ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
by higurashizoshi
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グランプリシリーズ2016 第6戦・NHK杯

ここを訪れてくださる方の中には、チェックしては
「またひぐらしのやつ、NHK杯もまだ書いてないのか。えーかげんにしてください」
と思っておられた方がいらっしゃるやもしれません。もしそんな方がいたらすみません。
試合は終わると情報的にはどんどん鮮度は落ちていくので、検索して読みに来てくれる方も当然減るわけで、それを考えると残念ではあるんですが… まあ、このブログって別にフィギュアに特化してるわけでもなく、好きがこうじて試合を観ればフィギュアについて書いてるだけなので、ええやんか。のろのろマイペースで。と自分に言い聞かせております。
本来は2日くらい前にアップできるはずだったんですが、なぜか胃痛になりパソコンに向かえず、ようやく回復して書いてます。ああ、さらに遅なった。

さて、NHK杯。毎年、カップル競技もすべて生中継(BS含めて)してくれる、貴重なグランプリシリーズ日本大会。せっかくの生なのにみっちりお仕事で、ほぼ泣く泣く録画鑑賞でしたが(おまけに録画のとき画質設定を間違えていて、ようやく観られた男子フリー画面がもよもよになっていて、さらに泣く)、今回も見ごたえたっぷりの3日間でした。

まずは男女シングルから。


NHK杯2016 女子シングル結果

第1位 アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)210.86
第2位 宮原知子(日本)198.00
第3位 マリア・ソツコワ(ロシア)195.88
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第4位 樋口新葉(日本)185.39
第5位 長洲未来(アメリカ)180.33
第6位 カレン・チェン(アメリカ)178.45
第7位 松田悠良(日本)178.26
第8位 エリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)175.11
第9位 ダビン・チョイ(韓国)165.63
第10位 アレイン・チャートランド(カナダ)160.22
第11位 ニコール・ラジコワ(スロバキア)159.70


 
昨シーズンまでの不安定で不安げだったアンナ・ポゴリラヤさんは、どこにいってしまったんでしょう。
このNHK杯でもまったく他を寄せつけない強さで優勝、文句なくファイナル行きを手にしました。
ジャンプがここまで安定すると、深いグライドでの力強く伸びのある滑り、もともと持っている表現力や気品が際立ち、とても十代の選手とは思えません。
そして、この美しさ。いつもコスチュームも大変に美しい。
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そしてすばらしい得点と日本のお客さんのスタオベに感動して、キスクラではこんな無邪気な笑顔。このギャップ、アンナちゃんったら♡
昨シーズンのNHK杯は彼女にとって悪夢のようだったので、それを払拭するすばらしい演技とスタオベがほんとうにうれしかったんでしょうね。
ファイナルもどうかこの安定をたもってくれますように!
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宮原知子選手は、ショートからひとつ順位を上げての2位。
知子ちゃんもファイナル行き決定です。
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ショートでは、ルッツ×トゥの盤石のはずのコンボの最初で、まさかの転倒。本人も相当ショックだったろうと思いますが、フリーではきっちりと立て直してきました。スケカナで0点の判定を受けてしまったステップもしっかりレベル4獲得! 
ただ、フリーでもいくつか回転不足を取られていたのは残念。彼女のジャンプは跳躍が大きくないこともあり、どうしても判定が厳しくなる傾向がある気がします。


3位は、群雄(雄じゃないけど)割拠のロシア女子から今季また新たに躍り出たマリア・ソツコワ選手、16歳。
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ジュニアのころにくらべてぐんと身長が伸びて全体のボリュームが大きくなったにもかかわらず、ジャンプでの大きなミスがなくなってきたことが今回も台乗りにつながりました。フリーではかなり回転不足を取られてしまったけど、終始流れのある安定した演技でしたね。さらりとファイナル進出決定です。
彼女、演技中はなぜか悲しそうな困ったような顔をしてることが多いのですが、どうもこれは緊張とか集中のせいらしく、オフアイスでは明るく可愛らしい笑顔でなんかほっとしました。


樋口新葉選手は4位でした。
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表情や足先、指先までの表現を徹底して練習してきたんだなあと思わせられる今季の新葉ちゃん。これまでの、どっかーん行くぜい!ていう豪快ジャンプ中心の選手ではないのよもはや、というメッセージが強く感じられました。
今回はショートでのコンボで最初が着氷乱れ、結果3×2になってしまったのが痛かった。でもちゃんとリカバリーできるところはさすがです。フリーは相当緊張していたのでしょう、いつもの勢いがなくてジャンプのパンクもあり、得点を伸ばしきれず。でもまだまだほんとにこれからが楽しみです。

5位の長洲未来選手は、演技全体は美しかったものの、回転不足に泣かされました。全米選手権では未来ちゃんの心からの笑顔が見たいです。
6位のカレン・チェン選手、非常に表現力にたけて、すばらしいジャンパーでもあり、ミスさえなければぐんと上位に出てくる可能性をたくさん持った選手です。彼女も全米での演技に期待。

7位、松田悠良選手。
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今回も大きなミスのない、落ち着いて安定した演技でした。回転不足がここまで随所で取られなければなあ…。
繊細な表現も魅力的で、ほんとにあと一歩「私を見て!」的な野心が宿ればぐっと変化するのだろうけど、でもこのつつましさが悠良ちゃんらしいんだよなあ…と思いながら観てました。ともあれ初グランプリ2戦出場で堂々たる演技、すばらしかったです。


