ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
by higurashizoshi
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カテゴリ:フィギュアスケート( 133 )

全日本選手権2017終了、年の瀬

気がつけば、今年もあと4日ですって!
全日本については、女子ショートが終わったところから書いてませんでしたが、男子!
羽生選手というトップスター不在といえども実にスリリングな攻防でした。
全体として疵のない演技がこのところできてない宇野昌磨選手、それでも優勝はしっかり手にしました。そして《第三の男》が誰になるかという争いは、フリーで田中刑事選手と無良崇人選手の一騎打ちに。

無良選手が一世一代ともいえる素晴らしいフリー「オペラ座の怪人」をノーミスで滑り切り、コーチである両親と涙で抱き合う光景にテレビ前でもらい泣き。そして、直後が田中刑事選手。
無良くんも刑事くんも共通するのは、気が優しく謙虚、シャイであるという点。この性格の美点はアスリートとしては時に欠点になり、ここぞというときにメンタル面で押せない、自滅してしまう、という場面が2人ともにこれまで何度も何度も見られました。
その無良くんがここまでやり切り、しかも高得点を叩き出したのを目の当たりにして、刑事くん、もしかしてまた… と思ったのは私の杞憂でした。いやー杞憂でよかった。
無良くんももちろん応援してきたし、最後の五輪のチャンスをなんとかつかんでほしいと思ってました。ただ、刑事くんは関西でずっと練習してきたことから、これまでジュニアのころから何度かチャリティーなどで演技を生で観て、演技後も少しだけお話しする機会があったり、西宮のリンクで偶然練習を間近に見たり、ということがあり。もともと彼のスケートが私はとても好きだったので、応援にも力が入っていたのですよね。特に最近は四回転含むジャンプの成功率が上がっているだけでなく、表現や身体の使い方が非常に洗練されてきて、本当に美しい。

今回、特にすばらしかったショートでの演技です。完璧ノーミスで90点越え!ここでの高得点の貯金が、結果的に無良くんの追撃をかわし、刑事くんをオリンピックに導いたともいえます。
最後のステップシークエンスのときの天井カメラが惜しい!もう少し寄って、表情や表現をよく見せてほしかったな~。




そしてフリー、無良くんのスケート人生を賭けた演技。もう涙なしでは見られません。




ああ、このまま無良くんをオリンピックに行かせてあげたい!ときっと多くの人が思った直後の、刑事くんのフリー。



刑事くんがフリーで鮮やかに決めた4回転トゥループ、この一本が明暗を分けました。

そして激闘のあとなのに、なんとなくほのぼのとする、全日本2017男子表彰台。無良くんの笑顔に胸が痛みつつ。

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無良くん、刑事くんの五輪3枠目争いが一番の注目でしたが、男子で忘れてはならないのは、ついに復活を果たした山本草太選手。
ジュニア時代から日本のトップになることは確実と言われ、平昌五輪出場を目指していた草太くんが相次ぐ大けがにより競技リンクから姿を消して、長い時がたちました。
復活の9月の中部選手権では、まだ一回転ジャンプしか跳べなかった草太くん。その後三回転まで徐々に跳べるようになり、この全日本では見事な演技を見せてくれました。
その滑らかで美しいスケーティングはさらに進化し、表現の奥行きが出て、すばらしい成長を感じました。まだ17歳!これでジャンプが戻ってきたら…本当に楽しみです。




女子に関しては、やはりケガからの復活シーズンだった宮原知子選手が勝ちとった優勝の意味の大きさ。そしてダークホース、坂本花織選手の快進撃と五輪切符奪取。
敗れた樋口新葉選手、三原舞依選手、本郷理華選手、そして本田真凛選手…。どうか気持ちを立て直して、次の派遣試合や来シーズンに新たに力を注いでほしいです。
そして3位に飛びこんだ紀平梨花選手のトリプルアクセル、ショートとフリー合わせて3本という、浅田真央選手以来の快挙。しかもまだ中学生。表現力も兼ね備えたバランスのいい選手で、これからが非常に楽しみです。

ペア優勝の須崎海羽&木原龍一組、アイスダンス優勝の村元哉中&クリス・リード組、それぞれに五輪経験者と初参加の組み合わせとなりました。ペアは須藤&ブードロ=オデ組が国籍問題で五輪出場がかなわないのが残念…。

しかしこの写真、ショーマと刑事くんが異様に可愛くありません?
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ロシアの国内選手権も終了し(CSで放映中)、年明けすぐには全米選手権が始まります。
わが身を振り返れば、仕事納めもして明日からついに!おせち大作戦開始。
喪が2年続いたために3年ぶりのおせち作りなので、何をどうするんだっけ?状態。まあとにかくやらねばです。
今年を振り返って、しばししみじみと何か書けたらと思ってます。


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by higurashizoshi | 2017-12-28 01:47 | フィギュアスケート | Comments(0)

全日本選手権2017はじまる

おそるおそる確認するに、グランプリシリーズのスケートアメリカの前で更新止まってましたね…?
そのあとスケートアメリカ、グランプリファイナルがあり、そして今日は全日本選手権が開幕。
さっそく女子ショートは大変な展開になっております。たった2枠のオリンピック代表をめぐる、まさにアスリート人生を賭けた戦いがスタート。

個人的には今日一番の演技は本郷理華選手の「カルミナ・ブラーナ」でした。人知を超えた何かが降臨したような、いわゆる《ゾーン》の演技。冒頭から最後まで、ただ惹きこまれました。
演技後、はらはらと落涙する本郷選手を見ながら、テレビの前で涙目でスタオベしました。
出たぞ70点台。ついに回転不足取られず。



ケガで滑れなかった苦しい日々から立ちあがった宮原知子選手の、新たなオーラを放つ演技、まさかのショート1位になった坂本花織選手、ショートでの失敗をどこまで挽回できるかと気がかりな樋口新葉選手と三原舞依選手、トリプルアクセルをこんなに安定して跳ぶ?と驚嘆の紀平梨花選手、などなど、フリーはいったいどうなるんだろう…?

