ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
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カテゴリ:フィギュアスケート( 123 )

グランプリシリーズ2016 第3戦・ロステレコム

いやあ、わからないもんですね。歴史の中には、ときにこんなふうに雪崩をうつように大勢の予想をくつがえす事態が必ず起きるものなんでしょう。それにしても、「アメリカ大統領にトランプ氏」という写真つきの大見出しは、正直エイプリルフールの特別版紙面にしか見えない。この現実が現実として動きはじめるとき、世界はどう変わるのか。
歴史が繰り返すとしたら、融和とは逆の方向へ世界全体がこのまま進むのだとしたら…この選挙結果の代償はとてもとても大きいでしょう。一昨日以来、しんしんと底冷えするような不安を感じています。

さて、あれよあれよという間に、もう第4戦のエリック・ボンパールが目の前になったグランプリシリーズ。
今週末の父の一周忌をひかえて個人的にとてもバタバタしてるのですが、第3戦ロシア大会・ロステレコムについて書いておきます。
例によってカップル競技は結果のみ。CSの放映待ちです。



ロステレコム2016 アイスダンス結果


第1位 エカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー・ソロビヨフ(ロシア)186.68
第2位 マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ(アメリカ)182.13
第3位 ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ボジェ(カナダ)178.57
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第4位 シャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファブリ(イタリア)170.45
第5位 ティファニー・ザホルツキー&ジョナサン・ゲレイロ(ロシア)156.95
第6位 エリアナ・ポグレビンスキー&アレックス・ベニオット(アメリカ)153.92
第7位 ローレンス・フルニエ・ボードリー&ニコライ・ソレンセン(デンマーク)152.52
第8位 アリサ・アガフォノワ&アルペール・ウチャル(トルコ)143.90
第9位 ソフィア・エヴドキモワ&イゴール・バジン(ロシア)133.37
第10位 ヴィクトリア・カヴァリオワ&ユーリ・ビエリアイエフ(ベラルーシ)129.55



ボブソロ優勝。得点的にはスケカナでのテサスコに近く、ファイナルはどうなるのかと思わせられます。
チョクベイは今回2位に甘んじ、ファイナル進出の決定はおあずけに。気になるのは3位ウィバポジェの点数が…。熾烈なトップ争いから、今の彼らはちょっと取り残され気味。
個人的にはザホルツキー&ゲレイロ組が5位まで食い込めたのがうれしい!




ロステレコム2016 ペア結果


第1位 アリョーナ・サフチェンコ&ブルーノ・マッソ(ドイツ)207.89
第2位 ナタリア・ザビアコ&アレクサンドル・エンベルト(ロシア)197.77
第3位 クリスティーナ・アスタノワ&アレクセイ・ロゴノフ(ロシア)188.74

表彰式写真がどうしても見つからず、優勝のサフチェンコ&マッソ組の写真を。組み替えても強い、強いサフチェンコさん。マッソくんよくついていってる。
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第4位 ヴァレンティナ・マルケイ&オンドレイ・ホタレック(イタリア)187.61
第5位 ジュリアン・セガン&シャルリ・ビロドー(カナダ)183.37
第6位 カミール・ルエスト&アンドリュー・ウルフ(カナダ)167.19


3位に新鋭アスタノワ&ロゴノフ組が入りました。そしてマルホタがパーソナルベストで4位!
スケアメでは優勝したセガン&ビロドー組が今回沈み、ファイナルは難しくなったかな…




ロステレコム2016 女子シングル結果


第1位 アンナ・ボゴリラヤ(ロシア)215.21
第2位 エレーナ・ラジオノワ(ロシア)195.60
第3位 コートニー・ヒックス(アメリカ)182.98
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第4位 ジジュン・リー(中国)181.83
第5位 エリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)181.32
第6位 松田悠良(日本)177.65
第7位 ニコール・ラジコワ(スロバキア)167.56
第8位 ロベルタ・ロデギエーロ(イタリア)159.80
第9位 アナスタシア・ガルスチャン(アルメニア)159.26
第10位 アンジェリーナ・クチヴァルスカ(ラトビア)151.09
第11位 村上佳菜子(日本)151.03
第12位 ユリア・リプニツカヤ(ロシア)148.46



今回女子はなんといってもアンナ・ポゴリラヤ選手でした。ジャンプミスから大崩れすることが多く、キスクラで打ちひしがれるアンナちゃん&仏頂面のコーチ、という悲しい光景を何度見てきたことか。すばらしい資質とめぐまれた肢体、今回はその両面が存分に発揮されてショートもフリーもほぼノーミスでの優勝! 
グライドの深いダイナミックな滑り、なめらかな演技の流れ、18歳とはとても思えない情感の表現…まさに輝くばかりの美しさ!鳥肌ものでした。あとはジャンプに入るまでのトランジションをもう少し豊かにできればさらにすばらしい。
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2位のエレーナ・ラジオノワ選手。
ラジ子ちゃんはこの1、2年ものすごいスピードで身長が伸びたため、成長痛に悩まされているそう。身体が大きくなった分どうしてもジャンプ含め動きが重くなるところを、身体能力と気力でカバーしている印象。カバーしてこの成績を出せるのだからほんとうにすごい。大人になりきるまでの今の時期がつらいところだろうなあ…。そしてメイクが進化しすぎてはいませんか。美しいのだから、もうちょっとナチュラルでいいと思うんだけどなあ…。
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3位コートニー・ヒックス選手は今回はジャンプ、表現もとても安定してすばらしかった。いいときのヒックス選手は豪快でほんとに見ていて気持ちがいいです。
そしてグランプリ初参戦で、6位と大健闘した松田悠良選手。
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小さかった悠良ちゃんも、見違えるほど大人の美しい選手になりました。大事に3シーズンも滑り込んできた「ピアノ・レッスン」のプログラム。なにごともじっくりじっくり取り組むタイプなのでしょうね。いつも大きなミスをしない彼女は初めてのグランプリでも落ち着いた着実な演技でした。特にフリー冒頭の2アクセル×3トゥ×3ループのコンボはほんとにすばらしい!今回はちょっと回転不足取られてしまったけど…。
あくまでたおやかで控えめな悠良ちゃんですが、今後「私を見て!」というところが出てくれば化ける可能性大です。

試合を観てなくて結果だけ目にした人は、ユリア・リプニツカヤ選手の最下位に驚いたことでしょう。
いや、その前にまず驚くのが彼女の体形変化。極細少女体型だったソチ五輪シーズンのあと、成長にともなってどんどん体型がふっくらとして別人のように豊満になっていたリプちゃん。結果的にジャンプに苦しむことになって、とてもつらい時期がやってきてたのは知ってました。
ところが今シーズン初めて見た彼女はまたさらに別人に!
めっちゃやせてるやん! そしてこの女優とみまがう大人びた美しさ。
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けれども、練習場所を変え、コーチも変えて心機一転をはかっているであろうリプちゃんを足の不調が襲い…グランプリ一戦目は棄権、そして今回もフリー演技途中で中断、必死で最後まで滑り切りるというつらい結果に。もしかすると急激に体重を絞っている無理も出ているのでは…と心配になります。
けれど、初めて見た今季のプログラムはとてもシャープで今の彼女のよさを存分に発揮できそうな印象。体調さえ整えばきっとトップ争いに戻ってくることができると思います。

そして村上佳菜子選手、今回もジャンプが帰ってこなかった…。それでもスケアメよりは得点を伸ばし、キスクラでも笑顔を見せていた佳菜子ちゃん。どの選手も必死の努力を続けていることに差はないのだろうと思うと、何も言えない。ただ周囲のためでなく、自分のために滑り続けてほしいです。




