ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
by higurashizoshi
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クーは主張する

この冬はじめて、明石にも雪が積もった。
外はつめたいけれど、家の中はエネルギッシュな活動を繰り広げる方が。


「ぼく、すごく忙しいの! これ全部仕上げないといけないからねっ!
ものすごいぎざぎざに、するのっ!」d0153627_18292615.jpg













でもクーさんや。
きみの芸術活動によって、段ボールくらいならまだしも、さまざまな方面に被害が出ているのですよ。人間界では、電気コードを噛みちぎるとか、壁紙をはがして垂れ下がらせるとか、そういうのは楽しくないことなの。


「ふーん。人間ってつまらんね」
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「はーん。ぼくはぼくのやりたいようにやるのよ」
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「文句ある?」
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by higurashizoshi | 2011-02-15 18:37 | 雑感 | Comments(4)

春節祭

ほんとうにひさしぶりに、大きな本屋へ行った。本屋というより書店といったほうが断然ふさわしい感じの店である。地上4階分の広いフロアに本がある。無数にある。めまいがするほどある。
まず二階に行く。詩集はどこですかとたずねる。店員は記号と番号で教えてくれる。緯度と経度で位置をたどるように、詩集の置かれている棚をさがしていく。背の高い大きな本棚いっぱいに外国の詩集、そのとなりの大きな本棚4つ分が日本語の詩集と、詩の関連の本。これはなかなかの眺めだ。明石の小さな本屋では詩集といったら谷川俊太郎と相田みつをくらいしか置いていない。あと柴田トヨさんで、これは詩集のところには置いてない。

本棚を前にしてすごくぜいたくな気分になり、息を吸い込んでつぎつぎと詩集を手にとって開いてみる。
まず詩集の、本としての姿を見る。手ざわり、紙の質感、色づかい、レイアウト。かならずしも豪華なハードカバーがいいとはかぎらない。そして開いてみたときの感じ。手にしっくりと添うように、詩がひらかれてくるかどうか。ときには挑戦的に、ひらこうとしないつくりの詩集もある。
中の紙の質や色あい、活字の大きさや種類も、散文よりもっとデリケートに大切である。
音楽でいうとどんな楽器を使って演奏するかというのと同じ。書かれたことばを読み手の中で鳴らすために、ふさわしい字体と大きさ、レイアウトがある。

手に取ったとたんにがっかりする詩集もあるし、ぱらぱらとめくってみて、すっきりとなじめるのもある。肝心の中身の詩は、どれも最初の一作だけ読んで、次に行く。最初の一作を読むと、だいたいのことがわかる。たまにいいなと思う詩が冒頭にあって、でもそれが本としてすごく良い感じにできているかというと、なかなかそうはいかない。
それにしても日本では、あいかわらず詩の世界は、とても片隅の小宇宙の中でおこなわれている営みのようで、谷川俊太郎と相田みつをしか詩人を知らない人、その二人の詩しか(いや、あと金子みすゞがいるかもしれない。そして柴田トヨさんだ)読んだことがないなあという人が多いのではないかと思う。

何十冊という詩集を次々手にとって鑑賞するのは楽しかった。詩はほんとうはもっと多くの人が生きていくために必要なものだと思う。詩なのか単なるメッセージなのか判然としないことばも、たくさん今は世に出ている。はやるものは、だいたいがわかりやすい。わかりやすいことはいいことだ、谷川さんの詩だって一見わかりやすい。かといって、一読してわけがわからない前衛的な詩がわるいのではない。かみ砕きながら理解していく価値のある詩はたくさんある。

でも同時に、これだけたくさんの詩集を見ていくと少しうんざりしたりがっかりしたりしてしまう。立派な装丁の詩集は誰に向けて発行されているのだろう。有名な詩人以外のものは、ほとんど売れない。それを手にして熟読してくれるのは、きっと同じように詩を書く人が圧倒的に多いのじゃないだろうか。そして小宇宙の中で評価されたり批判されたりするのだろう。
どんなジャンルの文学より、日本では詩の世界が一番、小さく閉じているような気がして、とても残念だ。もったいないと思う。

結局、詩集は見ただけで(ほら、買わない人がここにもひとり)、別の売り場に移ってフィギュアスケート関連の雑誌や本を買って、南京町に寄ったらちょうど春節祭(中国の旧正月)で信じられないほどの人波だった。極彩色の獅子舞がにぎやかな囃子にあわせて踊っているのが、人間のたくさんの頭の上にちらちらと見えた。
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by higurashizoshi | 2011-02-06 18:49 | 観る・読む・書く・聴く | Comments(0)

今年の節分

子どもたちが小さかったころは、にぎやかに大声で豆まきしたなあ。
などと思い出して。
あのとき追い払った鬼は、どこに行っただろう。
そして呼び込んだ福は、今もこの家にいてくれるのだろうか。

今年も作りました、恵方巻き。すでに、ミミが巻いたほうが上手です。
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今年の恵方は南南東だそうで、母子で沈黙を守りながらむしゃむしゃ…
のどが、詰まるぅ。来年はもうちょっと細巻きにしよう。

歳の数(しかも数え歳)だけ豆を食べる。昔は楽しみだったものだが…
年々これ苦行になってきてますよ? だって胃は年ごとに縮んでるのに、食べる豆の数は増えていくんだもの。
だから今年は、「十年を一粒ってことにして…」とひそかにズルしていると、子どもたちにたちまちバレた。

「ぼくは何個?」
と言いながら豆でクリケットするクー。
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もはや豆にも関心のない方がこちらに。
「眠いんじゃ。静かにしてくれんかの」
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こうして今年の節分の夜は静かにふけていくのでした。
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by higurashizoshi | 2011-02-04 14:37 | 家事というか | Comments(0)
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