NHK杯2016 男子シングル結果


第1位 羽生結弦(日本)301.47
第2位 ネイサン・チェン(アメリカ)268.91
第3位 田中刑事(日本)248.44
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第4位 アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)229.87
第5位 ミハイル・コリヤダ(ロシア)225.69
第6位 デニス・ヴァシリエフス(ラトビア)223.73
第7位 ジェイソン・ブラウン(アメリカ)218.47
第8位 ナム・ニュエン(カナダ)212.43
第9位 日野龍樹(日本)207.15
第10位 エラジ・バルデ(カナダ)195.32
第11位 グラント・ホクステイン(アメリカ)191.40


さて、羽生結弦選手。
ショートでは冒頭のクワドループは大きく着氷が乱れ、本人おそらく「くっそー!」という思いで(想像です)残りのジャンプはクワドサルコウ×トリプルトゥ、トリプルアクセルとがっちり決めてみせました。特に最後のアクセルは結弦くんならではの鳥の飛翔のような超美ジャンプ。でもって確信犯的に観客を煽るこのポーズ!「パリの散歩道」の第二章といった感じでしょうか。軽く100点越えで首位に立ちました。
それにしても白→薄紫の衣装変化、ずいぶん話題になりましたねえ。ちょっと背の青いおさかなみたいだナーと思いながら観てましたが…
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フリーは観客の異様な熱気や吐息でカメラマンのレンズが曇ってしまったとか。そのくらい真駒内リンクはアツかったようです。フリーでのジャンプはミスもありつつも、スケカナにくらべて確実にプログラムが形になってきているのを感じました。総合300点越えでまったく他を寄せつけない優勝。
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今回、結弦くんを追い落とすか!?などと言われていたネイサン・チェン選手。それはさすがになかろうよ…と思ってましたが、結果的には30点以上の大差をつけられての2位となりました。
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えーっと、ネイサンはアクセルが苦手なんですね。クワドをここまでポンポン跳ぶのにトリプルアクセルが苦手、というのは素人にはどうゆうこっちゃと思うけどパトリックもそうですよね。今回アクセルは転倒しなかったけどショートもフリーも乱れてこらえました。
で、クワドをショート2回、フリー5回入れる予定の鬼構成の中で転倒などありつつも、クワドフリップ×トリプルトゥというコンボを成功させました。結局フリーで跳んだクワドは4回でしたが、この前宇野昌磨選手が世界初成功させたばかりのクワドフリップを、コンビネーションにして跳んでみせてしまったネイサン。しかもショートでもフリーでも。まさにまさに恐るべき17歳。


悲願達成!3位に入った田中刑事選手。
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ほんとに、よかったねえ…と、田舎のおっかさん的な感想ばかり出てきてしまった。ジュニアのときから生で観る機会が何度もあり、大ちゃんのあとを継いでくれ~と思いつつ、苦しい道のりが続くのを見てきましたもの。
関西の某リンクに行ったとき、偶然刑事くんの練習している姿を目の前で見たことがあり、美しいなあ…とため息をつくとともに、オーラはもちろんありつつ、存在感がつつましいなあ…とも感じたのでした。今回、結弦くん、龍樹くんと同期3人組がそろったことがメンタルに好影響を与えたのでしょうか。自滅パターンに入ることなく、堂々とショートとフリーを攻めきりました。本当におめでとう刑事くん。


6位入賞!ラトビアのデニス・ヴァシリエフス選手。以前から言っているように、ジュニア時代から絶賛応援中。
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この躍動感、このエッジさばき、柔軟性と音楽への親和、ほんとうに見ていると心地よくわくわくします。ランビエール先生との二人三脚で、これからどんどん進化していってほしい!
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大好きなジェイソン・ブラウン選手。念願のNHK杯出場でしたが、今回は思いがけないミスが続き7位と、予想もつかない順位に沈んでしまいました。
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ショートの前に日本語で、「いちばん好きな食べものを食べます!おにぎり!」なんてキュートこの上ないツイートをしていたジェイソン(日本語は家庭教師について勉強しているそうで、ほんとに上手です)。
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しかし、すべての動きがシームレスにつながっている極上の美しい演技はやはりすばらしい。全米では実力を発揮して、ワールドで今季プロの完成形を見せてほしいです。


日野龍樹選手は9位。
お疲れさまでした。自己ベストおめでとうございます。もう、田舎のおっかさん的涙目です。できることはすべてやれた!という思いがこの表情にあらわれているのでは。
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今回、こうしてNHK杯できちんと最後までやり抜けたこと、きっと大きな自信になったと思います。全日本楽しみにしてます、龍樹くん。

すっとばしてしまった選手のみなさん、申しわけない!
全部の選手について触れたいのですが、なかなか…。

そうこうしてるうちに、ファイナルが迫ってきてますね。
しかしまたも週末はテレビを観られないのであった…。ライストも無理なのであった…。録画観て、またあとからもそもそ書く、ていうパターンでお許しを。
NHK杯のカップル競技については、めっちゃ書きたいのですが、その余裕があるやいなや。というところです。

第6戦のNHK杯を終えていよいよ決定した、グランプリファイナル出場選手の顔ぶれです。(シングルのみ)

男子
1.ハビエル・フェルナンデス(スペイン)
2.パトリック・チャン(カナダ)
3.羽生結弦(日本)
4.宇野昌磨(日本)
5.ネイサン・チェン(アメリカ)
6.アダム・リッポン(アメリカ)
次点補欠:ボーヤン・ジン(中国)


今からドキドキするラインナップ。
リッポンくんが入った!!