ロステレコム2016 男子シングル結果


第1位 ハビエル・フェルナンデス(スペイン)292.98
第2位 宇野昌磨(日本)285.07
第3位 アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)255.52
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第4位 ミハイル・コリヤダ(ロシア)245.30
第5位 マックス・アーロン(アメリカ)235.58
第6位 エラジ・バルデ(カナダ)225.45
第7位 田中刑事(日本)224.91
第8位 シャフィク・ベゼギエ(フランス)223.98
第9位 ゴルデイ・ゴルシコフ(ロシア)223.51
第10位 アルトゥール・ドミトリエフ(ロシア)221.52
第11位 デニス・ヴァシリエフス(ラトビア)203.77
第12位 アレクサンドル・マヨロフ(スウェーデン)192.14



さて男子までたどりついたぞ。
ハビエル・フェルナンデス選手がここでは底力を見せて頂点に。
目指した優勝は成らなかった宇野昌磨選手。
ショートでは四回転フリップで着氷乱れ、4トゥ×3トゥのコンボも若干乱れたにもかかわらず…
美穂子コーチも本人もまったく同じリアクションでびっくりの歴代3位の高得点!
「エッ」×2のキスクラ。
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ショーマの評価はまさにうなぎのぼりなんでしょうなあ…。PCSも高い高い。

続くフリーでは、前回スケアメで失敗した後半の3アクセルからのコンボはみごとリベンジしたものの、その手前の単独4トゥで転倒。うーん、そうそううまくはいかないものだ。
それでもみごとに観るものを引き込む力は最後までおとろえることなく、今回もすばらしい午前零時でした。
これだけ見たらどんだけ猛々しい人物かと思ってしまうな。美麗なる写真ありがとうございます。
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ハビエル・フェルナンデス選手はショート、フリーともその力を見せつけました。
ショートの続行プロ、ますますかっこいいフラメンコになってました。黒衣装のせいか、やせて精悍になったように見える。ほんわかハビーがこんなにかっこいいなんて!
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フリーでは圧巻のノーミスで、4回転3本ともに実に美しく、あざやかに決めてみせました。表現も含めて、ハビーらしさがどんどん深まってきている感じ。「まだまだ!」と言わんばかりにショーマを突き放しての、胸のすく優勝でした。いやいや、こうでなくちゃね。


3位に入ったアレクセイ・ビチェンコ選手。
フリー「道化師」のプログラムは大ちゃんファンには平静では見られませんのです。音が鳴っただけで「わー」となってしまうのですわ。
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それにしても何があったのビチェンコさん。あなたの滑りはもっと荒かったはず。あなたのジャンプはもっと軸が太くて不安定だったはず。終始鋭くてクリーンな演技を繰り広げたあなたに、正直うれしい驚きを隠せません。
あと道化師の悲哀をちょっとね。ちょっとでいいから振りかけてもらえたらすばらしい。グランプリシリーズ初メダル、ほんとにおめでとうございます。


第4位、ミハイル・コリヤダ選手。
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伏兵コリヤダ…とはもはや呼べないコリヤダくん。今回はジャンプミスがいくつかあったせいで点数は伸びずでしたが、あとフリーで四回転もうひとつ入れられるようになったら、そして調子がよければ、どんどんトップ争いにからめる実力の持ち主。アクロバッティックなスケーティングと身のこなしが、けっこう見てるとくせになる。
それにしてもこのただならぬ眼光、電光石火の早業、コリヤダくんが忍者屋敷で働いてたらものすごい人気が出そう。


田中刑事選手はショートで冒頭の勝負の4サルコウが、パンクして2回転になり無得点。この瞬間に上位に食い込む可能性は消えました。ほんとに残念だったけど、フリーは健闘して7位まで巻き返したのは立派。フリーでは再びのサルコウを思い切って跳びました。着氷は乱れたけどがんばった。
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時間をかけて技術、表現力ともとてもいい選手へと成長してるので、あとはもう少し大きく…なんというか世界観を大きく…ということかな。


シニア移行の今季、ついにグランプリシリーズに参戦したラトビアのデニス・ヴァシリエフスくん。
ジュニア時代から大好きな選手で、とにかく期待しかないという感じなのですが、今回はまだまだ評価がつかず、ミスも散発し、かなり下位に沈んでしまいました。
しかし見てなさいみなさん。彼は必ずやトップ選手の仲間入りをいたします。
と、ステファン・ランビエール先生もおっしゃっていますよ。
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なんせヴァシリエフスくん、ランビ先生に見込まれてジュニアながらスイスのショーには招聘されるわ、今季からランビ先生がコーチになって、ラトビアからスイスに移り住んで、ショートもフリーも振り付けがランビ先生。まるで『ユーリon Ice』のユーリとヴィクトルみたい…って、わかる方にしかわからない話ですみません。
まだ17歳になったところですからね。スケーティング、身体のバネ、音楽表現、ほんとにすばらしい選手なので、これからに期待、期待。


今回は動画を見つけてリンクを張る余裕がなくて残念です。
これはと思う選手やカップルがいたら、ぜひyoutubeなどで検索して(『Rostelecom2016』で選手名を英語で入れたら出てくると思います)演技を観てみてくださいな。

もう間もなくのエリック・ボンパールはどうなるでしょう…
私は父の一周忌の行事のためライスト&放映も観られず、とりあえず地上波を録画予定。観るのは週明けになりそうです。


*****
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by higurashizoshi | 2016-11-11 13:52 | フィギュアスケート | Comments(2)

グランプリシリーズ2016 第2戦・スケートカナダ

スケートカナダ、カップル競技はやはり見られてないのですが、結果はお伝えしておきます。アイスダンス、ついにあの二人がグランプリシリーズに帰ってきました。


スケートカナダ2016 アイスダンス結果


第1位 テッサ・バーチュー&スコット・モイア(カナダ)189.06
第2位 マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ(アメリカ)188.24
第3位 パイパー・ギルズ&ポール・ポワリエ(カナダ)182.57
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第4位 アンナ・カッペリーニ&ルカ・ラノッテ(イタリア)180.35
第5位 アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン(ロシア)168.10
第6位 ケイトリン・ハウェイク&ジャン=リュック・ベイカー(アメリカ)162.19
第7位 ローレンス・フルニエ・ボードリー&ニコライ・ソレンセン(デンマーク)156.71
第8位 アレクサンドラ・ポール&ミッチェル・イスラム(カナダ)144.85
第9位 シーユエ・ワン&シンユー・リウ(中国)144.16
第10位 セシリア・トルン&ユッシヴィレ・パルタネン(フィンランド)139.14


フリーダンスはチョクベイがパーソナルベストを出して1位だったのですが、テサスコはショートダンスの貯金が生きたんですね。Youtubeでそれぞれの演技は観られるんだけど、しばしガマンしてCS放映で全体の流れを感じつつじっくり観たいと思います。
それにしてもテッサとスコットの強さよ。まるまる2シーズン現役から離れていて、まさかの復帰宣言に加え、ズエワ先生から離れてデュプレイユ&ローゾンチームへ。驚きの連続のうえに、グランプリ復帰初戦もあっさり優勝と。
エキシビションでのテサスコの演技は先にBS朝日で観ましたが、まったく衰えを感じさせないミラクルな動きとユニゾン。はああ~。そのほかも今大会は好きなカップルがとても多いので楽しみです。