明日は男子ショートです。
このところ(最近ずっとか…)とにかく忙しくて余裕がないのですが、明日はなんとか夕方から時間を空けることができて、家で第1グループからの生中継を観られる予定。

更新してない間にも、いろんなことがあり、福島行ったり、東京行ったり、仕事行ったり、バッハ歌ったり、第九を助っ人で歌ったり、映画観たり、人前で詩に関して話したり、ほかにもいろいろしました。
ここに書きたいなあと思うことがたくさんあるのに、なかなか書けないということが相変わらず続いてます。
全日本のこと、このあとも書きたいとは思っており… ただし実現するかは不明という感じ。
とりあえず男子はオリンピック3枠目が誰になるか、考えるだけで胸が痛い。

迫るクリスマスと年の瀬、そしてお正月。
私にとって、人のためになりたいと思いつつ孤島に逃げたいとも思う、一年でもっともアンビバレンツな季節。


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by higurashizoshi | 2017-12-22 03:53 | フィギュアスケート | Comments(0)

グランプリシリーズ2017 NHK杯~フランス国際・トピック

タイトル書いててわれながら、あまりのザックリぶりに苦笑。
昨シーズンまでは忙しい中でも曲がりなりにもグランプリシリーズはひとつずつ追いかけて書けてたのに… もはや今季はとうてい追いつけないとすでに観念しました。
もちろん、なんとか競技は観てます。とはいっても数日遅れとか、場合によっては忙しすぎて地上波の録画予約を間違えてて朝イチで驚愕、あわててBSの方でなんとか予約し直したりとか…とてもリアルに楽しむなんて夢という状態。おまけにNHK杯のときなんて、原因不明でケーブルテレビが真っ暗になりBSでのカップル競技の録画がすべてできてなかった…という悲劇に見舞われました。タスケテー!
でもまあ、これまでが恵まれてたのですよね。土日に仕事の方たちは、毎週末のグランプリシリーズをリアルタイムでなんて見られないのが当たり前。私も今は週末の方が忙しい状況なので、ようやくそんなフィギュアファンの苦労がわかるようになりました。

さて。
どんどこどんどこ日は過ぎて、もうグランプリシリーズ、残りはスケートアメリカの一戦を残すのみとなりました(ていうか、もう公式練習始まってますよ!)。
ああー、それにしてもNHK杯、ちゃんと観たかったなあ…(涙)主な演技はNHKのアーカイブスで観られたとはいえ…。
あ、でも男子シングルはちゃんと観られたんですよ。この3戦(中国杯、NHK杯、フランス国際)の中で非常に印象的だったのは、このクワド・クワド・クワド&若さ・若さ・若さ全盛の今のフィギュア界において特筆すべき、NHK杯の男子表彰台。
羽生結弦選手が公式練習中にケガをして棄権、という非常にショッキングな出来事が、試合の流れを大きく変えたといえるでしょう。まったく予想をくつがえす結果となりました。

30歳にしてグランプリシリーズ初優勝を飾ったセルゲイ・ヴォロノフ選手。
ずっと応援してきたヴォロさんがついにグランプリで表彰台の真ん中に…!もう男泣き(私が)。
そして2位に入ったのは、この日28歳の誕生日を迎えたアダム・リッポン選手。
素晴らしいプログラムを昨季から持ちこし、さらにブラッシュアップして完璧に近い演技!
3位には、29歳のアレクセイ・ビシェンコ選手。なんと28~30歳で男子表彰台が占められるという記念すべきNHK杯となりました。

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ヴォロノフ選手は、これまで相次ぐケガもあり、コーチを転々とし、ロシアのスケート連盟から正直冷遇された時期もあり、多くの苦労をしつつも常にモチベーションを保ち、技を磨いてきた選手。そしてシャイで温かい性格が多くの選手から愛されているのです。…男泣き(私がね)。
この3人の笑顔はほんといいですね~。

記念すべきヴォロさんのNHK杯でのほぼパーフェクト!なフリー演技、ご覧ください。
冒頭の鮮やかな飛翔・4回転トゥループ+3回転トゥループはじめ、ジャンプの切れ、おそるべしです。




そして2位のリッポン選手の感動的なフリー演技もぜひ。
このプログラムは彼の代表作となるでしょう。




羽生選手のケガについては、すでにトロントに帰って治療しているという話は聞こえてきましたが、くわしいことはわかりません。全日本まであとひと月。快癒を祈るばかりです。


さて、中国杯ではアイスダンスでついに世界初、総合200点超えの記録が成しとげられました。
そう!私の愛してやまないガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン組が、ついにやりました!
…とはいえ、もちろんライストは観られてない、動画を単独で観るのはがまんして、4日後のCSでの中国杯アイスダンス放映を待っている状態の私。早く観たいなー。

