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ひぐらしだより


人生はその日暮らし。  映画、アート、音楽、フィギュアスケート…日々の思いをつづります。
by higurashizoshi
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平昌オリンピック フィギュアスケート団体戦(1)

始まりましたね、平昌オリンピック。(遅い…)
ソチから4年。早かったような、長かったような。
開会式の前にすでに競技があったフィギュアスケート。
いまだこちらも慣れない団体戦、選手に負担を強いるものでもある半面、個人戦への布石になるという利点もなきにしもあらず。特に今回は団体戦最初の男子ショートから荒れましたからね~。こんな朝早くから競技をやるのにフィギュアの選手たちは慣れてないので、団体戦で失敗しつつも身体慣らしや雰囲気に慣れるというハードな修練にはなったかもです。

団体戦男子ショートで一番驚いたのは、やはり金メダル候補のひとりネイサン・チェン選手が最近見たことのないような崩れ方をしたこと。
イナズマのごとく決めるはずの冒頭の四回転フリップからのコンビネーションが着氷乱れてセカンドが二回転に、しかもそのあとの単独の四回転トゥループがすっぽ抜けて二回転に、そして最後のトリプルアクセルは転倒と、すべてのジャンプで失敗。体調が悪いのか、ほかの原因かしらと心配になりました。個人戦では調子を取り戻していますように。
ほかの選手もロシアのコリヤダくんをはじめ、何人もが転倒や失敗を繰り返して大荒れ。
早朝からの練習→試合という流れにみんな身体がついていってないのかなと思ったものの、そこで気を吐く30歳のビチェンコ選手。まるで楽しげに軽々とクリーンプログラム!強い!

そして登場した20歳ショーマさん。朝が苦手らしいショーマさんですが、気負いもなく緊張の気配もなく、冒頭の四回転フリップはあぶなかったもののステッピンアウトでこらえ、あとは四回転トゥ含めクリーンにするするとやってのけちゃいました。
途中と最後にちょっと笑ってたのは、インタビューによると思ってなかったぐらつきとかあっての失笑的ひとり笑いだったそうで、《演技を終え満足そうにニヤッと笑った》とか書かれてる記事を読むと「うーむ、報道って…」と思ったことでした。
まあ、こんな場で(初出場のオリンピックで初演技中!)ひとり笑いが出るくらい、余裕があるってことではあるんだけれど。
終わったあと、「緊張は特になく、全日本の方が緊張した」とか言ってはりましたからね。どんだけ大物(超マイペース)なんだろう。

その宇野昌磨選手の団体戦ショートプログラムの演技です。
直接貼れないのでこちらから。
男子フリーは、やはり荒れ気味(ショートから勝ち上がった5か国の代表選手のうち、ほぼノーミスだったのは2人だけ)になりました。
その中で印象的だったのは、四回転を完全回避して《美しく完成されたクリーンプログラム》をめざしたアダム・リッポン選手の演技。昨シーズンから続けてのフリーのこのプログラム、私は大好きで、リッポンくん史上最高プロだと思っています。
個人戦では四回転を入れてくると思うので、この構成での美しい演技は今回しか見られないのでは。貴重です。

このフリーではパトリック・チャン選手もひさびさにまとめられたいい演技でした。
田中刑事選手は、やっぱりオリンピックの雰囲気にのまれたのかなあ。これを個人戦への糧にしてくれることを願ってます。すばらしい実力の持ち主なので、この大舞台でたくさんの人にそれを見せてほしい!

そして男子といえば、団体戦をスキップした羽生選手がいよいよ平昌入り。
いろいろな声が聞こえてくるとは思いますが、本人にとって少しでも納得のいくオリンピックになりますように。

団体戦の女子、ペア、アイスダンスについては次に。
フィギュア以外の競技もおもしろくて、ついつい観てしまってます。戸外での競技は悪天候と極寒で選手がどうにも気の毒なシーンが多い…。


by higurashizoshi | 2018-02-12 19:14 | フィギュアスケート

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