女子
1.エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)
2.アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)
3.エレーナ・ラジオノワ(ロシア)
4.ケイトリン・オズモンド(カナダ)
5.マリア・ソツコワ(ロシア)
6.宮原知子(日本)
次点補欠:アシュリー・ワグナー(アメリカ)


メドベちゃんのひとり勝ちなのか?それとも?
ロシア女子4人。強いなあ。アシュリー…(涙)
とにかく、いろいろ楽しみです。




******

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# by higurashizoshi | 2016-12-04 19:08 | フィギュアスケート | Comments(2)

グランプリシリーズ2016 第5戦・中国杯

早送りの映像のように飛び去る一週間。
明日からNHK杯ですってば。そしてやっとこ、中国杯の結果を書こうとしている私。遅すぎる。遅すぎる上にまたも時間がなさすぎる。というわけで、中国杯についてはほんっとに結果だけです。

中国杯2016 アイスダンス結果

第1位 マイア・シブタニ&アレックス・シブタニ(アメリカ)111.90
第2位 ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ポジェ(カナダ)107.76
第3位 アレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキン(ロシア)105.32
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第4位 ヴィクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフ(ロシア)101.70
第5位 シーユエ・ワン& シンユー・リウ(中国)91.23
第6位 ナタリア・カリシェク&マクシム・スポディレフ(ポーランド)90.65
第7位 アナスタシア・カヌーシオ&コリン・マクマナス(アメリカ)87.74
第8位 リンシュー・ソン&ジュオミン・サン(中国)77.70
第9位 ホン・チェン&ヤン・ジャオ(中国)65.78


シブタニズ強し! そしてステパノワ&ブキン組が表彰台めでたい。
シブタニズは文句なしのファイナル決定です。今季のファイナルは銀メダル争いが過酷とみた。
しかし、ずっと応援しているカナダのポール&イスラム組が棄権というショック。彼ら、なかなか先に進めないなあこのところ…(涙)



中国杯2016 ペア結果

第1位 シャオユー・ユー&ハオ・ジャン(中国)203.76
第2位 チェン・ペン&ヤン・ジン(中国)197.96
第3位 リュボーフィ・イリシェチキナ&ディラン・モスコヴィッチ(カナダ)191.54
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第4位 シュエハン・ワン&レイ・ワン(中国)182.02
第5位 ニコル・デラ・モニカ& マッテオ・グアリーゼ(イタリア)176.38
第6位 川口悠子&アレクサンドル・スミルノフ(ロシア)175.53
第7位 マリ・ヴァルトマン&ルーベン・ブロマールト(ドイツ)173.88
第8位 ジェシカ・ファンド&ジョシュア・サンティマン(アメリカ)142.41


あ、ちょっと、並びかた間違っとるよ。と言いたくなるほどまだ慣れない取り替えっこ中国ペア2組が、1位と2位。取り替えてもこの結果ってすごい。取り替えなくてもこの結果はありえたような気もするが。
フリーはミスが全体的に多かったようです。悠子さんはリフトからの落下があったそうで、ケガしなかったのだろうかと心配。


中国杯2016 女子シングル結果

第1位 エレーナ・ラジオノワ(ロシア)205.90
第2位 ケイトリン・オズモンド(カナダ)196.00
第3位 エリザヴェータ・トゥクタミシェワ(ロシア)192.57
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第4位 三原舞依(日本)190.92
第5位 本郷理華(日本)181.75
第6位 アシュリー・ワグナー(アメリカ)181.38
第7位 カレン・チェン(アメリカ)179.39
第8位 ジジュン・リー(中国)172.40
第9位 コートニー・ヒックス(アメリカ)163.64
第10位 シャンニン・リー(中国)157.27


ラジオノワ選手、オズモンド選手の強さが光った今回。特にオズモンド選手はこれまでの低迷を払拭する好調ぶりで、これで初めてのファイナル進出も決定!ラジ子ちゃんもファイナル決まりましたね。
三原選手は再び表彰台へ、そしてファイナルへ、という意識が強すぎたか。でもまだまだこれからです。ショートはスケアメよりよかった。
本郷選手は特にステップが出色の成長ぶり。ジャンプの回転不足を取られないようになってくればもっと上に行ける… にしても、ほんと今季のグランプリはテクニカルコントローラー厳しい。


中国杯2016 男子シングル結果

第1位 パトリック・チャン(カナダ)279.72
第2位 ボーヤン・ジン(中国)278.54
第3位 セルゲイ・ヴォロノフ(ロシア)243.76
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第4位 マックス・アーロン(アメリカ)242.74
第5位 ハン・ヤン(中国)230.19
第6位 アレクサンドル・ペトロフ(ロシア)228.44
第7位 マキシム・コフトゥン(ロシア)221.43
第8位 ダニエル・サモヒン(イスラエル)213.51
第9位 ロス・マイナー(アメリカ)213.34
第10位 ミハル・ブレジナ(チェコ)211.77


パトリック・チャン選手、すばらしい演技でした。フリーはクワドサルコウの転倒はあったものの、全体に落ち着いていて、美しい安定感がありました。こういうパトリックが見たいのよ。ファイナル決定おめでとうございます。
そしてボーヤン・ジン選手。演技を観ればみるほど、昨シーズンとは別人になってますよね。はあ。人ってこんなに変わるものなのかしら。ルッツ、サルコウ、トゥループ、トゥループコンボという4回転×4の鬼構成フリー、今回はトゥ1個転倒でした。ファイナルは残念だったけど、ワールドでクワド祭りの先頭切ってね。
そしてわれらが(私だけか)ヴォロさんが3位!表彰台!やんややんや。今季クワド含めジャンプの安定すごいですわ。プログラムもまともだし、じゃなかった、すごくいいプログラムだし。
ブレジナ選手が沈んだのがつらい。ロス・マイナー選手もこのところ、もがいてる感。