昨シーズンの成績からいって、五輪を制するのはバーチュー&モイア組かと思っていたのだけど、今季いきなり形勢変わってきてますね。一体どうなるのだろう。

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先週末のフランス国際(今季からグランプリシリーズフランス大会は、こういう名称になったんだそうです)では、男子3位に入ったミーシャ・ジー選手の演技に心から感動しました。
ああ、ミーシャ、昨シーズンで予定通りに引退しなくてよかった! こうしてグランプリシリーズの初めての表彰台というすばらしい成果が待っていたのだし、ここまで人の心深くに触れるような美しい《作品》を体現することができたのだから。
宇野昌磨選手は不調ながらもあそこまで持ちこたえたのは、とても貴重な経験になったのではと思います。ハビエル・フェルナンデス選手が、ようやく本領を発揮できてすばらしかった。

心洗われるようなミーシャのフランス国際・フリー演技を振り返ります。




女子では恐るべきザギトワ選手、大器ツルスカヤ選手など、隙間なくジュニアから上がってきた選手たちが列をなしていて、ロシアすごいとしか言いようがないのですが、そのてっぺんにいるメドベージェワ選手が右足の甲を骨折していることが判明、しかもロシア選手がもしかすると平昌五輪に出場できないかもしれないという…。
もちろんドーピング問題はきちんと解明されるべきですが、他国の選手と同様に五輪を目指してがんばってきたロシアの選手たちを軒並みシャットアウトするような決定はしてはいけないと思います。もし本当にそんなことになったら、五輪のフィギュアスケートはどうなるのだろう…?

さてスケートアメリカ、日本からは無良崇人選手、宮原知子選手、坂本花織選手が出場するというのに、なんと関東ローカルでしか地上波放映がない! ということをさっき知りました。なんじゃそりゃあ!?あんまりじゃありませんか…
ともかくBS朝日での放映を録画して、週明けに時間を作って観ることにします。
来週入ったらまた東京に数日行くので、スケアメについて書けるのは、たぶんかなり先になりそう。
ゆるゆる更新ですが、気長にお待ちいただければ。


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by higurashizoshi | 2017-11-25 01:13 | フィギュアスケート | Comments(0)

グランプリシリーズ2017 スケートカナダ・トピック

先週末は土曜の仕事後そのまま保養関係の一泊交流会に参加、各地の被災地保養をやってる方たちと夜っぴて飲んで話して、翌日ワークショップ、夜はバッハの合唱練習へ。
というわけでまったくスケートカナダを観る時間はなく、録画していたのをようやく月曜日から観ることができました。時間をぬって男女ショート、フリーとBSでの全選手の演技録画を観て、今日やっとエキシビションを観終わったところ。カップル競技はまたもライスト観られず、CSも今月下旬まで放映ないので(相変わらず…)、アイスダンスのどうしても早く観たい演技だけ個別にyoutubeで観ました。

追記 : 前回ロステレコムの記事で動画のリンクがうまく貼れてなかったので、直接埋め込みし直しました。前回記事で動画が開けなかった方、もう一度トライしてみてください。今度は観られるはず。
(ブログへの動画の直接埋め込みって、見た目もあまり好きではなくこれまでやってこなかったのですが、今季は背に腹はかえられぬ的心境で使わせていただきます)

さて今回スケートカナダの極私的トピックとしては、まずは男子でぶっちぎり優勝した宇野昌磨選手。
フリー終わって優勝が決まってインタビューの一番最初に「今の率直な気持ちを聞かせてください!」とマイクを向けられ、
「とても眠いです」
と答えたショーマ先生。
さらには次の試合がフランスかロシアかわからなくなってアレ?と自分で笑っちゃうという天然ぶり。自分が次にどこで試合するかわかってません大先生。

ふだん音楽を自分から聴くことはない。
練習以外は外出嫌いで終日部屋にこもってゲーム。
プログラムの選曲、振り付け、衣装、どれも自分から希望を出したことは一度もなくすべてコーチ陣におまかせ。

そんな人が空間を統治し、音楽を体現するような、こんな凄い演技をする。
世界の頂点に手が届こうかという状況なのに、まるで水のように静かな心持ちをたもっているように見える(ていうか天然すぎてそう言うしかない)。ほんとうに不思議な人です。

若干《ゾーン》に入ってたのかな?と思わせるような演技だった、今回スケートカナダのショートプログラム、ヴィヴァルディ「四季」より「冬」。
得点は自己ベストに迫る103.62。
四回転フリップは加点が大きくつくすばらしい出来、続く四回転トゥーループからのコンビネーションは抑えてダブルトゥに。あとステップはレベル3でしたが、それでもこの点数。

この動画ですが、ロシアのテレビです。
なんとさきごろ引退したユリア・リプニツカヤ選手が実況の解説をしているようで、やたらに
「ショーマチカ、ショーマチカ」(ショーマくんとか、ショーマちゃんとかいう感じ)と呼び非常に彼を気に入ってる様子。ベタほめモードでした。
リプちゃんが元気そうで、早速こんな仕事をしてることがわかったのもとてもうれしい。




