ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
by higurashizoshi
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四大陸選手権2016 男女シングル

ふはー。
遅まきながら重い腰をあげまして、パソコンの前へ。
フィギュアの話、書けるかな。そのパワー出るかな。と懐疑的でしたが、昨日やっと四大陸選手権のアイスダンスをまとめて観たら、ひさびさに感動しました。すばらしい。世界選手権があまりにも楽しみ。

で、えんやこらと写真をあちこちで探して、まずは男女シングルについてざっと書こうと思います。
まだパワーほんのちょろちょろなんで、あくまでざっとでご容赦。


四大陸選手権2016 男子表彰台

1位 パトリック・チャン選手(カナダ) 290.21
2位 ボーヤン・ジン(金博洋)選手(中国) 289.83
3位 ハン・ヤン(閻涵)選手(中国) 271.55

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考えてみれば3人とも中国系という表彰台。
試合を観た方は記憶に新しいと思いますが、なんといってもパトリック・チャン選手のフリー最終滑走からのゴボー抜き大逆転優勝!
ショートではふるわず5位発進、復帰の今シーズンここまでジャンプが安定しないままだったパトリックなので、おそらく誰もがこの結果には「やられた!」と叫んだことでしょう。
こんなにうれしそうなパトリックとキャシーコーチを見るのはいつからぶりかな?
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さて、ボーヤン・ジン選手の4回転×4を完璧に(というか、軽々と)決めたフリー。
いやいやその前に、ショートで4回転×2も決めてるから、この一試合で4回転×6!
これって世界新記録ですよね?
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               「そうだよ、ウフフフ…」

どこまでいくんだ?と言いたくなるボーヤンの進化ぶりには、驚きを通りこしてポカーンとしてしまう感じ。
そのうち、コンボでしかトリプル跳ばなくてあとは全部クワドとか、なったりして。ははは。
まだまだPCSがこれからの状況とはいえ、こうなってくるとそれなりに点はついてくるんですねえ。
うわ、この試合もっていかれた!と誰もが思った矢先、最終滑走のパトリック。

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「僕はね、フィギュアスケートとはこういうものだと思っているのだ。」
と言われているような気がしました。
このショパンのプログラム、つぎはぎ感と新味のなさであんまりいいと思ってなかったのですが(失礼!)、今回の演技。ただただ、ただただ、美しかった。
すべてがひとつの指先でするすると描かれていくような、極上のなめらかさ。
流れの中に組み込まれた、疵のないジャンプの連続。
おそらく、パトリックが「こんなふうに滑りたい」と願うような滑り、そして私たちが「こういうのがすばらしいスケート」と感じるような滑りが、そこにありました。
土壇場の、僅差でのこの優勝は、いろいろな意味で意義深い。



3位になったハン・ヤンも今回すばらしかった。
しばらく迷いの時期が続いていた気がする彼ですが、何かひとつ抜け出たかな?という感じ。そのくらい、演技もエレメンツも吹っ切れていた。アクセル含めたジャンプがここまで安定していたのも、ひさしぶり。
相変わらずロミオには、見えないけどね。
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宇野昌磨選手。この表情にすべてが表れているなあ。
惜しくも4位という結果は、本人も悔しいながらも納得かなと。
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ショートは気迫十分でいい演技、対してフリーはクワドトゥ2本とも失敗という珍しいパターン。これも経験だと思う。
平常心をたもちつつタフに試合にのぞめるという、選手としてすばらしい長所(これは宮原知子選手もたぶん同じ)を持っているので、失敗を糧にしてきっちり階段を上がっていってくれるはず。誰にも真似できないショーマの艶のあるトゥーランドット、ワールドで完成形を期待してます。



無良崇人選手は5位。
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順位は5位ですが、内容的にはとても充実していましたね。このところの無良くんは、ひと皮むけたというか、ついに花開いたというか…。まっちー引退時の「あとは頼んだ」を受けとった、あのときの涙に報いるような変化でほんとうにうれしい。
クワドもアクセルも、臆することなく自信をもって跳んでいた感じ。そして表現力、表現力! こんな無良くんが見られるようになったとは。来季にますます期待です。



