ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
by higurashizoshi
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奈良の一日

実家からの緊急電話が来ないかな?来ませんように…と祈りつつ、今日はタタとミミと3人で奈良まで行ってきた。

明石でとっても仲良くなった友だちが、ずいぶん前に奈良に転居して、服作りをなりわいにしてコツコツと努力を続けてきた。
その彼女がこのたび初めての個展を開いたので、どうしても見に行きたくて、ずっと前から予定していたのだ。


奈良は2年ぶり。
まずはこの方たちにごあいさつ。
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「せんべい持ってへん?」
やっぱりシカさんは、きゅーとです。
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東大寺の大仏さんに会いに行く。
私は数十年ぶり。タタとミミは初めて。
正面から見上げたときはそう大きく感じなかったけれど、斜めから見ると、ほおお~。迫力。
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大きい、ということの意味をあらためて考えさせられる。
この大きさに守られてきた、いにしえからの幾多の人々の心。


そして一方、魔物や禍いと戦う神さまたち。
ううむ、このかっこよさはどう。
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こちら、南大門の金剛力士像の足部分。
モノクロで撮った、この足に惚れました。なんというリアル。
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ならまちへ移動。
細い路地にいろいろな楽しいお店がたくさん。
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ウインドウにも、シカやほとけさまがあちこちに。
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お昼ごはんのあと、いよいよ友だちの個展へ。
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「風の栖(かぜのすみか)」という、すてきなお店で開かれていた。
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最終日にようやく間に合った…
どきどき。
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服作りを本格的に始めたころ以来、彼女の作品を実際に見るのはとてもひさしぶり。
そして、会うのも3年ぶりくらいかな?
いったい、どんな世界が広がっているんだろう。


友だちといっても、彼女は私よりずっとずっと年下の、まだ20代。
初めて知り合った10代のころから、彼女はたくさんの試練をこえて、自分の足でここまで歩いてきた。
服作りという天職にめぐりあい、ものすごい熱量で自分の理想を追い求め、ひたすら仕事して仕事して…
大丈夫なのかな?って心配になるくらい、貪欲で、がんばりやさんで。

会場に入ると…
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彼女はちっともかわらない自然な笑顔で迎えてくれた。
タタとミミがおとなになった!とびっくりしていた。


並んでいる服たちを見て、手で触れたとき、なんだか泣きそうになった。
あんまりいきいきとした、美しい服たちなので。
そして、彼女が生きているかたちがここにある、と思えて。
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小物は全部売れてしまい、ワンピースをはじめ、服もほとんどが売約済みの札をまとっている。
生地のよさを生かし、こまかいところまで工夫の行き届いた、ほれぼれするような服ばかり。
これから、それぞれの場所で新しく、人を彩っていくのだなあ。
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まだ売れてなかったウールのワンピースが、あまりにミミに似合っていたので、思い切って!来月の誕生日祝いに購入することにした。
「ずっと大切に着ます」とミミ。

試着した写真を載せられないのが残念!
代わりに(?)「風の栖」のべっぴんさん、ひなたちゃんのお姿を。
うふふふーん。
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ミミだけに買うことになったのでタタはちょっとかわいそうだったけれど…
おばあさんになるまで着ようね、ミミ(脅迫)。

彼女と、搬出のお手伝いに来られていたご両親にもごあいさつして、とてもほかほかした気持ちで帰路についた。
古ーいお店で、奈良漬けも買いました。


彼女のブランド「草和花工房」のHPはこちら
作品をながめているだけで和んだ気持ちになります。
その和みは作者の、コツコツと積み上げてきた努力の上にあるのだと思うと、身の引きしまる思いもあって。



なんだかこのところ追われ、疲れていた気持ちがリセットされるようだった奈良の一日。
こんな日もあるから、人生は続いていく。
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by higurashizoshi | 2013-09-24 00:59 | 観る・読む・書く・聴く | Comments(2)