読んでくださってる方、まったくの駆け足どころか全速力ですみません。
これからお仕事兼私用で出かけ、帰りは深夜で明日はNHK杯。しかし土日はまた全部仕事なので、せっかくのNHK杯の生放送はまったく観られません… あとでめそめそ録画を観ます。


*****
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# by higurashizoshi | 2016-11-24 15:02 | フィギュアスケート | Comments(2)

グランプリシリーズ2016 第4戦・フランス杯

週末が近づくと、やっとこさ前の週末のグランプリシリーズについて書く、というスローペースが続いております。スローペースといえば、フランス大会の名称が「エリック・ボンパール杯」じゃなくなってたこと、のんきにもまったく知りませなんだ…。あの素敵に統一されたブルーのリンクサイドは過去のものに。残念です。エリック・ボンパールってカシミアのブランドだそうですが、スポンサーを撤退したのは不況のせいなのかな…。今回からフランス大会の名称は「フランス杯」になりました。まんまやね。

まずはアイスダンス結果。いよいよあの方たちが満を持しての登場です。いやー待った待った。しかも今回もライストは涙を飲んで観られず、youtubeでぶつ切りで観る気にはなれず、じりじりとCS放映を待っている、という過酷な状況にある私です。
ジュニア時代から偏愛し追いかけてきたパパダキス&シゼロン組がこれほど急激に世界のトップに駆け上がり、しかもどんどん他の追随をゆるさない高みへとさらにのぼっている…こんなことになるとはね。今季のプログラムはまたすさまじいという評判だけを耳にして、さらにじりじりしてます。


フランス杯2016 アイスダンス結果

第1位 ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン(フランス)193.50
第2位 マディソン・ハベル&ザカリー・ドノヒュー(アメリカ)174.58
第3位 パイパー・ギルス&ポール・ポワリエ(カナダ)170.78

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パパシゼ、2位のハベドノに20点近い大差をつけての優勝。今回の得点193.50は、昨年ワールドで彼らが優勝したときの得点(世界歴代2位)にあと1点あまりに迫る高次元。グランプリ1戦目でこの得点!いったいどこまでいくのでしょう。
3位のギルス&ポワリエ組はハベドノに迫る勢い。とはいえスケートカナダのときにくらべるとかなり得点は抑えられてます。

第4位 エレーナ・イリニフ&ルスラン・ジガンシン(ロシア)167.40
第5位 イザベラ・トビアス&イリヤ・トカチェンコ(イスラエル)158.86
第6位 マリー=ジャード・ローリオ&ロマン・ルギャック(フランス)150.07
第7位 アレクサンドラ・ナザロワ&マキシム・ニキツィン(ウクライナ)145.39
第8位 コートニー・マンスール&ミハル・チェシカ(チェコ)140.92
第9位 ロレンツァ・アレッサンドリーニ&ピエール・スーケ(フランス)130.12
第10位 ヴィクトリア・カヴァリオワ&ユーリ・ビエリアイエフ(ベラルーシ)115.04




フランス杯2016 ペア結果

第1位 アリョーナ・サフチェンコ&ブルーノ・マッソ(ドイツ)210.59
第2位 エフゲーニャ・タラソワ&ウラジミール・モロゾフ(ロシア)206.94
第3位 ヴァネッサ・ジェームス&モーガン・シプレ(フランス)198.58
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第4位 ナタリア・ザビアコ&アレクサンドル・エンベルト(ロシア)192.56
第5位 マリッサ・キャステリ&マーヴィン・トラン(アメリカ)176.18
第6位 ミリアム・ズエグラー&セヴァリン・キーファー(オーストリア)145.01


やっぱり強いサフチェンコ&マッソ組。そして3位にジェームズ&シプレ組が入ったのがとてもうれしい。今季すばらしいプログラムで、いよいよこの美しいペアの成熟期が来たか?という期待。


フランス杯2016 女子シングル結果

第1位 エフゲーニャ・メドベージェワ(ロシア)221.54
第2位 マリア・ソツコワ(ロシア)200.35
第3位 樋口新葉(日本)194.48
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第4位 ガブリエル・デールマン(カナダ)192.10
第5位 パク・ソヨン(韓国)185.19
第6位 ローレンス・ルカブリエ(フランス)184.65
第7位 マエ・ベレニス・メイテ(フランス)172.65
第8位 グレイシー・ゴールド(アメリカ)165.89
第9位 浅田真央(日本)161.39
第10位 永井優香(日本)159.49
第11位 アナスタシア・ガルスチャン(アルメニア)155.49
第12位 アリョーナ・レオノワ(ロシア)141.36


メドベージェワ選手、フリーのルッツでめずらしく転倒があったものの、それ以外はすべてにおいてほぼパーフェクトでした。これで堂々のファイナル一番乗り。今の彼女にはほとんど不安要素がないですね。
2位に入ったソツコワ選手。ジュニア時代にくらべてジャンプも安定し、身体が大きく成長したあとの調整がうまくいきはじめているようです。くんずほぐれつのロシア女子の中でどこまでいけるか?と考えると、観るものをつかむような迫力や個性が今のところないのが弱点かな。
樋口新葉選手、グランプリ初参戦でみごと表彰台に乗りました。ものすごいスピードから繰り出される爽快なまでの飛距離ジャンプ!そして表現面もぐっと成長してきてます。これからがほんとに楽しみ。

