ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
by higurashizoshi
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一日3本!@映画館

一日に3本も映画館で映画を観る、というのはたぶん、20代のころ以来ではないだろうか。

体力的に、というよりも感性のありさまが、おそらく若かりしころとは違ってきていて、昔ならオールナイトでヌーベルバーグ特集5本!とか平気で観られたところを、今はがんばっても一日に2本立てを観るのが精一杯。
20代の自分の感性だと、どんどん映画を観ても、バシッバシッとそれぞれの心のいれものに入れることができて、ハイ次!ハイ次!とわんこそばのようにいけたものが、今では一本観ると、「じわ~」と入ってきて、味わって、考えて、身になるところまで時間がかかる。とてもどんどん次を入れられる余裕なんてない。

それなのになぜ3本観ることになったかというと、そもそもがロベール・ブレッソンの『白夜』が何十年ぶりか?でニュープリント上映されるという話題に「はっ」となり、神戸でもやるというので心待ちにしていた。
神戸アートビレッジセンターでの上映スケジュールをチェックして、日を決めて、タタもミミも誘って。
すると前日になってタタが「どうせアートビレッジセンターで新開地行くんなら、パルシネマでやってる映画も観ようかな~」と言い出した。
確かに「パルシネマしんこうえん」は新開地からすぐ。考えればゼイタクな文化環境に住んでいるものです。
「パルシネマで何やってるの?」と聞くと、
「『ジェーン・エア』と『アウンサンスーチー』」とのこと(パルはいつも2本立て)。
「へー、でもそれも観たら、一日3本も観ることになるやん!さすが若いなー。ようやるわー」
と、完全ひとごとだったのだけど。

ふーん、ジェーン・エアかあ… 昔の映画なら観たな。新作はミア・ワシコウスカ主演だったよね。ミアはいいよね。『永遠の僕たち』もよかったな。
で、相手役がマイケル・ファスベンダー?ほおお。『危険なメソッド』観たとこだわ。
え、ジェイミー・ベルも出てるの。『リトル・ダンサー』の子役から、いい役者になってるよねえ。

アウンサンスーチー、監督がリュック・ベッソンってなんで? 主演のミシェル・ヨーは『グリーン・デスティニー』の人だよね。デヴィッド・シューリスも出てるのか~。

などと情報をちらちら見ながら思っていたら、

《人生は短い》
《やれるときにやれることをやれ》
《今できなかったことを次にできると思うな》

等々の格言?がなぜか頭に次々と点滅してきた。

うーん。行く気になったら行けるんだもんなあ。
でも3本も受けとめられるかなあ? 『白夜』観るときには頭ごちゃごちゃになってないかな?
…まあいいや! やれるときにやれることをやれ、だ!

とまあ、こんなふうに決心がいるところが、すでに年老いた証拠なんですねえ。
そういうわけで、朝からパルシネマしんこうえんに出かけ、この2本を。
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そのあと夕方から神戸アートビレッジセンターで、これを。
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観てきました。



結果的に、頭は大丈夫でした。
心は美味でおなかいっぱいになり、すごい充足感を味わいました。
うん、これなら一日5本でも6本でもいけるかも!
再びわんこそばに挑戦できそうな錯覚すらおぼえた、厳寒の神戸の一日でありました。

それぞれのレビューは後日書きたいと思います。
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by higurashizoshi | 2013-02-28 17:40 | 観る・読む・書く・聴く | Comments(0)

エディット・ピアフ 愛の讃歌

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2007年公開 フランス・イギリス・チェコ
監督 オリヴィエ・ダアン
脚本 イザベル・ソベルマン
出演 マリオン・コティヤール シルヴィー・テステュー パスカル・グレゴリー ジェラール・ドパルデュー




エディット・ピアフと美空ひばりの共通点について考えていた。
考えれば考えるほど、この二人の生涯には似たところがある。
下町的な出自、幼時からの歌手としての出発、不世出といわれる稀有なその才能。
裏社会との癒着、著名なスターとの恋愛と破局、多くのスキャンダルと孤独。
そしてキャリア半ばにして病に倒れ、一度は復活のコンサートをおこない、惜しまれながら早くに世を去ったこと。
そのうえ、ピアフという芸名は雀という意味。
雀とひばり。
二羽の鳥はどちらも、なみはずれた強烈な個性をもち、そして熱烈に人々に愛されて死んだ。

「いやになるほど歌がうまい」。
美空ひばりの歌を聴くといつもそう思い、でも好きではなかった。
そしてピアフも「すごい声だな」と思いつつ、あまりにもどぎついその歌唱スタイルが過剰に感じられて、すすんで聴くことはなかった。
それがごく最近になって、なぜかピアフのあの強烈なだみ声が、心に沁みて感じられるようになった。そのあられもないほどの表現の裏に、哀しみややるせなさが貼りついている。
そう感じられるようになると、聴けば聴くほど、ピアフの歌は私にとって深く魅力的なものになってきた。きっと私が年齢を重ね、ものごとの歪みや苦みも、芳醇なものとして味わえるようになってきたからだろう。美空ひばりにだって、そのうち開眼する日が来るのかもしれない。

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『エディット・ピアフ 愛の讃歌』は、ピアフの幼少期から晩年までを描いた伝記映画である。
親との縁が薄く、娼家や芸人小屋でさまざまな大人とかかわりながら育った幼少期から、路上で歌い日銭を稼ぐ娘時代、才能を見いだされてデビューし、47歳で死を迎えるまでの道のり。
それらを、巧みに時代を行きつ戻りつしながら描いていく手法が鮮やかだ。
女王のように君臨する若いピアフのシーンのすぐあとに、晩年の、病と薬物依存で老婆のように衰えた鬼気迫る姿がさしはさまれる。
オランピア劇場での生涯最後の公演で倒れ、楽屋にかつぎこまれたピアフは、舞台に戻してほしいと懇願してうめき叫ぶ。
「一曲でも歌わないと自分に自信が持てないの。歌わせて、歌わせて!」

彼女がこれほどまでに才能に恵まれた不世出の歌手でなければ、路上から出発してほどほどの幸せを手に入れることができたかもしれない。
酒におぼれ麻薬におぼれ、次々と恋をして、周囲を傷つけ支配し、そのくせ孤独に身を折り、一方では世界中を飛び回り喝采を浴びる日々。
悲惨なことも多かった少女時代、彼女は大人たちに翻弄されながらも、下町の世界で濃く熱いかかわりを他人と交わしていた。けれど有名になり、天才と認められることで、彼女が何かを決定的に失っていく過程が、観ている側にじんじんと伝わってくる。
そしてそれを埋めるように彼女が身を捧げた、世界チャンピオンのボクサー、マルセルとの恋。
「神様、私にマルセルを与えてくださってありがとう」。少女のように祈るピアフの愛らしさ。そしてそれが信じられない形で壊れ去ったとき、ピアフの人生は決定的に破綻に向かって走り出す。
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幼いころ、路上で歌っていた母。その母に捨てられたピアフは、いつか同じように路上で歌うようになった。それだけではない。自分が歌うために、十代で生んだ娘を育てることができず、あっけなく病気で死なせてしまうのだ。
母に捨てられたこと、自分もまた母のように自らの子を見捨てたこと、それがピアフにとって生涯癒えない傷となる。それでも歌わずには生きていけない。舞台で脚光を浴び、力の限り歌い、称賛を受け続けなければ生きる実感が持てない。華やぎの陰でもがき苦しみ続ける彼女の姿が、等身大で胸に迫ってくる。