モヤモヤぐるぐる

またまたご無沙汰している間に何があったかというと、父に続いて今度は母が救急搬送、入院という事件が起きていたのです。
夜遅くに父から電話があり、母の足が立たない、ろれつも回らないとのSOS。救急車を呼び、えらく遠くの病院に搬送され、脳の検査をしつつ3日間の入院。心配した脳梗塞などは見つからず、原因不明のまま退院。で、退院後はまたも私が実家に泊まりこんで、母が自力で夜中のトイレに立てるのかの見守り、などなど。

この期間は、タタと一緒に東京に行く予定で、何人もの友人知人に会う約束もしていたのだけど全キャンセル。とりあえず母が本当の急変でなかったことは、父に引き続き本当によかったけれど、この《いつでも実家に飛んでいって泊まりもありスタンバイ状態》が続く限り、今後遠方に出かけることは不可能ではないか?と気づく私。
来月にも再来月にも東京に行く予定なのに、どうしたらいいのだ。

私が泊りがけでどこかに出かけるときは、法外な料金を払って民間の夜間ヘルパーさんを雇う?
もしくは母をその間は施設にショートステイさせる?

一方では母の入れるホームを探しつつ、しかしまだ家で暮らせる…そうさせてあげたいという気持ちも強い。
たとえば私が実家に住み込んでサポートすれば、確実に母はもうしばらくは家で暮らせるだろう。それもわかっている。
でもそれは、私が自分の家を今以上になおざりにし、まだまだ思春期の娘たちとの時間を、これ以上さらに削るということにほかならない。

私は私の人生でやりたいことが山ほどある。
家族のために自分の人生をある程度費やすことは当然としても、私の人生の限られた時間を丸ごと差し出すことはできない。
もちろん、老いた親と同居している場合、生活のほぼ全部を親のために使っている人もあるだろう。認知症の親を家で介護している人のブログなどを読むことがあるけれど、それこそゆっくり寝る間もなく排泄を含めた世話に追われ、デイサービスに預けた間に自分の仕事や家事を片づけ、自由時間など夢のまた夢、それこそ「24時間戦えますか」の世界。
そして、昔の日本では老親を抱えた人(特に女性)にとっては、それが当たり前だったわけだ。デイサービスだのショートステイだの、なんていうものすらなく!

私がそういう介護の仕方を選ばない以上、自分の人生の時間を大事にしたいと考える以上、あるところまでがんばったら見切りをつけて、他人の手に親をゆだねるべきなのだ。
「もう、そういうところまで来ているんじゃないですか?」と私に言う人もいる。そして、そう言われるとまた心が揺れる。割り切ることはできない。合理的じゃないのだ。
で、当の本人はどうかというと、母には自分が病気だという自覚はないから「家から施設に移る」という選択肢は母の中に存在しない。
百歩ゆずって「そうね、施設に行って楽に暮らすのもいいわね」と、あるとき言ったとして、数分後にはそう言ったこと自体を忘れてしまう。ふたたび母にとっては「家にいるのが当然」になる。だから「家から施設へ」という考えが母の中で定着することは、たぶんない。

というわけで、もし母をグループホームなどに入れるとしたら、それはほぼ「だまして」「連れ去る」ことになる。表現は悪いが、そういうことだ。それをやるのは家族で、時期を決めるのも、施設を決めるのも家族。
自宅で暮らす一個人を、何のことわりもなく見知らぬ場所へ移住させて閉じ込める。記憶が欠落していく認知症患者を施設に入れるとは、そういうことなのだ。本人にとっては、ありえない人権蹂躙。それを、パッキリと割り切って「ハイ」とできるわけがない。

だから、そんな「罪」をおかしてでも、その先に老親の安全と平穏があるのなら、罪に甘んじようと家族は思う。
ホーム探しをしながら、私も注意深くそれぞれの施設を観察する。この先ありうるさまざまなケースを考えて職員の話を聞く。それでも、実際そこに入ってからのことは結局予測はつかない。
親の問題に関しては「ベストはないからベターを探す」という言葉を友人が教えてくれたけれど、そうでしかないんだなあとつくづく思う。しかし始末の悪いことに、以前書いたように常に悲観的な性格の私は、母を施設に入れたあとの未来予想図がなかなか明るく描けない。ええかげんにしなさいと自分に言いたい。

