ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
by higurashizoshi
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108の思い出

クリスマス前から年末にかけて、書きたいことはたくさんあったのに、なかなか書けないまま大みそか目前まで来てしまった。
このブログも、これが今年最後の文だと思うので、おせちを作る合間をぬってこの一年の日記を駆け足で読み返してみた。
ほんとにいろんなことがあった。変化の多い一年だった。
これまでできなかったことが次々とできるようになったミラクルな年でもあったし、つらい別れやかなしい出来事もあった。クーが魔法のように現れて家族の一員になり、たいへんではあったけど、チャチャとともにたくさん幸せをくれた。
タタの回復、ミミの成長、ほんとうにめざましい一年だったけれど、私はどんなふうに変化しただろう、とふと思う。

日記の中から、今年観た映画の題名を拾ってみた。ずいぶん観たもんだなあ、何本あるんだろう…と数えてみて驚いた。なんとその数108本! もちろん映画館で観られたのはわずかな数で、ほとんどが相変わらずDVDだけど(いや映画館で観られた映画があったということが私としては奇跡なわけだけど)、それにしてもそれにしても、3ケタに達する映画を観た年って…たぶんはたち前後の名画座や自主上映に通いつめてたころ以来だと思う。
しかし108って数は、どこかで聞いたような。年の終わりに、ちょっとできすぎじゃありませんか?
で、今年最後にもう一本映画を観ようと画策してるのだけど、栗きんとんとかだし巻き卵とか紅白なますとか、換気扇の大掃除とか、あれこれ押し寄せてきて身動きがとれない!

で、ともかく108本の中からとてもよかった作品、印象的だった作品をざっと拾ってみた。

つぐない
サラエボの花
ザ・フォール/落下の王国
アウェイ・フロム・ハー
イースタン・プロミス
イントゥ・ザ・ワイルド
息子のまなざし
ある子供
エターナル・サンシャイン
ミリオンダラー・ベイビー
マルタのやさしい刺繍
歩いても 歩いても
あなたにだけ言える秘密のこと
僕らのミライへ逆回転
サンシャイン・クリーニング
カポーティ
吸血鬼
スクール・オブ・ロック
12人の怒れる男
リトル・ダンサー
ダウト
レボリューショナリー・ロード
チェンジリング
舞台恐怖症
ラースと、その彼女

この中で、ブログにレビューを書けたものはほんのわずか。書きたくても時機を逸してしまったり、あまりに深く衝撃を受けて文章にできなかったものもあった。『サラエボの花』や『あなたにだけ言える秘密のこと』、『レボリューショナリー・ロード』『チェンジリング』などがそれにあたる。これらの映画はそれぞれに忘れられないものを与えてくれた。
敬愛するカール・テホ・ドライヤーの『吸血鬼』を思いがけず観られたことも事件だったし、今年は極端に邦画が少なかったなあとか、ミミとのヒッチコックブームとか、ジャック・ブラックに凝ったりとか、このリストには今年のいろんなことが刻まれている。

最後に、この年末の数日、頭の中で繰り返し流れている歌を記しておく。彼が逝ってもうすぐ8ヶ月。

「イマジン」
(ジョン・レノン作詞・作曲/忌野清志郎訳)


天国は無い ただ空があるだけ
国境も無い ただ地球があるだけ
みんながそう思えば 簡単なことさ

社会主義も 資本主義も
偉い人も 貧しい人も
みんなが同じならば 簡単なことさ

夢かもしれない でも その夢を見ているのは
一人だけじゃない 世界中にいるのさ

誰かを憎んでも 派閥を作っても
頭の上には ただ空があるだけ
みんながそう思うさ 簡単なこと言う

夢かもしれない でも その夢を見ているのは
きみ一人じゃない 仲間がいるのさ

夢かもしれない でも その夢を見ているのは
きみ一人じゃない
夢かもしれない でも一人じゃない
(僕らは薄着で笑っちゃう)
夢かもしれない (ああ笑っちゃう)
かもしれない
(僕らは薄着で笑っちゃう)
(ああ笑っちゃう)
(僕らは薄着で笑っちゃう)


***
この一年、ブログを読んでくださったみなさん、ありがとうございます。
どうかみなさんにとってよい年がやってきますように。
来年もぼつぼつと、でも心をこめて書いていきます。
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by higurashizoshi | 2009-12-30 11:51 | 観る・読む・書く・聴く | Comments(5)