そして私としては、大好きなジェイソン・ブラウン選手が2位に入ったのはほんとにほんとにうれしいことでした。
四回転トゥには相変わらず苦戦しているけど、アクセル含めトリプルジャンプについては失敗がほぼない最近のジェイソン。そしてその滑り、すべての動きがますます洗練され、ただただ美しい。
目下、彼こそがクワドなしでもここまで得点を伸ばせるんだと証明して見せてくれてている存在。静謐な演技と、愛と笑いあふれるキスクラとのギャップにも、いつもながら癒される。




今回のスケートカナダのトピック、最後はアイスダンス優勝のテッサ・ヴァーチュー&スコット・モイア組のフリーダンス演技。
フィギュアファンにとってはまさかの選曲ですよね。あのテサスコが2つめの金メダルを目指して復帰して、最後のキャリアとなるだろう今季五輪の勝負プログラムが、なんと耳タコ選曲の代名詞、映画『ムーラン・ルージュ』のサントラ。ましてや耳にタコが15個くらい重なろうかという『ロクサーヌのタンゴ』を使ってるという。

しかし忘れてました。彼らは人間界を超えた生きものでしたね。
まさに息をするのを忘れてしまう4分間。ご覧ください。





本田真凛選手は、ショートの失敗からフリーでよく巻き返しましたね。
すばらしい素質と生来の華やかさを、自分との戦いの中でぜひ昇華させていってほしいです。
本郷理華選手は、本人としてはいい演技ができてきてるのですが、回転不足に苦しみました。今回特にジャッジが厳しかった。
そして、腰の故障をかかえてひさびさにつらい試合となったアンナ・ポゴリラヤ選手。どうか回復してまたすばらしい演技が見られますように。
ペアはカナダのデュハメル&ラドフォード組が優勝。
次は早くも中国杯だ~。



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by higurashizoshi | 2017-11-01 18:17 | フィギュアスケート | Comments(2)

ブログについてと、グランプリシリーズ2017ロステレコム・トピック

1ヶ月以上のご無沙汰でした。
悲しいつらい話を書いたあとにそのまま更新できずにいるのは、なんとも心地がよくなく、かといって書けず、という状態が続いてました。
仕事であちこちして、合唱の練習行って、大阪のスピッツエキスポ行って、福島行って東京行って、「ダンケルク」を誰もいない映画館で観て震え上がったり、台風来たり、投票行ったり、その間にグランプリシリーズが始まり、ロステレコムが終了し、今週末はスケートカナダ。

このところパソコンを昼しか使えないという家庭の事情があって、しかし昼間ほとんど家にいないので、それがブログの更新を阻んでもいるのですが、今日はひさびさに半日、ひとりで家にいるんだなあ。いつからぶりだろう。

フィギュアスケートのことも、今季五輪もあり、どういうふうに書くかなあと迷ってるうちに10月に突入しちゃったのですよね。
以前のように大会のたびに写真をたくさん入れて長い文章を書く、という形は今むずかしい。
そもそも、これはフィギュアに特化したブログでもないし、いっそフィギュア専門の別ブログを作ってそっちにまとめて書く?
…とかも考えたのですが、結局誰に向けて書いてるのか、何をやりたいのか、って考えてみると、だらだらこの「ひぐらしだより」を綴りつづけて10年近く(と、書いて自分で驚く)、この極私的なとっちらかったジャンル、一貫性のない内容が特徴であり、このバラバラぶりをそれなりにおもしろいと思い、受けいれてくれてる人が継続して読んでくれてるんだろうなと。

いつも思うのですが、ブログってお店みたいなもので、自分のお店に自分の好きなものをいろいろ並べて好きに見てもらう。ただし、お店に来てくれる人の眼にたえうるもの、おもしろいと思ってもらえるものを置かないと、お店として成り立たない。
ツイッターやインスタや、発信として即時性や瞬発力のあるものが主流になりつつあるけれど、私はやっぱり文章を書きたい&読んでもらいたい人なので、このブログという形をずっと続けているんだろうなと思います。

というわけで、今季フィギュアについてはグランプリシリーズ含め大会全部を追いかけるのではなく、まさに極私的にトピックの形で書いていけたらと思ってます。

ロステレコムは先週末。
結果はご存じのとおり、女子は鉄壁のメドベージェワ選手、男子はネイサン・チェン選手が優勝。羽生結弦選手は2位に。
ペアはロシアのタラソワ&モロゾフ、アイスダンスはアメリカのシブタニズが制しました。

ショート1位発進、フリーで2位となったものの総合1位となったネイサン・チェン選手。
彼の今季ショートプログラムがあまりにかっこよくて、しびれる。
曲が鳴りはじめてネイサンが動き出した瞬間、世界が変わる。

曲はロンドン出身の新進ミュージシャン、ベンジャミン・クレメンティンのピアノ弾き語り「ネメシス」。未見の方はぜひクリックしてご覧ください。



しなやかでアグレッシブなシェイリン・ボーンらしい振り付けの魅力を最大限に生かし、バレエで鍛えたネイサンの身体能力と音感を存分に発揮したプログラム。
どうしてもクワドジャンプにパワーを使ってしまうので、今はまだこなれていない部分もある。シーズン中にもっと音の解釈が深まって、ゾクゾクするようなプロになること期待。

ちなみに「ネメシス」とはギリシャ神話に出てくる、人間に神罰をあたえる女神だそう。で、この曲が好きすぎてネットで追及していったらほかの曲もよくて、ベンジャミン・クレメンティンのアルバムを買ってしまいました。
これが初のフルアルバムだけれども圧倒的な存在感。
日本版はまだ発売されてなくて、日本語の情報もごく少ないです。