グレイシー・ゴールド選手もこのところ不調、永井優香選手も今はジャンプの見直し中で不調、でもここはやはり浅田真央選手について。
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今はとてもつらい状態です。彼女を見守る側もつらいと思うけれど、もちろん一番つらいのは真央さん本人でしょう。
大ちゃんファンとしては、やはりソチ五輪シーズンの彼のことを思い起こしてしまいます。
復帰を決めたのは彼女自身、これからのことを決めるのも彼女自身。私は、ここまでジャンプが跳べず、インタビューで涙をこぼす彼女を見て、ただ見守るしかないんだろうと思いました。期待という名のエゴで彼女を追いこむようなことは、誰もするべきではないと。
浅田真央という選手が偉大なスケーターであることは何があっても変わらない。もしも膝の状態や気持ちの部分で、この先つらい状況が続くとしても、勇気をもって競技に復帰し、最後まで戦いつづけようとする彼女は、堂々と胸をはって自分を誇っていいと思います。



フランス杯2016 男子シングル結果

第1位 ハビエル・フェルナンデス(スペイン)285.38
第2位 デニス・テン(カザフスタン)269.26
第3位 アダム・リッポン(アメリカ)267.53
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第4位 ネイサン・チェン(アメリカ)264.80
第5位 無良崇人(日本)248.42
第6位 ヨリク・ヘンドリクス(ベルギー)230.47
第7位 ミーシャ・ジー(ウズベキスタン)229.06
第8位 シャフィク・ベセギエ(フランス)225.02
第9位 アルトゥール・ドミトリエフ(ロシア)218.70
第10位 ブレンダン・ケリー(オーストラリア)199.40
第11位 イヴァン・リギーニ(イタリア)185.81


宇野昌磨選手に続いて、フェスナンデス選手がファイナル進出を手にしました。今季のハビーは強いわ。ついにベテランの味わいが醸されてきた感。もうジャンプが崩壊することはない…と祈りたい。
そして2位に入ったデニス・テン選手。いつもスロースターターでグランプリはあまり芳しくないことが多いのに、今季は最初からジャンプも表現も完成形に近い。モロゾフがついたから?モロゾフだけにプログラムは挑戦的とか新鮮とかではないのですが、テンくんは何を滑っても気品をふりまきつつ素敵プロにしてしまいますね。

アダム・リッポン選手は3位。
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とうとうやりました。4回転トゥがクリーンに決まりました! 今季のリッポンくんは身体のすみずみまで自信と充実感がみちています。思わず引き込まれるような、静かな熱気がフツフツと湧いてる感じ。やっぱり今季フリーはほんとうに、ほんとうに美しいです。


4回転ジャンプの鬼、ネイサン・チェン選手が4位に入りました。ついにシニアでバンバン跳びはじめましたよ~。ボーヤンもすごいけどネイサンはなんたってショートではルッツとフリップ、フリーではトゥループ、ルッツ、フリップ、サルコウと4種類の4回転ジャンプを跳びますからね。フリーなんか4回転×5回という、地球から飛び出しちゃってるみたいな構成。
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ケガから復帰して、今回はその影響もほとんど感じさせず、かるーくかるーくクワド量産してくれました。こわいわ。4回転×5回なんてのが男子の目標になっていくのがこわいのと、年齢のいかない選手がジャンプしすぎて故障してどんどん選手生命が短くなっていくのがこわい。ネイサンくん、どうかくれぐれもケガを重ねぬよう気をつけて。


無良くん、フリーはすばらしい出来でしたね。ラストジャンプのルッツ転倒はくやしかったけど、納得の演技だったのでは。ファイナルには届かなくてほんとに残念ですが、全日本に照準をあわせてクリーンを目指してほしい!
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グランプリでも入賞ライン、という格付けまで上がってきた感のあるミーシャ・ジー選手。彼の演技には粗雑なところがないですね。すべてを大切に滑っていて、お約束の荒ぶるステップのときも実はすごくていねいで、美しさにこだわっているんだなと感じられます。愛だなあ。
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いつもながら駆け足で、もっとふれたい選手もあちこちたくさん飛ばしながらでした。
中国杯の次はいよいよNHK杯かあ。師走がすぐそこまで、すごい勢いで走ってきてる。やることが多くて頭パンクしそうです。


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# by higurashizoshi | 2016-11-18 15:11 | フィギュアスケート | Comments(2)

月の光

父が亡くなって一年。
命日を前に、父の仕事関係の方主催の一周忌、親族だけの一周忌と、思い出と親密さに満ちた濃い時間が流れた。父は生前の願い通り、京都の水辺から川の流れの中へと還っていった。
そして命日の当日。不思議なことが起きた。

その日、私は朝から仕事に行っていた。私の働く店には、アンティークの家具や日用品がたくさん置いてある。その中に、古ぼけた手回し式の蓄音機があった。
もうこれは壊れているのよ、とオーナーから聞かされていて、お客さんにも私はそう説明していた。だから私は、装飾品としてあつかわれているその蓄音機の音を、もちろん一度も聴いたことがなかった。
昼前、お店からお客がはけて、同僚も作業をしに外に出て、めずらしくぽっかりと私ひとりになる時間があった。私は店の入り口近くに立ちどまり、眺めるともなく外の景色を眺めていた。
父の命日は、4年前に亡くなった大切な友の命日でもある。その偶然の一致の意味を、私はあらためて考えていた。世界はどこでつながり、切れているのだろう?