スケートカナダ2016 ペア結果


第1位 メーガン・デュハメル&エリック・ラドフォード(カナダ)218.30
第2位 シャオ・ユー&ハオ・ジャン(中国)202.08
第3位 リュボーフィ・イリュシチキナ&デュラン・モスコビッチ(カナダ)190.22
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第4位 ヘイブン・デニー&ブランドン・フレイザー(アメリカ)188.23
第5位 川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ(ロシア)182.75
第6位 ニコル・デラ=モニカ&マッテオ・グアリーゼ(イタリア)178.67
第7位 ビタリー・ジョーンズ&ジョシュア・リーガン(カナダ)151.68


今季も強いデュハラド。そして2位の中国ペア…あれ?
表彰台写真見て初めてシーズンオフの組み替えを知った私は、とんだ浦島さん。シャオちゃん、なぜハオおじさん(失礼!)のところへ…。ペンちゃんではやっぱりあれこれが足りなかったのでしょうか。あんなにユニゾンがんばっていたのに…。
そして3位のイリュシチキナ&モスコビッチ組は組み替え以来のメダル!苦労が報われはじめましたね。4位の悠子さんたちはかなりミスがあった様子。身体は大丈夫なのだろうか。


スケートカナダ2016 女子シングル結果


第1位 エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)220.65
第2位 ケイトリン・オズモンド(カナダ)206.45
第3位 宮原知子(日本)192.08
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第4位 エリザヴェータ・トゥクタミシェワ(ロシア)187.99
第5位 アレイン・シャルトラン(カナダ)185.56
第6位 本郷理華(日本)171.19
第7位 チェ・ダビン(韓国)165.78
第8位 キム・ナヒョン(韓国)164.48
第9位 長洲未来(アメリカ)151.42
第10位 ヨシ・ヘルゲソン(スウェーデン)149.77
第11位 永井優香(日本)147.56


今季グランプリシリーズ2戦終わって、ジャッジがかなり厳しいということは多くの方が感じてることと思います。そして今回のスケカナでは、特に女子のジャッジングがとても細かく厳しかった。メドベージェワ選手のように大きくわかりやすくジャンプを跳ぶ選手はいいのですが、宮原選手のようにジャンプが低く、アピール(表現面のことではなく)の少ない選手は従来より相当細かく回転不足を見られてたと思います。
本郷選手のフリーも、ここまでアンダーローテーションを取られるのかなあ…と疑問に思うほどでした。そしてきわめつけは宮原選手のフリーでの「ステップ0点」。
これってどうもリンクの使い方が規定に合わないということらしかったのですが、すでに他の国際試合でもちゃんとステップとして評価されているのに突然なぜ!?
きちんとした判定はもちろんとても大事だけれど、選手サイドを落胆させ委縮させすぎるジャッジングになってしまうと、いったい何の、誰のための試合なのかなあとも思います。宮原選手のチームは、次の試合で同じ評価をされないように工夫を迫られるのでしょうけど…。(あ、とはいえ私、国籍とかで審判が偏ってるという考えの人ではないので、念のため。今回はたまたま日本の2選手で顕著だったという話です)

ひとりひとりに触れてるいとまがないのですが、メモ程度に。
メドベージェワ選手は、シニア二季目にしてホンモノ感、大物感があらわになってきました。これは大きな体形変化が起きてないという幸運にも支えられてますが、彼女はおそらく才能やメンタルの強さだけでなく、心身のバランス感覚が非常にすぐれてるのだと思います。このままピョンチャン五輪までぶっとばすのか?
2位のオズモンド選手、ケガに泣くことが多かったですが、今回は大輪の花! 調子の波が激しい選手なので、このまま好調キープできるかがカギ。今季ショートのプロがすごくいいです。
宮原選手、本郷選手、どちらもとてもすてきなプログラムをそろえていて、見入ってしまいました。いや~娘たち、美しくなったのう。問題はジャンプを回り切れるか、そして回り切ったと判定させうるか、というところ。表現面は二人とも目を見張る成長ぶりです。
長洲選手、永井選手は今回残念でした。次回以降、持てる力が出せますように。
キム・ナヒョン選手のトリプルループ×2のコンボ、鮮やかだった~。韓国も五輪を控えて若い選手がどんどんうまくなってます。


スケートカナダ2016 男子シングル結果


第1位 パトリック・チャン(カナダ)266.95
第2位 羽生結弦(日本)263.06
第3位 ケヴィン・レイノルズ(カナダ)245.06
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第4位 ミハル・ブレジナ(チェコ)227.42
第5位 ダニエル・サモーヒン(イスラエル)226.53
第6位 ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)226.07
第7位 アレクサンドル・ペトロフ(ロシア)224.39
第8位 無良崇人(日本)222.13
第9位 リアム・フィルス(カナダ)210.89 PB
第10位 ハン・ヤン(中国)209.11
第11位 グラント・ホクステイン(アメリカ)200.63
第12位 ロス・マイナー(アメリカ)196.53


スケートアメリカの男子、特にフリーはすごい演技の連続、ちょっと神がかり大会だったので…
今回の男子。うーむ。こういう試合もあるもんですよね。選手それぞれの努力には何の差もないのに。
チャン選手は、昨シーズンのシーズンベストから20点以上も低い点での優勝。そして羽生選手に至っては、昨シーズンのベストから67点以上も低い得点での2位でした。全体に、いつもの調子を出せなかった選手が多く、ジャンプの転倒や抜けも多かったですね。
もちろん結弦くんは左足甲のケガの影響で練習が十分に出来ない中でのシーズン開幕で、それでも逃げず、チャレンジングに得点をのばせるところはのばしてくるのはさすがです。ただ、体調面はこのあと気になるところではあります。

そんな中で、私としてうれしかったのは、まずは3位に入ったケヴィン・レイノルズ選手。
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もう競技には戻ってこられないのでは?というくらい試合から離れていた期間が長かったケヴィンくん、見事な復活でした。4回転4回入れるフリープログラムをひっさげて、サルコウこそ転倒だったものの、あとの3本は降りた! ケガの連鎖で滑れなくて滑れなくて…そこからどんだけここまでがんばったんだと思うと涙目になりました。


ミハル・ブレジナ選手。いつからぶりの四回転トゥ成功!得意のトリプルアクセルも鮮やかに決めて、今季会心のプログラムを伸びやかに滑り切り、ひさびさに満足そうな笑顔でフリーを終え、4位に。この瞬間も、とってもうれしかった。
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そして、ずっと応援してるミーシャ・ジー選手。というか、フィギュアスケートのコアなファンでミーシャを応援してない人がいようか。というくらい、みんなに愛されてるミーシャです。ファンだけじゃなくて選手にも。
そして、彼のたゆまぬ努力と進化には、いつも胸があつくなります。今回もまた。
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すべて自分で振り付けをして、他選手の振り付けもして、いつもパパとの二人三脚、愛に満ちたキスクラも幸せ感いっぱい。
クワドトゥ含めジャンプも決まり、フリーの「くるみ割り人形」すばらしかった。

無良選手はショート2位発進だったのがやっぱりプレッシャーだったかな…と思ってましたが、フリーではジャンプがどれも詰まった感じだったのは、どうやら直前6分間練習の時に足首を痛めてしまったそうで。8位という結果はすごく、すごく残念でした(ファイナルが…)。でも今季の新たな挑戦プロをさらに磨いていってほしいです。

あっという間に、次のグランプリシリーズロシア大会、ロステレコムがやってきます。
この時期に突入すると、ほんとに一週間が速い! そしてハードディスクの空きがやばい! 残念ながら週末に仕事が入るようになってしまったので、ライストも地上波放映もなかなかリアルタイムで観られないのもかなしい…。


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by higurashizoshi | 2016-11-03 01:12 | フィギュアスケート | Comments(2)