自由がほしいとか言ってるくせに、施設に入れるのを恐れているという矛盾。その二極の間のいろんな段階をぐるぐる行き来しているのが今の私だ。なんだかとってもモヤモヤしている。しばらく、ぐるぐるモヤモヤしながら進んでいくのだろう。


こんなモヤった楽しくない話を読んでいただいたみなさんに、おわびとして今回はうちの子じゃない近所の子を。
(次回は、ついに出たスピッツのニューアルバムのこととか、フィギュアのこととか、創造的な話を書きたいです。ううう)



ご近所のマンションの地域ネコ三代目、今4か月くらいかな。
ネコが箱座りする季節になりました。
秋だにゃ。
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by higurashizoshi | 2013-09-18 22:19 | 雑感 | Comments(2)

山あり山あり

やっと体力も回復してきて、キャンプでの逸話などトロトロと書こうと思っていた矢先。
実家から緊急連絡、父が救急搬送、入院。
母をひとりで置いておくわけにいかず、私はその後3日間、駆けつけた状態の着の身着のままで家に帰れず、実家に泊まりこんで父の病院との間を行ったり来たり。
なにせ、実家はものすごく交通の便が悪い僻地にあって、タタやミミに着替えを持って来てもらうこともできず、というかそんな細かい連絡をしている余裕もなく、もちろん着替えを買いに行くヒマなどなく、猛暑の中で3日も同じ服を着続けるという初めての経験をしたのでありました。(誰も気づいてませんように…)

で、肝心の父はというと、これはもう決定打か!?と思うような大騒ぎだったにもかかわらず、入院の翌々日には病院食を完食!? 別の意味でまたも度肝を抜かれ、もうどーにでもしてという感じ。
父、ヨロヨロはしているものの、すぐに自力で身の回りのこともできるようになり、これが昭和ひとケタの底力なのね…と、改めて思い知らされたわけで。
しかし母は、日ごろあんなに文句ばかり言ってるのにやはり父がいなくなると不安定になり、状況を把握できないゆえになおさら混乱が深まり、症状が急に進んだ感じになってしまった。
こうなってくると、あとをついて歩いていくくらいのサポートをしないと、あぶなっかしくて仕方がない。ヘルパーさんや、忙しい合間をぬって来てくれた姪っ子にも助けられて、父が退院するまでの一週間をどうにか乗り切った。

バッドタイミングで遠方に出かけていた姉夫婦もようやく帰ってきて、今度は母がさらに症状が進むことを考えて施設探しがスタート。
それをしつつも、キャンプの残務整理もいろいろあり、以前消えた仕事の話がまた浮上して打ち合わせに行ったり、タタとミミは前期試験が迫ってきて、特にミミは生涯初の学科試験ということで大変だ! いや、私は別に大変じゃないんだけど、キャンプ期間から父の入院も含めてミミに家事の負担がかかりすぎ、真面目なミミは気持ちのうえでも大変だったのだ、ということにようやく気づいた鈍感なハハ。
そこで毎晩、夜中すぎまでミミの話に耳をかたむけ、ちょっとだけガス抜きができたかな?というところで今日はとうとう試験の日。朝早く、二人は学校に出かけて行きましたー。
気づけば、超寝不足の自分がひとり…

いやいや、これから母の施設の候補2か所、見学に行かねばならないのです。ああ、布団が私を呼んでいる~。休みがほしい、というよりなんかこの《追いかけられ続けてる感》から抜け出したい。
実はフィギュアスケートの本格シーズンインも目の前で、年末に福岡で開催されるグランプリファイナルのチケットも先行予約が迫っており、またまた恐ろしい考えに取りつかれそうな(冷静になれ!行けるわけないだろ!)このごろ。


そんなわけで、書きたいと思いつつもなかなか更新できないかもしれませんが、合間を見つけて書き続けます~。




おまけ。
桃の空き箱が最近お気に入りなの。
はまるぅ~。
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by higurashizoshi | 2013-09-01 10:25 | 雑感 | Comments(6)

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