ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
by higurashizoshi
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仲良し

いろいろな心配も今はどこへやら。
チャチャとクーはこんな感じです。
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まずはチャチャがよくいえば温厚、ようするに気のいいヤツだったということ。
箱入りおぼっちゃまが新参チビを受けいれるだろうか…と案じていたのだけど、チャチャは意外に器の大きい男だった!
さすがに最初は「ん? なんやこいつはっ」という感じだった。取っ組み合いも噛み合いも、とにかく不慣れなことなのでハラハラもの。無邪気に飛びつくクーに、どう対応していいのかわからないチャチャ。神経質なところのある子だったら、ストレスで不調になっていたかもしれない。
でも、対面から数日でチャチャは慣れた。心の中はさだかでないが、慣れたように見えた。食欲もウンチも変化なし。そしてクーの毛づくろいをしてやるようになった。背中の毛をなめ、なんと耳の中までなめてきれいにしてやるのである。(いったいこんなテクをどこでおぼえたのだ、キミは…)

一方のクーはまた、素直で、甘え上手で、ピリピリしたところのない実によい性格。瀕死で夜道をさまよっていたころを覚えているのかいないのか、今の毎日の幸福感(安心して寝て、いっぱい食べて、愛してもらえて)を満喫してるように見える。もちろん、クーにとって路上にくらべここは天国にちがいなく、やっぱり新たな苦労を背負わされたのはチャチャの方だろう。

クーがしょっちゅう走り回り、チャチャにちょっかいを出しまくるので、たまにチャチャも一発、パンチをお見舞いすることもある。でも、あくまで手かげんしていることがはっきりわかる程度。
自分が食べてるカリカリ(キャットフード)を、横からクーが頭をつっこんで食べはじめても怒りもせず、それどころか体をちょっとどけて、クーが食べやすいようにしてやっている! (ほんとうにいいのかそんなことで、キミは…)

「なんちゅう心の広い子や…」甘えんぼ王子としか思われてなかったチャチャの株は一気にあがり、夜にクーが先に寝ると「今日も一日ごくろうさん」と熱燗の一本もつけてやりたいような気分。
それが伝わってるのかどうか、実際クーが寝てしまうと毎晩毎晩、チャチャがやることがある。
そーっと私に近づいてひざに乗り、私の胸に体をぺたーんとつけて、うっとり目をつぶるのだ。
で、私は「チャチャはえらいねえ、えらいねえ」と子守歌のように言いながら、熱燗の代わりにたくさんなでてやる。
ちょっと、ミミが生まれたころのタタへの気持ちなんか思い出しながら。
そうそう、心なしかこのところ、メタボ気味だったチャチャのウエストあたりがほっそりしてきたような気がする。
これは明らかに、クーの相手をして家の中を駆け回るようになったおかげ。
《けがの功名》というか、チャチャにも新しい暮らしの仲間ができたということなんだろう。

ともあれこんなふうに、思いがけず始まった2匹の共生は順調にいっています。
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by higurashizoshi | 2009-09-29 14:06 | 雑感 | Comments(6)

うにパスタとルーヴル展(その2)

d0153627_21291944.jpgルーヴル美術館には、いったいどのくらいの収蔵品があるんだろう? たぶん全貌をつかむには途方もない月日がかかるほどの数。美術館というと絵画や彫刻ばかり思い浮かべてしまうが、ルーヴルには考古学的なコレクションも含め8部門にわたる膨大な古今東西の芸術品が収められているそうだ。いつか行ってみたいねとタタと言い合っているものの、当面は単なるあこがれ。
今回の展覧会「ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち」は、そのルーヴルのコレクションから《子ども》というテーマでチョイスされた200点あまりが展示されている。
こういうふうに、あるテーマに沿ってルーヴルのコレクション全体(今回はイスラム文化はのぞく7部門)から抽出された展示というのは、とても珍しい企画だそうだ。

実際、古代エジプトの子どものおもちゃの隣に、17世紀オランダ絵画が展示されていたりして、最初はちょっと戸惑う。でも展示を観ているうちに、《子ども》という概念が長い歴史のなかでさまざまにとらえられている多様さが、とても刺激的に感じられてくる。
日本でルーヴル展というとまずはヨーロッパ絵画だろうけれど、今回の展示ではいわゆる有名どころはティツィアーノ一枚、ベラスケス一枚という程度。むしろ、有名無名問わず(名もわからない古代の作者の手によるものも含め)、彫像から遊具からタペストリーや絵画、装飾品などが《子ども》というテーマのみで、どれも同等に展示されているところがおもしろい。

d0153627_21402328.jpgタタやミミが特に心ひかれたのは(『ベルばら』の影響?)18世紀のフランスの皇族や貴族のミニアチュール。ため息が出るほど精巧で華やか。
私が気に入ったのは同じ時代のこの彫像《悲しみにくれる精霊》。誇張された幼児のむちむち感と、意外に大人びた泣き顔のバランスがたまりません。

d0153627_21362528.jpgそして、やはり異彩をはなっていたのは古代エジプト・ラメセス朝時代の《少女のミイラと棺》。これは「死をめぐって」と題された展示の中にあるのだけれど、元来は子どもが死にきわめて近い存在であることを改めて考えさせる展示品のなかで、これには死そのものが閉じ込められている。今から3千年あまり前に死んだ10歳ほどの少女が、おそらく両親の嘆き悲しみの中で埋葬された姿。なんともいえない厳粛で不思議な気持ちがこみあげてきた。