グランプリシリーズ2016 第1戦・スケートアメリカ

さて、グランプリシリーズは第2戦のスケートカナダが、もうまさに始まろうとしてるところ。
遅ればせながらの、第1戦スケートアメリカについてです。
シングル、特に男子は、しょっぱなからぶっとばしてくれましたね~。いまだに感動の余韻が引かないくらいです。
ペア、アイスダンスについては、ライスト観られなかったので、いつもながら後日放映されるCSを待つことになりますが、とりあえず結果を載せておきます。放映では冷遇されているカップル競技を先に書こう。そして贔屓でアイスダンスを先に書こう。


スケートアメリカ2016 アイスダンス結果

第1位 マイア・シブタニ&アレックス・シブタニ(アメリカ) 185.75
第2位 マディソン・ハベル&ザカリー・ダナヒュー(アメリカ) 175.77
第3位 エカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー・ソロビヨフ(ロシア) 174.77
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第4位 シャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファブリ(イタリア) 165.44
第5位 エレーナ・イリニフ&ルスラン・ジガンシン(ロシア) 165.16
第6位 イザベラ・トバイアス&イリヤ・トカチェンコ(イスラエル) 161.99
第7位 エリアナ・ポグレンスキー&アレックス・ブノワ(アメリカ) 151.76
第8位 村元哉中&クリス・リード(日本) 147.37
第9位 アリサ・アガフォノワ&アルペル・ウチャル(トルコ) 146.10
第10位 ユラ・ミン&アレクサンダー・ガメリン(韓国) 141.50

シブタニズは昨シーズンの脱皮から好調キープのよう。今シーズンのプログラム未見なので楽しみです。2位のハベドノとの差がほぼ10点て。ほんとシブタニズの評価変わりましたね。
3位ボブソロはフリーでミスがあった模様。5位イリジガ、今回はメダルに届かず。かなちゃんとクリスは8位立派です。どんどんうまくなる二人。9位アガフォノワ&ウチャルはトルコの政情不安で練習拠点を移したり大変そうでしたが、今シーズンはどうなのだろう。ともかくも来月のCS放映を楽しみに待ちます。


スケートアメリカ2016 ペア結果

第1位 ジュリアン・セガン&シャルリ・ビロドー(カナダ) 197.31
第2位 ヘイヴン・デニー&ブランドン・フレイジャー(アメリカ) 192.65
第3位 エフゲーニャ・タラソワ &ウラジミール・モロゾフ(ロシア) 185.94
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第4位 ヴァネッサ・ジェームス&モルガン・シプレ(フランス) 174.65
第5位 クリスティーナ・アスタホワ &アレクセイ・ロゴノフ(ロシア) 174.52
第6位 タラ・ケイン&ダニー・オシェイ(アメリカ) 173.50
第7位 マリッサ・キャステリ&マーヴィン・トラン(アメリカ) 171.95
第8位 ヴァレンティーナ・マルケイ&オンドレイ・ホタレック(イタリア) 169.69


カナダのセガン&ビロドー組がグランプリシリーズ初優勝です。まだ若いペアで、女性のセガン選手は2014-15シーズンまではシングルでもグランプリに出てましたね。
2位のデニー&フレイジャー組も若いペア。女性ヘイブンのお姉さんは元アメリカチャンピオンペアのケイディー・デニー。すごい姉妹でござる。ヘイブンさんは練習中の大ケガのため昨シーズン欠場、復帰シーズン最初のグランプリでいい成績だったんですね。よかった。
高橋成美選手と組んでいたマーヴィン・トラン選手、組み替え3年目。なかなか上位には来られませんが、確実にグランプリには出場してきてます。


さて、男女シングル。まずは女子。

スケートアメリカ2016 女子シングル結果

第1位 アシュリー・ワグナー(アメリカ)196.44
第2位 マライア・ベル(アメリカ)191.59
第3位 三原舞依(日本)189.28
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第4位 ガブリエル・デールマン(カナダ)186.63
第5位 グレイシー・ゴールド(アメリカ)184.22
第6位 浅田真央(日本)176.78
第7位 セラフィマ・サハノヴィッチ(ロシア)163.84
第8位 パク・ソヨン(韓国)161.36
第9位 ロベルタ・ロデギエーロ(イタリア)149.13
第10位 村上佳菜子(日本)145.03
第11位 アンジェリーナ・クチヴァルスカ(ラトビア)134.97


盤石の強さのアシュリー姐さんが、自国の歓声を背にがっちりと優勝。今季またショートもフリーも実に今の彼女に合った、いいプログラムをそろえました。
特にフリー、museの「エクソジェネシス交響曲第3部」はジェレミー・アボット選手がすばらしいプログラムにしていて記憶に新しいところ。アシュリーは滑りで見せるかわりに、演技力で見せる。ジャンプも好調で、すべてにおいて危なげないパフォーマンスでした。
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2位、3位は、いわばダークホースの新鮮な顔ぶれになりました。
マライア・ベル選手は代替出場で、グランプリはこのスケアメのみ。無心で臨んで最高の結果がやってきましたね。もともと全米などで毎年見ていて、力のある選手だなと思ってましたが、今回ほんとうにのびやかな滑りでぐんぐんノーミスで最後までいきました。
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本人もびっくりは三原舞依選手も同様。重い神経の病気を患っていて、復帰したばかりとはとても思えないすばらしい出来。特にショートは、最初の3×3がダイナミックに決まってパーッと笑みがこぼれた瞬間からは羽が生えたようで、一気に最後まで羽ばたいていっちゃいました。
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所属リンクが神戸なので、彼女の演技はジュニアのころから何度か生で観てますが、ここまで伸びる選手になるとは正直感じてませんでした。うーんうれしい驚き。どこまでいくか、今後が楽しみ。

浅田真央選手は6位。左ひざに継続的な痛みがあるそうで、ジャンプが決まらないのがつらいです。今季はスペインの作曲家、ファリャのバレエ音楽のアレンジ違いをショートとフリーで滑るという新たな挑戦。ジャンプが入ってくればかっこいいプロになりそうです。
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それにしてもこの高度なステップがなぜレベル3なのか、どう考えてもよくわからない。今回スケアメのジャッジはかなり厳しかった印象です。
真央さん、苦しい時期だと思うけれど周囲の雑音を気にせず、自分の納得だけを追いかけてほしい。

村上佳菜子選手は11位という結果。本人の努力にもかかわらず今回は負のループに入って出てこられなかった印象です。跳べたジャンプも回転不足がいくつも取られてしまい、プログラム途中から身体も表情もどんどん固くなっていくのが痛々しかった。身体も才能も文句なくすばらしい彼女、どこかで突破口が見つかるといいなあ…。

女子はいろいろすっとばして(すみません)、いよいよ男子へ。


スケートアメリカ2016 男子シングル結果

第1位 宇野昌磨(日本)279.34
第2位 ジェイソン・ブラウン(アメリカ)268.38
第3位 アダム・リッポン(アメリカ)261.43
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第4位 セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)245.28
第5位 ボーヤン・ジン(金博洋)(中国)245.08
第6位 ナム・ニューエン(カナダ)239.26
第7位 マキシム・コフトゥン(ロシア)230.75
第8位 ティモシー・ドレンスキー(アメリカ)226.53
第9位 ヨリク・ヘンドリクス(ベルギー)224.91
第10位 ブレンダン・ケリー(オーストラリア)211.76


今回、上位3人のみならず、特にフリーは神がかり的な時間が流れた第2グループ。
今思い出してもどきどきします。

4位になったヴォロノフ選手のフリー「エクソジェネシス交響曲第3部」。
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前から言ってますが私、ヴォロさん大好きなんですよ。彼のスケートが、というより彼の人となりが好き。
偶然アシュリー・ワグナー選手のフリーと同じ選曲になった「エクソジェネシス3」は、museファンとしてはどんだけ聴いたかわからんくらいの曲。そしてこの曲をヴォロさんが滑るというのは、ちょっとびっくりでした。謎のつぎはぎ曲でダイナミックに謎プログラム、が定番だった彼が!?と。
今回初見でしたが、これがよかったんですよね~。ジャンプもほぼノーミスで、いい方のヴォロさんだったし、しっとりと抒情的にこの曲を表現していて、とても感動しました。これからはヴォロさんのスケートも好き、と言い直さねば!