そういえば、美空ひばりはピアフとは反対に、捨てられるどころかステージママに支配されるようにして育ったと聞く。けれどそれもまた、別の意味で母子関係の影が人生に濃かったともいえるだろう。
そして何より、二人の共通点は熱狂的な大衆の支持だ。ひばりの葬儀のとき、テレビの中でものすごい数のファンが泣き崩れ、叫んでいたのを思い出す。ピアフの葬儀の際にはパリ中の店が休業になり、葬列を見送る無数の人々が路上に群れをなしたという。
その歌声が庶民の喜び悲しみと結びつき、その生きざまがきれいごとでなく、必死で生きる人々を励ましてくれる。そういう意味でピアフもひばりも、単に天才的な歌い手だっただけでなく、それぞれの国で後にも先にもいないようなたった一人の選ばれた存在だったのだろう。

エディット・ピアフの映画であるわりには、実際に歌うシーンはそれほど多くない。これは歌手ピアフの映画ではなく、生身の女性ピアフを描いた映画だからだ。
けれど数少ない歌のシーンは鮮やかで、克明に心に残る。特に最後のヒット曲となった『水に流して』を舞台で歌う場面は、ピアフの人生を凝縮したような、痛みと赦しがないまぜになった光が彼女から放たれていて、涙が止まらなくなった。

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ピアフを演じているのは、当時30そこそこだった美しい女優マリオン・コティヤール。
本当にこの人が?と誰もが目を疑う、老醜すさまじい晩年のピアフも、若いころのあけすけで傲慢でとうてい美人とはいえないピアフも、その変身ぶり、演じぶりは本当に一世一代といえるだろう。
監督のオリヴィエ・ダアンはまだ30代前半、長編映画の経験も多くなかったらしい。その若さでよくぞこの国民的スターの生涯を描く、リスクの大きな映画を、これほど質の高い作品に仕上げたことだと思う。

暗く激しいシーンの多いこの映画の中で、唯一といっていいほど明るくおだやかな場面。
それはピアフが病気療養に入ってから、ひとりで海岸に行くところだ。
陽光のきらめく海を見ながら、浜辺に座って編み物をするピアフ。やわらかな微笑を浮かべ、童女のように無心に編み針を動かす彼女のもとに、パリから来たというインタビュアーが突然訪れる。
夢か幻想のように不思議な空気に包まれたこの場面は、まるでピアフから伸べられた手と、ピアフを愛する人々の手がそっと合わさるような救いを感じさせる。

あまりにも早い死ではあったけれど、彼女は十分に戦い、十分に表現し、生き抜いた。
映画が終わってからも、《私は何も後悔しない》と歌うピアフのだみ声が、いつまでも耳から離れなかった。
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by higurashizoshi | 2013-02-24 00:32 | 観る・読む・書く・聴く | Comments(0)

四大陸選手権2013(その6)

さあいよいよこの話題も今回でおしまい。
アイスダンスについては、地上波での放映がほぼないに等しいので、少しでも多くの人に知ってもらいたいなあと願いつつ、さくさくっと書いておくことにします。

まずは、メダリストたちの写真から。
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優勝はアメリカのメリル・デービス&チャーリー・ホワイト組。2位はカナダのテッサ・バーチュー&スコット・モイア組。3位にはアメリカのマディソン・チョーク&エバン・ベイツ組が入りました。

前にも書いたように今、世界一を争う2カップルが登場した今回の四大陸選手権。
この大会にはヨーロッパやロシア勢はいないので、全体としても当然のごとく北米勢の圧勝。そしてトップ2が金・銀を獲りました。 
(ここから下の写真は、四大陸以外のものも混じってます)


ただし今回のフリーダンスでの最大のアクシデントは、バーチュー&モイア組が演技を一時中断したこと。
テッサはバンクーバー五輪後、何か所も足の手術をしており、一昨年の復帰戦となった四大陸選手権でも演技途中に足に異常を感じて中断、そのまま棄権してしまったという出来事があり… 今回もよもや?と心配した~。

その後は演技を再開、最後まで気丈に滑りきったテッサたちでしたが、さすがに中断の影響は消しがたくていつもほど得点は伸びず。ちょっと残念な結果となりました。

今季の彼らのフリーダンスは「カルメン」。
これが、これまでの清純なイメージをくつがえすような《黒カルメン》。もとい、《R-15カルメン》と申しましょうか。子どもは観ちゃだめ!な、凄みに満ちたプログラム。(もちろん、私は大好きですが!)
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(動画はこちらをクリック。ゾクゾクしますよ~。今回中断があったので、これは今季スケートカナダでのもの)


さて今回はテッサたちの上に行ったデイビス&ホワイト組。彼らの今季フリーダンスがまたすごい。来年のソチに取っとかなくてよかったの?と言いたくなるような、ドラマチックで感動的なプログラム。
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これを滑り終わったあと、チャーリーはいつもしばらく立ち上がれないほど消耗、そして客席は熱狂的なスタオベ、メリル様はすっきり笑顔で手を振るという図が定番になっています。
(動画はこちらをクリック。これは今回の四大陸のもの。感動必至です!)
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3位のチョーク&ベイツ組。今回は大健闘、同じアメリカのシブタニズ(シブタニ兄&妹)を抑えての表彰台。全米でもメダルを獲り、躍進いちじるしい二人。
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(動画はこちらをクリック。フリーダンスの動画のいいのがなく、ショートダンスの方ですが、フリーよりこっちのほうがこの組の個性がよく出てます)


4位以下にも、シブタニズのほかカナダのギルス&ポワリエ組(私が写真撮らせていただいたお二人)など、メダルを獲ってもおかしくないカップルがたくさん。リード&リード組をはじめ日本勢もがんばりました!


