ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
by higurashizoshi
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今年の終わりは

今年の終わりは、このあたりでも珍しく雪になりそうな気配。
いつもはバタバタと忙しく過ごす年末の数日も、今年は静かに過ぎてゆく。
例年とは違う年の瀬は、きっといつか振り返ったときにもくっきりと記憶に残るだろう。
悲しいこともうれしいことも、ひとまず今年の終わりに置いていこう。

また一年、このブログを訪れてくださったみなさんへ。
書きたいと思っていることの半分も、いやほんとうにわずかしか書けず、更新もなかなかで、思い通りにならない人生のようなこの場所へ、今年もたくさんの方が来てくれました。
文を書くことと、それを読んでもらうことで、私はいつも支えられています。
心からの感謝をこめて、どうか新しい年がみなさんをあたたかく抱きとりますように。

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by higurashizoshi | 2010-12-31 14:03 | 雑感 | Comments(10)

聖夜はひとしく

いろんな状況から、クリスマスどころではない…という感じだったわが家。
でも、いつも平常心で働きもののミミにも助けられ、ささやかなごちそうを作り、昨夜のイブは無事にクリスマスを祝うことができたのでした。

ミミ作の、くまサンタ。
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タタもミミも、もうさすがに、本物のサンタを信じることはなくなったような? でも何も聞かないでプレゼントは待っている様子。


「ぼくには、サンタ来ないんですかぁ?」
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夕食後、友人からもらったキャンドルに火を灯すと…
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幻想的な光とともに、かすかに佳い香りが。手作りのヒーリングキャンドルだそうで、友のあたたかさも贈り物。

まだまだ、左眼はかすんで痛みはきついけれど、少しずつ回復中。
どんな困難にある人のもとにも、あたたかい光がひとしく訪れると信じたくなる、クリスマスイブの夜でした。
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by higurashizoshi | 2010-12-25 17:41 | 雑感 | Comments(6)

何のメッセージ?

もうすぐクリスマス、新年。
だと、いうのにですよ…。かなり、よくない展開の最近。
これを書いてる私は片眼。角膜炎という眼の病気の、かなり重いやつになってしまい、左目は眼帯で完全にふさいでいる。二時間ごとに、四種類の薬の点眼。眼を開くと、左半分の視界は白くぼやーんと濁り、そしてこまかい針で全面刺されているような激しい痛み。原因不明で二日前からこうなってしまった。
うーん。とにかく私は痛み系に襲われることが多い。小さいとき左ひじを骨折したのを皮切りに、それからの人生はさらなる骨折、何度もの脱臼、何度ものぎっくり腰、超のつく頭痛、胸痛、などなど。でも大きな病気は、したことがない。人生、こうやってバランスが取れているんだろうか。
去年の晩秋、私がぎっくり腰の激痛にうめいていた記憶も新しいミミは、今回の新たな「痛み系」の到来を見て、
「これはいったい、何のメッセージだろうね?」
と、大人びたことを言う。いやいや。ほんと、何が言いたいんです、神さま?

さて、これを書くのもほとんど画面は見えてない感じでキーを打っているのだけど、片眼をやられていると、視界は半分になるどころか相当なところまで奪われてしまうのだなあと実感する。
しかも、元気なほうの右眼でものを見ようとすると、左眼も同じように「見なくっちゃ!」と思うらしく、まぶたの下で動いてしまうので、そのたんびに激痛。
だから、眼を使わないようにするしかない。となると、何も見られないし、読めないのだ。
日ごろ、いかに視覚に頼って暮らしているか、ほんとによくわかる。
テレビも映画も、録画がたまっているフィギュアスケートも、新聞も、本も、だめ。となるとできるのは…そう、聴くこと。しかも、いつも聴くようなロック系の曲は刺激がつよくて受けつけない。神経にひびくのだ。
だからピアノ曲でも…と思って、今日はこの人、天平の曲を聴いていた。かなり変わった経歴の神戸出身のピアニスト。ガテン系容姿に超絶技巧ピアノ。私の好みからするとちょっと曲調が甘いけど、なかなか面白いと思う。自分の作った曲しか弾かないという頑固さがいい。

さて、なんとかクリスマス当日までに少し眼が治ってくれないだろうか。それが無理なら新年に間に合うように…。
(それにしてもこの文章、キーがちゃんと打てて変換できてるのだろうか? あとでなんとか見直してからアップします)
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by higurashizoshi | 2010-12-23 00:10 | 雑感 | Comments(0)

熱いうどん

はるか昔、中学時代のある日、ホームルームで担任が言った。
「おまえらなあ、しんどいことあったときは、テレビで落語とか漫才とか見て、うわーっと大笑いして、がーっと熱いうどんでも食うて、ほんで布団かぶって寝てしもたらええんや。それでたいていのことは大丈夫や。」
当時、ひねくれ思春期まっさかりだった私は、それを聞いて心の中で思った。
そんな程度のことで、この世を生きるしんどさが解消できるものか。お笑い?うどん? だから大人は嫌なんだ。私はひそかにこの担任をケイベツしたものだった。
思い返すと、たぶんあの先生は、今の私より年下だったと思う。その当時の私にとっては中年のおじさんであり、とっても低俗な大人に見えた。

今考えてみると、十代半ばだった私の抱える「しんどいこと」と、中年に至った人間が抱える「しんどいこと」の中身はずいぶんちがっていたのだ。そしてそのしんどさをどうやり過ごして生きていくか、そのやり方もたぶん、ずいぶんとちがうのである。
十代のころのように、苦しいながらもどんどん走っていくような、それでいて自分の内側を掘り進んでやまないような感覚は、いつしか変化していく。そして、自分だけで成り立っていた世界はさまざまに侵食されていく。代わりに、他者とのつながりが幾重にもからまって、その人を守りもし、深く傷つけたりもする。どうにもならないことが増えてゆく。
年齢を重ねた人間の抱える「しんどいこと」は、単純な怒りや悲しみに分類できない。そのしんどさの感覚をことばにするなら、それは「やるせなさ」だ。自分の力で何でも解決できるはずだと思いこんでいた十代のころには知りえなかった、この世界の理不尽で複雑な、動かしがたい姿かたち。その中で今日も明日も生きていく自分の現実。

…で、気がついたら私は日々ちょっとしたことでワハハと笑っては元気を取り戻し、あったかい料理を毎日作って食べることで自分をメンテナンスし、どうにもならないときは全部明日にまかせてしこたまワインでも飲んで寝てしまう。そうやって「しんどいこと」をやり過ごして生きている。
このしんどさは、「がーっと熱いうどん」を食べても解消などされない。ただ、「うわーっと笑って、がーっと食べて、布団かぶって、寝る」ことで、少なくともしんどさに飲みこまれず、明日に進むことはできるのだ。そうしながら、少しでも「しんどいこと」を減らしていく糸口を地道に見つけていくしかないのだ。今は、深くそう思う。

あのとき担任のことばをケイベツした私は、とても青く、切り立った気分だったけれど、それを少しなつかしくも、苦くも思い出す。きっとあの先生もまた、この「やるせなさ」の中の日々を生きていたんだろうと。
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by higurashizoshi | 2010-12-13 14:29 | 雑感 | Comments(2)

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