結果は3位だけど今回スケアメ男子のすばらしい演技群の中で、私がもっとも心うばわれ最高位にしたかったのは、アダム・リッポン選手でした。
特にフリーの「フラミンゴの飛来」とコールドプレイの「O」を組み合わせたプログラム。最初の立ち姿からはっと息を止めてしまい、あとはただ夢の中を流れていくように彼の表現の世界に入り込んでしまいました。すぐれた舞踏や演劇を見ているときと同じで、まったく時間も空間も忘れてしまう。そんな体験をしたのはひさしぶりです。
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彼はゲイであることをカミングアウトしてから、自分を表現する方法を模索してきたように感じられ、前2シーズンはその模索のただなかだったのかなと。そしてついに、性差やさまざまな束縛を超えてこの芸術的高みをつかんだと思えてなりません。
今回のフリー演技、未見の方はぜひこちらをクリックして観てください。

もうひとつ、今回のフリープログラムの原型になったと思われる、リッポン選手のプライベート的な動画があり、これは「O」だけを滑ってるのですが、これがまた実に官能的で《ヤバい》です。ティッシュをご用意のうえ(涙もしくは鼻血対策ね)、こちらをクリックしてぜひご覧ください。

リッポンくんはずっと4回転ルッツにこだわってきたのですが、今シーズンはそれを封印して、今までやってなかった4回転トゥループを得点源として盛り込む作戦に出ました。その意味でも、新しい彼のスケートの道が拓けたといっていいと思います。
今回は冒頭のクワドトゥは転倒に終わりましたが、それでもこれだけの点数が出たこのプロ。クワドトゥが入ったときにはさらに高得点が期待できます。


さて、リッポンくんの演技の余韻がまったくさめない状態のまま、氷上に現れたのが宇野昌磨選手。会場も自国選手のすばらしい演技にヒートアップしてる様子で、しかもショーマは直前6分間練習ではことごとくジャンプが決まってなかった。はたして…?とかたずを飲んで見守りました。
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ピアソラの「ブエノスアイレス午前零時」の最初の一音が鳴りだすやいなや、いつものように「かきーん」と音が鳴るようにスイッチオン。この一種の憑依状態みたいなやつ、ショーマはいつもどうやって作りだしているんでしょう。こういう憑依系の選手って、大ちゃんもそうでしたが、おそらく《演技してやろう》と思ってやっているのではないんだろうなという気がします。(あ、まっちーは《演技してやろう》と思ってやってる気がする。いい意味で、ですよ)

そしてショーマはピアソラの音を実に小気味よく自分の身体で刻みながら、冒頭4回転フリップ成功、次なる4回転トゥ×3回転成功、なんだか別次元の動力によって動いてるみたいにするするとジャンプを降りていき、こりゃ大変だ、もしかしてパーフェクトなの?と思った終盤、トリプルアクセルからの3連続の最初でいきなり、ぷしゃっとこけました。
そのあとショーマ笑ってましたね。どないなってるねん、笑うって。でも笑った瞬間以外は憑依したままでした。そして最後のスピンを終えると、はい解凍~。「失敗しちゃった!」中学生みたいにかわいらしくなっちゃいました。(フリー演技、ここをクリックしてぜひ。)
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もしあのコンボが転倒でなくなってなかったら、フリー200点台に乗ってたかもです。いまや高速で世界のトップに駆けあがったショーマくん。トリプルアクセルに苦戦してたのはついこの前のことなのに。
そして、リッポンくんの官能的芸術表現とはまたちがう、ショーマの表現。清々しいのだけれど情熱的で、観る人をぐーっと引き寄せてしまう。
それから強心臓であるところも、彼のすごい長所。演技のとき以外は淡々と、ひょうひょうとしていて、不安がったり弱気になったりすることとは無縁に見える。もちろん今はまだまだ、年齢的にトップを追う立場だからというのもあるだろうけれど。


ああ、もうこのフリーは何なの?すごすぎる、と思ってたら、最終滑走ジェイソン・ブラウン選手。
はい、そうでした。私が一番楽しみにしてたジェイソンが最後にいたんでした。
ジェイソンは昨シーズン腰の痛みのためNHK杯も全米選手権も欠場。もちろんワールドにも出られず、フリープログラム「愛の香気」は持ち越しに。
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ひさびさに見たジェイソンは、ぐっと大人びて、男っぽくなっていた。そしてついに4回転トゥループを跳んでみせた(あとでわずかに回転不足だったことがわかったけれど、見たときは完璧なクワドトゥだと思えた)。
この回転不足以外、まったく疵のない、すべてがつながった美しい美しい演技。ともかくすべての姿勢、形が美しい。なんという心地よさ、幸福感。そう、ジェイソンのスケートはいつも私に幸福感をくれる。
演技終了直後、リンクのドアを開ける係の女の人が感動のあまり泣き出しちゃって、ジェイソンが彼女をハグするという一幕も。いやーわかるわ。私もあの距離で見たら泣いてるわ。未見の方はここをクリックしてご覧ください。


ほかにも、今回はジャンプ絶不調だったボーヤン・ジン選手が次回からはまた上がってくるに違いなく、全米の貴公子ティモシー・ドレンスキー選手もとってもよかったとか、いろいろ触れたい選手はいるのですが… このへんで。
ほんとうにすごいフリーでした。初戦からこんなので、心がもつかしらと心配です。



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by higurashizoshi | 2016-10-28 20:54 | フィギュアスケート | Comments(2)

グランプリシリーズ開幕

倉敷のあと、徳島にスペシャルな日帰り旅をして、林家一門会の落語会やら、すばらしい街並み散策をした話を書こうと思いつつ忙しさの中でびゅんびゅんと日は過ぎて。
はっと気づくとついにグランプリシリーズ開幕!
そして第1戦のスケートアメリカ…
が、終わってはや3日。

早く早くと思いながら、昼も夜も、なんで!?と思うくらい仕事やら用事やら約束やらがびっしり詰まり、まったくブログが書けないまま来ております。
明日も昼夜とアポが入ってしまい、翌日の金曜はようやく、昼間はかろうじて時間が取れるかな…という感じ。
でも、それってもう第2戦の前日ではありませんか。
いや、それでも金曜にスケアメの記事をアップしようと思ってはいるので、とりあえずお知らせしておこうと思います。
男子フリーがあまりにも感動的だったので、書き記しておきたい!という思いがあふれています。

悲しい&むなしい病だった昨今。
まず徳島へ連れ出してくれ、たっぷり楽しませてくれた友に感謝。
そして、涙するほどの感動をくれたスケーターたちに感謝です。

徳島・貞光の「二層うだつ」。
江戸期の、江戸からは遥か離れた地域の沽券と、粋と、美。
それがこんなふうに残っていることの奇跡。
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by higurashizoshi | 2016-10-27 01:44 | フィギュアスケート | Comments(2)