今回の四大陸をはなれて、アイスダンスの話はまた改めてゆっくり書きたいなあと思ってます。
さて、今季のしめくくり、世界選手権まであと20日足らず。
それまではちょっとフィギュアを離れて、また映画のレビューなど書きたいと思います。

四大陸選手権の長々とした記事におつきあいくださってありがとうございました!
いや~こんなに長くなるとは思いませんでしたです。お互いにおつかれさまでした~
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by higurashizoshi | 2013-02-22 22:57 | フィギュアスケート | Comments(2)

四大陸選手権2013(その5)

男子フリー。
考えてみればもはや10日以上もたっているんですねえ。でもJ-sport4で全滑走と演技後のインタビューなど、とてもくわしい内容を観ることができたのはもっと後だったので、記憶が薄れているということはないのですよ。というか、薄れようがないのですよ…

この結果を誰が予想していたでしょう、とよく言うけれど、誰か予想していたらそれはすごい人。
四大陸の表彰台は高橋選手と羽生選手とあと一人は誰か?というのが大方の予想で、その「あと一人」も無良選手という希望的観測が多かったような。4回転ジャンパーのケビン・レイノルズ選手が3位くらいに入るかも?という話はあったものの、金メダルという予想はどこからも聞いたことがなかったよ。


でもそのケビンくん、いってしまいました。金メダル。
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バンクーバー五輪では、自国の、しかもホントの地元開催だったにもかかわらず代表入りを逃したケビンくん。
その後努力を重ねて四回転を得意とする選手になったものの、試合ではミスが目立ち、得点は伸びず、なかなか報われなかった彼が、とうとう。

ショートとフリーで合計5つの四回転ジャンプを入れるという超人構成が、まさか実現するとは正直思わなかった。ショートは2回入ったものの若干マイナスがついたけれど、フリーでは3回の四回転をすべて完璧に! 
そしてそれだけじゃなく、これまでなかなか伸びなかったPCS(演技構成点)が今回は高い!
フリーはアンドレ・マテューという現代の(といっても早逝したため故人)作曲家によるピアノ協奏曲第4番。これがとても美しい曲で、その美しい旋律を身体で奏でるようなケビンくん、こんなにステップよかったっけ? 今回はジャンプも含め、女神か天使でもついていたのでは…と思うほどのすばらしい演技でした。本当におめでとう! 
そしてつけくわえるべきは、このプログラムの振り付けが日本の宮本賢二さんだということ。ミヤケンさんもおめでとうございます! 
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2位は羽生結弦選手でした。さて、彼がもしジャンプミスをしていなかったら、レイノルズ選手に勝てたかどうか?
少なくとも、ショートもフリーもこれまでと同等の得点であれば、羽生選手が楽に上に来たはず。今回は実力を出し切れなかった。そしてレイノルズ選手は100%実力を出した、ということなんでしょう。
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フリーではジャンプのミスはともかく、気になったのはまたもスタミナ切れが目立ってきていたこと。そしてステップにも張りというか集中力が感じられなかったこと。
とにかく結弦さん、もうちょっとしっかりごはん食べた方がいいんじゃないかと。
それから今季のフリーは結局ここまで、《何を表現したらいいのかよくわからないけどとりあえずがんばってる》という印象から脱せていない感じがする。昨シーズンの『ロミオとジュリエット』みたいにわかりやすい少年の熱情+ぐいぐい感で観る側を吸引するという魔法は今季フリーのプログラムでは通用しない。
ただ、もちろんそれもオーサーチームの《ユヅル育成プロジェクト》の戦略なのだろうなあ。これからの展開に期待しよう。


3位がサプライズ。16歳のハン・ヤン選手が滑り込んだ!
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フリーはハチャトゥリアンの「仮面舞踏会」。あの浅田真央選手のバンクーバーシーズンの、あの曲ですよ。重厚で華やかで、ずんたった、ずんたったと繰り返す、ちょっと取りつかれそうな感じの曲。
これが無表情でぐんぐん滑る、ばっしばっしジャンプを跳ぶハン・ヤンに合っているのかいないのか、なんか私よくわかりませんでした。ていうか、ハン・ヤンに何が合うのかがよくわからない。少なくとも舞踏会には見えんかった。でもすごい滑りだった。
四回転は転倒、それ以外はジャンプ成功。トリプルアクセルはやっぱり《飛行》でした。
これからどんな選手に成長していくのか、予想がつかないところがおもしろい。

メダルの3人。
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で、4位がアメリカの肉食系マックス・アーロン選手、5位が同じくアメリカのリチャード・ドーンブッシュ選手、6位が中国のナン・ソン選手。
無良選手は8位に。けっしてショートもフリーも悪くない出来だったのですが、いまひとつ点が伸びなかった。



さて、ここから話はぐっと暗くなります。
いや、ウソです。これから7位について書くんですが、落ちこんでなんかいません。笑顔、笑顔。済んだことやないですか。

もう10日以上もたって、あの方はとっくに前を向いて猛練習を再開してはりますやん!
数日前には大阪の「臨海スポーツセンター」のリンク存続の寄付金1億5千万円の目録を府知事に届けに行った映像がニュースで流れて、大ちゃん元気そうな顔で笑ってたし。
それにしてもリンク存続になってほんとによかった。いったいあの巨額の寄付金って誰が送ってくれたんかなあ…

って、まだ7位の話から目をそむけたい自分がいます。
もちろんね、誰にだって思わぬ不調はあって、しかも彼は来年のソチを目標に長期計画を立てて臨んでるのだから、ここは単なる通過点。失敗も糧にして次へ歩を進めればいいわけで。

そう言い聞かせるはしから、よみがえるインタビューのひとこと。
「応援してくださってる方たちに、本当に申しわけない」

自分で「最悪の最悪。練習でもこんなひどいのはすることがない」という今回のフリーの演技の直後、彼の口から出たことば。
これが痛かったな。ファンとして痛かった。すでに呆然の状態になっているときに、こんな思いやりを示されてしまったら、どうしたらいいんだろう。
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フリーのジャンプ8本のうち、完全に成功したジャンプは1本しかなかった。
4回転トゥーループは2本とも両足着氷。トリプルアクセルはショートに続きまた転倒。コンビネーションもひとつしかできなかった。まさに悪夢のようなマイナス連鎖。
ジャンプの失敗に引きずられ、ステップにも焦りが見えた。あの落ち込んだ中国杯のときより滑り自体はましな気はしたけれど、もちろん本来の彼の表現、彼の滑りには程遠かった。

フリーの得点は140.15。全日本の奇跡のフリーの得点192.36から、なんと50点以上低かった。こんなことが起こりうるとは。こんなことも起こりうるのだ。
表彰台を逃したどころの話ではなく、6位以内にすら入れなかった。「慢心があった」と本人は言うけれど、それは彼の謙虚さの表れで、やっぱりショートを急に作り直した影響が出ているのではと考えてしまう。どこかで不自然な無理をしているのではと思ってしまう。

がっかりした、とかショックを受けた、というのではなく、フリーを観終わったあとは何というか…悲しかった。そして不安だった。
彼は、選手としては年齢の限界に挑戦する時期に入っている。しかもソチに向けてぎりぎりに身体を絞り、鍛え、禁欲的に一本道を走っている。それは逆にいえば、何かが、どこかがピンっと裂けるだけで倒れてしまうのではないかという不安と隣り合わせでもある。
しかも若い選手と違い、彼にはもうゆっくりとやり直す時間はないのだ。あと一年を切った、わずかな時間しか彼には残されていない。

…と、元来ペシミストな私のマイナス思考はどんどこどんどこ穴を掘り、
「このまま不調が続くんじゃないだろうか…」
「これでさらに無理な練習をしてケガをしたり…」
などなど、勝手に《大ちゃんもうだめかも伝説》を作り上げそうになっていた。


ところが、このたびJ-sport4で放映された男子フリーでもう一度大ちゃんの演技を観たら、「あら…?」

観るまでは「あ~観たくないな。あ~でも観なくちゃな。もう一回ちゃんと観なくちゃ。あ~でも観たくないな」と、タタとミミに「うるさい!」と言われるくらいグダグダ言ってたのに。
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確かにジャンプミスは半端なく、そこから生じる焦りもどんどん加速。オレいったいどうしちゃったんだよ?ともがく『道化師』になっている。なっているのだけど、
「やっぱりすごい…すごいよこの人は!」

こんなしっちゃかめっちゃかな出来なのに、どれだけスケーティングが綺麗なの! なんて繊細で音をとらえたステップなの! こんな足さばき誰にできるってゆうねん! とにかく、とにかく、やっぱり美しい! 技術とか、表現力とか、そういう分け方じゃなくて。
こんな美しいスケートができる人はいない、いないぞー!