ネコねむる

気づけば、もうすぐクリスマス。
毎年ずっとサンタを待ってきたタタとミミ、今年はそろそろ…あやうい感じが、ひしひしと。
ことばにしたほうがいいことと、ことばにしないほうがいいこと。

私自身、小さいころは信じて待ってた。そしてクリスマスの朝には枕元に必ずプレゼントとカードが置いてあって、一年でいちばんうれしい日だった。
たぶんミミくらいのころに、サンタからのカードの筆跡がある人にそっくりだってことに気づいて、あのときの気持ちは忘れられない。悲しい、でもなく、がっかり、でもなく。なんだかぱちんと小さなものが心の奥でひらいたような。そしてなにかが終わったんだな、あのとき。

タタとミミのサンタは、あと1、2年はこれまで通りやってくるかな。
なにも聞かないタタとミミのところに。

この子たちのところにネコのサンタはこないので、人間がなにかプレゼントしてあげる。
なにがいいかは思案中。
初公開、チャチャ&クーのシンクロナイズドスリーピング。

ずんたった♪
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ずんたった♪
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すーぴーすーぴー♪
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by higurashizoshi | 2009-12-23 16:18 | 雑感 | Comments(4)

東京・群馬への旅(その4)

はっ! と目覚めて、ここは家? もう帰ってきたの? でも群馬の友だちにまだ会ってないぞ、たいへんだ! と思ってぱちりと夢から覚めた。あー下北沢。そうだったそうだった…。
あたふたと荷物を整理して、東京駅へむかう。高崎まで、上越新幹線で1時間弱。今回の旅は再会&初対面のてんこ盛りだけど、そのクライマックスというか白眉というか、最後の最後で丸6年ぶりの再会二連発、というのが群馬で待っているのだ。

最初に会う彼女のほうは、そうなんというか…《切っても切れない安全ナイフ》みたいな関係で、たぶんすごく深いところで不思議なほどつながっている。ずっと会わなくても絶対切れない。
高崎駅のコンコースで、向こうから走ってくる姿が見えたとき、6年の時間はふいっと飛んでいってしまった。彼女はもちろん、タタとミミがでっかくなっているのにのけぞっていたけど…。
長い長い間会えなくて、やっと会えて、自分がけっこう動揺したり感動したりするのかな、と思っていたけど、なんだかあまりにも自然に、隣を歩き出してしゃべっていた。

彼女においしい天ぷらをごちそうになったあと、天気もいいのでちょっと観光をということになり…

あ、これが彼女d0153627_1015420.jpg










…ではありません、高崎観音ですよ。すごく大きくて、かなりコワい。
高崎の街を一望する山の上にずっと、ずーっと立っている。


で、こちらが彼女d0153627_1023524.jpg












…じゃなくて、観音様近くのおみやげもの屋のネコ。ひとなつっこく、かわゆい。

あっという間に時間が過ぎて、肝心なことはなにもしゃべれなかったような、でも肝心なことってなんだろう? と思ってしまうような。彼女も故郷に帰って新しい仕事を始めてから長い年月がたち、地元になじみしっかり足をつけて生きてるのだけど、なんだか出会って親しくなったずっと昔と本質はぜんぜん変わってない。やんちゃで面白がりで、すごく人想いで。
あっけないような感じで最後は手を振って別れた。彼女が車で去ったあと、しばらくうろうろ歩き回って…次の約束がまたおおごとなのだ。これも6年ぶりの再会なんだけど、年上のこの友はその前から何度も生死の境を行ったりきたりしていて、そしてこの6年もまた行ったりきたりを繰り返し、もう二度と会えないかもしれないとこちらは覚悟を決めていたのである。それが会えるのだから夢のような話で、体が5センチくらい地面から浮いたような感じで約束の場所に向かった。

あれだあれだ、と思って車椅子に乗った友と、初対面の奥さんに近づいていく。やっぱりこうしてほんとに会ってしまうと、何の違和感もないのが不思議だ。ふたたびタタとミミの成長ぶりに驚かれて、変化といえばそのことと、お互いがちょっと老けたことくらい?(ちょっとということにしておこう…)
彼が歩き走り車を運転していたころ、いっしょに遊んでいっしょに飲んで、書くことという共通項を発見して、そして病気のために少しずつ友は《障害者》と呼ばれる立場になっていったけれど、私にとっての存在としては何も変わらなかった。
タタもミミも幼いころ彼にとてもかわいがってもらったので、特にタタは鮮明に記憶が残っているらしく、会ってみて「なつかしかった」とあとで言っていた。
一対一でもっと時間があれば、語りたいことは山ほどあったけど、初めて見る彼の今の住みかでお互いの顔を見て座っているだけでも十分な気もした。