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こちら、昨年のバーバリーのショーで演奏するベンジャミン・クレメンティンの動画。
なんかこう、思わず変なことしてしまいそうになるような、異様な緊張感でございます。





考えてみたら、フィギュアから知った音楽ってたくさんあるなあとあらためて思う。
さて、今回のロステレコムで特に私が感動したのは、グランプリシリーズ4年のブランクがありながら帰ってきて、しかもいきなり2位になったカロリーナ・コストナー選手です。

かつてはメンタルの弱さをかかえた、可憐なお嬢さんという印象だったカロリーナ。
こんなにも強く、美しく、フィギュアスケートとはすばらしいものだということを伝えるために降臨した女神さま〈ネメシスとは真逆な!)とみまごう彼女を、こうして観ることができる幸せ。
3×3のコンボを入れずにここまで点を伸ばせるのは、音楽と結びつき、すべてがつながっている高い演技構成点やエレメンツへの加点のなせるわざ。十代が席巻する今のフィギュア界では稀有な30歳という年齢で、この快挙はほんとうにすごい。

カロリーナ・コストナー選手、ロステレコムのフリー演技動画です。





今回、樋口新葉選手もすばらしかったですね。ここで表彰台に乗れたのはよかった。
ペアはロシア2組の戦いで、私のストルボワ&クリモフ組は本調子じゃないようでした。タラソワ&モロゾフ組は、タラソワさんが一皮も二皮もむけてエンターテイナーになったのに、モロゾフくんはやっぱりいつもシンネリ悲しそうに見える。

アイスダンスはショートのみライストで観られました。
シブタニズは今度こそ五輪でメダルを獲るためにすべてを注ぎ込んでる感。ただならぬ決意と迫力を感じます。2位になったボブロワ&ソロビヨフ組は五輪は最後と思われるので、思い切り彼ららしい個性的な演技を見せてほしい。進化著しいステパノワ&ブキン組が3位と台乗り。4位ギルス&ポワリエ組は今季のプログラム、彼らにしては個性が薄く残念だなあ。

スケートカナダはいよいよ宇野昌磨選手登場。
土日はライストはおろかテレビもほぼ見られないので、録画で追いかけます。




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by higurashizoshi | 2017-10-25 15:28 | フィギュアスケート | Comments(4)

桜の季節にさよならを

桜の咲きごろとお天気をためすがめつしながら過ごす中、飛びこんできたニュース。
この時期に?と最初は思ったけれど、本人は2月には心を決めていたという。世界選手権が終わり、次のシーズンが始まる前に決着をつけた。
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幼少期からの卓越した天賦の才能、五輪銀メダルや世界選手権3度の金メダルをはじめとする輝かしい実績の数々、華やかなスター性と万人に愛されるキャラクター。まさに後にも先にも現れない、あまりにも特別なスケーター。彼女が日本女子スケート界に与えた影響は限りなく大きい。そして浅田真央という名が、世界のフィギュアスケートの歴史からも忘れられることはないだろう。


みんなが「真央ちゃん真央ちゃん」という中で、私は長らく彼女のファンというわけではなかった。それが、2014年の神戸チャリティーで生の「ジュピター」を観たときに変わった。目の前をスパイラルしていく浅田真央選手は、この世ではないどこかの、美しい生きものだった。
以来、彼女を心の中でずっと応援した。特に休養後、復帰を決めた彼女の一途さに心動かされた。平昌五輪で今度こそ金メダルを獲るという、彼女の願いがかなえばどんなにいいかと思った。
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ことのほか苦しかっただろう今シーズン、左ひざの痛みも限界を超えていたという中で、最後までトリプルアクセルにこだわり、きれいな引き際を選ばなかった彼女。その愚直なまでの頑固さと誠実さに、スターでもましてやアイドルでもなく、彼女はあくまでも厳しくアスリートであり続けたのだと感じる。
すべてを兼ね備えたスケーターでありながら、究極の目標をついにかなえることはできなかった。けれど同時に、彼女は現状に満足して守りに入ることは決してなかった。その事実を胸に、別れを告げたい。

さよなら、偉大なスケーターであり、最後までもがき続けた浅田真央選手。あなたの輝かしい戦歴とともに、その勇気はずっと、静かに光り続ける。
新しい人生に多くの幸せがありますように。


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by higurashizoshi | 2017-04-16 22:29 | フィギュアスケート | Comments(0)

世界選手権2017男子フリー、アイスダンスフリーダンス終了

一昨日夜は予定通り福島の宿泊先にて、iPadとスマホとテレビの3本立てで男子フリーの全滑走を観戦。
ライブストリーミングが何度も固まるので、そのたびにiPadとスマホで更新を繰り返し、ところどころの演技が切れ切れになりつつもなんとか前半グループを観て、後半グループはフジ系列の生中継へ。CMで切られる部分は引き続きライストで、というやり方で追いかけました。
観終わった直後から翌日の会議の打ち合わせのため、男子フリーのあとのアイスダンスのフリーダンスは惜しくもライストで観られず。一夜明けて会議、夕方終わって6時間近くかけて福島から帰ってくる車中はさすがに疲れて、フリーダンスの結果だけネットで確認して、男子フリーの感想をスマホで入力するエネルギーはさすがになく…。