チームチャレンジカップ終了&アイスレジェンド

いや~チームチャレンジカップ2日目、宇野昌磨選手がフリーでも4回転フリップ成功ですよ!
私、ショートのあとのインタビューをぼーっと聞いてたのでわかってなかったんですけど、《明日のフリーでもクワドフリップ入れます》ってこと言ってたんですね、ショーマさん。来季の話とばかり思ってたので、昨日のフリー観て「ぬお?」となりました。
しかも今朝放映されたエキシビションで小耳にはさんだら、なんとあの涙のワールド後に帰国して、クワドループの練習中に《気分転換のため》にクワドフリップを跳んでみたら一回で成功したので、今回入れてみたとのこと。「入れてみた」ってジャンプじゃないでしょう! 史上初やっちゅうねん。しかも2日続けて成功って、どーなっとるんだこの人は。
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いまだに今大会の成績が公式記録になるのかどうか私にはよくわからないのですが、フリーの得点は192.92。フリップは降りたものの、ほかのジャンプも含め着氷乱れなどが若干あり、それでもこれだけの得点を出せるというのは、すでにジャッジを完全にわしづかんでます。
(世界初から二つ目の4回転フリップ入り、フリー動画はこちら

今回、これにて今季終了ということで、イベント的な大会ながら各選手それぞれに気合が入っていて見ごたえある演技の連続でした。得点もてんこ盛りだ~!
そして急ごしらえのチームとはいえ、アジアチームも含めていろいろな国が入り混じった選手たちが楽しそうに交流しつつ応援する様子には心なごみました。

そして、やっぱりやられたジェイソンに。
ケガから復帰したジェイソン・ブラウン選手、初見のショートもすばらしかったのですが、スケートアメリカ以来見られなくなって残念でたまらなかった今季フリープログラム「愛の香気(『ピアノレッスン』より)」を、シーズン最後の最後でついに観ることができました。ジャンプも安定し、ケガ前よりもさらに情感深く美しい演技になっていて、観終わって言葉がない感じ。
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オフアイスではとっても陽気でラブリーな雰囲気のジェイソン。今回の演技を観て、この人はきっと心の中に哀しみを持っている、少なくとも深い哀しみや慈しみというものを理解し表現する何かを持っている人なんじゃないかな…と勝手に想像しました。
(ジェイソンの今回のフリー動画こちらです。ぜひ!)


さらに、昨日は宮原知子選手の今季最後のフリー「ため息」にも、まさにため息でした!
シーズン当初は《初恋》というテーマを一生懸命に演じてみせている、という感じの知子ちゃんでしたが、ワールドも終わり、いい意味で余分な力が抜けたのか、昨日は「おや?」と思うほど自然でやわらかな表情が演技冒頭から最後まで続きました。ああ、大人になったな!と実感。自己ベストも更新!
盤石のノーミス(回転不足やエッジエラーを取られることはときどきあったけど)を貫いた今季の彼女。その結果は、どれほどの努力に裏打ちされていることでしょう。ほんとうにほんとうにすごい選手です。

ミスしないといえば、ロシアのメドベージェワ選手も今回も無敵なり! 
彼女は16歳という年齢を考えると、来季あたりに体型変化の波が来るかもしれないので、スムーズにそこを乗り切れたらいいなあと思います。
あと地上波放映で残念だったのは、せっかくペアで日本の代表として須藤澄玲&フランシス・ブードロオデ組が出場していたのに、演技どころか放映中に名前すら出てこなかったこと(私の記憶では)。 カップル競技はまるで存在しなかったかのごとく、というのは地上波放映ではよくあることですが、せめて日本からの出場選手としてちゃんと紹介してほしいよなあ…と思いました。



さて、昨日はチームチャレンジカップのあと、夜にはBS1でスイスのアイスショー「アイスレジェンド」が放映されました。

ステファン・ランビエールさん主宰のこのアイスショー、一日限りで厳選されたスケーターたちがオリジナルプログラムを含めてたっぷりと演技を見せるという、なんともぜいたくな企画です。
すでにポスターからして、ランビ色の世界。
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で、ここに浅田真央選手と高橋大輔さんが出演していたからBS1でのすばやい放映となったわけですね。
真央さん、なんとヨーロッパのショーに出るのは初めてだったそうで、いろんな刺激を受けたとか。
ランビ様はランビ色に舞い滑っておられ、ピアノソロの演奏がまたすばらしく、スケーターのチョイス含め実に高貴なアイスショーとなってました。
休養中だったのがまさかの来季復帰を宣言したバンクーバーの金メダルカップル、バーチュー&モイア組のひさびさのカルメン。ここで見られるとはうれしい。さすがに競技復帰に向けて気合入ってる!
あと、絶賛応援中のラトビアのデニス・ヴァシリエフスくんも出てました。彼、かなり将来を見込まれてるとみえる。そして忘れちゃならないデニス・テン選手のほれぼれするようなスタイリッシュなプログラム、気迫がすごい。
感動したのは、しばらく出場停止処分を受けていたカロリーナ・コストナー選手をひさしぶりに見られたこと。しかも美神のごとき演技! 来季は彼女も競技に復帰するそうで、実に楽しみです。

で、大ちゃんですが、「ラクリモーサ」やりました。最初に観たときよりプログラムの咀嚼において、ぐっと深みが増したように感じます。
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インタビューも入った演技動画はこちらです。(いつもながら動画をすばやく上げてくださる方たちに心から感謝です!)

大ちゃん、ランビ様のご指名でトリにマンボ! そしてそのままエンディングへと、最後はスケーター全員でマンボ大会。大ちゃんはちょっと緊張ぎみだったのか、わりとお行儀のいいマンボでしたが、でも感慨ひとしおだったなー。スイスのお客さんもとっても楽しそうでした。

あとスペシャルおまけとして、公演後に現地での真央さん&大ちゃんの対談が放映されていたのですが、この内容が濃かった。今回の「アイスレジェンド」に参加してみて「アイスショーいいよね、やりたいよね」という流れの話で盛り上がる二人。
やりたい、というのはつまり、立ち上げるということで? 夢物語レベルでも、そういうのってありうるの? 
いつか大ちゃんが中心になって、日本にこれまでなかったアイスショーを作ってくれたらなあと夢想している私としては、聞き逃せない話だったわけで。
そんな掘り出し物的なことも含め、BS1グッジョブな昨夜でした。
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by higurashizoshi | 2016-04-25 14:46 | フィギュアスケート | Comments(4)

チームチャレンジカップ、宇野昌磨選手4回転フリップ成功

(追記:リンクしたショーマとジェイソンの動画ですが、パソコンだと観られるのに、どうもスマホからはうまく観られないみたいです。私のスマホからも大丈夫だった別のリンクも青字で貼っておきますね)

ISU公認の今季最後の競技会、チームチャレンジカップ。今日のショートプログラムで宇野昌磨選手が世界初の4回転フリップに成功! なんと試合で初チャレンジにして成功という、どこまで度胸と運があるんだというショーマです。
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しかもフリップ成功のあと、クワドトゥ×トリプルのコンビネーション、得意のトリプルアクセルも鮮やかに決めて、珍しく笑顔ですごい勢いのステップとスピン。いや~勢いに乗ったショーマっておそろしい。そして得点は105.74!
ショートプログラムでの自己ベストを大きく更新どころか、羽生選手、ハビエル・フェルナンデス選手に続く、国際大会としては史上3人目の100点越えを達成したのでした(ただし今大会はISU公認ですが主催ではないので、この得点は正式な記録になるのか参考記録になるのか?確かなところを誰か教えてくだされ~)。
ワールド後の若干イベント寄りな大会ゆえ、ちょっと盛りが入ってる感はなきにしもあらずですが、単にジャンプの成功だけでなく演技構成点もすごい評価をもらっていて、シーズン最後にドカンと大きな印象をジャッジにも残すことになったのは間違いないです。(記念すべき今日のショートの演技動画はこちら → スマホで観られない方はこちらを試してみてください