最後のほうはヨーロッパの天使のてんこ盛りに苦笑しながら、ゆっくり3時間ほどかけて全部の展示を観ることができた。
いっぷう変わったこの企画展、まるで高級料亭ルーヴルのお得な幕の内弁当(いや、高級料亭だから松花堂弁当か)にめぐりあったようで、とっても楽しい体験だった。

帰りは、すっかり秋満開の大阪の空をながめながら堂島川を渡って駅に向かい、またまた迷うことなく(方向オンチは帰路にまた迷うのが常識)奇跡的に帰路をたどることができたのでした。
このルーヴル展、ほんとにおすすめですよと言いたいところだけど、書くのに手間取っていたら会期はあと数日(23日まで)!?  関西にお住まいで人ごみに負けない勇気ある方はぜひ観に行ってください…。
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by higurashizoshi | 2009-09-19 21:52 | 観る・読む・書く・聴く | Comments(4)

うにパスタとルーヴル展(その1)

大阪の国立国際美術館で開催している「ルーヴル美術館展 美の宮殿の子どもたち」に行ってきた。
行ってきた。…と書くのはたやすいけれど、とにかく外出慣れしてない浦島親子の道中であります。しかも国立国際美術館、初めて。しかも、たったひとりの大人(私ね)きわめつけの方向オンチ。
神戸で生まれ育ち、京都で学生時代を過ごしたというのに、私は大阪をまるっきり知らない。大阪城に行ったこともなければ通天閣を見たこともない。とにかく縁がなかったのである。目的地の美術館のある中之島には昔、何度か行ったはずなんだけど、昔は昔、今は今。通った道という道をきれいサッパリ忘れてしまう私がおぼえているはずがない。

しかも、無事美術館にたどり着くという目標に加えてもうひとつ、今回は目的地があり。
北新地にあるカフェで名物のうにパスタをランチに食べる、という高度なミッションである。
これはそもそも、しばらく前に新聞で紹介されていたこの店の《うにトマトクリームパスタ》に私の目が釘づけになったことから始まる話。
何が好きといって、私が世界で一番好きな食べもの、それはうに。生でも塩漬けでも何でも好きだけど、もうずっと昔に神戸のイタリアンレストランで食べたうにソースのパスタが絶品で、どうしても忘れられない。その後その店はなくなってしまったので、うにのパスタは幻の味になってしまった。
「ここ、ここに行きたいこれ食べたい!」と記事を見せてコーフンする私に、タタはあっさり「ん、いいよ。行こう」。
どっちが親だか…という話だが、よもやタタが行こうと言うなんて思ってもみなかった私はあっけに取られた。
かくて、北新地でランチ、中之島でルーヴル、というきらびやかなプランが決まったのであります…。

ところがこのカフェと美術館の位置関係がわからない。近いらしいのだけど、ネットで検索したカフェの地図と、美術館のHPの地図と。それぞれ地図の種類が違うと私は、どう重ねたらいいのかぜんぜんわからないのである。
しかたがないので大阪のカフェまで電話して、行き方を聞き、言われるままにメモを取り、そのメモを握りしめて出発することにした。オボロゲには位置がわかりそうなので、あとは現地でなんとかするしかない。大丈夫、日本語通じるんだし…。

さて思いがけずスムーズに電車を乗り換え、大阪へ。北新地の駅で降り、教えられた目印どおりにたどっていくと、私としては奇跡としかいいようがないほどあっさりとカフェは見つかった。これは前日の店員さんが電話口で懇切丁寧に説明してくれたおかげ。ありがたや、ありがたや…
かくて無事、3人で《うにトマトクリームパスタ》をいただくことができたのでありました。
トマトクリームソースなので、かつての幻のパスタのシンプルなうに味とはまた違っていたけど、たいへんおいしかった。おまけに食後に出てくるチャイがまた、極上のお味で感動してしまった。このカフェは大阪では有名な「ムジカ」という紅茶専門店の隣にあって、経営が同じなので、「ムジカ」のおいしい紅茶がいただけるということらしい。
カルダモンなど数種のスパイスのきいたシチュードティー(ことこと煮出したミルクティー)で、絶妙のバランス。昔々インド帰りの友だちが作ってくれたチャイを思い出した。