で、昨夜の夜中近くに帰宅して、フジ系列のエキシビションの放映を観て、シブタニズとスイハンの演技にことのほか感動し、あちこちネットで情報を見ながらビール飲んで寝ちゃいました。
今朝起きたら録画しておいた「めざましテレビ」でスピッツの新曲とミニ特集を確認。やっぱりスピッツは最強ですわ。(30周年のツアー、大阪城ホール2デイズとも当選したのが福島入りしてからわかったので、ほっとしてます)

さて話を男子フリーに戻します。
1日半たったのでだいぶ冷静になれました。
あまりのフリーでしたね。あまりのショートのあとに、あまりのフリー。もはや未曾有を「みぞゆう」と言っちゃいそうです。現実を現実としてとらえられないというか。総合300点超えても表彰台に乗れないんですよ。どこの世界の話やねん。

戦い終えて勝ち残った男3人。こうして見るとなんだかみんな、幼な顔。
まさに歴史を塗り替える死闘をくぐりぬけた勝者たちなんですけど、アジアの中高生大会みたいに見えなくもない…
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これが現役最後の競技演技となったミーシャ・ジー選手の自己ベスト更新演技、予想外の順位となったもののついに四回転6回入れたネイサン・チェン選手、最終滑走でまさかの涙を飲んだハビエル・フェルナンデス選手など、忘れがたいことが山ほどありました。

そして羽生結弦選手。やっぱり追う立場になることって彼のハイオクガソリンなんですね。
ショート5位発進という屈辱が炎に。そして最終グループで最初の滑走というめぐり合わせも幸運でした。ついにすべてのジャンプを完璧に跳び、疵のないフリーを完成させました。
見たことのないものを幾度も幾度も私たちに見せてくれる結弦くん。今度は321.59という見たこともない得点が現実となりました。どこまで点を出せるのかという限界への挑戦。彼はどこまでもいきたいだろうし、ケガさえなければもっともっと先へいけるでしょう。

誰しも結弦くんのこの大記録達成、奇跡的な演技に総立ちになってるのは当然ですが、2位を勝ちとった宇野昌磨選手のショート・フリーをそろえたすばらしい演技、結弦くんの天文学的歴代1位記録に実に僅差の313.31!これにももっと注目してほしい!
たった1年前、初めての世界選手権で7位に沈み、キスクラで茫然自失でボロボロと涙を流していた彼が、たった1年でこの高みまできたことの奇跡。
そしてフリー後のインタビューで実にさらりと自然な表情で語った、ショーマこのことばが私は忘れがたい。
「落ち着いて楽しく滑れました。世界選手権を深く味わうことができました」
深く味わう…こんなことばを競技の、しかも世界選手権のトップ争いの感想として言える19歳。その感性。彼のこれからが、私は怖いくらい楽しみです。

ボーヤン・ジン選手も、ショートとフリーをみごとにそろえ、ほんとにすばらしかった!
男子フリーについては、もっとくわしくのちほど書きたいと思います。とりあえず結果だけ載せておきます。

◆世界選手権2017 男子フリー結果◆

1 羽生結弦(日本)321.59
2 宇野昌磨(日本)319.31
3 ボーヤン・ジン(中国)303.58
4 ハビエル・フェルナンデス(スペイン)301.19
5 パトリック・チャン(カナダ)295.16
6 ネイサン・チェン(アメリカ)290.72
7 ジェイソン・ブラウン(アメリカ)269.57
8 ミハイル・コリヤダ(ロシア)257.47
9 ケヴィン・レイノルズ(カナダ)253.84
10 アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)245.96
11 マキシム・コフトゥン(ロシア)245.84
12 ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)243.45
13 モリス・クヴィテラシヴィリ(ジョージア)239.24
14 デニス・ヴァシリエフス(ラトビア)239.00
15 ブレンダン・ケリー(オーストラリア)236.24
16 デニス・テン(カザフスタン)234.31
17 シャフィク・ベセギエ(フランス)230.13
18 ミハル・ブレジナ(チェコ)226.26
19 田中刑事(日本)222.34
20 ポール・フェンツ(ドイツ)217.91
21 ヨリク・ヘンドリクス(ベルギー)214.02
22 ジュリアン・ジー・ジェイー(マレーシア)213.99
23 アレクサンドル・マヨロフ(スウェーデン)205.04
24 マイケル・クリスチャン・マルティネス(フィリピン)196.79


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by higurashizoshi | 2017-04-03 21:45 | フィギュアスケート | Comments(0)

世界選手権2017 女子フリー、アイスダンスショートダンス終了

ショートダンスのライストのあと、夜中12時から女子フリー前半2グループをライストで観戦。引き続きフジ系列の地上波生中継で後半2グループで観終わり、明け方4時。
ちょっと寝て、起きて、現在福島へ向かう新幹線車中です。ゆえに珍しくスマホで書いてます。

このあと福島到着後は16時過ぎからの男子フリーをホテルでライスト観戦、17時半から福島テレビでの生中継に移ります。てか、そうなるように仕事も調整して全部の予定を組んだのです。
こういうのをフィギュアに関心ない友だちに話すとクレイジーと言われるけど、好きとはこういうこと。私にとってはまったく当然の行動と申せましょう。

さて、特にアイスダンスに関してはライストはやっぱキツいですね。世界最高峰の戦いをカクカクの荒い画面で、時には固まったり暗転しては「ぎゃー今ここで」等となりながら観るのは、アイスダンス愛好者にとっていわば生殺し状態。ダンスは細かい動きやエッジさばきが得点を生んでいくので、正直ライスト画面ではモヤモヤとしかわからんのです。