と心で叫んでしまった。もううるさがられたくないから、口は黙ってたけど。
だからね、思ったんです。ああだこうだと心配したり、不安がったり、そんなことは置いといて、これからは彼のスケートの美しさをただ楽しもうと。
この稀有な選手の現役時代の最後を、リアルタイムで見届けられる幸福を感じながら、その演技を眼をこらして見つめていこう。たとえどんな結果であっても。

そう考えてすっきりした! ハハハ、もう怖くないぞ。
と思いながら、でもふと気がつくと世界選手権のタイムスケジュールをチェックしている自分。

『月光』もうちょっとええ感じになってるかな? とか思ったりして。
衣装、変えてくんないかな?とか。
もっとすっきりしてるのがいいよね。フリーの衣装みたいに… フリー… 
フリー復調…してるよね? してるよね? してるよね?(永久運動)

なかなか簡単には吹っ切れません。


しかも、もうさすがに今回で四大陸の話は終わらんと、と思っていたのに、アイスダンスのフリーが残ってますわな。
ほかのこと何にも書けないし、読んでる方も「まだ続くんかいな」と耳などほじりたい気分になっていることでしょう。
でもアイスダンスを書かないと区切りがつかないので、四大陸のお話、最終回ということで書かせていただきまする。
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by higurashizoshi | 2013-02-21 17:07 | フィギュアスケート | Comments(0)

四大陸選手権2013(その4)

四大陸選手権の話、あと1回だけで終わろうと思って、書きかけてみたけれど、
「あかん…このペースじゃ来月の世界選手権まで延々書き続ける感じ?」
これではまっとうな市民生活が送れません。
というわけで飛脚級の早足でいってみることにしますよ。まとめられるかしら。


さて女子です。
正直、大会初日のチケットしか取れなかったのは本当に残念。結果からいって実に残念。おサイフ的には残念どころか初日で限界超えてたわけだけど(何といってもうちの場合、×3ですから)、熱烈応援中の鈴木明子選手が絶不調からみごと復活した感動の滑りを、この目で観られなかったのは悔しい!
以前から書いてるように、どんなに素晴らしい結果を残しても、メダルを何個獲っても、メディアでの露出度があまりに低い鈴木選手。でも私にとって、あっこちゃんはいつも勇気や幸福感を与えてくれる存在なのだ。

年末の全日本のフリーの失敗で表彰台を逃したあと、彼女自身が記した文章を読んだ。
原因不明のめまいから始まった不調。そしてジャンプを跳ぶのが怖い、という彼女の不安が、一時は不眠で医者で薬を処方されるほどになっていたこと。
もともと繊細な感じの彼女が、どうやってこの危機から抜け出すのか、ずっと心配していた。大ちゃんと同じく、ソチ五輪の来シーズン限りで現役引退を宣言したあっこちゃん。すでに27歳にもかかわらず、ここまでは年齢を感じさせるどころか、どんどん進化していたから基本的には安心して見ていられたのだけど…。


でも、そのあっこちゃん、今回はやってくれました。

ショート、映画『キルビル』を使ったプログラム。
完璧に滑りきったらどんだけかっこいいか!というプロを、まさに最高にかっこよく滑る。
ゾクゾクきました。3×3のジャンプも綺麗に入り、波に乗って、これまでで一番のキルビル!
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フリー。シルク・ド・ソレイユ『O(オー)』のプログラム。この衣装は今季のISUファン投票で一位になったとのこと(ほとんど報道されなかったけどね!)。美しいです。
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ショートがよかっただけに、もしや…と心が騒ぐヘタレなファン(私)。
しかし、あっこちゃんは不安に打ち克ちました。ミスは一か所、コンビネーションジャンプの最初のダブルアクセルがシングルになってしまったところ。でもすぐに立て直し、あとのジャンプはすべて降り、最後のステップはのびのびと飛翔するようなすばらしいものでした。
もう、温泉に行きたくなるくらいほっとした。銀メダルおめでとう!



では女子全体を見渡して、今回の特筆ポイントを。


トリプルアクセル、トリプルアクセル。そこまで騒ぐかというほど浅田真央選手のトリプルアクセルに終始した、女子の報道。
でも地道に地道に努力を続け、一度失いかけた究極の技を再び取り戻した浅田選手は本当にすごいと思う。ショートでは完璧に跳び、フリーでは両足着氷で回転不足も取られたけれど、とうとう手に入れた!という実感があった。
今季はここまで全戦全勝、あとは世界選手権でついにキムヨナ選手と向かい合うのみ。
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今回の大注目、中国の16歳、ジジュン・リー選手。
まだまだジュニアっぽい滑りながら、中国ではすでに3年連続国内チャンピオンの彼女。ジャンプの安定度、度胸のよさ、何より観客を(きっとジャッジも)引きつけるオーラがある選手。今回は5位、今後はもっと上位に来そう。
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十代の選手が続々出てくる中で、アメリカの注目はグレイシー・ゴールド選手。
すごい名前、すごい美貌、すごいジャンプ。ただしまだ《表現》というとこまでいってません。もっとグレイシーになろう。今回はジャンプの抜けが多く、6位にとどまりました。
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アメリカのクリスティーナ・ガオ選手。以前はかりんかりんに細くて硬い滑りの選手だったのが、ラインもすっかり美しくなり、ジャンプも安定して、すっかりトップの仲間入り。
何が好きってガオ選手の衣装のセンスが好き。表彰台にあと一歩でした。
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銅メダルになった村上佳菜子選手は、今回ショートもフリーも会心の演技。よかったよかった。うまくいったとき、滑り終わる前から笑顔がこらえきれないところが彼女らしくて、こっちも笑ってしまう。
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ペアをスルーしてすみません。どうしても私の中でアイスダンス>男子>女子>ペアというヒエラルキーができてしまってるので、なかなかペアについて触れる余裕がないということで…表彰台のみ。
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優勝は、今回が国際大会初の金メダルだったカナダのデュハメル&ラドフォード組。着々と力をつけてきた二人。サイドバイサイド(二人同時に跳ぶ)のトリプルルッツがすごい!
2位はカナダのムーアタワーズ&モスコヴィッチ組。今季のプログラムはとてもおしゃれで、キュートな二人によく似合う。カナダはとにかくペアもアイスダンスも強いなあ。
3位、アメリカのキャステリ&シュナピア組。どえらい身長差で力技を繰り出すペア。ちっちゃいのに《俺についてこい》オーラ全開のキャステリ嬢がかっこいい。