インタビューでは、来シーズンからはフリーにもクワドフリップを入れていきたいと言ってました。すごいけど、大丈夫なんだろうか足首は、膝や腰は…と田舎の母さん的心配に走る心。ショーマや、身体を大事にするんだよ。
明日のフリーは今季最後のトゥーランドットです。ワールドでの演技後の、あの蒼白な顔、あとからあとから流れる大粒の涙… 最後の最後で振りはらえますように。

それにしても新しく始まったこのチームチャレンジカップ、北米・ヨーロッパ・アジアという実にざっくりなチーム分け、シングルはふつうにやるのにペアとアイスダンスはフリーしかやらない、得点の加算方法がわかりづらい、男女入りまじってのウォーミングアップが不思議風景かつ非常に危なそう…等々、かなりナゾに満ちた大会なんですね。
羽生選手とのワールドでのいきさつ(公式練習中に妨害があったとかなかったとか)で大変な思いをしたと聞くデニス・テン選手が、いつもの穏やかな笑顔でチームアジアの応援席に。日本の選手にも拍手を送っている姿に胸がぎゅっとなりました。
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あとびっくりしたのは、チームヨーロッパのキャプテン(監督みたいな感じ?チームアジアは荒川静香さん、北米はクリスティ・ヤマグチさん)として、演技後の選手の横にずっととても上品な白人のおじさまがいらっしゃるので、誰かいな?どっかで見たようなお顔…と思って調べてみたら、あれですわ!あのトーヴィル&ディーン組(サラエボ五輪金メダル、アイスダンス界の伝説の『ボレロ』!)のクリストファー・ディーンさん! 今もコーチや振付師としてご活躍中ですね。こんなところで日本のテレビ画面に大写しになるとは感動です。
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そしてもうひとつ私的にとってもうれしかったのは、ケガでグランプリシリーズ後半と全米選手権を欠場、そのためワールドにももちろん出られなかったジェイソン・ブラウン選手がここで復活したこと。
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しかもスケートアメリカのときとはショートのブログラムを変更してきました。とてもいいプロなのでぜひ来季に持ち越してさらに滑り込んでほしい。
ショーマとはまた違う、空間を奥行きまで支配する実にのびやかでアーティスティックな滑りと演技、ひさびさに見とれました。明日のフリーも楽しみです。(そのジェイソンのショート動画はこちらです → スマホで観られない方はこちらを試してみてください

書くぞ書くぞ詐欺になりかねないワールドの感想ですが、このチームチャレンジカップが終わったら今度こそ書きます。すでにワールドのアイスダンスなんか録画を3回くらい観てる私。ここまで遅くなりすぎたら居直って、とにかくじっくり書くことにします。
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by higurashizoshi | 2016-04-23 23:35 | フィギュアスケート | Comments(0)

続く地震、小塚選手引退

熊本で大きな地震が起きたのは4日前。
その後も数えきれないほどの余震が続いて、倒壊した建物の下敷きになり亡くなった方、家を失った方、今も収束しない地震の連続の中でおびえて過ごしている方がたくさんいる。
思い出すのは21年前の阪神淡路の震災、そして5年前の東北の震災。特に今回、最初の大きな地震のあと家に戻ってしまい、その後の余震で一階部分がつぶれて命を落とした方の報道にはやりきれない思いがした。阪神淡路の震災とき、古い家屋やアパートがぺしゃんこに倒壊してたくさんの方が一階で亡くなった、そのことはいつの間にか過去の記憶の彼方に追いやられてしまっていたのだろうか。

人は悲惨なこと、つらいことは忘れる。忘れるから前に進めるし、生きていける。
生き残った人間に課せられた、悲惨から抜け出して生き延びろという命題。
でも同時に、忘れてはいけない、刻み続けていかなければならない記憶もある。
そのために尽力している人たちも多くあるのに、また同じような惨禍が起きてしまうのがもどかしい。

熊本に実家のある知人と連絡がとれないままの4日間。
この16日には遠くエクアドルでも大地震が起き、翌17日には本州に突風が吹き荒れて交通も全国で乱れた。
その17日はスターズ・オン・アイス(SOI)東京公演の最終日。
駆けつけようとして新幹線などが暴風雨で止まり、涙を飲んだフィギュアファンもたくさんいたらしい。
この日、小塚崇彦選手が引退した。
「23年間、ほんとうに幸せなスケート人生でした」と、リンク上であいさつを残して。
最期の《くるくるポン》を佐藤信夫コーチからしてもらって。
彼はフィギュアスケート界を去り、新しい世界へと向かった。

引退前日、SOI出演の3人組の写真。小塚くんのインスタグラムからお借りしました。
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まさに日本男子フィギュア界の一時代を築き、新しい地平へと引っ張っていった3人。
なんともかわいらしい3ショットだけど、過去には骨をきしませて争うほどのライバルでもあった3人。
小塚くん、これまで長い間、たくさんの苦難の中から美しいスケートを見せてくれて本当にありがとうございました。
これからの人生が、さらにさらに輝くものでありますように。
熊本の地震がどうか早く収束するようにと祈りつつ。
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by higurashizoshi | 2016-04-18 16:45 | フィギュアスケート | Comments(0)

Lilac Wine

今日は「スターズ・オン・アイス(SOI)」大阪公演2日目。
今回は諸条件により、ハナからチケットを取ることはあきらめていたけれど…
大輔さんの新プロ、生で観た方たちがほんとにうらやましい。

さて今夜、『高橋大輔 独占密着 in トロント&NY完全版』という番組がCSで放映され、そこで今回の新プロの振り付けの様子がかなりたっぷりとレポートされてました。
大ちゃん、ジェフリー・バトルに振り付けてもらうの、考えたら今回が初めてだったんですねえ。
これまでSOIのグループナンバーなどでずいぶんジェフに振り付けられてる光景を見てきたので、《そういえば、そうだったのか~》という感じ。
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で、ジェフが「これを選んでみたんだ」と、持ってきた曲をトロントのリンクで流すのですが、これがね~。
私の大好きなジェフ・バックリーの「Lilac Wine」。
ジェフが選んだジェフ。
わずか30歳で世を去ったジェフ・バックリーの、生前の最初で最後のオリジナルアルバム『Glace』にも入ってる哀愁に満ちた曲です。(こちらをクリックすると聴くことができます)
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ジェフ・バックリーはやはり『Glace』に入っている「Hallelujah」が近年フィギュアスケートのプログラムによく使われてますが、「Lilac Wine」とはなかなか渋い選曲。ていうか、スケートで表現するのはかなりの難曲。
ジェフリー・バトルも「この曲は誰でもできる曲ちゃうねんで、Daiやから選んでんで」みたいなことを言ってました(なんで関西弁)。

それにしても、振り付けの様子はほんと興味深かった。
ジェフが動きを作っていくところもおもしろかったし、それを大ちゃんがまねてみせると、たちまち《高橋大輔の動き》になっていくところがまた実におもしろい。
ジェフの端正で「うまい!」としか言いようのないスケーティングやキレッキレの身体の使い方に対して、大ちゃんは何ていうんでしょうね、とにかく柔らかく、ひとつひとつの動きに余韻と色彩がある。これなんだよなあ…とひさびさにわくわくしました。
プログラムとして完成した姿を見ることができるのは5日後。SOIのオンエアが今から楽しみすぎます。