とにもかくにも観終えた感想は、ただただテッサ・ヴァーチュー&スコット・モイア組が別次元すぎるってこと。長期休養のあとの復帰シーズン?衰えどころか緩みどころか、以前より進化してる。
彼らが不在の間に急成長して世界トップになったパパダキス&シゼロン組を実にアッサリと退け、すべてにおいて異世界な技術と表現力を見せつけてます。昨日のショートダンスでは前人未到の82.43というスコアを出しました。早くクリアなテレビ画面て観たい。
フリーダンスでも転倒などの大きなミスがない限り(テサスコにはまずありえない)1位は変わらないでしょう。2位以下が凄まじい団子状態なのでどうなるか。熾烈です。

そして女子フリー。
パーフェクトが続いて《神ってる》状態だった男子ショートとは対照的に、大崩れあり完璧ありとそれぞれ明暗が非常に分かれる結果となりました。

メドベージェワ選手のあの揺るぎない強さ、一点の迷いもないクリアな演技。卓越した技術を進化させ続ける凄さはもちろんのこと、17歳でどうやってこの精神力を身につけられるのか。いや、子どもの頃からずーっとこうだったんだろう。そんな気がします。彼女は今朝、また世界歴代記録を軽やかに更新してみせました。
そしてカナダ女子2人、今回は強かった。そして三原舞依選手、すばらしいフリーでした。樋口選手も本郷選手も本当によくやったと思います。

もっとも印象的たったのは、カロリーナ・コストナー選手の演技。まるで音楽が彼女から流れ出しているようで、ひたすらに気高く、美しかった。
もうひとつ、アンナ・ポゴリラヤ選手のあまりに悲しい演技にも、いまだに胸がしめつけられています。すっと今季好調だった彼女なのに、ワールドでなぜ魔物に掴まれたかのようなジャンプの崩壊が起きたのか。

女子フリー上位結果です。

1 エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)233.41
2 ケイトリン・オズモンド(カナダ)218.13
3 ガブリエル・デールマン(カナダ)213.52
4 カレン・チェン(アメリカ)199.29
5 三原舞依(日本)197.88
6 カロリーナ・コストナー(イタリア)196.83
7 アシュリー・ワグナー(アメリカ)193.54
8 マリア・ソツコワ(ロシア)192.20
9 エリザヴェト・トゥルシンバエワ(カザフスタン)191.99
10 ダビン・チョイ(韓国)191.11
11 樋口新葉(日本)188.05
12 マライア・ベル(アメリカ)187.23
13 アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)183.37
14 シャンニン・リー(中国)175.37
15 ロナ・ヘンドリクス(ベルギー)172.82
16 本郷理華(日本)169.83
17 ニコル・ラジコワ(スロバキア)165.55
18 ロレーヌ・ルカヴァリエ(フランス)162.99
19 ニコル・ショット(ドイツ)161.41
20 イヴェット・トート(ハンガリー)160.77

男子フリーは大波乱になりませんように!


*****

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by higurashizoshi | 2017-04-01 12:05 | フィギュアスケート | Comments(4)

世界選手権2017男子ショート・ペアフリー終了

世界選手権2017、男子ショートが終了。
特に第4グループ後半からは、まさに怒涛につぐ怒涛! 第5グループ、最終第6グループと息つくいとまもないすさまじいパーフェクト、高得点の演技が続きました。

第4グループ、ヨリク・ヘンドリクス選手からフジ系列の生中継を始めたがために、私の愛するデニス・ヴァシリエフス選手は抜かされてしまい(すばらしい演技だったのに!)テレビの近くに置いたパソコンでライスト観戦するしかなく。しかもフジテレビさんはそのあと、マッテオ・リッツォ選手をCMの間に、まるで存在してないかのようにスルー。これは生中継とはいわん。失礼すぎません?
田中刑事選手は四大陸のリベンジ、ショートではかなわず。フリーに期待です。
そして第4グループ最後のミーシャ・ジー選手に涙。彼にとってこれが最後のショートプログラム。

すでに今の時間、ショートダンスが始まっていて、ライスト観戦しつつこれを書いてるので、とりあえず男子ショートを見てる間に書いたメモをここに。滑走順です。

第5グループ。
①ミハイル・コリヤダ選手 4トゥ+3トゥ含めノーミス。93.28。
②ボーヤン・ジン選手  乗りに乗ったスパイダーマン!4ルッツ+3トゥ、4トゥ含めノーミス。 自己ベスト98.64。
③デニス・テン選手 4トゥ含めノーミス。甦ったしなやかな獣のようなステップ! 90.18。
④ネイサン・チェン選手 緊張か、伸びやかさに欠ける。4ルッツ+3トゥ、4フリップ成功、苦手なアクセルで転倒。 97.33。
⑤アレクセイ・ビチェンコ選手 4トゥ含めノーミス。 自信に満ちた演技。 85.28。
⑥ミハル・ブレジナ選手 3ルッツ転倒で 80.02。 27歳の誕生日おめでとう!