記念に写真を撮って、夕方の新幹線に間に合うように友と奥さんに別れをして、高崎に向かった。
上越新幹線、東海道新幹線と乗り継いで、明石に帰りついたのは夜10時前。実現不可能としか思えなかったたくさんのことが詰まった旅が終わった。なによりタタが終始元気でいてくれたこと。ミミがさりげなく助けてくれたこと。そして私の腰もなんとか機嫌をそこねずがんばってくれたこと。そして会えた人たちみんなに感謝。

《きっとまた会えると信じてがんばって生きるよ。》翌日友からそう書いたメールが、みんなで撮った写真とともに送られてきた。
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by higurashizoshi | 2009-12-20 10:09 | 雑感 | Comments(0)

東京・群馬への旅(その3)

東京に住んでいた十数年。たくさんのかけがえのない思い出があるけれど、最後の数年はわが家にとって嵐が吹き荒れていて、心静かに思い出せるようになるのにはずいぶん時間がかかった。
まだタタもミミも幼く、無邪気できらきらしていた日々に親しくなった二人の友。旅の3日目、南阿佐ヶ谷で彼女たちに再会した。お互い、おない年の子どもを持つ同士だけど、仕事も家族構成も、身を置く世界もそれぞれちがう。

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Mちゃんは一点ものの作品をつくる作家さん。彼女の作り出す帽子の、のびやかな発想、自由であったかい感覚、どんどん進化を続けているなあ。長年の夢をかなえてアトリエショップをこの秋オープンしたばかりで、そのMちゃんのお店でもう一人の友だちAさんと合流した。
Aさんはタタとおない年の息子を筆頭に5人の子を育てている。沖縄料理店を切り盛りし、エイサーも舞う彼女は、相変わらず美しくて魅力的。そしてサプライズだったのが、彼女たちのそれぞれの息子にも会えたこと。照れ屋なお年頃なのに、私たちに会いにきてくれたのだ。
6歳のころから一気に9年、まるでタイムトラベルした気分で、でっかくなって少年というより青年ぽく素敵になった二人に見ほれてしまった。ふと見ればわが娘二人も、そうかこんなに大人びちゃって…。

再会に緊張ぎみの思春期ティーンズをさしおいて、母親3人は話がつきない。それぞれいろんな苦難もこえてきたシングルマザー、そしておもしろいことに(?)子どもが不登校体験をしているという共通点がある。Mちゃんの息子は入学後しばらく苦しみ、結局学校に戻って今にいたるのだけど、来春の高校入試を前にいろいろ悩んでいる最中らしい。Aさんの息子は小学校なかばから行かなくなり、いろいろ社会体験しながら今は適応教室にも通っていて、来春から沖縄のNPOスクールに入ることになるかも…というところだった。
昔から深くものごとを考えて、自分の納得をきちんとつかんでいく感じのAさんと、アーティストらしくやわらくて純粋な感性が全開のMちゃん。でもAさんのぶっちゃけた面白さとか、Mちゃんの意外なたくましさとか…この二人に会うといつもすごく新鮮な気持ちになる。人にこびたりあきらめたりせず、いつも前に進んでいってるところが似ている。私もそうでありたいなあと、また励まされる気分だった。

最後はMちゃんにおいしい蕎麦屋に連れてってもらって牡蠣そばをたべて別れ、下北沢の寝場所に帰って…さて、明日は群馬まで足を伸ばしてから一気に明石まで帰るのだぞぉ、と思いながら、この旅ではじめて熟睡した。やっと、やっと…。
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by higurashizoshi | 2009-12-17 00:14 | 雑感 | Comments(2)

東京・群馬への旅(その2)

私は子どものころから、自分の家の布団以外では眠れないというやっかいな癖をもっている。だから旅の2日目の朝も、ほとんど寝てない状態で起き上がることになった。ぼけぼけのまま荷物の整理。昔住んでいた近くなのでとっても懐かしい下北沢の街に出て、軽く食事して、さて今日の目的地は夢の島である。