いかん、やっぱりフリーダンスと男子フリーを残して今日は時間切れになってしもうた。
たぶん、どう考えても、あと1回で終わりにします。だいぶ傷も癒えてきたし…いやいやなんでもないですってば。
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by higurashizoshi | 2013-02-19 01:18 | フィギュアスケート | Comments(0)

四大陸選手権2013(その3)

国際大会どころか、競技会そのものを生観戦するのが初めてだったので、当日はすべてが新鮮で、男子ショートが始まるころにはやっと気持ちが会場の空気に慣れてきたかな…という感じだった。

テレビと違うのは肌で感じる会場の熱気。
選手の演技に呼応して湧きおこる、ときには怒涛のような歓声。
日本の観客は礼儀正しく温かい、ということで日本での試合やショーを楽しみにする海外の選手がとても多い、という話はよく聞いていたけど、なるほどなあと思った。
男子ショートでも最初のほうに滑るオーストラリアやフィリピンなど、ランク的にはまだまだこれからの選手たちに対しても、みんな惜しみなく拍手を送り、手拍子で応援し、すばらしい演技には何度でもスタオベ(スタンディングオベーション)でたたえる。選手の国籍によって反応が変わるということもなく、純粋にその選手の演技を楽しんでいることに感心させられた。
海外の試合はテレビで観ているだけだけど、ここまでフレンドリーな観客席というのはなかなかないんじゃないかなあと思う。

初めの回で書いたように、とにかく観客のほとんどが女性で、しかもたぶん学習熱心で知識豊富なフィギュアスケートファンが多いと思う(でないとこんなチケット代出せません!)から、すべての選手に対する思いやりというか、おふくろ愛というか、
「あんたもあんたもあんたも、みんながんばってる! おかあちゃん知ってるで!」
という無償の愛情、プラス研究熱心だけに演技の良しあしへの《わかってる度》が高くていらっしゃるのだろうと思う。

私としても、四大陸名物の美少年、オーストラリアのブレンダン・ケリーくんとか(今回三回転×三回転を成功させてびっくり!)、フィリピンのがんばりやさんクリストファー・カルーザくんなど、毎年テレビでその成長を観てきた選手の演技をこの目で観られてワクワク。
今回初出場の、フィリピンのマイケル・クリスチャン・マルティネスくん16歳もとっても魅力的な選手でした。彼のパーフェクト演技で大歓声とスタオベが巻き起こり、そこから会場のヒートアップが始まったように思う。
完璧なビールマンスピン!
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さて、先を急いで第3グループ。ここからぐわっとランクが上がってきます。
アメリカのロス・マイナー選手。テレビで観ても丁寧で美しいスケーティングだったけど、生で観るとさらに柔らかくてきれいです。けしてスケールの大きなタイプではないけれども、このところグランプリシリーズでも全米でも確実に結果を出してきている彼。ただし今回は…トリプルサルコウのミスが痛かった。
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カザフスタンのアブザル・ラキムガリエフ選手。この人の名前、なかなか覚えられなかったけどもう早口言葉でも言えます。
コーチはしばらく前からモロゾフ。モロゾフといえばリンクサイドでのムーブメント(演技中の選手よりオーバーアクション)が有名。と思って楽しみにモロゾフコーチの動きも見てたのに、ラキムガリエフくんの演技中、彼はコソとも動きませんでした。うーむ。
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アダム・リッポン選手がケガで欠場となり(泣きました…)、急きょ繰り上がり出場となったアメリカのリチャード・ドーンブッシュ選手。
昨シーズンは不調に沈んだ彼も、今シーズンは復調のきざし。今回のショートはいい出来でした。ロス・マイナー選手と同じように、スケーティングが柔らかく、スピンが上手。アメリカン草食男子たちという感じ。
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で、こちらはアメリカのひさびさ肉食系マックス・アーロンくん。どういうつもりや、というくらいのスピードで飛ばす、飛ばす。
今季の全米でいきなり優勝してみんなをアッといわせた20歳。ヤグディンとかストイコとか、往年の武闘タイプと引き比べられてるけど、それだけの器かどうかは未知数なり。
全米と違って今回はトリプルアクセル転倒などミスあれこれ。
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中国のナン・ソン選手。なぜ最近日本では中国や韓国の選手も名前→苗字の順で呼ぶのか不思議です。ソンナンええやんか、とか言いたくなる。キムヨナはヨナ・キムとはあまり呼ばないのにね。
さてソンくんは4回転ジャンパー。羽生選手が世界ジュニアチャンピオンになったとき2位だったのが彼。好不調の波が激しかったけれど、今季はやる気です。なにせ振り付けがジェフリー・バトル。これまでのちょっとあか抜けない(失礼)ソンくんとは違う。
と思ってたら中国杯のウォームアップ中にアダム・リッポン選手と激突、棄権…。
今回の四大陸が復帰戦でした。そして4回転×3回転コンビネーションを含めパーフェクト、すばらしい出来!客席も大スタオベで大歓声、ソンくんはリンクで喜びを爆発させました。
どかーん!
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興奮さめやらないリンクにインしたのは無良崇人選手。あの激戦の全日本を勝ち抜いてつかんだ四大陸と世界選手権の、3枚目の切符。これまでは緊張が強くてミスしてしまうことが多かった無良くん、今回は大人びて、落ち着いているように見えました。
硬かったスケーティングもなめらかになってきて、4回転も高い! コンビネーションの着氷でステップアウトが惜しかった~。でも世界のトップ選手の中で見劣りしなくなってきたことを実感。
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いよいよ最終グル―プの6分間練習が始まる前から、すでにリンク入口に集まっている選手の後ろ姿を食い入るように見ていました。(めちゃくちゃ遠いけど目をこらして。)
細っこい首のJapanジャージは結弦くんだ! テンくんがいる、ミーシャがいる、ケビンくんがいる。そして新しい青い衣装の大ちゃんが見えたときには胃がぎゅっと…。
作ったばかりの新しいショートプログラム、みんながあっと驚くほどうまくいくとはどうしても思えない。どんなプログラムなのか楽しみというより、不安の方が強かった。
ああもうちょっと、どんとこい状態になれないもんだろうか。自分が滑るわけでもあるまいに。

6人の最終グループがリンクインすると、会場は一気に!異様な興奮状態に入っていきました。さっきまで温和な、ええ感じだった客席の女性たちがどわわーと絶叫を始める!

 だいちゃーん、だいちゃーん、だいちゃーん!
 ゆづー、ゆづー、ゆづー!

