第9位 ロレンツァ・アレッサンドリーニ&ピエール・スーケ(フランス)130.12
第10位 ヴィクトリア・カヴァリオワ&ユーリ・ビエリアイエフ(ベラルーシ)115.04




フランス杯2016 ペア結果

第1位 アリョーナ・サフチェンコ&ブルーノ・マッソ(ドイツ)210.59
第2位 エフゲーニャ・タラソワ&ウラジミール・モロゾフ(ロシア)206.94
第3位 ヴァネッサ・ジェームス&モーガン・シプレ(フランス)198.58
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第4位 ナタリア・ザビアコ&アレクサンドル・エンベルト(ロシア)192.56
第5位 マリッサ・キャステリ&マーヴィン・トラン(アメリカ)176.18
第6位 ミリアム・ズエグラー&セヴァリン・キーファー(オーストリア)145.01


やっぱり強いサフチェンコ&マッソ組。そして3位にジェームズ&シプレ組が入ったのがとてもうれしい。今季すばらしいプログラムで、いよいよこの美しいペアの成熟期が来たか?という期待。


フランス杯2016 女子シングル結果

第1位 エフゲーニャ・メドベージェワ(ロシア)221.54
第2位 マリア・ソツコワ(ロシア)200.35
第3位 樋口新葉(日本)194.48
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第4位 ガブリエル・デールマン(カナダ)192.10
第5位 パク・ソヨン(韓国)185.19
第6位 ローレンス・ルカブリエ(フランス)184.65
第7位 マエ・ベレニス・メイテ(フランス)172.65
第8位 グレイシー・ゴールド(アメリカ)165.89
第9位 浅田真央(日本)161.39
第10位 永井優香(日本)159.49
第11位 アナスタシア・ガルスチャン(アルメニア)155.49
第12位 アリョーナ・レオノワ(ロシア)141.36


メドベージェワ選手、フリーのルッツでめずらしく転倒があったものの、それ以外はすべてにおいてほぼパーフェクトでした。これで堂々のファイナル一番乗り。今の彼女にはほとんど不安要素がないですね。
2位に入ったソツコワ選手。ジュニア時代にくらべてジャンプも安定し、身体が大きく成長したあとの調整がうまくいきはじめているようです。くんずほぐれつのロシア女子の中でどこまでいけるか?と考えると、観るものをつかむような迫力や個性が今のところないのが弱点かな。
樋口新葉選手、グランプリ初参戦でみごと表彰台に乗りました。ものすごいスピードから繰り出される爽快なまでの飛距離ジャンプ!そして表現面もぐっと成長してきてます。これからがほんとに楽しみ。

グレイシー・ゴールド選手もこのところ不調、永井優香選手も今はジャンプの見直し中で不調、でもここはやはり浅田真央選手について。
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今はとてもつらい状態です。彼女を見守る側もつらいと思うけれど、もちろん一番つらいのは真央さん本人でしょう。
大ちゃんファンとしては、やはりソチ五輪シーズンの彼のことを思い起こしてしまいます。
復帰を決めたのは彼女自身、これからのことを決めるのも彼女自身。私は、ここまでジャンプが跳べず、インタビューで涙をこぼす彼女を見て、ただ見守るしかないんだろうと思いました。期待という名のエゴで彼女を追いこむようなことは、誰もするべきではないと。
浅田真央という選手が偉大なスケーターであることは何があっても変わらない。もしも膝の状態や気持ちの部分で、この先つらい状況が続くとしても、勇気をもって競技に復帰し、最後まで戦いつづけようとする彼女は、堂々と胸をはって自分を誇っていいと思います。



フランス杯2016 男子シングル結果

第1位 ハビエル・フェルナンデス(スペイン)285.38
第2位 デニス・テン(カザフスタン)269.26
第3位 アダム・リッポン(アメリカ)267.53
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第4位 ネイサン・チェン(アメリカ)264.80
第5位 無良崇人(日本)248.42
第6位 ヨリク・ヘンドリクス(ベルギー)230.47
第7位 ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)229.06
第8位 シャフィク・ベセギエ(フランス)225.02
第9位 アルトゥール・ドミトリエフ(ロシア)218.70
第10位 ブレンダン・ケリー(オーストラリア)199.40
第11位 イヴァン・リギーニ(イタリア)185.81


宇野昌磨選手に続いて、フェスナンデス選手がファイナル進出を手にしました。今季のハビーは強いわ。ついにベテランの味わいが醸されてきた感。もうジャンプが崩壊することはない…と祈りたい。
そして2位に入ったデニス・テン選手。いつもスロースターターでグランプリはあまり芳しくないことが多いのに、今季は最初からジャンプも表現も完成形に近い。モロゾフがついたから?モロゾフだけにプログラムは挑戦的とか新鮮とかではないのですが、テンくんは何を滑っても気品をふりまきつつ素敵プロにしてしまいますね。

アダム・リッポン選手は3位。
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とうとうやりました。4回転トゥがクリーンに決まりました! 今季のリッポンくんは身体のすみずみまで自信と充実感がみちています。思わず引き込まれるような、静かな熱気がフツフツと湧いてる感じ。やっぱり今季フリーはほんとうに、ほんとうに美しいです。


4回転ジャンプの鬼、ネイサン・チェン選手が4位に入りました。ついにシニアでバンバン跳びはじめましたよ~。ボーヤンもすごいけどネイサンはなんたってショートではルッツとフリップ、フリーではトゥループ、ルッツ、フリップ、サルコウと4種類の4回転ジャンプを跳びますからね。フリーなんか4回転×5回という、地球から飛び出しちゃってるみたいな構成。
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ケガから復帰して、今回はその影響もほとんど感じさせず、かるーくかるーくクワド量産してくれました。こわいわ。4回転×5回なんてのが男子の目標になっていくのがこわいのと、年齢のいかない選手がジャンプしすぎて故障してどんどん選手生命が短くなっていくのがこわい。ネイサンくん、どうかくれぐれもケガを重ねぬよう気をつけて。


無良くん、フリーはすばらしい出来でしたね。ラストジャンプのルッツ転倒はくやしかったけど、納得の演技だったのでは。ファイナルには届かなくてほんとに残念ですが、全日本に照準をあわせてクリーンを目指してほしい!
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グランプリでも入賞ライン、という格付けまで上がってきた感のあるミーシャ・ジー選手。彼の演技には粗雑なところがないですね。すべてを大切に滑っていて、お約束の荒ぶるステップのときも実はすごくていねいで、美しさにこだわっているんだなと感じられます。愛だなあ。
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いつもながら駆け足で、もっとふれたい選手もあちこちたくさん飛ばしながらでした。
中国杯の次はいよいよNHK杯かあ。師走がすぐそこまで、すごい勢いで走ってきてる。やることが多くて頭パンクしそうです。


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by higurashizoshi | 2016-11-18 15:11 | フィギュアスケート | Comments(2)

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