続いての6位に入ったのは、田中刑事選手。
彼も今季、ついに花開いたひとり。
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控えめな性格がわざわいしてか、大舞台になるとなかなかジャンプが決まらなかった刑事くんが、このところぐんぐんと変化。ミスを起点にがたがたと崩れてしまう悪いクセから脱してきましたね。比例して、マダムキラーな表現力にもますます艶!…って、本人は恥ずかしがり屋さんみたいだから全然そんな意識ないんでしょうけどね。



ほかにも、この試合で引退か?と噂の流れた中国のナン・ソン選手とか、ごひいきのフィリピンのマイケル・クリスチャン・マルティネス選手、日本で練習中のキム・ジンソ選手とか、いろいろ触れたい選手はいるのですが…
今回の四大陸で国際試合についに帰ってきたこの人を。

カナダのケヴィン・レイノルズ選手。
ひさびさの大舞台、ショートではジャンプがまったく合わずに信じられない得点に沈みました。
でもフリーはクワドも2本降りることができて、納得とは遠くとも精一杯の復活の演技になったのでは。
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靴のトラブル、ケガ、手術を越え、よくぞ戻ってきてくれました。たくさんのファンが待ってましたよ。おかえりなさいケヴィンくん! そしてなんてなめらかで上手な日本語のインタビュー! ミニマムスコア超えたからワールドでも無事会えますね。




四大陸選手権2016 女子表彰台

1位 宮原知子選手(日本) 214.91
2位 長洲未来選手(アメリカ)193.86
3位 本郷理華選手(日本)181.78

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女子は、とにかく宮原知子選手の独走、独走。
まったく他選手の追随を許さぬ、異次元のゆるぎない強さでした。
ロシアのメドベージェワ選手の今季ベストに、僅差に迫る高得点を叩き出しての優勝。ショート、フリーともに盤石のノーミス。実況の西岡さんに何度も「新世代のミス・パーフェクト!」と言わしめていましたね。
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古くからのフィギュアファンならすぐわかる、「ミス・パーフェクト」はアメリカのフィギュア界にかつて君臨した、あのミシェル・クワンの代名詞。
いや~知子ちゃん、すごい勢いで階段を駆けあがってます。
ミスがないだけじゃない、その存在感、表現の色あいが、この2シーズンの間に別人のごとく進化してる。もちろん、私が予言した(えっへん)大人美女になる日も近いことでしょう。
ワールドでは、ロシアっ子たちとの対決が待ってます。さていったいどうなるか。



2位になった長洲未来選手。
長い彷徨をへて、たくさんの涙も流し、未来ちゃんがすばらしい大人の選手に成長して、こうしてまた表彰台に帰ってきました。今の彼女は大胆さと繊細さのバランスがほんとうに美しい。
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ジャンプの安定とともに、演技のすみずみまでしっかりと自信をもって、充足して滑っていることがこちらにも感じ取れます。ワールドで見られないのは残念だけど、来季がさらに楽しみ。



3位、本郷理華選手。
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今シーズン初頭は、ショートもフリーもすばらしいプログラムと振り付けを得て、のびのびとパワー炸裂で滑っていた理華ちゃん。その勢いと進化には感動しっぱなしでした。
今回は少し、慎重になり、失敗を回避しようとする感じが見えたような。でもそんな時期が来るのも当たり前といえば当たり前。今はさまざまなことを経験して糧にしていく時期なのでしょう。
すでにこれだけ美しい選手になった、その進化のスピードを思えば、今後がますます楽しみです。インタビューにも少しずつ慣れてきたかな。でもいまだ容姿としゃべりのギャップ萌えは健在。