うおおお、すごい。声の火花が散っている。
少し空席があったはずのスタンド席を見渡せば、いつの間にか満員に!(関係者席はけっこうガラガラでもったいないと思ってしまった…)
しかしリンクを縦横に滑ってウォーミングアップする6人を見ていて思った。

結弦くん、足、長すぎ。
大ちゃんはさあ、新衣装のせいでよけいちっちゃく見えるよ?

緊張のあまり雑念しか湧いてこない状態…。


最終グループ第1滑走は、カザフスタンのデニス・テン選手。
バンクーバー五輪のときはわずか16歳だったテンくん。カザフスタンから単身アメリカにやってきて、苦労を重ねながら世界のトップにのぼってきた彼。ずいぶん大人っぽくなり、今季のプログラムは映画『アーティスト』の世界をショートとフリーの両方リンクして表現するというもの。
このところずっとジャンプに苦しんでいたので、今回は最近の中ではいい出来だった。ステップの熱い表現も、ひさびさに《火の玉小僧》テンくんが戻ってきた感じ!
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中国のハン・ヤン選手。まだ16歳、今季からシニア参戦、まだジュニアとのかけもちの選手。昨シーズンの世界ジュニアチャンピオン。
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テレビではジュニアの試合で二年前から見ていたヤンくん。ものすごい子が出てきたなと思っていた。ものすごいジャンプ、ものすごい滑り、ものすごい無表情。羽生選手とはまったく違うタイプの天才。
生で観た彼のジャンプは…初めて羽生選手のジャンプを生で観たときに匹敵する衝撃度でした。スケートのジャンプというより、飛行、という感じ。
助走なく、スピード落ちず、すごい飛距離でまさに《飛ぶ》。しかもスケーティングが美しい。ディープエッジでためらいなく楽々と滑っていくのを見る快感。
しかし、シャイなんでしょう。スタオベの嵐の中、大型スクリーンに映し出されたヤンくんはやっぱり無表情。キスクラで高得点(85点越えの、どえらい得点が出た)を目にしたときは、さすがに笑顔が出てたけど。
あとは表現力だな。どこまで大人になれるかだな。技術力でいえば、羽生選手を脅かす次世代になること必至と見た!


ウズベキスタンのミーシャ・ジー選手。実は日本でものすごく人気があるんですよ、彼。私もジュニアの頃から注目してました。さっきのハン・ヤンくんとは反対に、表現力がすごいんです。ジャンプやステップの足元など技術面は世界のトップにはまだ距離があるけれど、スケートに対する、そして表現すること、踊ることに対する情熱がすばらしい。
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ミーシャのステップが始まると、待ってました!って感じでもう客席はやんややんや。いや~やっぱりええわミーシャ!


そしてですよ。最終グループの滑走、残り3人になりました。
カナダのケビン・レイノルズ選手。テレビで見るよりさらに、私と同じ人類と思えないほど手足が長くて顔がちっちゃいケビンくんでした。
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4回転をショートとフリー両方で5回入れるプログラム。あのフェルナンデスくんをしのぐ超人プログラム。まずはこのショートで2回入れます。そんなこと可能なんかい? と思っていたらやってしまいました、目の前で。
しかもステップもこんなによかったか? 音のつかみ方もこんなに感度高かった? ていうかこんないい選手だったの? これまでわかってなくてごめんなさいとひれ伏したくなりました。


でもケビンくんの演技が終わるころには心の半分は別のところに行ってました。だって次ダイスケ・タカハシですよ。心拍数が上がるどころか血流が止まったかと。なんでリンクってこんなに広いんだろう。こんな広いところで、こんなたくさんの人の前で演技。おそろしいことだと思う。いやダイスケタカハシさんはおそろしいなんて思ってないだろうけど。
などとうわごとのように思っていたら「月光」が始まりました。
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最初の4回転をきれいに降りられていたら、そのあとの展開は違ったと思う。
やっと調子が戻ってきていたトリプルアクセルを、転倒することはなかったかも。
そんなことを思ったのは演技後だいぶたってからで、その最中はなんだかものすごく速く過ぎていく夢を見ているようだった。
そしてステップを見ながら、なんだか焦ってる、焦ってる…と感じていた。もちろんそれは、世界で彼にしかできないステップ、彼にしかできない表現だった。でも何か、最初のボタンをかけ違えてどうにもならないようなもどかしさで。

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無理もない、実質2週間しかこのプログラムを練習できてないと聞いた。たったそれだけの練習でこんなことができること自体が驚異的。そしてそれだけの賭けをする判断を彼が自分でしたのだから、ファンは見守るしかないんだ。
でもやっぱり、ちょっと呆然としていた。呆然としてる中で得点が出て、スクリーンに何ともいえない表情の大ちゃんが映し出されて、リンクに目をやると最終滑走の羽生選手がいた。



オーサーコーチのもとからリンクの中央に滑っていく結弦くんの姿を見てまた思った。
きみなあ、足、長すぎ。
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今季世界最高得点を自己更新した「パリの散歩道」。ジェフリー・バトル振り付けの、大人のプログラム。
あああ、4回転トゥーループ。ハン・ヤンの4回転が豪快な《飛行》だとすると、結弦くんのジャンプは鳥のように優雅だ。優雅で、完璧で、やさしさすら感じる。
そしてまた寸分の傷もないトリプルアクセルを飛び、最後のコンビネーション。
「あっ」と…本人も思ったことだろう。いや、こんなことも当然あるよ。これまでのショートが完璧すぎただけ。シングルになってしまったルッツにトリプルトゥループをつけられたのが、むしろすごい。あとのステップも、これまでの試合のときほどの勢いはなかったけれど、思わず見入ってしまう敏捷でうねりのある滑りだった。うまくなった。もっとうまくなるだろう。

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羽生選手の得点が出た。世界最高得点のときより10点近く低い得点ながら、ショート首位発進。2位がハン・ヤン! 3位がドーンブッシュ選手、そして高橋選手は4位発進となった。
(今から思えば、このときはまだ《もっと悪い事態》は知らずにいたのだなあ…)


すべてが終わったのは夜10時。
会場をあとにしながらタタとミミと言い合ったのは、
「これは…クセになるね!」
だった。試合の生観戦は、テレビでの観戦とはまったく別物。なんという興奮と感動でしょう。これを知ってしまったらあなた、チケット争奪戦&高額チケット代地獄にまっしぐらですがな。
しかも来年は日本でグランプリファイナル、世界選手権の両方が開催されるのですよ。関西じゃないけどね!(悪寒)


それにしても四大陸選手権でどれだけ引っ張っていることか。
女子も男子フリーもペアとアイスダンスのフリーもまだ書いてません。リアルタイムで試合終わってどんだけ日がたつのかしら。
でも時間の許す限り書きたいと思ってるので、もう少しおつきあいください。
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by higurashizoshi | 2013-02-16 02:21 | フィギュアスケート | Comments(2)

四大陸選手権2013(その2)

ショートダンスは13組が出場。優勝候補はバンクーバー五輪金メダルのカナダのテッサ・バーチュー&スコット・モイア、そしてバンクーバーでは銀メダルだったアメリカのメリル・デービス&チャーリー・ホワイト。