さて、カフェを出るときに店員さんに美術館への行き方を聞く。また丁寧に教えてくれる。
ふつうならこの後、あれ? 言われたとおり歩いていったのに…ここはドコ? 私はダレ? となるのが方向オンチの常。
堂島川を渡り、川に沿って歩くこと10分足らずで左に曲がる道をのぞき込むと、あったあった! 不思議デザインの国立国際美術館。この外形は前夜ネットで写真を見ていたのですぐわかった。ちょっと成長したんじゃないの、私。二つも目的地があって、どちらも迷わずたどり着けたなんて、長い人生で初めての経験かもしれない。とにかく、幼なじみの家にさえ、子どもの頃から何度も行ってるのにそのつど迷子になるほど重症なのであるからして…。
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私の方向オンチ、地図オンチをよく知ってるタタから「すごいじゃん、奇跡だね」というおほめ(?)の言葉をいただき、胸を張って入っていったルーヴル展…の中身についてはこの次に。
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by higurashizoshi | 2009-09-14 14:02 | 観る・読む・書く・聴く | Comments(8)

備えあれば…?

新型インフルエンザの勢いがすごいので、もしかかったら…という話を子どもたちとした。
人ごみを避ける、といっても昨日ハリポタの映画、観に行ったし。
次はタタの希望で、大阪までルーブル展を観に行くことになってるし。
以前のようにずっと家にいる生活なら、ある意味安全なのだけど、せっかく動き出したものを止めてしまうというわけにはいかず、できるだけ気をつけて、あとは「かかっちゃった場合」を想定しておくしかない。

あくまでもわが家の事情で、よほど具合が悪くて様子がおかしくないかぎり医者には行かないつもりだ。
行くこと自体が大変だしストレスになるということと、タミフルを飲みたくない、飲ませたくないというのも理由のひとつ。
以前、季節性のインフルエンザにタタがかかって、処方されたタミフルを飲ませたとき、こわい体験をした。飲んでしばらくするとタタがけいれんを起こし、わけのわからないことを大声で言いはじめたのだ。
厚労省やメーカーは関連を否定してるけど、タミフル服用後に起きた異常行動の事例はあとをたたない。実際、目の前で体験してみて、これは薬のせいだとしか思えなかった。タタは飲む前は熱で苦しそうだったとはいえ、意識ははっきりしていたのに、飲んでから急に別人のような感じになったのだ。もしその場で私が様子を見ていなかったら…と考えると今でもこわくなる。
もちろん、タミフルがウイルスの増殖を抑える効果が高い薬だということはわかっているし、妊婦さんや持病などリスクを抱えた人には必要なのだろうと思う。でも、できることなら飲まずにすませたいというのが正直な気持ちだ。

というわけで、私が用意しているのが漢方薬の麻黄湯。インフルエンザに効果があることは以前から知られていたらしいけど、今回の新型に関してはどうなの? と調べてみたら、麻黄湯はウイルスそのものをやっつけるわけじゃなく、体の熱を外に出してくれる薬なので、旧型であろうと新型であろうと関係なく効果があるらしい。なかにはタミフルと変わらない治療実績が上がったというデータもある。なにより、タミフルのような不安がないし、ふつうに町の薬局で買って常備しておける。数年は品質が変わらず使えるし、インフルエンザでなく通常の風邪にも効くので、ムダにもならない。

まあ、実際のところはほんとに飲んでみないとわからないけど、とりあえずわが家はもし新型インフルにやられたら麻黄湯を飲んで寝て治そう、ということに今のところなっている。もちろん14歳以下の子どもはリスクが高いという話も気になるところだから、タタやミミがかかった場合は注意深く見ていかないといけないけど…。
私がかかった場合はたぶん病状うんぬんより、家事をどうする? ということになるわけで、そうなったときは最近めっきり主婦としての腕を上げているミミに活躍してもらわねば。(タタに「あんたももうちょっと家事を覚えとかないとね」と言ったら、「そのときはミミに聞くから」としれっとしていた。おいおい…)

今のところまだ平和なわが家。お昼はミミといっしょにひさしぶりにピザを作った。
時間をかけずに簡単に作るときは、生地は発酵させず重曹でふくらませる。あとヨーグルトを生地に入れるのがちょっと変わってる? もっちりではなく、サクッとしたピザになって、これはこれでおいしいのである。
楽しく作って、おいしく食べて、こういうなにげないことができるのも元気であればこそ。
そのことに感謝して、そのうち襲ってくるかもしれないインフルの波を心して待ちましょう…。

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by higurashizoshi | 2009-09-08 13:51 | 家事というか | Comments(6)

ゆく夏

ゆく夏をおしんで、みんなで花火をした。

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この夏は海にも行ったし、プールでも泳いだし、怪談もしたし、すいかも食べたし。
いやあ、信じられない。いろいろやったよねえ。
「…花火してない!」
の、ミミのひとことで、夏おさめの夜。

庭のかたすみから、もう秋の虫の声がする。
はなやかに光って、しゅっと消える花火のあとは静かな闇。

世の中は大きな変わり目に来てるようだ。2009年の夏の終わりは、この国の歴史の中に、どんなふうに残ることになるんだろう?
ブログも模様がえして、暦をめくる。
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by higurashizoshi | 2009-09-02 00:08 | 雑感 | Comments(4)

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