そのとき、突然聞きなれない音が店内のどこからか流れてきて、私は眉をひそめた。これは何? 明らかに、いつも店内でかけているジャズのCDの音ではない。メロディというより、ひずんだ音の塊が延々と引き伸ばされているような奇妙な音だ。
音の発する方へと歩いていって、はたと私は立ちどまった。
蓄音機。まぎれもなく、壊れているはずの蓄音機からその音は流れてきていた。
しかも、誰もハンドルを回していないのに、ひとりでに音が鳴っているのだ。
私はちょっと茫然となって、外にいた同僚を呼びこんだ。彼女の方がこの店ではずっと先輩なので、この現象に答をくれるのではと思って。
でも、奇妙な音で鳴っている蓄音機を前に、「ええっ!?」と叫んで彼女が棒立ちになるのを見て、私は何かにせかされるように蓄音機の重い蓋を押しあけた。
中では真っ黒な盤の古いレコードが、くるくると踊るように回っていた。その上に重たそうな金属の針が乗って、そこから音の塊が鳴り響いていた。

「何なの、何なの?」と口走る同僚の横で、私は座り込み、針が掻き出している奇妙な音を聴いた。注意深く聴いた。
すると、脈絡のない音に聞こえていたのが、ひとつの旋律になって少しずつ耳に入ってきた。傷みきった盤を、これまた傷んでいるだろう古い針が掻くせいで、ひどくゆがんではいるがそれは音楽だった。しかも私がよく知っている音楽だった。
「待って。…これは、ドビュッシーの《月の光》です」
と私は同僚に言った。そしてなかばうわの空で、こうつけ加えた。
「父が、好きだった曲です」


あのとき、壊れているはずの蓄音機がなぜ突然作動したのか、なぜわざわざレコードが置かれ、針が落とされていたのか、今でもまったくわからない。
壊れているというのが誤解だったとしても、そもそもハンドルを手動で回さなければ鳴らない機械が、誰もさわっていないのに鳴りだしたのだ。
クラシック愛好家だった父が生前、「現代音楽は好きになれんけど、ドビュッシーはええな」と言い、特に《月の光》を気に入っていたこと。
それを告げると、その日が父の命日であることを知っていた同僚は、カッと目を見開き、
「お父さんやわ…。お父さんが来てくれたのよ!」と断言した。
わたしはまだうわの空で、「はあ…」と力なく答えるしかなかった。
父はもういないのに、ここに来ていた?

考えてみると、父の命日の前夜は、68年ぶりという最大級のスーパームーンだったのだ。
スーパームーン。地上に降りそそぐ《月の光》。
そういえば、命日の前日にも不思議なことがあった。
父が大好きだった海を見せるために、晩年よく連れて行っていた海岸が私の家の近くにある。そこを命日の前日の夕方通りかかったとき、ちょうど父がいつも海を眺めていたあたりに白髪の男性がたったひとり、海に向かって立っていたのだ。
後ろ姿しか見えなかったが、その背格好といい髪の感じやコートの着方といい、10年くらい前のまだ元気だったころの父に、はっとするほど似ていた。思わず駆けよりたくなるほどに。
でも、近づくことはできなかった。そうしてはいけないとわかっていた。

厳格な無神論者だった父は、死後の世界も不滅の魂も信じなかった。
父は「死は、無や」と言った。それは子ども時代の私には絶対的な、暗くおそろしいイメージだった。
そしてそのことが、父の身に起きた。父は、もういない。それは事実で、動かしがたい。
でも父は、無になってしまったのだろうか?
父が空を飛んできて、蓄音機でレコードをかけてくれたのだと信じることは、私にはできない。海のそばに立っていてくれたのだとも、考えられはしない。でも、不思議なできごとのもたらす感情は、私をつつむ。やわらかな靄のように、ビロードのように。

確実なのは、これから先ドビュッシーの《月の光》を聴くたびに、私はあのときの感情を思い出すだろうということ。そして父を感じる。せつなく、そして胸いたむほどになつかしく。
命日を過ぎ、新しく重なっていく日々を私は生きる。父のいないこの世で、ひっそりと父を感じながら。



*****
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# by higurashizoshi | 2016-11-17 00:04 | 雑感 | Comments(0)

グランプリシリーズ2016 第3戦・ロステレコム

いやあ、わからないもんですね。歴史の中には、ときにこんなふうに雪崩をうつように大勢の予想をくつがえす事態が必ず起きるものなんでしょう。それにしても、「アメリカ大統領にトランプ氏」という写真つきの大見出しは、正直エイプリルフールの特別版紙面にしか見えない。この現実が現実として動きはじめるとき、世界はどう変わるのか。
歴史が繰り返すとしたら、融和とは逆の方向へ世界全体がこのまま進むのだとしたら…この選挙結果の代償はとてもとても大きいでしょう。一昨日以来、しんしんと底冷えするような不安を感じています。

さて、あれよあれよという間に、もう第4戦のエリック・ボンパールが目の前になったグランプリシリーズ。
今週末の父の一周忌をひかえて個人的にとてもバタバタしてるのですが、第3戦ロシア大会・ロステレコムについて書いておきます。
例によってカップル競技は結果のみ。CSの放映待ちです。



ロステレコム2016 アイスダンス結果


第1位 エカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー・ソロビヨフ(ロシア)186.68
第2位 マディソン・チョック&エヴァン・ベイツ(アメリカ)182.13
第3位 ケイトリン・ウィーバー&アンドリュー・ボジェ(カナダ)178.57
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第4位 シャルレーヌ・ギニャール&マルコ・ファブリ(イタリア)170.45
第5位 ティファニー・ザホルツキー&ジョナサン・ゲレイロ(ロシア)156.95
第6位 エリアナ・ポグレビンスキー&アレックス・ベニオット(アメリカ)153.92
第7位 ローレンス・フルニエ・ボードリー&ニコライ・ソレンセン(デンマーク)152.52
第8位 アリサ・アガフォノワ&アルペール・ウチャル(トルコ)143.90
第9位 ソフィア・エヴドキモワ&イゴール・バジン(ロシア)133.37
第10位 ヴィクトリア・カヴァリオワ&ユーリ・ビエリアイエフ(ベラルーシ)129.55



ボブソロ優勝。得点的にはスケカナでのテサスコに近く、ファイナルはどうなるのかと思わせられます。
チョクベイは今回2位に甘んじ、ファイナル進出の決定はおあずけに。気になるのは3位ウィバポジェの点数が…。熾烈なトップ争いから、今の彼らはちょっと取り残され気味。
個人的にはザホルツキー&ゲレイロ組が5位まで食い込めたのがうれしい!