夢の島で何があるかっていうと、わが家がもう何年も会員になっているホームシューレの全国合宿(くわしくはこの記事をどうぞ)があるのだ。これは日本各地にいる《学校に行かず家庭で育つ子どもとその親》が年に一度集まって、お泊りしながら交流しようという一大イベント。今年は100人以上が参加すると聞いていたので、なんだかすごいことになりそうだ。

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夢の島は夢とはほど遠いような妙にさびしい感じの場所だった。でも、宿泊もかねた文化スポーツ館の会場に入ると、いきなり熱気むんむん! 全国合宿には以前参加したことがあるとはいえ、長いブランクのあとなのでさすがにタタもミミもちょっと緊張ぎみだ。
私はネット上では親しくなっていてもまだ一度も会ったことのなかった何人もの人に、ここで一気に会いまくることとなり、おまけに何年ぶりかのなつかしい再会も多々あり、ふだん人慣れしてない私の頭はしだいにぼややんと…。その間、タタとミミは子どもコーナーに行って、ほかの子たちとひたすらイラスト描きをしていたらしい。

さて、初対面&再会の嵐もさることながら、会場で夕方から開かれる「子ども市」という自作品の展示・販売で、私は重要な任務があったのだ。ホームシューレ会員でうちの娘たちの地元の友だち・Sちゃんが作った絵本を展示するのである。Sちゃんは今回来られなかったので、この世界でたった一冊の手作り絵本を私が預かってきて展示することになったというわけ。責任重大で手が震えますがな…。どこかでなくしたら、汚したら、なんて考えると卒倒もの。とにかくちゃんとこの絵本をみんなに見てもらって、無事に本人の手に返すまでは気が抜けない!
ホームシューレには子ども会員の月刊交流誌があって、Sちゃんはそこで大変人気のあるイラスト&文章家。あのSちゃんの! ということで「子ども市」が始まるとじきに行列ができるほどで、絵本はたくさんの人に見てもらえた。d0153627_182848.jpg












で、その横でひっそりと(?)ミミは手縫いの人形服を展示していたのです。d0153627_1843973.jpg自分の世界をしっかり守っているタイプのミミが、ここで展示をしようと思い立ったのはかなりの変化。山ほどあるコレクションの中から比較的おとなしめの服を選んで、実にひかえめな展示だったけれど、いろんな人に声をかけてもらえて感想を聞かせてもらい、すごくいい経験になったと思う。例の《ジゼルのドレス》も展示したので、「やっと本物が見られた」って喜んでくれた親子さんがいて、びっくりやらうれしいやら…。
「子ども市」には個性あふれる手作りの品がたくさん並んでいて、たいへんなにぎわいだった。

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子どもは学校に行って育つもの、と思っている大多数の人たちには、こんな世界があるということはほとんど知られていない。ある意味「秘境」みたいなもの、なのかもしれない。学校に行かず、家庭をベースに育っている子どもとその親が100人以上も集まって、しかも深刻に悩み相談とかしてるんじゃなくて、親も子も遊びやおしゃべりに花を咲かせてあっちもこっちも笑いが絶えないなんて、多くの人には想像できないんじゃないだろうか。
もちろん、親同士の話し合いの中には、学校とのつきあい方に悩む人、この国の「学校至上主義」な社会通念からくるあつれきにしんどい思いをしている人の声はいろいろ出てくる。わが家もさんざんあれこれ経験してきたことだ。フリースクールの認知度は少しずつ上がってきたと思うけれど、学校にもフリースクールにも行かずにホームエデュケーション(ホームスクーリング)していますというと相手はポカーンとし、場合によってはパニックになってお決まりの「社会性」「集団生活」「学力」「将来」などなどの詰問オンパレードになりかねない。
学校以外の育ち方があっていいのだ、それが認められるようにというシンプルな願いは簡単には認知されないだろうけれど、元気をたもちながらいろんな人とつながりながら、多様さがうけいれられる世の中をめざしたいとあらためて思えた。

この日は《夜の部》(ビールあり)もあって、さらに宿泊の部屋で大人同士のおしゃべりも楽しみ、そしてやっぱり私はよその布団ではまったく眠れず(タタとミミはぐっすり!)、またまたぼけぼけの翌朝は登山家でありホームシューレ会員でもあるTさんのお話をみんなで聴いてから、名残惜しくみなさんと別れを告げた。
それから私たち3人は一路都心へ。次の予定は旧友との再会…。
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by higurashizoshi | 2009-12-15 18:27 | 不登校とホームスクーリング | Comments(2)