そうだ、あと今夜の番組でひとつびっくりしたこと。
大ちゃん、コーチになる気があるんだ、ね!?
これまで、教える立場になるというのは選択肢としてないだろうと思っていたので、番組内のインタビューで「若い選手を育てたいという気持ちはある」というようなことを言ってた(うろ覚えですが)上に、もしコーチ業をやるとしたら今やってること(ショーに出るとか、テレビのレギュラーとか?)は全部やめて専念する、と言ってはりました。
先々の話だし、やらないかもしれないですけどね、という但し書きつきではあったけど、これはねー。ほんと驚きました。でもなんだか、うれしかった。


世界選手権については、12日からアイスダンス、ペア、シングルと全滑走のオンエアがCSであるので、それをじっくりと観てから今季の総括もかねて、ぐだぐだと書きたいと思います。
(全種目全滑走、すべて録画したら33時間以上! HDDにそんな空きがないことにいまさら気づく私)

インフルエンザ後ですが、自分が治ったとたんに家族がバタバタと倒れていくという予想外の事態になってしまって、この10日ほどはずっと家の中をアイスノンやら熱さましやら、電解質なんちゃら飲料などが流通しつづけてます。
その間に関西の桜はみんな散り始め、葉桜に。インフルよ、私の今年のお花見を返せ~
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by higurashizoshi | 2016-04-11 01:31 | フィギュアスケート | Comments(2)

世界選手権2016終了

ワールドが終わりました。
おそるべきハイスコアの争いあり、大番狂わせあり、歓喜あり涙あり、今年もすごい試合でした。
といっても、関西ではペア、アイスダンスの放映がなかったので(例によって!)、カップル競技についてはライストが観られなかった私は今月12、13日のCSでの放映を待つことに。

実はワールドの始まる直前から、まさかのインフルエンザに倒れてしまい、今もほとんど起きてることができません。
あ、でももちろん男女シングルの地上波放映は全部観ましたよ。「そこまでして?」と家族に言われながら、テレビの前ににじり寄り、倒れ伏して必死で観てました。いや~特に女子ショートのときはモーロ―としててつらかった。一部記憶がないっす。そのあと頭痛でひと晩寝られなかったけど翌日からもまた観ましたわ。昔、ぎっくり腰で激痛にうめいて寝たきりになってたときもグランプリシリーズ観てた自分を思い出しました。

そんなわけなので、ワールドについてのあれこれはもう少し回復してからゆっくり書きたいと思います。
今は、すべての選手の勇気と努力、私たちにすばらしい演技を見せてくれたことへ、ただただ感謝を。

エキシビションの最後、解放されたそれぞれの笑顔がなんともいえない。
ともに応援したフィギュアスケートファンのみなさんにも、お疲れさま!
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by higurashizoshi | 2016-04-04 12:43 | フィギュアスケート | Comments(0)

世界ジュニア選手権2016 女子シングル

またも、あっという間に日は過ぎて… わ、ワールド目前!
世界ジュニア、まだ男子のことしか書いてないじゃないですか。
このところ映画漬けなんでレビューもたまってるのですが、ともかく世界ジュニア女子について書いておきます。ああ、ペアとアイスダンスは後日、後日…



世界ジュニア選手権2016 女子表彰台

1位 本田真凛選手(日本)
2位 マリア・ソツコワ選手(ロシア)
3位 樋口新葉選手(日本)
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本田真凛選手、快挙でしたね。本命ツルスカヤ選手が直前のケガ、ショート1位発進だったフェディチキナ選手がフリー直前にまたケガ、と結果的にロシアの2選手がダブル欠場となったとはいえ、真凛ちゃんの今回の演技はショート・フリーともほぼノーミスで文句のつけようのないものでした。大舞台に強い!
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まだノービスのころに2度ほど生で演技を観たことがあるのですが、リンクに出てきただけでパッと人目を引きつける天性の華やかさがあるんですよね~。これは技術面が順調に進化したらすごいことに…と思ってたけど、来た来た!という感じ。
今回、インタビューではっきりと「オリンピックで金メダル」と言ってたので、この強気も頼もしいなと。



2位のソツコワ選手、ほかのロシア2選手がまさかの欠場になった中、枠取りも含めすごい重圧だったと思います。大きなミスなくまとめて、2位を守ったのは立派。とても大人びた雰囲気があって、プログラムも衣装も独自性があるのですが、なんとなく手堅くまとめることに終始してしまってる気がするのはなぜだろう。
身体がかなり大きくなって、ジャンプのバランスが変わってきてる感じがするので、しばらく調整が大変かも。でも、美しい選手なのでこれからの成長が楽しみです。
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樋口新葉選手は、昨年と同じ3位。
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本人としてはもちろん上に行きたかったでしょうけど、2年連続世界ジュニア表彰台はすごいことです。ショートで後半に入れたルッツ×トゥループのコンボでの転倒+回転不足が本当に痛かった。ここがクリアだったらメダルの色は変わってましたね。でもフリーはひさびさの会心の出来! 新葉ちゃんらしくパワフルで迷いのない、実に気持ちのいい演技でした。表彰式でも笑顔でほっとしたわ~。



白岩優奈選手が4位に入りました。
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このところ彼女の演技を見るたびに、ほほーとなってしまいます。なにせスケーティングがきれい。潔いけど粗さのない実になめらかな、難度の高いジャンプ。軸が細くて回転速い。スピンも回転めっちゃ速い。あどけない笑顔でどんどこ行くので、ついほんわかして見守ってしまうけど、この人、そうとう末恐ろしい選手ですよ。すごい肝がすわってるし。今、一番伸びしろを感じるのは誰かといえば優奈ちゃんかも。



5位はカザフスタンのエリザベート・トゥルシンバエワ選手。
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オーサーのチームで着実に伸びてきている選手。まだほんとに小柄なのでいかにもジュニアっぽく感じてしまうけど、技術的にはとても高いものをすでに持っています。
今回はショートで鼻血が出てしまい演技を中断。そのため5点以上を失い下位に沈んだものの、フリーでみごと挽回してここまで浮上。お見事です。身体が成長していったらどんなすごい選手になるのだろう?



ラトビアのアンジェリーナ・クチヴァルスカ選手は7位でした。すでにシニアにも出ていて、大人の演技ができる選手。上位じゃないのになんで彼女を取り上げるかというと、個人的に好きだから。要するに、美しい選手は好きなんですよ。はい。
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クチヴァルスカ選手、演技もとても美しいし、ラトビア期待の星なので応援してるんですけど、プログラムが…。今季フリーのロクサーヌとロミジュリの組み合わせなど、これを「いい!」と思うチョイスが謎すぎる。いや、いっそこの謎すぎるところも含めて愛するべきなのかしら。ああでも、いずれあか抜けたプログラムで美しさを堪能したい。



さて、ワールド開始までに映画のレビューをアップできればいいのですが。
ちなみに最近観た映画をざっと列挙すると、

「エレジー」
「her 世界でひとつの彼女」
「独裁者と小さな孫」
「消えた声が、その名を呼ぶ」
「人間の戦場」
「アドバンスト・スタイル」
「ターナー」
「キャロル」
「牡蠣工場」
「ヤクザと憲法」
「少年は残酷な弓を射る」
「エレファント・ソング」
「サウルの息子」
「ゴーン・ガール」
「博士と彼女のセオリー」
「リリーのすべて」

おお、いっぱいあるなあ。
がんばってレビュー書きたい。
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by higurashizoshi | 2016-03-29 01:57 | フィギュアスケート | Comments(0)

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