ロステレコム2016 ペア結果


第1位 アリョーナ・サフチェンコ&ブルーノ・マッソ(ドイツ)207.89
第2位 ナタリア・ザビアコ&アレクサンドル・エンベルト(ロシア)197.77
第3位 クリスティーナ・アスタノワ&アレクセイ・ロゴノフ(ロシア)188.74

表彰式写真がどうしても見つからず、優勝のサフチェンコ&マッソ組の写真を。組み替えても強い、強いサフチェンコさん。マッソくんよくついていってる。
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第4位 ヴァレンティナ・マルケイ&オンドレイ・ホタレック(イタリア)187.61
第5位 ジュリアン・セガン&シャルリ・ビロドー(カナダ)183.37
第6位 カミール・ルエスト&アンドリュー・ウルフ(カナダ)167.19


3位に新鋭アスタノワ&ロゴノフ組が入りました。そしてマルホタがパーソナルベストで4位!
スケアメでは優勝したセガン&ビロドー組が今回沈み、ファイナルは難しくなったかな…




ロステレコム2016 女子シングル結果


第1位 アンナ・ボゴリラヤ(ロシア)215.21
第2位 エレーナ・ラジオノワ(ロシア)195.60
第3位 コートニー・ヒックス(アメリカ)182.98
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第4位 ジジュン・リー(中国)181.83
第5位 エリザベート・トゥルシンバエワ(カザフスタン)181.32
第6位 松田悠良(日本)177.65
第7位 ニコール・ラジコワ(スロバキア)167.56
第8位 ロベルタ・ロデギエーロ(イタリア)159.80
第9位 アナスタシア・ガルスチャン(アルメニア)159.26
第10位 アンジェリーナ・クチヴァルスカ(ラトビア)151.09
第11位 村上佳菜子(日本)151.03
第12位 ユリア・リプニツカヤ(ロシア)148.46



今回女子はなんといってもアンナ・ポゴリラヤ選手でした。ジャンプミスから大崩れすることが多く、キスクラで打ちひしがれるアンナちゃん&仏頂面のコーチ、という悲しい光景を何度見てきたことか。すばらしい資質とめぐまれた肢体、今回はその両面が存分に発揮されてショートもフリーもほぼノーミスでの優勝! 
グライドの深いダイナミックな滑り、なめらかな演技の流れ、18歳とはとても思えない情感の表現…まさに輝くばかりの美しさ!鳥肌ものでした。あとはジャンプに入るまでのトランジションをもう少し豊かにできればさらにすばらしい。
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2位のエレーナ・ラジオノワ選手。
ラジ子ちゃんはこの1、2年ものすごいスピードで身長が伸びたため、成長痛に悩まされているそう。身体が大きくなった分どうしてもジャンプ含め動きが重くなるところを、身体能力と気力でカバーしている印象。カバーしてこの成績を出せるのだからほんとうにすごい。大人になりきるまでの今の時期がつらいところだろうなあ…。そしてメイクが進化しすぎてはいませんか。美しいのだから、もうちょっとナチュラルでいいと思うんだけどなあ…。
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3位コートニー・ヒックス選手は今回はジャンプ、表現もとても安定してすばらしかった。いいときのヒックス選手は豪快でほんとに見ていて気持ちがいいです。
そしてグランプリ初参戦で、6位と大健闘した松田悠良選手。
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小さかった悠良ちゃんも、見違えるほど大人の美しい選手になりました。大事に3シーズンも滑り込んできた「ピアノ・レッスン」のプログラム。なにごともじっくりじっくり取り組むタイプなのでしょうね。いつも大きなミスをしない彼女は初めてのグランプリでも落ち着いた着実な演技でした。特にフリー冒頭の2アクセル×3トゥ×3ループのコンボはほんとにすばらしい!今回はちょっと回転不足取られてしまったけど…。
あくまでたおやかで控えめな悠良ちゃんですが、今後「私を見て!」というところが出てくれば化ける可能性大です。

試合を観てなくて結果だけ目にした人は、ユリア・リプニツカヤ選手の最下位に驚いたことでしょう。
いや、その前にまず驚くのが彼女の体形変化。極細少女体型だったソチ五輪シーズンのあと、成長にともなってどんどん体型がふっくらとして別人のように豊満になっていたリプちゃん。結果的にジャンプに苦しむことになって、とてもつらい時期がやってきてたのは知ってました。
ところが今シーズン初めて見た彼女はまたさらに別人に!
めっちゃやせてるやん! そしてこの女優とみまがう大人びた美しさ。
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けれども、練習場所を変え、コーチも変えて心機一転をはかっているであろうリプちゃんを足の不調が襲い…グランプリ一戦目は棄権、そして今回もフリー演技途中で中断、必死で最後まで滑り切りるというつらい結果に。もしかすると急激に体重を絞っている無理も出ているのでは…と心配になります。
けれど、初めて見た今季のプログラムはとてもシャープで今の彼女のよさを存分に発揮できそうな印象。体調さえ整えばきっとトップ争いに戻ってくることができると思います。

そして村上佳菜子選手、今回もジャンプが帰ってこなかった…。それでもスケアメよりは得点を伸ばし、キスクラでも笑顔を見せていた佳菜子ちゃん。どの選手も必死の努力を続けていることに差はないのだろうと思うと、何も言えない。ただ周囲のためでなく、自分のために滑り続けてほしいです。