この時点でボーヤン1位、ネイサン2位、コリヤダくん3位。

第6グループ。
①羽生結弦選手  4ループ、4サルコウに2トゥつけるがコンボ不成立、ここで予定より4点はマイナス。美麗3アクセル。 98.39。悔しそう。
②宇野昌磨選手 すべてが充実した《作品》成立!準備と脱力バランスの勝利か。 4フリップ、4トゥ+3トゥ、3アクセル。世界歴代2位の104.86!
③マキシム・コフトゥン選手  ウォームアップ時の転倒でかなり左膝を痛めたにもかかわらず4サルコウ+3トゥ成功、4トゥで転倒。枠取りへのガッツ素晴らしいがフリー大丈夫だろうか。 89.38
④ハビエル・フェルナンデス選手  ここでテクニカル60点超え! ついに完成した禁欲的で端正のきわみ、美しいマラゲーニャ。109.05で、さっきのショーマの世界歴代第2位記録を即座に塗り替え! キスクラのハビーが修行僧に見える。4トゥ+3トゥ、4サルコウ含めすべてのジャンプが加点の嵐。
⑤パトリック・チャン選手  4トゥ+3トゥ含めノーミス、完璧な演技! なんというなめらかで恍惚とするスケーティング! 自己ベストめちゃくちゃ更新の102.13。見せたぜパトチャンの底力。
⑥ジェイソン・ブラウン選手 もはや天使。戦場に降り立った天使。4回転なしのプログラムでこれほどまでの高みへ。ジャンプノーミス、エレメンツすべてがすばらしい。93.10は4回転のないショートプログラムで史上最高の得点だそうです。泣けて泣けてたまらん。

こういうのを《神ってる》っていうんですかね。こんなショートプログラムあっていいのか。最終2グループ、ほとんどの選手がノーミス、最高の演技をしてみせたという。
それゆえにわずかなミスがこのショート順位に出てます。そして70点台でないとフリー進出できないって一体…女子といい男子といい、なんという激変。

◆男子ショートプログラム順位◆

1ハビエル・フェルナンデス(スペイン)109.05
2宇野昌磨(日本)104.86
3パトリック・チャン(カナダ)102.13
4ボーヤン・ジン(中国)98.64
5羽生結弦(日本)98.39
6ネイサン・チェン(アメリカ)97.33
7ミハイル・コリヤダ(ロシア)93.28
8ジェイソン・ブラウン(アメリカ)93.10
9デニス・テン(カザフスタン)90.18
10マキシム・コフトゥン(ロシア)89.38

そして今朝明け方までライストでペアのフリー観てました。
ときどき居眠りしてたらしく、見られなかったペアもいた…(涙)
優勝は中国のウェンジン・スイ&ツォン・ハン! スイちゃんのケガと手術をの越えての復帰シーズンで、卓越したプログラムをひっさげ、世界の頂点に立ちました。かっこよかった!眠い眼もすっかり醒めて感動の涙でした。本当におめでとう。

さてショートダンスのライストに戻り、そのあと今夜フジ系列の生中継で女子フリー。それが終わったら仮眠して、福島へ出発します。車中ライスト→福島テレビで観るぞ男子フリー。

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by higurashizoshi | 2017-03-31 18:06 | フィギュアスケート | Comments(2)

世界選手権2017女子ショート終了

ついに始まりました、今年の世界選手権。
以前から画策して、競技時間に重なる時間帯にはできるかぎり仕事や用事を入れないように工夫していたので、女子ショートのあった今日は夕方には自宅でスタンバイ。パソコンでライブストリーミングを競技開始から見つめました。フジテレビ系列の生中継放映は20時からで、そこまでの第1グループからの各国の選手はずっとライストで観てました。

やっぱり印象的だったのは、第2グループで出場したカロリーナ・コストナー選手。
どんどん若年化していくフィギュアスケート界において、30歳での復帰シーズンを戦う彼女はもちろん異質な存在。
技術のみならず、音をつかみ、それを自分のものにして表出していくこと。エッジワークで感情のうねりすら表現すること。
今日のショートではスピンで珍しいミスがあったとはいえ、スケーターとしての美において、圧巻の存在でした。

終盤はノーミス、パーフェクトの演技が続出し、超ハイレベルな争いになった女子ショート。
逆にいえば、たったひとつのミスや疵でも上位争いからはじき飛ばされるということ。
今季目の覚めるような活躍をつづけた三原舞依選手が、今日は最後のフリップジャンプで魔物に呑まれました。
対比的に、今季ジャンプに苦しんできた樋口新葉選手と本郷理華選手がノーミスとそれに近い演技で、笑顔でショートを終了。それでもジャンプにミスのなかった樋口選手ですら9位発進。
世界選手権が初めての10代の選手2人と、出場経験はあれどケガでの不調をおして急遽出場になった1人。宮原選手欠場の中、その布陣でめっちゃがんばって、でもショートでは上に残れなかった。
世間は「13」の連呼で来年の五輪の枠取りを言うけれど、そんなん結果やからしゃーないやん、と私は思います。

あまりにも当たり前に思える演技(どうやって必ず襲われるだろう緊張を解いてリンクに乗るのかしら)で1位発進のメドベージェワ選手をはじめ、ショートで上位となった選手はほぼみんなパーフェクトで高点数を叩き出してのツワモノぞろい。そして点数が団子すぎてめまいがします。
54点台でやっとフリーに進めるなんて厳しすぎるよ、今季のワールド。

明後日、フリーではどうかそれぞれの選手が最良のときを刻めますように。


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by higurashizoshi | 2017-03-30 02:22 | フィギュアスケート | Comments(2)
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