ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
by higurashizoshi
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新聞の束

3月に入り、おひなさまを出す余裕もなく
「旧暦でいこ、ひな祭り(今年もまた…)」
とひと月のばしにして、バタバタと毎日を過しながら少しずつ少しずつ、11日が近づいてくるのを感じている。

一年前の3月12日からの新聞を、どうしても整理することができなくてずっと置いてある。確か6月ごろまでの、うず高い新聞が、ずっとキッチンの一角にある。

一年目の震災の日をどう過ごすか、考えていた。
前日には神戸で脱原発のアクションがあり、それには行く。
当日は大阪で一周年の大きなイベントがある。それも大切だけど、できればこの日は静かに、黙祷する気持ちを第一にして過ごしたい。
同じ思いの友人と一緒に、こちらに母子避難している福島の方たちにも声をかけて、明石で小さな集いをすることになった。

11日が近づいてきて、テレビでもたくさんの特集やドキュメンタリーが放映されている。
これまで、原発関連のもの以外、特に津波の被害についての生々しい報道はあまり観ずにきた。避けていたところがあった。なにか、自分の中でとても受けとめ切れないと思っていたのだ。受けとめる覚悟のない自分が、軽々しく映像を観てはいけないと感じていた。

でも、この数日立て続けに、津波にあった人びとのドキュメンタリーを観ている。
どうしようもない、圧倒的な無力感。
津波そのものの巨大な力に対しての。そして、避けられたかもしれない死についての。
人間の営みの、あまりのもろさ。一瞬の判断が分ける生と死を、どう理由づけられるのか。
そしていつも思うのは、もしも私がそこにいたら、自分の子どもたちがそこにいたら、ということ。
けれど、私はそこにいなかった。子どもたちも、そこにいなかった。
だからこの自分勝手な無力感と、きちんと向き合う必要がある。

11日の前に、新聞の束を開いてみようか。避けることなく、一年前のあの時間へさかのぼってみようか。
そう考えている。


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by higurashizoshi | 2012-03-06 22:00 | Comments(2)

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