今、世界一を争ってしのぎを削りあっているこの2組のうち、メリルとチャーリーは以前アイスショーで演技を観ている。この組のすばらしさは圧倒的な身体能力とダイナミックな疾走感。そりゃもう感涙ものでした。しかもメリルもチャーリーもとってもチャーミングで、日本でも彼らはアイスダンス選手としては例外といえるほど人気を誇っている。
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一方のテッサとスコットは、気品ある芸術的な表現力、信じられないほどの二人のユニゾン(調和性)が特徴。彼らから立ちのぼるオーラはほとんど聖性を帯びており、私はバンクーバーでのこの組の演技を観て衝撃を受けて以来、一度でいいから生で観てみたい!と思っていた。
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今回初めて生で演技を観られることにドキドキして、ショートダンスが始まる前から「この同じ空間にテッサとスコットがいるんだ~」とクラクラするほどだった。

そしてアイスダンスファンとしてうれしいのは、今回の四大陸選手権には日本のカップルが3組も出場していること。これはほんとうに画期的なことで、これまでリード&リード組しかこのクラスの国際大会に出られなかったところを、ほかに2組がみごとミニマムスコアをクリアしてこの大会に出てきたのだ。


で、いよいよ始まったショートダンス。
現地で観ていると、意外なほどサクサクと進んでいきます。
最初の滑走はブリナ・オイ&水谷太洋組。ミスがかなりあったものの、がんばった~。
日本の第2カップル、平井絵己&マリオン・デ・ラ・アソンション組。おお?と思うほどいいじゃないですか。
スタンド席のものすごーく後ろから観ていても、キレのあるスケーティングがよくわかる!(写真が見つからなくて残念!)

そしてリード&リード。クリスのケガも完治したとのことで、伸び伸びとしたいい滑り。
このあたりの出場カップルからググッと実力が上がってくるのがよくわかる。生で観ると、どのカップルもミラクル、ミラクル!
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ほかにも、今回私のお気に入りのカップルが出場していて、そのひと組がカナダのパイパー・ギルス&ポール・ポワリエ。組み替えて2シーズン目のカップルで、ポワリエくんは前のパートナーと組んでいたときからカナダ上位にいた実力派。
いやー、小気味よいキレと美しい滑り。組んで間もないのに、ほんとにパイパーとの相性がよかったんだなあ。
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もう一組、アメリカのマディソン・チョーク&エバン・ベイツ。こちらも組み替えて2シーズン目、あでやかで切れ味のいい演技でぐんぐん進化中のカップル。
マディソンのしなやかな動き、ベイツくんもよくここまで合わせてくるようになったなあ! 今季は全米で2位、この組はこれからもっともっと伸びそうな予感。
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そしてアメリカのマイア・シブタニ&アレックス・シブタニ。日本名、はるみとひでおの日系2世兄妹。ジュニア時代から卓越した技術力で名をはせてきた二人、シニア移行直後はすばらしい評価を得ていたものの、どうも昨シーズンから少々停滞の季節に入っている気配。
生で観ると、今の演技はスケールが小さいというか、伸びやかでないというか。プログラムもあまりこの二人に合ってるようには思えない…。今後に期待したいな。
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そしてそして、初めて生で観たテッサとスコットは、最初のひと滑りからまるっきり別次元でした。
美しい…
ただただ美しい…
なんじゃこりゃ…
どうしてこんなに完璧な調和が二人の人間の間に生まれるのか。
まるで柔らかなクリームの上を滑っていくような、ぬめりのあるスケーティング。
リフトなんてテッサの体重が小鳥くらいしかない感じ。
夢を見ているような気持ちでいたら、あっという間に終わってしまいましたよ。

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来シーズン、ソチ五輪後の引退(あまりに早すぎる!)を宣言した二人。どう考えても競技者としての彼らの滑りをこの目で見るのは最初で最後。名残り惜しくて、名残り惜しくて。


そしてメリルとチャーリー。テレビでは何度も観た「ジゼル」、生で観るとリンクをぐんぐん加速していくそのスピード、華やかなリフトの回転速度に目が回りそう!
ああ、フリーダンスの「ノートルダム・ド・パリ」も観たかったなあ。
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ショートダンスの結果はバーチュー&モイアが首位発進。デービス&ホワイトが2位発進。
そのあとペアのショートプログラムで迫力を楽しんだあと、さあいよいよ男子ショートだ! リンクの製氷作業中にトイレトイレ! と思ってロビーに出たら、ドア付近になんだか綺麗な白人の男女がたたずんでいらっしゃる。

ん?と思って立ち止まってお顔を見たら…
さっきリンクで演技していたカナダのパイパー・ギルス&ポール・ポワリエ…
だよ? え? 
頭真っ白。
タタとミミに知らせようと思っても、二人は先にトイレ(これがものすごい行列で大混乱)方面に消えていて、どうにもならない。

どうやら、演技を終えた選手の一部がスタンド席で観戦していたらしく、彼らも休憩でロビーに出てきたらしい。
せっかくこの至近距離でお会いしたのだから、話しかけたい!
すばらしい演技でしたよ、とか、以前から応援していました、とか、パートナーの組み替えうまくいってよかったですね、とか、昨々シーズンのプログラム「エリナー・リグビー」芸術的で大好きでした、とか…

し・か・し。
頭真っ白で英語なんにも出てきません。
そのとき、ものすごい好都合なことを思い出した私。
そうだ、ポールくん大学で日本語勉強してるんじゃなかったか?
なんかツイッターでも日本語でつぶやいてるとかミミが言ってたよ?

思い切って近づいて言いました。
「すばらしかったです!」(日本語)
ポールくん、にっこり笑ってくださいました。「アア!アリガトウゴザイマス」
通じた~。
隣でパイパーさんもにっこり。うわー、二人とも思ってたよりずっと小柄で、ものすごく細くて、顔なんて果物みたいにちっちゃくて綺麗。
こんな華奢な体であのパワフルな演技をしてるのか…

としばし呆然としてると、二人に気づいたらしいファンが周囲に集まり始めた。
とにかくロビーはすごい人なので、ああ、いけないこれはご迷惑…と離れようとしたのだけど、待てよ。タタとミミはきっと「お母さんだけ会ったの?私も会いたかったー!」と悔しがるだろうなあ。
せめて娘たちに見せてやりたい、と思い切って「写真を撮らせてもらってもいいですか?」とお二人に聞いてみた(もう英語しゃべる気ゼロ)。
「モチロンイイデスヨ!」と笑顔でポールくん。パイパーさんの肩を抱いてポーズをとってくださいました。

写真を撮り終えて後ろを見ると黒山の人だかりになっていて、「これからも応援してます」とお辞儀をするのが精いっぱいでした。
ポールくんパイパーさん、アリガトウゴザイマシタ!