ロステレコム2016 男子シングル結果


第1位 ハビエル・フェルナンデス(スペイン)292.98
第2位 宇野昌磨(日本)285.07
第3位 アレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)255.52
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第4位 ミハイル・コリヤダ(ロシア)245.30
第5位 マックス・アーロン(アメリカ)235.58
第6位 エラジ・バルデ(カナダ)225.45
第7位 田中刑事(日本)224.91
第8位 シャフィク・ベゼギエ(フランス)223.98
第9位 ゴルデイ・ゴルシコフ(ロシア)223.51
第10位 アルトゥール・ドミトリエフ(ロシア)221.52
第11位 デニス・ヴァシリエフス(ラトビア)203.77
第12位 アレクサンドル・マヨロフ(スウェーデン)192.14



さて男子までたどりついたぞ。
ハビエル・フェルナンデス選手がここでは底力を見せて頂点に。
目指した優勝は成らなかった宇野昌磨選手。
ショートでは四回転フリップで着氷乱れ、4トゥ×3トゥのコンボも若干乱れたにもかかわらず…
美穂子コーチも本人もまったく同じリアクションでびっくりの歴代3位の高得点!
「エッ」×2のキスクラ。
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ショーマの評価はまさにうなぎのぼりなんでしょうなあ…。PCSも高い高い。

続くフリーでは、前回スケアメで失敗した後半の3アクセルからのコンボはみごとリベンジしたものの、その手前の単独4トゥで転倒。うーん、そうそううまくはいかないものだ。
それでもみごとに観るものを引き込む力は最後までおとろえることなく、今回もすばらしい午前零時でした。
これだけ見たらどんだけ猛々しい人物かと思ってしまうな。美麗なる写真ありがとうございます。
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ハビエル・フェルナンデス選手はショート、フリーともその力を見せつけました。
ショートの続行プロ、ますますかっこいいフラメンコになってました。黒衣装のせいか、やせて精悍になったように見える。ほんわかハビーがこんなにかっこいいなんて!
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フリーでは圧巻のノーミスで、4回転3本ともに実に美しく、あざやかに決めてみせました。表現も含めて、ハビーらしさがどんどん深まってきている感じ。「まだまだ!」と言わんばかりにショーマを突き放しての、胸のすく優勝でした。いやいや、こうでなくちゃね。


3位に入ったアレクセイ・ビチェンコ選手。
フリー「道化師」のプログラムは大ちゃんファンには平静では見られませんのです。音が鳴っただけで「わー」となってしまうのですわ。
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それにしても何があったのビチェンコさん。あなたの滑りはもっと荒かったはず。あなたのジャンプはもっと軸が太くて不安定だったはず。終始鋭くてクリーンな演技を繰り広げたあなたに、正直うれしい驚きを隠せません。
あと道化師の悲哀をちょっとね。ちょっとでいいから振りかけてもらえたらすばらしい。グランプリシリーズ初メダル、ほんとにおめでとうございます。


第4位、ミハイル・コリヤダ選手。
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伏兵コリヤダ…とはもはや呼べないコリヤダくん。今回はジャンプミスがいくつかあったせいで点数は伸びずでしたが、あとフリーで四回転もうひとつ入れられるようになったら、そして調子がよければ、どんどんトップ争いにからめる実力の持ち主。アクロバッティックなスケーティングと身のこなしが、けっこう見てるとくせになる。
それにしてもこのただならぬ眼光、電光石火の早業、コリヤダくんが忍者屋敷で働いてたらものすごい人気が出そう。


田中刑事選手はショートで冒頭の勝負の4サルコウが、パンクして2回転になり無得点。この瞬間に上位に食い込む可能性は消えました。ほんとに残念だったけど、フリーは健闘して7位まで巻き返したのは立派。フリーでは再びのサルコウを思い切って跳びました。着氷は乱れたけどがんばった。
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時間をかけて技術、表現力ともとてもいい選手へと成長してるので、あとはもう少し大きく…なんというか世界観を大きく…ということかな。


シニア移行の今季、ついにグランプリシリーズに参戦したラトビアのデニス・ヴァシリエフスくん。
ジュニア時代から大好きな選手で、とにかく期待しかないという感じなのですが、今回はまだまだ評価がつかず、ミスも散発し、かなり下位に沈んでしまいました。
しかし見てなさいみなさん。彼は必ずやトップ選手の仲間入りをいたします。
と、ステファン・ランビエール先生もおっしゃっていますよ。
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なんせヴァシリエフスくん、ランビ先生に見込まれてジュニアながらスイスのショーには招聘されるわ、今季からランビ先生がコーチになって、ラトビアからスイスに移り住んで、ショートもフリーも振り付けがランビ先生。まるで『ユーリon Ice』のユーリとヴィクトルみたい…って、わかる方にしかわからない話ですみません。
まだ17歳になったところですからね。スケーティング、身体のバネ、音楽表現、ほんとにすばらしい選手なので、これからに期待、期待。


今回は動画を見つけてリンクを張る余裕がなくて残念です。
これはと思う選手やカップルがいたら、ぜひyoutubeなどで検索して(『Rostelecom2016』で選手名を英語で入れたら出てくると思います)演技を観てみてくださいな。

もう間もなくのエリック・ボンパールはどうなるでしょう…
私は父の一周忌の行事のためライスト&放映も観られず、とりあえず地上波を録画予定。観るのは週明けになりそうです。


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# by higurashizoshi | 2016-11-11 13:52 | フィギュアスケート | Comments(2)

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