東京・群馬への旅(その1)

もう帰ってきてしまっているのだけど、ともかく初めのところから書こうと思う。
長い長いおこもり生活のあとの大旅行。ちょいと新幹線に乗っていくだけとはいえ、われわれ母娘3人にとってはほとんど外国に行くくらいの距離感で、やっとよくなってきた腰をさすりながら準備に追われ、追われ… 
とにかく旅行の勘みたいなものが失われちゃっていて、何を持っていくんだかどんな段取りをするんだか? 会う予定の人たちにおみやげのひとつも、とか右往左往しながら、ようやく出発前夜を迎えた。
よっしゃー無事ここまで来た! 準備も万端! 鍋であったまって明日にそなえよう! と夕食にお鍋をして、うまいうまいと食べていたらタタが何の前ぶれもなく、熱々の器をつるりと手から落とした。そして、なんと両ももに大きなやけどを負ってしまったのだ。ああ、何かの勢力がわれわれの旅を阻止しようとしているに違いない…。でも本人は実に気丈で、「大丈夫、大丈夫」。――といってもお嬢さん、人生最大の水ぶくれができてます! 深夜にネットでやけどの手当てを検索し、湿潤をたもってワセリンなどを塗った上からラップを張り、水ぶくれをつぶさないようにしたらよいと知る。
翌朝、タタは黒のタイトなジーンズの下、両ももにでっかいラップを張った状態で出発したのであった。

かなり緊張気味の私にくらべて、意外にもタタもミミもリラックスした様子。私の荷物は当然のようにふたりで持ってくれるし、なんだかオトナになったなあとあらためて思う。
行きの新幹線の中から、めずらしいほどきれいに富士山を見ることができて、旅のはじまりは上々の気分。心配したタタのやけどの痛みも、ほとんどないという。d0153627_22512682.jpg












子どもたちにとっては、こんなにくっきりと富士山を見たのは初めてで、とても印象に残ったらしい。

東京に到着してすぐ、上野の国立科学博物館へ。ここはタタが子どものころ大好きで、何度も通った思い出の場所のひとつ。タタいわく、東京に行くならここだけは絶対はずせない! ってことで、最初の訪問地になった。

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ここの圧巻はやっぱり何といっても恐竜でしょう。この迫力ある骨格の数々。d0153627_2391276.jpg

この恐竜の間(勝手に命名)は、特にタタのお気に入りだったところで、館内かなりリニューアルされていたなか、当時とほとんど変わっていなかった。










マンモスの骨もあり。d0153627_23123357.jpg













人類の進化をたどるコーナー。この方は《ルーシー》と名づけられている、320万年前のアウストラロピテクスさん。1974年にエチオピアで発掘されたそうだ。d0153627_2320216.jpg












で、この骨格に肉づけして復元したリアル《ルーシー》さんがこちら。
ディープインパクト…今夜の夢に出てくれるな。d0153627_23215544.jpg












今回初めて知ったことのひとつは、なんとあの忠犬ハチ公のはく製がここにあるということ。おまけに『南極物語』で有名なタロ・ジロのジロもいるというじゃありませんか。
しかし私、世の中で三大怖いもののひとつが、はく製なのである。でもミミの眼がきらきらっとして「見たい!」っていうから勇気を出して行きましたがな。
てっきり《これがあのハチ公だ!》みたいに展示してあると思いきや、それは日本の哺乳類の「犬」コーナーにひっそりとあり、

「秋田犬(ハチ)」d0153627_23243372.jpg












と小さく書かれているだけ。んん? この異様なまでの謙虚さはどういうことなのか。

そしてこれが
「カラフト犬(ジロ)」
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説明、なんにもなし。これが学術的姿勢ってものなのか?
不可思議なり国立科学博物館…。

美しい海草の展示や、d0153627_2331355.jpg












おそるべき牛の腸の全容、d0153627_2331539.jpg












巨大ダイオウイカと巨大アナコンダ、d0153627_2332366.jpg












などなどいろいろたっぷり4時間近くも博物館を堪能し、へろへろになりながら都内の宿泊場所にたどりつき、旅の第一日は終わったのだった。
腰がっ、腰が疲れたわい…。
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by higurashizoshi | 2009-12-11 23:40 | 雑感 | Comments(6)

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