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と、いうわけで、話はいよいよ男子に入るのです。
もうリアルタイムでは大会全部終わってるやん、て気にしないで!
男子の話、あんまり書きたくないから引っ張ってるわけ…あるもんか!
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by higurashizoshi | 2013-02-12 01:33 | フィギュアスケート | Comments(4)

四大陸選手権2013(その1)

四大陸選手権が大阪で開催されることを知ったのは、1年以上前のこと。
これまでアイスショーやチャリティー演技会しか行ったことのなかったわが家にとって、生まれて初めての競技会。しかもヨーロッパ選手権と同格の国際大会で、3月の世界選手権の前哨戦という大きな大会だ。
毎年テレビで観戦してきた四大陸選手権が大阪で開催される! これは何としても観にいかなきゃ! だって、会場はうちから電車で一時間ほどで行ける場所。こんなチャンスは今後いつめぐってくるかわからない。

と興奮するものの、問題が2つ。ひとつはもちろん、チケットが取れるかどうかということ。当然、抽選になるのだけどおそらくすごい倍率になるはず。こればっかりはどんなに熱意があっても当たらなきゃどうにもならない。
そしてもうひとつの問題。フィギュアスケートの生観戦はとにかく、とにかく高いのですわ。おかねがかかるのですわ。余裕のある方々にとっては、おめかしディナーか何かをご家族で召し上がりにいくぐらいのことかもしれませんが、わが家にとっては清水の舞台から目をつぶってハダシで飛び降りるくらいの金額、しかも×3ですよ。
全治何か月だろうか、ていうか修復可能なの?という次元の話だけれども、すでに理性を失っている私はとぼしい埋蔵金に魔の手をのばす心づもりになっており、「あとは抽選に当たるかどうかや!」と豪語するようになっていたという。なんておそろしいことでしょう。

そして昨年暮れ。抽選に当たりました。私じゃなくて(はずれた)、タタが当たりました。
後ろの方の席だったけどそんなのかまうものか。生だ生。生でテサスコやメリチャリやパイポーや大ちゃんや結弦くんやケビンくんが戦うさまが観られるのだ(よくわからない方すみません。あとで説明しますね)。なんだか人生に光明が見えた気がしました。タタの強運にひたすら感謝して、パソコンに向かって思わず合掌する私たち。
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3日間の競技のうち、当たったのは初日のみ。アイスダンスのショートダンス、ペアのショートプログラム、オープニングセレモニー、男子のショートプログラムという組み合わせ。女子が観られないのは残念だけど、そして本当はアイスダンスも男子もフリーが観たかったけど、そんなゼイタクを言ってはいけません。感謝感謝。


東京から帰って間もなくだったので、アタフタとしているうちに前日が来てしまい、準備をしているところに思いがけないお知らせが。
高橋大輔選手、ショートプログラムを全面変更…!?
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これがどういうことかと説明するならば、例えていえば母港を出た船が、航路の途中で進路変更をする、という程度のことじゃなく、順調にええ感じに海になじんできて航海が進んでいたのに「なんかしっくりこないんだよねー」と船長がいきなり「別の船に乗り換えることにしたから。」と新たに作らせた船を呼び寄せて、さあ全員乗り換え!ってぐらいの出来事なのですよ。少なくとも私にはそう思えた。

シーズン途中、しかもここまで後半に入ってからまったく新しいプログラムに変更するというのは、いくら今季のショート(ロカビリー系のメドレー)で点数が伸び悩んでいたとはいえ、あまりにハイリスクな選択。
来シーズンで現役引退が決まっている大ちゃんの、あと2つしか新たに見られないはずだった競技プログラムが思いがけずもうひとつ見られることになったサプライズのうれしさはあるけれど、けれど…

聞けばお正月早々に振り付けたところだというし。振り付けはやっぱりモロゾフだし。
というか、《乗り換え》を勧めたのがやっぱりモロゾフだったという。
うう、よくない予感… どうかこの予感がはずれますように…

曲がベートーベンの「月光」というのもね。もちろん何の曲でも大ちゃんは素晴らしいはずだけど、ここまでベタな選曲をする以上、確たる作戦があるんでしょうね?とモロゾフさんの襟首をつかんでしまいたくなる。 …おっと、いかんいかん。彼と組むのは大ちゃん自身の選択だったのだから、それを尊重しなきゃいけないんだよね。
と自分をいさめつつ、会場の大阪市中央体育館に向かったのでした。

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四大陸選手権初日の会場は、ひとことでいうと「女」でした。
来てる人の97%くらいが女です。男性の姿は、たまーに夫婦連れ、カップル、つまり女性のおともという風情の方のみ。
こんなにたくさん女ばかりいる場所って光景としてすごい。日本のフィギュアファン人口、偏りすぎ。
とか言ってる私が立派に女3人連れだし、「わー、この大半が大ちゃんファンなんだろうなー地元だし」と思ってる私がそのものだってば…

席は案の定、スタンド席の中でも思いっきり後ろだったけど、競技開始前からすでに独特の緊張感がただよい、真っ白な広いリンクを見下ろしていると一種神聖な気持ちになってくる。
最初はアイスダンスのショートダンス。何度も書いてるように、実は一番好きな種目がアイスダンスである私と娘たち。しかも今回の大会には世界のトップ2が来ているという豪華さ。そのショートダンスの内容については次の回に。
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by higurashizoshi | 2013-02-10 19:21 | フィギュアスケート | Comments(0)

東京5日間

タタとミミとともに、東京に4泊5日してきた。

大好きな神保町。
子どもたちは幼少のころ以来で、ほぼ初めての印象。
その独特の文化の香りを楽しんでいたようだった。
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収穫。
ピアフの10枚組CDが1300円…
最近フランス系に寄っているので、おさらい。
あと、昔の上映当時買えなかったテホ・ドライヤー『奇跡』のパンフ発見。
私の生涯最高映画のひとつ。
大手拓次詩集など詩関係もいくつか。
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毎年参加しているホームシューレ全国合宿。
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今回は、タタが自作のイラストをポストカードにして販売した隣で、私も前回ブログで紹介した「シネマひぐらし」を詩集とともに売らせていただきました。
(福島の子どもを招く保養キャンプ「たこ焼きキャンプ」のリーフレットも配って宣伝につとめたのでした)

「シネマひぐらし」も詩集も、たくさんの方に買っていただきました。ありがとうございました~
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お会いしたことのなかった方から、
「ひぐらしさんですか? ブログいつも読んでます」
と言われることがちらほら。
うはー恥ずかしい。でもありがたい。

ちなみに「シネマひぐらし」は、もし読んでいただける方があればコメント欄にご希望を。
個人的に連絡できる方はメールしてくださいね。

今回の東京行きは、このほかにも友人に会ったり結構いろんなことを詰め込んでいたのだけど、わりあいゆったりした気持ちで楽しめたと思う。
子どもたちも大きくなり、時には別行動しながら過ごせたのも成長の証。


そして帰ってきたと思ったらフィギュアスケート四大陸選手権の生観戦が待っていたのでありました。
その話は明日以降に書きます。ううう…
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by higurashizoshi | 2013-02-09 16:42 | 不登校とホームスクーリング | Comments(2)

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