韓国のソヨン・パク選手が4位に入りました。
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ソチ五輪出場前から、彼女には注目してました。音楽に調和した優美な身のこなし、その流れるようなラインと豊かな表現力。
その後大人になってきて身体も大きくなり、ジャンプに苦しんでいましたが、今回はそのジャンプがクリアに入り、PCSもぐんと伸びました。
スレンダーな少女選手たちがしのぎを削る中でソヨンちゃんを見ると、なんだかほっとするんですよ。とはいえ平昌五輪に向けて、トップで韓国の女子を引っ張っていくこれからが正念場。さらに美しく、強くなっていきますように。



5位、アメリカのグレイシー・ゴールド選手。
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ショートでは失敗が相次ぎ、どこからどうみても調子が悪そうだったグレイシー。でもフリーでは3位と盛り返し、総合順位を押し上げました。
フリーでもコンビネーション2つになったし、やっぱりジャンプの調子はよくないのでしょう。それでも「あたしはやるのよ」という有無を言わせぬ感、演技後のきっちりスマイル、ジャッジのみなさんをこっち向かせるパワーはさすがです。ワールドに照準を合わせてうまく調整できれば、上位に食い込んでくる可能性はもちろんあり。



今回、すばらしい出来のショートで2位発進となった村上佳菜子選手。ひさびさに来るか!?と本人も周囲も期待したと思うのですが、フリーは残念ながら13位、総合では7位という結果になりました。
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でも、まるで滑ることが不安で苦しい、といわんばかりの一時の感じではなく、このところの彼女にはどこか吹っ切れたような明るさが感じられます。
真央さんの欠場で繰り上がった今回の四大陸出場、佳菜子ちゃんにとっては今季のしめくくりとしていい経験になったのではないかな。
インタビューでは早くも来シーズンのことを笑顔で話していたので、なんだかほっとしました。


女子も、ほかにも触れたい選手はたくさんいるのですが…
次回は四大陸のペアとアイスダンスについて書けたらいいなと思ってます。
ちょっと所要で東北に行くので、帰ってからになるかな。
あーひさびさにフィギュアのことを書きました。ふはー。
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by higurashizoshi | 2016-02-28 02:18 | フィギュアスケート | Comments(12)

アカン状況

ごぶさたしております。
1.17の阪神淡路大震災21年目のことも書けず、あれよあれよという間に2月も上旬が過ぎようとしてます。
せめてもということで、当日、神戸市長田区の追悼会場での写真です。
この日は、福島から来られた方のお話を長田で聴き、ふたつの震災が心の中でつながった感覚で追悼の時間を迎えました。
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さて。
フィギュアに限っても、全米選手権、ヨーロッパ選手権と大きな大会が続き、もちろん全部観てはいるのだけどいまだ何も書けず。
映画も、すっごくたくさん観てるのに(ベルイマン特集とかいろいろ)、いまだ何も書けず。
本も読んでるのに、音楽も聴いてるのに、いろんなことしてるのに、
アカンのです。
私に定期的にやってくる《むなしい病》みたいなやつ、そのかなり強力なやつに現在やられております。

父が亡くなってもう少しで3か月。
たぶん、常に遅延反応な私はようやく頭と心にこの事実が沁みてきたのでしょう。
ちょうど時期をおなじくしてプライベートでもほかにもいろいろ転機があって、徐々に力が入らなくなってきて、気づくと「かなしい、むなしい、なにもできない」(といいつついろんなことをしてるのですが)、ひたすらにアカン状態に突入。

まあ、振り返ればこれまでにも何度も何度もこういうことはあったよな。
でも今回はちょっとこれまでとは深度がちがうのかも。
しばらく底で膝を抱えたりうろうろしたりしながら、浮上を待つことにします。

新しい文章を読みに来てくださった方には、ごめんなさい。
四大陸選手権くらいでプワッと浮いてこられたらいいなあ。
いや、その前に映画のことは書きたいなあ。と思っています。
ときどき、のぞいてやってください。
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by higurashizoshi | 2016-02-09 19:14 | 雑感 | Comments(2)

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